総裁レース脱落1号

2009-02-17 00:00:57 | 市民A
GW直前に予想される総選挙の「自民党の顔」が決まらない。

2月中旬段階で支持率約10%の麻生太郎総裁でいいという自民党議員は少ないだろう。

もっとも、ほとんどの例で、首相になった瞬間が最高支持率であるということは自明だから、「次の顔」が決まった場合は、直ちに総選挙ということになる。定額給付金がおおむねバラまかれ、大型連休で使い切ってしまうと、ありがたみもすっかり忘れるだろうから、4月26日(日)ということかもしれない。もっとも、金額的に近い『自動車税』の納付時期と重なっているので、いかなる効果(選挙対策とか経済効果とか)もないのかもしれない。

となると、2月後半から「麻生おろし」の風が吹き始め、3週間ぐらいで大暴風雨に発達し、3月後半に新総裁決定で、即解散ということも考えられる。

案外、総理、総裁分離論のような妥協策もあるのではないかと、思っている。どうみても、党を挙げてということにはならないだろうし、「人気のある人」を「顔」にして、裏で「人気はないが、数の多い集団」が支配するという構造だ。別名、呉越同舟方式。

では、誰が、顔になるのか、まったく無責任に予想するのだが、さっそく脱落1名。J-CASTより。

中川財務相、G7で酒帯び疑惑浮上

G7は各国が一斉に財政出動することなどを盛り込んだ「共同声明」を採択。14日(日本時間15日)に閉幕したが、中川氏にはとんだ“第2ラウンド”が待っていた。

米ABCテレビのウェブサイトが「日本の中川昭一財務大臣がG7会議中にコックリ」と題し、居眠り疑惑を報じた。



記事には中川氏が目を閉じているようにみえる写真を添付。「15時間ものフライトは大変だったろう。しかし、トヨタや日産でさえ何万人もを解雇している状況では、寝ないで起きているには十分だ」としたうえで、「もしそうでなければ、伝統的なイタリアの刺激、エスプレッソがある」と痛烈に皮肉っている。さらに、2000年総選挙の活動中、テレビに泥酔した姿を映し出される、かつての『酔っぱらい伝説』もよみがえった。G7終了後の会見で、言い間違え&詰まり&ろれつ回らずの“醜態”をさらした。このもようはフジテレビなども「取材陣とかみ合わない中川大臣」とニュース番組で報じた。
・・・・

中川氏は1月の衆院本会議でも金融危機の「渦中(かちゅう)」を「うずちゅう」と読み間違えているが、国内の恥ですんだ分、まだこちらのほうがかわいかった!?


「うずちゅう事件」の時にもささやかれていたが、「アル中」疑惑があるようだ。少し考えれば、現内閣の中でも、最重要ポストである「財務大臣」という絶好のポジションにいるわけだ。「ゆうちょイジメ」で目立っている「鳩弟」なんか、目じゃないほど要職である。長旅の末、飲みすぎたのが醜態の原因なのか、飲む時間がなくて禁断症状が出たのかは見分けがつかないが、理由の如何に拘らず、一周目でレース脱落だろう。

現政権内部からの候補

 与謝野馨→消費税増税派であることがネック。

 菅 義偉→個人的には推したい人。団塊世代の星も既に60歳。読みにくい名前(すがよしひで)。麻生太郎に近過ぎるのが問題。

 升添要一→閣内に入って、評価激落。言うことに一貫性がなく、信頼がない。

小泉ラインからの候補

 小泉本人→勝つかもしれないが、またしても外交停滞にはまる可能性がある。

 小池百合子→この人が中心になってくると、自民党は分裂するだろう。2分割か3分割。その可能性、ややあり。

その他:「総理(候補)、総裁分離論」

 選挙に勝つことだけを目標に、総裁とは別に総理大臣(候補)を擁立する可能性もある。その場合、現在、議員である必要すらないだろう。総選挙で議員になればいいわけだ。

 野田聖子、東国原宮崎県知事、中田宏横浜市長、堺屋太一、田原総一郎・・・・

要するに、NHKのアナウンサーでもいいわけだ。


ここで、大胆に予想すると、自民党は東国原氏を総理大臣候補に擁立。総裁は与謝野馨。

小泉-中川秀-小池ラインが50人程度で分派。総選挙後、過半数に届かなかった民主党との連立内閣に進むのではないだろうか。

置き去りになるのが、自民、公明、社民。国民新党やや微妙。この場合、首相は、「鳩兄」か「岡田克也」ではないだろうか。

もっとも、ここに書いたいずれの人物とも、現在付き合いはないし(小池さんにはアラビア語を教えてもらったことがあった。また、菅さんは将棋連盟神奈川支部連合会名誉会長)、政策すらよくわからないので、単に無責任に書いているだけだから。念のため。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿