小耳に聞こえた話

2011-10-04 00:00:33 | 市民A
仕事場が霞が関の官庁街に近い。といっても官庁街と町民街の間には、外堀通りという道路がある。最近は、さらに外堀通りの中央にフェンスができて、『ここより先、町民と犬猫立ち入るべからず』という感じが強まる。

sotobori


といっても、江戸の時代から公務以外の時間帯は、役人も町内を自由に闊歩する(逆はダメ)。昼休みになると、各省庁の国家公務員の方々は、下々の街に下りてきて町民と同じ場所で昼食をとる。それだもので、昼休みに耳を研ぎ澄ませば、役人同士の密談を垣間聞くことができる。

最近、長崎チャンポンの店で、ある二人組の会話。どうも入管(法務省)関係みたいだ。

「コロンビアの女の子だけど、未成年でね。」
「ほお・・」

「出国する時に見つけたんだよね」
「どうしてわかったの?」
「母親のパスポートなんだよね」

「売春?」
「決まってるよね」

「なんで、そんなので入国できたの?」
「地方空港から入ったんだよね。チェック大甘だから・・」

まあ、そういう話は聞いたことがあって、茨城空港なんて、インチョン空港から入ってきて、マイクロバスの送迎車がきて、その日のうちに上野方面で商売始めて、何日かしてまたいなくなるという話を聞いたことがあった。入国する時には、まだ犯罪行為は行われていないし、マイクロバスに乗っていれば、そのまま路上からの東京スカイツリー観光ができる。

しかし、現実は、インチョン発のアシアナ便は旅客数不足でいきなり運休になって、かわりに上海から週三便で、飛んでくる。業者手配のマイクロバスの必要はなく、東京駅から直行バスが走り始めた。


話の続きが聞きたかったが、チャンポン屋では新たな問題が発生。隣の中華料理店の出している看板を見て、初老のオヤジが入ってきて、「マーボー麵」を注文。ボケだ。

店長が出てきて、マーボー麵は隣の店で、当店ではチャンポンしか作れないというと、怒りだした。

役人以上の傲慢さ。

外郭団体の理事とか、独占事業の相談役とかかしら・・


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