ご当地マンガ「横須賀こずえ」展

2022-04-24 00:00:01 | 市民A
2007年の市制100年に完成した横須賀美術館、豪華と聞いていたが、なにぶん近くないもので今回が初めての入館。場所は観音崎の灯台まで徒歩20分ほどの場所。前面は海である。展示室も広い。あとは収蔵品だが、それはなかなか時間がかかるものだ。

今回は、ご当地マンガともいえる『横須賀こずえ』展。一言でいうとマンガ家・小田扉氏が横須賀を舞台に王島家に拾われた犬「こずえ」とその周囲の不思議な日常が描かれる。



横須賀市内のあちこちの街や名所が登場するので、観光ガイドにもなりうるわけだ。たとえば三笠公園とか。日露戦争で活躍した軍艦三笠を記念する公園だ。今まではロシアに配慮して秘かな存在だったが、いわゆる戦勝記念公園だ。

で、天才犬の目から見た人間たちという脱力系ストーリー。つまり『吾輩は猫である』のようなものだ。



ところで、立派過ぎる美術館を見て思ったのだが、米軍基地があるから財政が豊かなのかなとか頭をよぎったが、ふるさと納税で美術品購入用の寄付を募っていることから、特に優遇されているわけでもなさそうと思う。