ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

「劇場版3Dあたしンち 情熱のちょ~超能力♪母大暴走!」を見て

2024-08-21 06:35:45 | アニメ・ゲーム
 2010年の映画「劇場版3Dあたしンち 情熱のちょ~超能力♪母大暴走!」を見ました。

 上映時間は43分と割と短め。「3D」とあったので、立体的になるのかな?と思いましたが、ぱっと見いつもの「あたしンち」。はて?……あぁ!そうか!「飛び出す」系の3Dか!2010年といえば3D映画が上映されていた時期だったような。最近めっきり聞かなくなった気がしますけど、どうなったんですかね?

 それはそれとして、本作では雷に打たれた母が超能力に覚醒。家族の前で初披露した時、ユズヒコが外では絶対使わないように!と釘を刺すのに対し、みかんの反応はまさしく「似た者親子」で笑ってしまいました。超能力を身に着けてからしばらく経った時の父の一言にも思わず吹き出してしまうなど、超能力こそあれ、「いつものあたしンち」が繰り広げられます。

 その後、とある出来事がきっかけで家事以外にも超能力を使うように。ここら辺は母を演じてくださったのが渡辺久美子さんで本当に良かったと、改めて感じるシーンですね。
 絶好調の母の一方で少しずつ苛立ちや不安を募らせていくみかんたち。そして……まさか「あたしンち」であんなシーンを見ることになろうとは思わなんだ。原作でもみかんが夢の中で母と口論の末に……という話があったのを思い出しました。原作では夜遅くに帰宅したみかんを叱るのに、ハンガーを手にしていた母。そんな母の行動から考えると、今回の行動は明らかに異常。一目で「ヤバい」と感じさせるシーンではありましたが、正直苦手な描写でしたね。まぁ直後に原作でも見た記憶がない、貴重な一幕でだいぶ和むのですが(苦笑。

 そして終盤は思いもよらない事態に発展する「あたしンち」。実際にああいった状況を目の当たりにしたことはありませんが、それでも十二分に気合が入ったシーンだというのは伝わってきます。普段の「あたしンち」ではまず見られない非常に迫力のあるシーン。これは映画館で3Dで見たら凄かっただろうなと感じました。


 そんなこんなで、最近またYouTubeで視聴していることもあって、何となく見た「あたしンち」の映画第二弾。一部ビクッとさせられるシーンはありますが、全体的には楽しめました。
コメント