神風怪盗ジャンヌ 第32話「ジャンヌ抹殺指令!!」
室内ならともかく、何で稚空はへそのあたりまでシャツをはだけさせて街中にいたんですかね……?
さて今回の標的は都の父親。彼の拳銃に悪魔が取りつき、都の反対など聞く耳持たず、過ちを無くすために存在そのものを無くさなければならないと過激な発言までするように。都は、かつてナイフを振り回した犯人を前に「誰かを殺しては罪が重たくなるから」と、自らそのナイフを握った父親とは思えない……と、その豹変っぷりを誰よりも強く認識していました。
コンピューターの導入と合わせて、警察は「ジャンヌは何故桃栗町でのみ犯行を繰り返すのか」「盗むものに一貫性が無いのは何故か」「最近犯行場所が狭まったのは何故か」「何故父親の人格が急に代わったのか」といった謎に迫ることになると同時に、まろんもまた悪魔たちの目的について考え始めていました。
現在はノイン&ミストがジャンヌを狙っているので活動範囲が町内に限られるのは理解できますが、フィンがいた頃に時間を戻すと、そもそも人間の美しい心が目的ならば、わざわざジャンヌがいる町で暗躍する必要など全くありません。となれば、ジャンヌに悪魔をチェックメイトさせること自体が目的だったんでしょうけれども、チェックメイトに封印以外のどういう意味があったのか……悪魔の力を一か所に集約することで、より強大な力が手に入るとか?
ミストが物理的にジャンヌを狙う一方、ノインが狙うのはジャンヌの心。ノイン=紫界堂先生は、自分がいるから周囲の人間が悪魔に狙われるのではと、誰かを傷つけることを恐れるまろんに対し「傷つける者よりも傷つけられる者の方が罪深い、という言葉を聞いたことがありますよ」と告げ、彼女の心に偽りの平穏を与えていました。前回ボールからまろんの身を守ったのは、彼の考える「優雅さ」とはかけ離れているため、守ったのでしょう。こうして少しずつまろんの心に忍び寄り、彼女が完全に紫界堂を信頼しきったところで正体を明かして、心を砕く……そんなことを考えているのかもしれません。
次回はとうとうシンドバッドの正体にジャンヌが迫ることになる模様。ただ、正体を知ったとしても、フィンからシンドバッドへの警戒を促されている現状では、すぐにはシンドバッドの言葉を信じられないでしょう。なんなら、シンドバッドのみならず、フィンのことすら疑い始めてしまうかもしれません。疑心暗鬼に陥ったまろんに、紫界堂は甘い言葉で彼女の心に寄り添うフリをして……的な展開も待っているかもしれませんね。
室内ならともかく、何で稚空はへそのあたりまでシャツをはだけさせて街中にいたんですかね……?
さて今回の標的は都の父親。彼の拳銃に悪魔が取りつき、都の反対など聞く耳持たず、過ちを無くすために存在そのものを無くさなければならないと過激な発言までするように。都は、かつてナイフを振り回した犯人を前に「誰かを殺しては罪が重たくなるから」と、自らそのナイフを握った父親とは思えない……と、その豹変っぷりを誰よりも強く認識していました。
コンピューターの導入と合わせて、警察は「ジャンヌは何故桃栗町でのみ犯行を繰り返すのか」「盗むものに一貫性が無いのは何故か」「最近犯行場所が狭まったのは何故か」「何故父親の人格が急に代わったのか」といった謎に迫ることになると同時に、まろんもまた悪魔たちの目的について考え始めていました。
現在はノイン&ミストがジャンヌを狙っているので活動範囲が町内に限られるのは理解できますが、フィンがいた頃に時間を戻すと、そもそも人間の美しい心が目的ならば、わざわざジャンヌがいる町で暗躍する必要など全くありません。となれば、ジャンヌに悪魔をチェックメイトさせること自体が目的だったんでしょうけれども、チェックメイトに封印以外のどういう意味があったのか……悪魔の力を一か所に集約することで、より強大な力が手に入るとか?
ミストが物理的にジャンヌを狙う一方、ノインが狙うのはジャンヌの心。ノイン=紫界堂先生は、自分がいるから周囲の人間が悪魔に狙われるのではと、誰かを傷つけることを恐れるまろんに対し「傷つける者よりも傷つけられる者の方が罪深い、という言葉を聞いたことがありますよ」と告げ、彼女の心に偽りの平穏を与えていました。前回ボールからまろんの身を守ったのは、彼の考える「優雅さ」とはかけ離れているため、守ったのでしょう。こうして少しずつまろんの心に忍び寄り、彼女が完全に紫界堂を信頼しきったところで正体を明かして、心を砕く……そんなことを考えているのかもしれません。
次回はとうとうシンドバッドの正体にジャンヌが迫ることになる模様。ただ、正体を知ったとしても、フィンからシンドバッドへの警戒を促されている現状では、すぐにはシンドバッドの言葉を信じられないでしょう。なんなら、シンドバッドのみならず、フィンのことすら疑い始めてしまうかもしれません。疑心暗鬼に陥ったまろんに、紫界堂は甘い言葉で彼女の心に寄り添うフリをして……的な展開も待っているかもしれませんね。