好事魔多し・・・
群馬ワンデーパスは沢入駅までなんで車内で購入。こいつを薄暗い車内で撮ろうとしてSSを４０分の１に落としたまま夕方気づくまでずっとそのままでした。天気も紅葉も申し分無かったんですが、ずいぶんボツにしました。風呂の換気扇の点け忘れ、便所の電灯消し忘れが最近だんだん増えてきてイカンなぁと感じていたんですがついに趣味の世界にも来ましたか。
足尾銅山と言えば古河ですが、社標のヤマイチは「ヤマ一筋」を表してるそうです。（掛水倶楽部のお姉さんに教わりました）
やっと８月最後の記事になりました。
１８切符期間中に遠出しようと富士駅に行ってきました。
陽が長いとき、辻堂で薄暮撮影を試みたとき見掛けた福岡タ発東京タ行き１０５０レ
（１０５０レのネコ科コンテナ）が、黒磯で撮る３０５０レのように通運系の長尺コンテナを多く載せていて格好良かったので、明るい区間で撮ろうと考えて選んだのが富士駅でした。
まあ、富士でも５時半頃の通過ですが夏場なら撮れるだろうし、クラッチ様のブログなどで拝見すると貨物扱い駅であり専用線まであって楽しそうだという理由です。
東京からでも１３０㌔以上、高崎沿線の我が家からは３時間半を要します。朝イチの湘新は小田原行きですが、そこで接続の熱海行きが５両なので、その熱海行きの始発駅・平塚乗換を指示するあたり「駅探」は優秀です。
富士駅を海側（たぶん南口）に出て熱海方に行くと線路沿いに道があります。コンテナ車が停まっていて貨物扱い駅らしい風情にワクワクしてきます。
実は着いて直ぐ、ダイヤ通りなら５０５８レが来るはずと静岡方に行って待ちましたが来ず。西日本が大雨で大幅遅れなのはＪＲ貨物ＨＰで確認して覚悟はしていましたが
ここは貨物扱いがあるお陰で貨物時刻表に時間が出ていて助かります。
山側にはコンテナヤードがあって、何とＥＦ２００が居ました。しかも入れ換えをしているようです。
さらに熱海方に線路沿いの道を進みます。関東在住だとＪＲ東海の保線車も新鮮に感じます。
駅から１０分以内でしょうか、保線関係の建物の先に踏切がありました。この手前の踏切は「手動踏切」としてネットで見たことがあります。（後で載せますが、この手前の線路が現役です）
その踏切から富士駅方を振り返った所です。一番左が下り本線、隣が上り本線です。
反対側の熱海方です。左の２線は引き上げ線のようです。
もう一度富士駅方です。山側（この日富士山は一度も見えませんでした）のコンテナヤードに延びる線と一番左の線は引き込み線の様です。
踏切が鳴ってカメラの時計で１０：１９に下りが来ました。ダイヤ通りなら５０７３レが定時で来たことになります。
同列車に載っていたＵＭ１４Ａの回送。どこに戻るんでしょうか。
その直後、２００がコキを引き上げて来ました。
貨物時刻表で２００の運用を見ると富士駅で長大な間合いを取って入れ換えする運用が２つほどあります。ひとつは１１２運用で１０：２０～１１：１５の入れ換え、もうひとつは幡生発５０５８レの着後入れ換えが９：４８から５０分間となっていますが、この日は上りが遅れていて特定出来ません。
引き上げ線が短いせいか踏切を跨いだまま停まって後進に切替。踏切の列車方向表示は消えたままです。
ゆっくりとコンテナヤードに押し込んで終了。この間５分くらい踏切は閉まったまま、反対側だったらずっと逆光で撮るハメになったところでした。
先に引き込み線があると書きましたが、どうも２カ所に延びてていたようです。
動きが無いので静岡方に移動中の１０：４３上りが通過。遅れてるだろうから静岡方で撮ろうと目論んでいた５０５２レがほぼ定時で通過したんか。
がっかりしつつも、珍しいのを見つけて一枚。
ここが富士駅海側の静岡方です。暑い中随分待って１１：３１に２００が牽く列車が到着。富士駅に停まったので所定１１：１９の１０９０レだと思います。
１０９０レは解結作業があるはずと思い沼津方に移動中、今度は１１：３７に６６牽引列車が通過。これもほぼ定時の５０９２レのようです。
エチレンとかポリエチレンといった化成品が一杯載ってますよ。定時で来るならさっきの静岡方で撮りたかったわぁ。
再び珍しかったので記録。
１０９０レに載っていた目立つ色の無蓋コンテナ、いや蓋はあるようだから無蓋じゃないか・・・。山陽三共有機(株)のＵＭ１２Ａ－５３１２。有機肥料と書いてありますが要は堆肥ですかね。
ダイヤ通りなら１２時台は貨物が一本も無いので山側の方に行ってみます。先ずはさっき踏切から見えた引き込み線を。
一本目の引き込み線。信号機には「踏切信号」と書かれています。
奥が先ほど入れ換えを撮っていた踏切。レールは錆びていて少なくとも最近は使われないようです。
片方は事業所の中に。
ここの道路は、この先のコンテナヤードに出入りする「道路のコキ」が頻繁に通ります。いつも参考にさせて頂いてるクラッチ様のブログで２０１１年１２月３日の記事に、この踏切を通るＤＥ１０が出ています。
こっちは２本目の引き込み線。これはもう完全に使われて無い様です。
反対側はどうも元コンテナホームだったような感じです。クラッチ様のブログの過去記事などを拝見すると、以前富士駅のコンテナホームは道路を挟んで２カ所に別れていたそうで、その名残でしょう。
本線側も随分レールが剥がされた様です。
電機で入れ換えが出来るようにコンテナホームに架線が張られたのか。
元コンテナホームの看板だけが残っていますが、今は「道路のコキ」の駐車場です。岳南鉄道沿線のコンテナもここに集約されたんでしょうか。
その脇にはこんなバスが。このバスが行くわけじゃないんですが。
さらにその横の道路ですが、いかにも昔は線路があった様な感じです。
コンテナホームにあった目立つタンクコンテナ。ＵＴ１－２１１、昭和電工、西大分駅常備とあります。昭和電工はあちこちにあるんですねぇ。名前からすると殺虫剤か防虫剤みたいな気がしますが実際は何なんでしょうか。
反対側から見たときは派手な色で娯楽施設かと思っていたんですが、その実態はお寺でした。
富士駅の山側（富士山方）駅前。ちゃんと日通の支店があるのが良いですね。
駅前から富士山の方向に延びる商店街。居酒屋・サラ金・美容室が多いなという印象でした。適当な店があったら昼食しようと思っていましたが、結局キオスクでいつもと同じようにお握り４個です。
朝の場所に戻って、保線関係の建物の日陰を借りてお握りを食べ始めたところ、１２：４０頃になってまた入れ換えが始まり食事は中断。やはり１１２運用で１２：５０～１４：１５の入れ換えがあるんで、それだと思います。
今回も沼津方に引き上げたコキを着発線？に押し込んできます。
小生がずっとこっち側に居たので分からなかったんですが、静岡方にも引き上げ線があるんで向こう側でも同じような作業が行われているのかもしれません。
一段落したかと思って再びお握りを食べ始めたところ、
突然、桃太郎牽引の上り貨物が通過。もちろんこの時間に該当列車は無く、一番近いのは所定１１：４０の５０９２レです。
１２：５８，２００－３号機が。さっき入れ換えをしていたのは６号機、１０９０レと思われる列車を牽いて来たのは７号機、じゃあ３号機はいつの間に来たんじゃ。
と、その時、沼津方引き込み線の先にコキを牽いた小型ＤＬが姿を見せました。
気を持たせたところで次回に続きます。
