今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

「いいとも!」終了

2014-03-31 | いろいろ
ここ数日の暖かさで一気に桜が開花しました♪
モノトーンの世界だった冬から、毎日少しずつ彩り鮮やかになっています。

今日で平成25年度も終わり、今日で終わるもの、明日から始まるもの、いろいろあります。
その中で、お昼のTV番組「笑っていいとも!」終了は、一つの時代の終わりを感じています。
大学生の頃から見ていた「いいとも!」、平日日中の放送なのであまり見ることはできませんでしたが、
今月の最終週に限って、
里帰りしている娘、そして生まれたばかりの孫と一緒に3世代で、TVの前にいられました。
それはまた偶然とはいえ、奇跡的なことのように思われます。

それまでのお昼の番組といえば、残酷な事件や芸能人のゴシップを集めたワイドショーばかり。
そこに、お昼を食べながら笑って楽しく見られるバラエティが初めて登場しました。
ただのバラエティではありますが、毎日違う人と違う仕事をするのはきっと大変だったことでしょう。
しかも、その様子がTV電波にのって全国に放映されてしまう、
それは精神的に厳しいことです。
この仕事を続けたのが32年間、普通の人の会社勤めと同じぐらいの期間です。
たくさんの人に愛された番組が終わってしまうのは本当に淋しいです。

それに対して、今日から始まった番組が♪
NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」、これは楽しみです!
明治時代を舞台に、モンゴメリーの「赤毛のアン」を初めて翻訳した村岡花子をモデルにしています。
何度も記事にしていますが、『赤毛のアン』シリーズは少女時代からの愛読書で今でも大好きな本です。
このドラマの原作ともいえる村岡恵理さん著の『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』も読みました。

私の3月の読書は以下の5冊でした。
中旬から私的に非常に多忙になり本を開けられませんでしたが、もっと楽しいことが♪

『私のなかの彼女』  角田光代
『ランチのアッコちゃん』  柚木麻子
『教場』  長岡弘樹
『わたしはマララ: 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』  マララ・ユスフザイ
『迷わない。』 櫻井よしこ

心に残っているのはこの本。

「すべての子どもに教育を」と訴え、イスラム武装勢力に銃撃された16歳の少女・マララの手記です。
テロリズムによって生活が一変した家族の物語でもあり、女の子が教育を受ける権利を求める戦いの記録でもあります。
マララは、昨年ノーベル平和賞の候補にもなりました。

記念樹

2014-03-29 | いろいろ
一気に春らしい気候となりました。
今日の最高気温は23.7℃、少し動くと汗ばむほどでした。

チビちゃんは日に日にふっくらとして、順調に育っています。
まだまだ昼夜の区別もリズムも掴めてはいませんが・・・
私と娘の生活リズムは出来てきて、8年ぶりに娘と一緒に暮らす毎日を楽しんでいます。

大和の誕生の記念にと、我が家の庭に記念樹を植えることにしました。
何がいいかと悩んだのですが、八重咲きでピンクの枝垂れ梅にしました。
毎年この花が咲くと、誕生日がやって来るんだね♪
今は30㎝に満たない小さな樹ですが、この木と一緒にすくすくと大きくなぁれ!

  

今日は、新米パパが1週間ぶりに息子ちゃんに会いにやって来ました。
会うのが待ち遠しかったでしょうね。
手土産はフルーツいっぱいとダロワイヨのマカロン♪
季節のマカロン「オランジュサンギィーヌ」「桃」「ショコラフランボワーズ」入りです。
嬉しいー!
マリアージュフレールの紅茶「マルコ・ポーロ」と一緒にみんなでお茶して、
気分(だけ)はパリ♪

 

国際アンデルセン賞

2014-03-26 | 本の紹介
児童文学の分野で児童文学のノーベル賞とも呼ばれる世界的に最も権威のある賞、
「国際アンデルセン賞」の作家賞にファンタジー小説で知られる上橋菜穂子さんが選ばれました!
おめでとうございます!

上橋さんは「獣の奏者」のシリーズや「守り人」のシリーズなどの長編のファンタジー・空想小説で知られ、
日本でも野間児童文芸賞など数々の文学賞に輝いています。
私は『獣の奏者』シリーズに3年ほど前にすっかり魅了されました。
過去記事はこちら
『獣の奏者』も『精霊の守り人』に始まる「守り人」シリーズも生徒にとても人気があります。
どちらもTVアニメとしても放映されたそうです。

国際アンデルセン賞の作家賞を日本人の作家が受賞するのは、
1994年に受賞した詩人のまど・みちおさん以来2人目、20年ぶりです。
詩人まど・みちおさんは、童謡「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」などで知られています。
やさしく深い言葉で命の貴さをうたいあげ、その詩は広く日本人に愛されていましたが、
残念ながら先月2月28日に老衰でお亡くなりになりました。
104歳でした。
童謡になった詩「ぞうさん」「やぎさんゆびん」などは数十年も前に作られていますが、
いまだに古びていなくて、心をほっこりさせてくれる素敵な詩ですし、
これからも日本人に歌い継がれていくでしょう。
『百歳日記』という本を読みましたが、まどさんの無理をしない生き方や小さな命への優しさを感じました。

 

卒業式

2014-03-24 | いろいろ
今日はお役目で、地元公立小学校の卒業式に出席してきました。
10日前には、中学校の卒業式にも出席したので、勤務先の高校と合わせて3度目の卒業式。

小規模の小学校で、卒業生は12名!
まさに"二十四の瞳"です。
保護者席は30名分ぐらい用意されており、ほとんどご両親揃っての出席だったようです。
3年生以上の在校生が参加しましたが、みんなきちんとしていてとてもいい式でした。
卒業生の歌も、少人数でも大きな声が出ていて立派でした。

式の後、「H先生!」と話しかけてくださる方が・・・
お一人は、2年前ほど前に私が講師となって実施した公民館の英会話講座に参加して下さった方。
わずか数回の講座でも私を覚えて下さっていて、とても親しくお話しできて嬉しかったです。
もうお一方は、「知り合いの紹介でこのブログを毎日ずっと読んでいます!」とおっしゃって下さった方!
初めてお目にかかったのですが、「お孫さんのお誕生おめでとうございます!」とお声をかけてくださり、
もうビックリするやら、嬉しいやら!!
それから、娘の同級生のお母さんも♪
知ってる方はいないかも、と思って行ったのですが、嬉しい出会いがいっぱいありました。

今朝の最低気温はー1.3℃とまだまだ氷点下でしたが、日中は19.6℃まで上がりました。
一気に春到来でしょうか?!
庭のスモモの花の蕾は、今にも咲きだしそうに大きく膨らんでいました。
 
 

いただいた、春の花々♪



お七夜

2014-03-23 | いろいろ
娘に男の赤ちゃんが生まれてから今日で7日目、身内でお七夜のお祝いをしました。
息子も昨日、川崎からお祝いに駆けつけました。

初孫の名前は「大和(やまと)」くん、娘夫婦が生まれる前から候補にしていました。
初めて聞いたとき、「やまとは国のまほろば・・・」の和歌が思い出されました。

「倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる 倭しうるはし」

日本最古の歴史書である『古事記』に載る倭建(ヤマトタケル)の歌です。
大きく和やかな人に育ってね♪
命名書は私が作りました。

一昨日に娘と孫がパパのお迎えで我が家に退院して来きてから、私はグランマ業で大わらわ!
掃除・洗濯・炊事・買い物にと奔走しています。
ちっちゃい肌着、可愛らしくてしげしげと太陽の光にかざして見てしまいました。

 

それから娘の持ってきたこのベビーバス、優れものなのです!
空気でフワフワに膨らませて成型すると、キッチンのシンクにピッタリの大きさ。
お湯の温度を調節しながら簡単にお湯がはれますし、立ったままお風呂に入れらるので疲れません。
終わった後は、底にある栓を抜くと、そのままお湯はシンクに流れ出ていきます。
使わない時には空気を抜けば、小さくぺちゃんこになります。

このベビーバスに代表されるように、20年以上前とはいろいろ違っていて、うかつに口出しできません。
赤ちゃんのことは、娘に頼まれたことだけ手伝って、あとは「可愛い~~~♪」って見ているだけにしています。
その代り、しっかり栄養のある食事を娘に用意してあげようと、頑張っています!
わずか2日ですっかり手が荒れてしまい、今までいかに手抜きしていたかがバレバレです。

身内で、無事の出産、それからすくすくと大きくなっていることをお祝いしました。
みんなが大好物のお鮨をはじめ、たくさんのご馳走で乾杯!
「泣いた~!」「こっち見てる~♪」「何か言った♪」「ウンチしたー!」と何をしてもみんなが笑顔。
息子は頑張ってお風呂に入れたり、おむつを取り替えたりまでしていました!
我が家の王女様だった愛猫チコはちょっといじけ気味。。。

元気に大きくなってね♪

春休み

2014-03-20 | 美味しいもの
昨日は本校の終業式でした。
春休み中に全国大会に出場する剣道部・卓球部・男子バレーボール部へ応援の言葉が贈られました。
終業式の後は、離任式、教員にとっては、1年間が終わったと強く実感する日です。
卒業生の大学合格もほぼ出揃いました。
防衛医大に本校から初合格をはじめ、みんな、良く頑張ったね!

来週1週間春期講習のあるクラスもありますが、今日から春休み。
入学式は4月5日、前日4日が準備出勤と、年々春休みが短くなっているような気がしますが、
それでも例年、長期休暇の中で一番自分の時間が取れる時でもあります。
でも今年は、明日からグランマ業が待っています♪

友人たちが「しばらくゆっくり出来ないかもね。」と、食事に誘ってくれました。

この近隣ではやっぱり一番美味しいと思うK市の欧風プチレストラン「アミュゼ」、
予約していきましたが激混みで、しばらく待ちました。

前菜 「オマール海老と帆立 蛤のサラダ仕立て」 とデザート 「イチゴのムース&バニラアイスクリーム」
 

この間に、スープ、パスタ、肉料理、食後にコーヒー、「お待たせしたので」とマンゴージュースのサービス♪
いつもパスタの茹で加減が絶妙です!
お腹が空いていたせいもあってとっても美味しく、後に待っている方もいないのでゆ~っくりおしゃべり出来ました。

別の日には、近隣のイタリアンへ。
 

このビーフ、とっても美味でした♪
家では、なかなか(絶対に!)こんな素敵なお料理は出せません。。。

生まれました!

2014-03-17 | いろいろ
今日の午前中、娘に赤ちゃんが生まれました!!

予定日はちょうど1週間前、まだかまだかと楽しみに待っていました。
昨晩、「明日は満月だから、明日かもね♪」と話していて、その通りになりました。
聞こえたかな?
3250gの元気な男の子です。
無痛分娩でしかも安産だったらしく娘も元気、母子ともに元気は何よりです。

お産は、同じお母さんでもその度に違うし、昔ほどではありませんがやはり大変なこと!
私自身は予定日よりも2カ月も早く1700gで生まれてしまい、両親は本当に命の危機を感じたそうです。
でも、私の場合は、娘と息子の出産のとき、お医者さんが驚くほど超安産だったので、
きっと娘もそうなのではと思っていました。

この子には、娘の方の曽祖父・曽祖母4人、彼の方の曽祖父・曽祖母2人が元気にしています。
なかなかないことですよね。

退院したら我が家にしばらくいる予定です。
もう1週間以上も前から、迎え入れる準備は万端!!(冒頭画像)
待ち遠しかった~。
今日お昼に届いた写真を見ては、一日中、一人ニマニマ笑いが止まりませんでした。
可愛い。。。
私はおばあちゃんになりました、幸せです♪

健やかに育ち、幸せな人生でありますように。



Yonda君がやって来た!

2014-03-16 | いろいろ
Yonda君が我が家にやって来ました♪

先日ブログ記事にした新潮文庫のYonda? Clubキャンペーンからのプレゼントです。
陶器で出来ていて、どっしりと重いです。
とぼけた顔して本を読んでいるのが可愛い♪
これを2つ頼んで、一つは(勝手に)娘の家に配達してもらいました。

それから、ラウンドジップタイプのブックカバー。
これは、きっと電子ブックリーダー「kobo」が入るのではないかと予想して注文しましたが、
期待通りにピッタリ!ジャストサイズ!!



これで持ち運びも安心です♪

今朝はー2.4℃とまた氷点下の寒さでしたが、
日中は風もなく、16.7℃と久しぶりに暖かで穏やかな日となりました。
庭にある杉の木々から降ってくるスギ花粉が怖かったので、少しの間ですが外に出てみました。
庭には、小さい春がやって来ていました。

 

さて、今夜も木村くん主演のTVドラマ「宮本武蔵」(原作 吉川英治『宮本武蔵』)見ましょう♪
前回のTVドラマが大コケしてから何となく元気がない・・・
昨夜見た感じでは、かなり気合が入っていると思いました。
息子が井上雄彦の漫画『バガボンド』をずっと読んでいて家にあったので、私も一緒に読んでいました。



この作品も原作は吉川英治の小説『宮本武蔵』。
この厳つい感じは木村くんにはないなぁ~・・・
いよいよ今夜は吉岡70人切りと、佐々木小次郎との巌流島の決闘!
岡田くんの官兵衛の後は木村くんの武蔵、幸せな晩です♪

年度末業務

2014-03-14 | 司書室より
先週1、2年生の期末テストが終わり、今週は午前中だけのコース別行事となっています。
お昼で放課ですが、午後の図書館は卒業した3年生に代わって新メンバーが自習に励んでいます。

私は、図書館の年度末業務に勤しんでいます。
まずは、未返却本の督促!
借りた本を返却しない生徒には、こんな督促状を出します。
年度を通して出していますが、特に3学期は早くから何回も出すことによって未返却本を0にしたいのですが、
これがとっても難しいことなのです。
一番困るのは、3年生が借りたまま卒業してしまうこと!
郵送で返却されてきたこともありました。
どの図書館でも、未返却本や紛失本に一番困っているのではないかと思います。
(『アンネの日記』破損事件の容疑者が見つかって良かったです。。。)

それから、廃棄する本の選別と除籍処理。
図書館の書架には限りがありますし、本校図書館には残念ながら書庫がありません。
毎週のように新刊書を入れていますので、当然、置く場所を確保しないと!
本校図書館は古い資料を保管することを第一の目的にはしていないので、本の新鮮さが命です。
見るからに古い本、情報が古くなっている地図や図鑑、新しく全集に収められた単行本など、
書架から選んではデータを削除します。
廃棄する本はしばらく図書館内の「差し上げますコーナー」に置いておき、
欲しい本があったら自由に持ち帰っていいようにしています。



画像はその一部、まだまだたくさんあります。
雑誌も、最新号から3号前までは保管していますが、それ以前のものは欲しい人にプレゼント。
書籍も雑誌も、本校の印が押してありますので古本屋等に売ったりは出来ません。

来週は今年度の諸々のデータの取りまとめをしなくては。
今はPCを使ってすべてデジタル処理なので、これらの仕事はそれほど大変ではありませんが、
手仕事のアナログでやっていた頃は、手間暇かかって大変なことだったろうと思います!
来週水曜日は終業式。
雪の騒ぎで2月があっという間に過ぎ去った気がしているうちに、もう今年度も終わります。

3年

2014-03-11 | いろいろ
今日は3月11日、東日本大震災から3年です。
被災地の映像を見るたびに「まだここまでしか復興していない。」ともどかしく思い続けた3年でした。

あの時、何度も繰り返しTVに映っていた東北地方の地図、
それを見ながら、あることがずっと心の中にありました。
今から10年以上前、当時、小学生だった息子は5年がかりで自転車で日本縦断することにチャレンジしていました。
あの地図のあの辺りは確か自転車で通ったところ、私もワゴン車で伴走したところ。。。
親切で温かかった東北の方々、松林が続いた美しい海岸線、美味しい海の幸を食べた漁港、
それらのものは、どうなってしまったか。。。
怖くてこの疑問を胸の中から取り出して見ることが出来ずにいました。

その中の一つが、画像の「相馬焼」。
今日、しまっていた戸棚から出してみました。
大堀相馬焼は、福島県浜通り北部の浪江町大堀で焼かれる陶器です。
震災当時から何度も何度も「浪江町」「相馬」の地名が繰り返されていました。
この夫婦茶碗は、自転車縦断の旅の途中、車で先回りした私が相馬焼陶芸会館で買ったものです。

相馬焼の特徴である青ひびは、鉄分を含んだ釉薬を使って還元炎焼成後に冷却するために生じ、
その後、ひびに墨を塗り込むために黒く見えます。
そして大堀相馬焼の特徴でもある「走り駒」の絵は、走りながら見守る父親と息子にも見え、
まして息子は午年なのでこれは素敵なものが見つかったと喜んで買い求めました。
その時は、会館の方としばらく楽しくお話しして、いろいろ教えていただいたりしたのです。

福島第一原発から10kmに位置していた浪江町大堀は強制退去を余儀なくされ、
産地での作陶ができなくなり営業停止になったそうです。
しかも釉薬の原料となる砥山石が原発事故の放射能汚染により採掘不可能となり、
窯元が廃業の危機に見舞われました。

でも今は、浪江町の砥山石と同じ発色をする釉薬を開発し、
二本松市の協力を得て二本松市小沢工業団地に「陶芸の杜 おおぼり 二本松工房」として再開されたとか!
ただ、大堀地区の砥山石を釉薬として使ったものは、もうこの先しばらくは作られないのですよね。
あの日を忘れないためにも、この夫婦茶碗、これからずっと大事にします。