本が好き♪図書館ブログ

私立高等学校図書館からの
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Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

第161回芥川賞・直木賞候補作発表

2019-06-18 | 図書館
一昨日、第161回芥川賞・直木賞候補作が発表されました。

■第161回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)※作者五十音順

今村 夏子 『むらさきのスカートの女』(小説トリッパー 春号)
高山 羽根子『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』(すばる 5月号)
古市 憲寿 『百の夜は跳ねて』(新潮 6月)
古川 真人 『ラッコの家』(文學界 1月号)
李 琴峰  『五つ数えれば三日月が』(文學界 6月号)

3度目の芥川賞ノミネートとなった今村さんと古川さん、2度目の高山さんと古市さん、
李さんは初めて候補に選ばれました。
前回受賞を逃した社会学者の古市憲寿さん、今回は少しおとなしめに発表を待つようです。

■第161回直木三十五賞 候補作(出版社)

朝倉 かすみ『平場の月』(光文社)
大島 真寿美『渦 妹背山婦女庭訓 魂結』(文藝春秋)
窪 美澄  『トリニティ』(新潮社)
澤田 瞳子 『落花』(中央公論新社)
原田 マハ 『美しき愚かものたちのタブロー』(文藝春秋)
柚木 麻子 『マジカルグランマ』(朝日新聞出版)

5度目の直木賞ノミネートとなった柚木さん、4度目の原田さん、3度目の澤田さん、
2度目の大島さん、窪さん、初ノミネートの朝倉さんと、
私も良く読んでいる30代から50代の人気女性作家ばかり6名のノミネートとなりました。
これは直木賞84年の歴史で初めてのことだそうです!
今度こそ、柚木さんか原田さんの受賞なるか?!注目されます。

先週たまたま借りた作品がまさに候補作の1冊、朝倉かすみ『平場の月』(光文社)
まだ途中ですが、分別ある大人の恋愛感情や友情、命への想いが切なく胸に迫ります。
その他の直木賞候補を早速図書館に予約しました。
受賞作は本校図書館に入れます♪
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月村了衛 著 『東京輪舞(ロンド)』

2019-02-02 | 図書館
今年も年間100冊読了が目標ですが、今月の読書は以下の9冊、いいスタートがきれました。
直木賞や本屋大賞のノミネート作を中心に読みました。
holyの本棚 - 2019年01月 (9作品)
熱帯
熱帯
森見登美彦

読了日:01月13日

東京輪舞
東京輪舞
月村了衛

読了日:01月27日

ひと
ひと
小野寺史宜

読了日:01月28日

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ブログで今まで多くの作品を紹介してきましたが、今日紹介するのは

月村了衛 著 『東京輪舞(ロンド)』 小学館

昭和・平成の日本裏面史を「貫通」する公安警察小説、521ページの大長編です。
かつて田中角栄邸を警備していた主人公の警察官は公安へと異動し、
ロッキード、東芝COCOM、ソ連崩壊、地下鉄サリン、長官狙撃……
これら時代を賑わす数々の事件と関わっていくことになります。
大きな事件の裏側では、公安や各国諜報機関が暗躍し、
警察内の様々な思惑、腐敗、外部からの圧力などが複雑に絡み合って、正義や真実は歪められ、
表面上は解決とされていても裏には多くの闇があることを知り失望さえ感じました。
私があまり読まないハードボイルド系の作品ですが、最後まで面白く読めました。
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入学試験

2019-01-22 | 図書館
本校の入学試験が始まりました。
本日22日は単願と併願➀の学力試験と面接、明後日24日は合格発表と併願➁の試験、
多くの中学生が受験します。

受験生が戸惑うことなく気持ち良く試験に臨めるよう、学校側はきめ細やかな準備をしています。
昨日は全校あげての大掃除、今日は試験のお手伝いのため生徒がたくさん登校して、
試験会場・駐車場の案内、試験監督の手伝い、片付け等、在校生が活躍し、
図書館は、例年その生徒たちの控室なので超満員でした!
朝方ちょっと雪が舞いましたが天気は良く、無事に今日が終わってホッとしています。

今後、2月と3月にも入学試験があり、
まだまだ受験のチャンスはありますから、どうぞご相談ください。

春、新たな出会いとなる生徒の皆さんを迎えるのは、本当に楽しみです。
ひときわ寒さの厳しいここ数日ですが、春の準備が始まっています。

本校3年生の大学入学試験も、先週末のセンター試験よりスタートしました。
冒頭画像は国語科小説の問題文となった上林暁『星を撒いた街』、この中の「花の精」が出題されました。
この5年連続して女流作家の作品でしたが、今年は戦前(昭和15年)に発表された男性私小説作家の作品で、
代表作は、『薔薇盗人』『聖ヨハネ病院にて』『春の坂』『白い屋形船』『ブロンズの首』など。
生まれ故郷である高知県黒潮町には、上林暁文学館があるそうです。
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朝井リョウ氏講演会

2018-12-16 | 図書館
最低気温-5℃と冷え込んだ今日、仕事半分お楽しみ半分の「図書館と県民のつどい SAITAMA 2018」へ行ってきました。
場所は恒例の「北本文化センター」です。

主催は埼玉県図書館協会、今年も本校図書館にお知らせが届き、
今年の講演会は直木賞受賞作『何者』で知られる若手人気作家の朝井リョウさん!速攻で申し込みました。
一昨年は石田衣良さん、今年も定員700名の会場は超満員でした!

講演タイトルは『朝井リョウの図書館ラジオ~質問にひたすら答えます~』
事前にインターネットで受け付けた質問に答えるという形で、軽快にお話が始まりました。
朝井リョウさんは29歳、「始まる前から10分押していますね。」「講演会というと自慢話ばかりですよね。」
と聴衆の笑いを誘いながら軽妙におしゃべりを続け、若々しさを感じました。
全国各地、老若男女からインターネットで寄せられた質問は、
図書館・本との関わり、作家という職業について、お薦めの本、など多岐にわたっていました。
その中でいくつか心に残った朝井リョウ氏の言葉。
「人間は言葉でしかコミュニケーションが取れないので、たくさんの言葉に触れていることが大切」
「インプットしている言葉が多い方が表現が豊かになる」
「本を読んでも頭が良くなったりはしないが、想像力のスイッチやおまじないの言葉をもらえる」
「SNS上の言葉はミクシィ、FB、ツイッター、LINE、インスタ、とドンドン短くなっている」
(これは私も思っていたこと。記号や画像で思いを伝える時代になっていますよね。)
「思春期の頃は本に共感や救いを求めていたが、今は自分の世界を拡げてくれる本を求めている」

あまりに若い(息子と同い年)…と思っていましたがさすが作家さん、とても良い講演会でした!!
私は朝井さんの著作を数作品読みましたが、これからの新刊もより楽しみになりました。
たくさんの本も紹介して下さり、これからそれらの本を逐一チェックして図書館の選書の参考にします。
その後、各図書館の展示ブースを見学していたら、朝井さんが関係者と共にいらっしゃり、
目の前でお顔を拝見することが出来ました♪(撮影はNGでした)
 
北本市は文化センター内に市立図書館があり、別棟に新しいこども図書館があります!
靴を脱いでこども図書館を見学させていただきました。
こどもの本がたーくさん!床がほんのり暖かく、明るく、木を多用した曲線のデザインで、良い空間でした♪
お話の部屋や児童館も併設し、年代別におはなし会も頻繁に行われているようで、
子ども専用の図書館があるのは珍しいし恵まれた環境だと思いました。
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第72回読書週間

2018-10-29 | 図書館
10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)は「読書週間」
本校図書館にもポスターを貼りました。
標語とポスターは毎年公募され、最優秀賞がこのポスターになります。
今年の標語は「ホッと一息 本と一息」シンプルな色と線のポスターも目を引きます。

〈作者のことば〉
標語「忙しい日常のひと時、5分でも10分でも本を読んでいる間は本と自分だけの時間。
ついついきりがつけられずホッとしっぱなしになるのが玉に瑕……わたしのたいせつな時間です。」
ポスター「本を開けば瞬時にその世界が広がって、今いる場所が特別な空間になります。
そして物語に没頭できる喜びや安心感を与えてくれます。
本とともに、あたたかい時間を味わっていただけますように。」

何かで読みましたが、本を5分読むだけで思考が現実から離れられリフレッシュできるそうです。
頭が疲れている時ほど、違う情報を入れることで思考の連鎖を断ち切れて、
悩みや嫌な思いから解放される気がします。

読書週間に合わせて、様々な団体等から高校生向け「おススメ本」のリーフレットも届きます。
読売新聞 中高生新聞より「君に贈る本大賞」(キミ本大賞)今年のテーマは「21世紀を生きる10代へ」
1位 『君たちはどう生きるか』  吉野源三郎 マガジンハウス
2位 『星の王子さま』 サン・テグジュペリ 岩波書店
3位 『蜜蜂と遠雷』 恩田陸 幻冬舎
4位 『陸王』 池井戸潤 集英社
5位 『嫌われる勇気』 岸見一郎 ダイヤモンド社
 
埼玉県より、県民が選んだ「埼玉県推奨図書」高校生・青年向け
・『本を守ろうとする猫の話』 夏川草介 小学館
・『南風吹く』 森谷明子 光文社
・『僕のジロ・デ・イタリア』 山本元喜 東京書籍
・『淳子のてっぺん』 唯川恵 幻冬舎
・『雲上雲下』 朝井まかて 徳間書店

見ていれば情報が飛び込んでくるメディアと比べて、頭の中で文字から世界を構築していく読書は面倒ですが、
1冊でも本を読んで、本の世界の楽しさを知ってもらいたいです。

今日の午後の響生の時間は、クイズ研究会主催による「響生クイズ大会」が開催されました。
本校のグラウンドで生徒たちは本校のことや時事問題、一般常識などの〇☓問題に果敢に取り組みました!
生徒たちは「難しかったー!」「知らないよぉ~。」などと言いながらも、青空のもと気持ちよさそうでした。
 
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古事記を学ぶ 第4回

2018-08-24 | 図書館
5月に始まった「古事記を学ぶ」講座、今夜第4回がありました。
有難いことに回を追うごとに参加者が増え、今回は夏休み中にもかかわらず最高の人数でした。
主催者の方がちゃんと名付けた講座名を今夜初めて知り・・・
「古事記 語りと神話の世界に思いを馳せて」という素敵なネーミングにセンスを感じました♪

今夜の語りは「因幡の白兎」、いよいよ記紀神話で一番親しまれている大国主命の登場です!
初回から続けている古事記原文の音読、今日は会話文が多かったので役割分担して読んでもらいましたが、
他の方が読んでいるのを聴くのもとても勉強になりますね。
はるか昔の古事記、1300年の時を越えて私たちが同じ文章を読む、なんと素晴らしいこと♪

大国主命は「大黒様」と同一視されるようになり、今では七福神の一人としても親しまれていますね。
そこで童謡「大黒様」も一緒に歌ってもらいました♪

平成23年の指導要領改訂から「伝統的な言語文化」「読み聞かせ」が授業に取り入れるようになり、
現行の教科書に読み聞かせ教材「いなばの白うさぎ」として掲載されている部分を紹介しました。
「さあ、皆さんが小学2年生になったとしてこのお話を聞いて何を思いましたか?」と、
全員から感想を伺ったりもしました。
すると、皆が注目している部分がそれぞれ違って、何と面白かったことか!
これこそ、学校でみんなで国語を学ぶことの醍醐味と思っています。
他人の読みを知ることで自分の読みを深めることが出来る、国語科教員時代に常に生徒に話していました。

あんなこんなで思いが強すぎで、やりたいことやお話ししたいことがてんこ盛り、
でも回数と時間が限られているので、今回も詰め込み過ぎの講座になってしまい、反省しきりです。
それでも参加の皆様は、一緒に音読し、分担読みをし、歌を歌い、感想を言い、真剣に聞き、
なんと熱心でやる気に溢れた方々なのだろうかと、あらためて感謝の思いでいっぱいです。
残り2回!皆さんにとって有意義な時間になるよう、頑張ります!
(ほどほどにしないとね、資料も多すぎるとお腹いっぱいになっちゃいます…わかっているのに…)


明日、明後日は本校のオープンスクール7月に続いて2回目3回目となります。
今日は全校生徒による校地の除草作業1時間に続き、大掃除2時間、暑い中みんなで準備しました。
この3日間で1,000名以上の中学生が参加してくれます。
保護者の方の参加も年々増えていて、熱心なお気持ちがひしひしと伝わります。
まだこれからの参加申し込みも可能です。
全校あげてお待ちしております!
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絵本のセミナー

2018-08-20 | 図書館
一昨年昨年に引き続き、今年で3回目の絵本に関するセミナーに出席しました。
場所は有明の東京ビッグサイト(東京国際展示場)、イベントや会議等に参加する人が大勢向かいます。

福音館 こどものとも社主催で「21世紀の文化を創造する」というセミナーです。
ご一緒の皆さんはとても熱心で、今年は中央最前列に席を確保するという意気込みです!
セミナーの内容は

・記念講演 「嫌われる勇気~子どもたちの勇気を育む~」 岸見一郎 氏
・全体会➀ 「絵本を描く喜び、見る喜び」 MAYA MAXX(マヤマックス) 氏
・全体会➁ 「おばけかぞくとわたし」 西平あかね 氏
・全大会➂ 「新しい指針のもとでの保育のデザインを考える」 汐見稔幸 氏

今年も、講演のどれもが興味深く学ぶことの多いお話ばかりで、主催者の人選が素晴らしい!

岸見一郎さんといえば大ベストセラーとなった『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の著者、
ご本人にお会いし直接お話が伺えるなんて!と楽しみにしていました。
最近話題のアドラー心理学研究の第一人者です。
叱らずに子供を育てることで子どもに自己肯定感を獲得させ、
「仕事・学習に取り組む勇気」と「対人関係の中に入っていく勇気」を持たせよう、とのお話でした。

絵本作家のMAYA MAXX(マヤマックス)さんはパワフルで楽しく、笑いに満ちた講演でした。
自称傑作『さるがいっぴき』を説明しながら、最後には「愛がなくっちゃ!」と力説し、
子どもを育てる仕事をする私たちに「素晴らしい仕事だよ、ありがとう!」とエールを下さいました。
みんなの写真を撮り「インスタとFacebookにあげるよ!」「本を買ってね、サインするから。」と。
 
もうお一人の絵本作家西平あかねさんは、うって変わって物静かにお話を。
シリーズ「おばけかぞく」絵本がどのように出来上がったか、ご自分のご家族と絡めてお話されました。
絵本にお子さんへの愛情が溢れているのだと伝わってきました。

最後の講演は教育学・保育学・育児学の研究をされてきた汐見稔幸先生、
著書の『「天才」は学校では育たない』を6月に読んだばかりです。
2020年からスタートする新学習指導要領、これからの日本が目指している新しい教育のお話でした。
これからは「認知能力(知識)」と「非認知能力(自我・知恵・心)」をセットで育てよう、
そのために、赤ちゃんにはアタッチメント、子ども時代には子供に任せる教育を、とのことでした。

一日でこれだけ内容が濃く、各分野の第一人者の講演が聞けた、素晴らしい研修会でした。
MAYA MAXXさんがサラサラと描いた絵。お土産もたくさん買えました♪
  

友人と上野に移動し、美味しいものを食べながら、子どもや絵本についての話は尽きないのでした。
 
思い返してみたら、昨年も研修会の後ここで食事していました♪
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大人のためのおはなし会

2017-09-26 | 図書館
今日の午前中、近隣の図書館で開催された「大人のためのおはなし会」に行ってみました。
大人向けの図書館イベントで、朗読会ではない「おはなし会」は珍しいと思いました。

行ってみると、聴きに来ていたのは読み聞かせなどのグループの方が多かったようですが、
中高年の男性の方もいらしていて、用意されていた座席は満員でした。

≪プログラム≫
・「かにかにこそこそ」 おはなしのろうそく 17
・「チャンさんと閻魔さま」 子どもに語る中国の昔話
・「熊の皮を着た男」 子どもに語るグリムの昔話 1
・「ネコの家に行った女の子」 子どもに語るイタリアの昔話
・「おっぽの釣り」 子どもに語る日本の昔話 3
・「ラプンツェル」 おはなしのろうそく 5


各国の子ども向けの昔話が多かったですが、知らない話が多かったので聴いていて楽しかったです!
また、本を使わない「語り」で聴くのは自分で読むのとは違う楽しさがありました。
10分から長いもので20分間、本を見ずに語れるってすごいことだなぁと思い、
私が出来るのは、日本昔話の「桃太郎」「浦島太郎」やイソップの「アリとキリギリス」ぐらいでしょうか。
また、してもらったのは子どもの頃、寝る前に布団の中で親にしてもらった「お話」以来だった気がします。
語ってくれる人の声を聴きながら自由に頭の中で想像する、その楽しさを改めて知った気がします。
「音読」は正しく読む、「朗読」は読む人の気持ちも加わり、「語り」はその世界の中に身を置いている、
そんな違いがあるのでしょうか。
また、複数の方の語りを聴く中で、声の質ってとても大切な要素なのだなとも思いました。
自分が好きな声質ってありますよね。
仕事の都合で、最後まで聴けずに残念でした。

最近始まったTVドラマ「この声をきみに」が面白いです。
舞台は朗読教室、主人公はその話し方から学生が全く興味を持ってくれない講義をする地味な数学の研究者。
毎回、名作の一節が出てくるので、「今日はどんな本が選ばれるのか?」も楽しみにしています。
前回の主人公のセリフに「自分でも読んでみたのだが、読んでもらったのとは感じが違ってダメなのだ。」
というのがありました。
確かにそういう面もあるかもしれないと、今日、思いながら語りを聴かせていただきました。
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絵本のセミナー

2017-08-21 | 図書館
昨年に引き続き、今年も絵本に関するセミナーに出席しました。
場所は東京臨海地区の東京ビッグサイト、同日に様々なイベントや会議等があったらしく、朝は大混雑!

福音館 こどものとも社主催で「21世紀の文化を創造する」というセミナーです。
セミナーの内容は

・全体会① 「絵本がひらく、経験の地平」 矢野智司 氏
・全体会② 「お話しの階段」 小風さち 氏
・全体会③ 「絵本でできること」 田島征三 氏
・記念講演「生きる力を育てる教育」 齋藤孝 氏

すべての講演が興味深く、学ぶことの多いお話ばかりでした。

矢野智司さんは、教育哲学者、講義の内容が哲学的でたいへん興味深く、
人が自分を取り巻く世界と関わる時に利用する様々な媒体についてのお話でした。
その媒体(メディアとよんでいらっしゃいました)は、言葉、道具、遊び、絵本、などで、
その存在によって世界は広がり、そうすることによって自分も大きく広がっていくというお話しでした。
センダックの『かいじゅうたちのいるところ』の絵の部分の大きさが変化するという指摘に、
初めて気づいてビックリ!その効果的な仕掛けにある意図がこめられていたとは!
著書の『大人が子どもにおくりとどける 40の物語: 自己形成のためのレッスン』
赤ちゃんから20歳までの必読書40冊を挙げていて、選書の参考になると思います。
 
ここでランチタイム♪

午後の一つ目の講義、筒井頼子さんは、人気のある絵本『わにわに』シリーズの作者です。
ゆったりとしたお話の中に、天然の面白さを意図せず交えてお話しされ、会場はクスクス笑い♪
紹介されていた『わにわにのかるた』手に入れてチビちゃんたちと遊びたくなりました。

 

田島征三さんは、『ちからたろう』などの力強い挿絵で知られる画家です。
お話しも絵と同じく力強く、魂のほとばしる絵でなければ価値がないとおっしゃっていました。
日の出村の廃棄物広域処分場建設に反対したり、廃校となった小学校を丸ごと絵本にしたりと、
絵画という芸術を通して社会的な活動もされています。
木の実を使った絵本『ガオ』におチビの名前を入れてもらってサインしていただきました♪

最後の記念講演は斎藤孝先生、午後3つ目の講義、聴く人たちもやや疲れてきた感じでしたが・・・
齋藤先生のお話しと動きがエネルギッシュで、面白くて、会場は爆笑の渦となり、みんな生き生き♪
500人以上の人をあっという間にひきつけて、さすが!と思いました。
SNSなどに切り取った言葉を載せないでくださいね、と言われましたのでここでは紹介できませんが、
日本語、母語、日本人の心、感性、ということについて大変勉強になるお話がいっぱいでした。

言葉や絵本の持つ力を再認識し、子どもの発達と教育をじっくり考えさせられた実り多い1日でした。
友人とお気に入りの駅中フレンチでディナーしながら、さらに絵本と日本語についてまだまだ語り合いました!
 
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開館時間延長

2017-07-28 | 図書館
本庄市立図書館が、先週から開館時間を延長しました。
7月20日から翌年3月までの試行で、木曜日・金曜日のみ閉館が午後8時になります!
しかも、貸出返却手続きだけではなく、2階読書室、3階交流室も使えるとは、
この図書館に大変お世話になっている私にはとっても嬉しいこと♪
今まで、仕事が終わって大急ぎ駆け付け、終わりの音楽が流れる中、手続きしていたので…。

今回、週に2回だけでも午後8時まで開館していれば、
部活が終わってからの学校帰りや、社会人の仕事帰りにでも十分立ち寄れますね。
他の曜日は午後6時15分閉館、今年初めのリニューアルから祝日は開館となりました。
以前は午後6時閉館だったので、たった15分ですが延長されたときには助かりました。
公立図書館は公共のものなので、公務員の勤務時間に応じた開館時間だったのでしょうが、
社会全体の生活が夜型になり、他の公共図書館も閉館時刻は遅くなっています。
今や全国には、24時間開館の図書館や泊まれる図書館まであるほどです。

利用者にとっては嬉しいことですが、働いている方は帰宅が遅い日も出来てしまいますね。
働き方を見直す流れがある中で、先日、国立競技場建設員の方が過重労働の末に、
お亡くなりになったことがショックでした。
耳障りの良い言葉だけが流され、「働き方改革」や「プレミアムフライデー」などが、
声高に言われていますが(それでも言うだけでも言わないよりはまし!)、
各々の職場では現場にしかわからない「やらねばならない仕事」というものがあり、
今日も月末金曜日といえどもすでにこの日があったことを忘れていて「プレミアム感」は?
(この暑さの中、私は、長期休みモード=何となく風邪気味、になっています。ゴホゴホ…。)

あ、今日リニューアルオープンした近くのコンビニ店の
店内レイアウトが大幅に変わっていてビックリ!!
この近隣では真っ先に新レイアウトに変更になり、プチ「プレミアム感」がここに♪




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