今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

蔵書点検

2023-11-10 | 図書館
今週初めから、中学校図書館の蔵書点検をしていました。
読書週間の最中ですが、いろいろな事情を考えるとこの時期にやるのが一番やりやすく、
昨年も同じ時期に高校図書館の蔵書点検をしました。

蔵書点検とは図書館の本の所蔵データと、実際にある本を、1冊ずつ照合しながら確認すること。
図書館内の全ての本を確認するために、
1冊ずつ本のバーコートを表示させ、蔵書数だけターミナルをピッとすることになります。
本に付いているバーコードとPCソフトのデータベースで管理しているので、
ハンディーターミナルで本のバーコードを読み取るだけで、データベースと照会できます。
このターミナルは1週間のレンタルなので、今週中に何とか終わらせないと!

高校図書館が15,000冊の蔵書なのに対して、中学校は約5,000冊なので早く終わりそう♪
と軽い気持ちで始めたら、大間違い!
高校図書館の仕事の合間に、午後の3時間だけ中学校図書館へ移動して仕事をするため、
まずは時間がない。。。
加えて、いつものお昼休みはカウンター作業をする時間しかないので、
気が付いたら書架の本が様々な並び方をしてしまっていました…

本来は、事前にすべての蔵書を分類記号順あいうえお順に並び変えてから読み取るのですが、
ハンディーターミナルの返却日を考えると、とにかく全て読み取らねば、
と、わき目も降らずに頑張り、読み取り作業は2日半で終了!
その後、あちこちへ移動してしまっていた本を並べ直し、不明本を探し、
データベースの処理をして何とか今日終わりました♪
一人職場なのでとにかく孤軍奮闘、頑張りました!
 
昼休みはたくさんの生徒たちが来るのに今週は閉館していて残念がっていましたが、
来週からは今までのように来ても大丈夫ですからね♪

中学校の図書館は、書架の背が低く床面と同じ高さにたくさんの本が置いてあります。
これらの本をチェックするのに、かがみながらの中腰姿勢や膝をついて作業するのは大変…
昨年も足腰が痛くなり、何か良い方法はないかと考えて思いついたのが、
ホームセンターにあった庭の草むしり等の作業等で使うタイヤ付き作業用椅子♪
左右に簡単に移動できるだけではなく、回転プレートが付いていて向きを変えられ、
本当に楽でした。
家に持ち帰り、これからは庭で使いましょう♪
 
今年も蔵書点検中は愛用のリカバリーウエアにお世話になりました。
点検を始めた今週初めから昨日までは暑くてブラウスを腕まくりしていたのですが、
今日の雨でいきなり冬のような気温となり、ジャケットを着たまま過ごしました。
まるで夏から冬のよう、体調管理に気を付けたいですね。

1学期期末テスト

2023-07-06 | 図書館
今日から、中学校・高校共に1学期期末テストが始まりました。
図書館には開館時間早々から生徒たちが押し掛け、冒頭画像のようにほぼ満席の状態に!
たくさんの生徒たちが勉強していても私語もなくとても静かな状態で、
誰もいないと思って入口ドアからおしゃべりしながら入ってくる新たな生徒たちは、
たくさんの生徒で席が埋まっているのを見て慌てて口をつぐみながら席を探していました。

今日も34℃というとても暑い日でエアコンをフル稼働しているのですが、
特別教室棟内最上階の8階にある図書館は暑い空気が上がってくるし、
東南西3方向がガラス貼りなので一日中最高の日当たり、
加えて屋上からもガンガン照らされているので、あまり良く冷えずにちょっと気の毒です・・・
最終バスの時間まで、皆よく頑張っていました!

明日も最高気温は36℃とさらに暑くなる予報…
大学の推薦入学を目指している3年生にとって、1学期の成績はとても大切なので、
大いに励んでもらいたいです!

子ども読書の日

2023-04-23 | 図書館
今日は様々な「本の日」です。

日本では「子ども読書の日」。
今日からこどもの日を挟んだ4月23日~5月12日の約3週間は「こどもの読書週間」
こどもの読書週間の今年の標語は「ひらいてとじた 笑顔がふえた」
作者は「我が子がいつか自発的に読みだすころ「こうなってほしい」という想いをこめた。」
そうです。
冒頭画像の目を惹くポスターは、ザ・キャビンカンパニーによるものです。
今年は4年ぶりに「上野の森親子ブックフェスタ」が上野恩賜公園に帰ってきます!

世界的には、ユネスコにより「世界本の日」に指定され、
国連の国際デー「世界図書・著作権デー」でもあります。
偉大な文学者、ミゲル・セルバンテスやウィリアム・シェイクスピアの命日にあたるからで、
彼らに敬意を表して4月23日が「世界本の日」に選ばれたということです。

そして、スペインのカタルーニャ地方では伝統的な祝祭日「サン・ジョルディの日」
大切な人に美と教養、愛と知性のシンボルとして、1本の薔薇と1冊の本を贈り、この日を祝います。
男性は女性に花を、女性は男性に本を贈るのが一般的で、
恋人だけではなく家族や友達の間でもプレゼントが交わされる素敵なイベントです♪
このイベント、なかなか日本には定着しなくて残念に思っています。

我が家のブルーベリー園の花が満開です!
今年も美味しいブルーベリーがたくさん実りますように。
 
風も止んだのでウォーキング、あちこちに花が綺麗に咲いています。
夕方、高速道路そばを歩いたところ、上り線は混んでいて3車線が渋滞していました!

本屋大賞2023決定!

2023-04-12 | 図書館
今日、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を選ぶ「本屋大賞2023」が決定しました!
(画像は本屋大賞公式HPより)
全国の書店員が年に1度、出版業界活性化のために(切実!)「一番売りたい本」を投票だけで選出し、
第20回目の今回は2021年12月1日〜2022年11月30日の間に刊行された日本の小説が対象です。

記念すべき第20回大賞に選ばれたのは、凪良ゆう 著『汝、星のごとく』(講談社)
第168回直木賞の候補にも選ばれ、昨年刊行された累計発行部数は40万部のベストセラー。
私も候補作10作品の中でも強く心に残り、熱い思いを記事にもしました。
大人が読んでも心に沁みる恋愛小説です。
凪良ゆうさん初の単行本『流浪の月』は2020年本屋大賞を受賞し、映画化もされて、
先日発表された「第46回 日本アカデミー賞」では6部門で優秀賞を受賞しました。
今、とても勢いのある作家さんです!

候補作10作品の結果は以下の通りです。
このブログ記事で紹介している作品にリンクを貼りました。

1位 『汝、星のごとく』 凪良ゆう (講談社)
2位 『ラブカは静かに弓を持つ』 安壇美緒 (集英社)
3位 『光のとこにいてね』 一穂ミチ (文藝春秋)
4位 『爆弾』 呉勝浩 (講談社)
5位 『月の立つ林で』 青山美智子 (ポプラ社)
6位 『君のクイズ』 小川哲 (朝日新聞出版)
7位 『方舟』 夕木春央 (講談社)
8位 『宙ごはん』 町田そのこ (小学館)
9位 『川のほとりに立つ者は』 寺地はるな (双葉社)
10位 『#真相をお話しします』 結城真一郎 (新潮社)

私は全10作品を読了し、4位までの作品はどれも面白かったです。
私としては1位作と甲乙つけがたいほど良かった『ラブカは静かに弓を持つ』は2位でした♪
6位作の小川哲さんは『地図と拳』で直木賞を受賞しましたが、前作との作風の違いには驚かされました。
生徒たちにも是非読んでもらいたい作品が多いので、図書館だよりでも紹介します。

入学試験

2023-01-22 | 図書館
本校の入学試験が始まりました。
本日22日は単願推薦1・併願推薦1の学力試験と面接、明後日24日は合格発表と併願➁の試験、
この2日間で多くの中学生が受験します。
今朝は気温が低かったですが、風は無く日中は暖かで静かな日で良かったです。

受験生が戸惑わずに気持ち良く試験に臨めるよう、学校側はきめ細やかな準備をしています。
コロナ3年目の入学試験、今年もコロナ感染予防に配慮した準備&試験となりました。
金曜日は朝から全校あげての大掃除、でも今日の入学試験で生徒のお手伝いは無し。
試験場となる教室は机の数を減らし、間隔をあけ、消毒、常時換気、
受験する生徒にも、体調急変や安心のために別室を用意したりとコロナ対策は万全です。

今後、2月と3月にも入学試験があり、
まだまだ受験のチャンスはありますから、どうぞご相談ください。
24日受験の皆さん、体調管理に十分留意して明後日の入学試験に備えて下さい。
春、新たな出会いとなる生徒の皆さんを迎えるのは、本当に楽しみです。

高校3年生の大学入学試験も、先週末の大学入学共通テストよりスタートしました。
国語科の問題文は、第1問 評論文は
『視覚の生命力――イメージの復権』 柏木博 (岩波書店 2017年)
『ル・コルビュジエと近代絵画――二〇世紀モダニズムの道程』呉谷充利(中央公論美術出版 2019年)
第2問の小説は
『飢えの季節』 梅崎春生 (大日本雄弁会講談社・新鋭文学選書 1948年) 
からの出典となりました。
それぞれ3500字、4100字の文章量、読む力が試されます。
高3生の受験はこれからが本番、体調に気を付けて実力が発揮できるよう祈っています!

1学期終業式

2022-07-15 | 図書館
今日は本校高校の1学期終業式、コロナ感染予防で密集を避けるため、
もうすっかり定着したTV放送を利用して各教室での終業式となりました。
万全の対策をしながら、1学期の歩みを止めることなく何とか最後まで終わって良かった♪
中学校の終業式は1週間後なので、私ももうしばらく出勤しますが、高校図書館は今日で閉館、
数年前から夏休み中は開館しないことになりました。

明日は中学校のオープンスクール、7月23日は高校のオープンスクール、
夏期講習のあるコースもあるので、全員が夏休みという期間は短いのですが、
「夏休み」という言葉は嬉しいですよね。
今日の最高気温は25℃とこんなに涼しい1学期終業式はあまり覚えがなく、
また梅雨が戻って来たかのような連日の雨に、「さすがにもう止んで欲しい…」と願ったり。

1学期は、図書館内の蔵書配置換えと、高校図書館の本を中学図書館への所蔵替えで終わりました。
配置替えに伴って書架の棚を本の大きさに合わせて入れ替えたり、
中学校へ運ぶ本を選別したり荷造りしたりと、腕と手が毎日筋肉痛・・・
 
荷造りした本をカートに載せて、高校玄関から道を渡って、階段を上り中学校玄関へ、
中学校玄関では中学生が待機していて、カートで図書館へ運び書架へ入れる、
この諸々の作業を、掃除担当のダンス部、中高図書委員たちが頑張ってくれました。
本を配置換えしながら移動する本を選び、合わせて500冊ほどを2週間に一度、
7、8回のアナログの手作業を1学期中かかって、やっと昨日終わりました!
後はデータの移行、データが紛失しないように慎重に落ち着いて来週作業します。
これで私の1学期の仕事が終わり、夏休みが(家業で余計に忙しいけれど)やってきます♪

端午の節句

2022-05-05 | 図書館
今日は五節句のうちの端午の節句、こどもの日、薫風香る気持ちの良い季節になりました。
一昨日から泊りに来ている孫たちと、今日もどこへも行かず我が家で楽しく過ごしました♪

ちゃんと日課のピアノ練習をして・・・
 
晴天で空気も清々しいとても良い日だったので、サイクリングに私も参加♪と、
13年前にプレゼントされたクロスバイクを久々(10年ぶり?!)に出して乗ってみたら、
乗り始めて10秒でコケてしまい、しかもわざわざ煉瓦の上で膝を強打!涙。。。
しばらく氷で冷やして、今は湿布を貼っていますが大丈夫かなぁ?
クロスバイクはママチャリと違うから怖いのですが、それとも足が短くなってる?
もう慎重に動かないと危ないお年頃、大ケガしたら大変なので本当に気を付けないと!
ウォーキングと合わせて、これから少しずつ気を付けながら自転車にも乗ろうかな・・・

庭や茶室、家の中で、と一日中一緒に遊び楽しい時間を過ごしました♪
 
 
昨夜は花火☆
この3日間、田舎での、のんびり生活を満喫できたようで良かったです♪
大切な預かりもの、夜に無事引き渡し出来てホッと、でも急に静かになった家が淋しくもあります。

蔵書整理

2022-03-10 | 図書館
中学校、高校ともに学年末テストが終わりましたが、
感染予防のため生徒は自宅研修の日が多くなっています。
コロナに翻弄された2年目の1年間、一番影響が大きくなってしまったのは3学期でした。
感染力の強いオミクロン株は、ほとんどの学校に感染者を出したと思われます。

図書館は、生徒の利用や出入りが制限されたため、昨年に引き続き淋しく終わりそうです。
図書館内の蔵書整理は、図書の配架を教えられるので今までは図書委員と一緒にやりましたが、
今年も図書委員の力は借りられず、年度の終わりに向け日々孤軍奮闘しています。
本は重いので、本を扱う仕事は重労働です。
半日本の整理をやっていると夕方には肩や腕がだるくなり、腕・肩・腰にずっと違和感が…
今年度の終わりまでもう少し頑張ります!

日々続くロシアの暴挙には怒りしかありません!
そんな昨今、SMAPの「Triangle」という曲が話題になっています♪(嬉しい♡)
ライブでは必ず歌われていたこの曲、今この時期に聴くと、本当に心に響きます。

「破壊でしか見出せない 未来の世界を愛せないよ」
「大国の英雄(ヒーロー)や戦火の少女 それぞれ重さの同じ 尊ぶべき 生命だから」

作詞作曲を手がけた音楽家の市川喜康さんによると、
「riangle=トライアングルとは三角形のこと。
そこで表しているのは「銃を構える人」と「向けられる人」、
そして「それを見ている自分」の三者による三角関係だ。」というのです。
今日は東京大空襲の日でもあります。
傍観者でしかない私たちも、目の前で起こっていることから目をそらさず、
せめて後の世に伝えていくことで、この悲劇を繰り返さないことを誓いたいです。

北京冬季オリンピック閉幕

2022-02-20 | 図書館
北京冬季オリンピックが閉幕しました。
今、TVで閉会式を見ながら記事を書いています。

日本のメダルは金3、銀6、銅9の計18個、冬季五輪で歴代最多のメダル数、
入賞者数43も平昌五輪と並んで史上最多タイだそうです。
今回のオリンピックで、 「人類史上最高難度」「史上初の技」「史上初の成績」
に果敢に挑戦・達成された選手の勇気とチャレンジ精神に敬意を払います。
夏のオリンピック競技とは違い、
冬のオリンピック競技は一般の人にはといてい出来ないものが多いです。
私たちには想像が及ばないほどの努力と経験と数々の思いが詰まっている、
そう思いながら競技を見ていると、感動と尊敬しかありません。

それなのに「公平性」に首をかしげることが数多かったのがとても残念でした。
選手の言葉にありましたが「命を懸けて戦っている」のに、
何かの力が働いてその結果を操作したのであったとしたら、選手にとても失礼です。
懸命に戦う選手は誰もが美しく輝いているのに、その裏のグレーな部分が気になる大会でした。
加えて開幕前からの中国政府による新疆ウイグル自治区や香港での人権問題は未だ解決していず、
非常に硬い人工雪と厳寒の会場は「選手第一」からはほど遠かったそうです。

世界的にコロナがまん延している中でのオリンピック、とても気を遣ったでしょうね。
選手の皆さん、お疲れ様でした、そして感動をありがとうございました。
この先始まるパラリンピックでも、更なる驚きと素晴らしさに満ちた競技が見られることでしょう!

図書館と県民のつどい

2021-12-10 | 図書館
明日12月11日(土)明後日12日(日)に「図書館と県民のつどい埼玉2021」が開催されます。
今年は新型コロナウイルス感染拡の拡大防止のため、昨年に引き続きオンラインにて開催です。
多くの方々に「本に興味をもっていただきたい」、「図書館について知っていただきたい」
という思いから始まったこのイベントは、今年で15回目になります。

このイベントの中で特に興味深いのは一線で活躍中の作家さんの講演、
今年は、画家・絵本作家の鈴木まもるさん、伊吹有喜さんと、豪華2本立てです。
伊吹有喜さんの『雲を紡ぐ』はとても心に残る良い作品だったので、講演が楽しみ♪
LIVEでの視聴申し込みは終わってしまっていますが、
後日動画がアップされたら、誰でも好きな日時に視聴できるらしいので申し込みました。
直接講演を聞くのには及びませんが、好きな時に見られるというのは別の利便性があります。
今までに石田衣良さん、朝井リョウさんの講演会へ行ったことがあり、楽しかったです。

これまでに、長谷川摂子、中川李枝子、工藤直子、落合恵子、あさのあつこ、上橋菜穂子、
原田マハ、辻村深月、荻原浩、柚木麻子、須賀しのぶ、重松清、(敬称略)
錚々たる先生方の講演会があったそうで、全部聞きに行きたかった!!
でも、各講演を文字に起こして公式HPに載せられていたので、冬休みに全部読もうと思います♪
言葉・文章を仕事にされている作家さんのお話は、とても興味深いです。

図書館に関わっていなくても、埼玉県の方でなくても、誰でも自由に参加できますので、
ご興味がある方は是非ご覧ください。

今年も生徒会によって、正面玄関前の中庭がイルミネーションで飾られました☆
 
このベンチに隣り合って座って写真を撮っている生徒たち、楽しそうです♪