当代きっての人気作家、東野圭吾氏が今年作家生活25周年を迎えました。
25周年を記念して、特別刊行3部作が発売されています。
『麒麟の翼』 加賀恭一郎シリーズ 3月3日発売 講談社
『真夏の方程式』 湯川教授ガリレオシリーズ 6月6日発売 文藝春秋社
『マスカレード・ホテル』 新シリーズ新田刑事 9月9日発売 集英社
発売日は、3カ月ごとのぞろ目の日付となっています。
出版社は大手3社。
人気の2シリーズに加え、最後の第3弾は第3の男、新ヒーローが登場!
話題性を持たせています。
この3冊とも読みました♪(図書館にあります。)
『麒麟の翼』は加賀恭一郎シリーズだけあって人情味に富み、
『真夏の方程式』は湯川教授の理知的な推理が冴えわたり、
『マスカレード・ホテル』は新キャラ新田刑事が笑ってしまうほど面白い!
「マスカレード」とは英語で「仮面舞踏会」のことです。
ホテルで繰り広げられる「仮面」の世界とは・・・?
私としては、この第3弾『マスカレード・ホテル』が一番面白かったです。
読み始めてすぐに物語の世界へ取り込まれてしまう描写力、
どの登場人物も物語の中で生き生きと動き、性格や見た目までわかるような気さえします。
読み進めていくうちに、
「ここは・・・?」もしかしたらあのホテル?以前泊まったことのあるホテルと似ている、
そう思いながらあっという間に夢中で読了し、最後のページをめくってみると、
そこに「取材協力・・・ロイヤルパークホテル」とありました!
ピンポーン!やはり日本橋にあるあのホテルでした♪
1回目に泊まったのは19年前、ベルギー渡航の前日に家族全員で。
その時、娘は4歳、息子は2歳、素敵なホテルで大喜びでした。
2回目に泊まったのは
3年前、2日連続で東京での予定があった日に娘と2人で。
予約していた時にはすっかり忘れていたのですが、
ホテルに到着した途端、「あの時のホテルだ!」と思い出がよみがえりました。
その気持ちが抑えられなくてホテルに「思い出深いホテルです。」とその顛末を書いて残したら、
後日、支配人から丁寧な挨拶状が届いて感激しました。
この小説は、思い入れの深い作品となりました。
東野圭吾氏の作品は、この最新作で76冊となります。
今、この76冊から人気ランキングを選ぶ読者による人気投票が行われています。
7月までの投票途中結果結果は
こちら。
私は半分以上読んでいますが、好きな作品もいくつか選ばれていました。
これは2011年11月11日(またぞろ目)締め切りで、最終発表は2012年2月の予定です。
話題の無料配布冊子『東野圭吾公式ガイド』(これまだ手に入れていない~!)
もしくは『マスカレード・ホテル』に入っているチラシとハガキで投票できます。
結果が楽しみ♪