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Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

「黒田清輝展」と「若冲展」!!!

2016-04-30 | アート
行ってきました、話題の東京都美術館での展覧会「生誕300年記念 若冲展」!
連休初日、もちろん大変な混雑でした。。。

今年一番行きたい展覧会ですし、平日はお仕事で行けないので、混雑覚悟の上です。
ただ、毎週金曜日は夜8時まで開館しているので、祝日とはいえ昨日夜なら多少はいいのではないかと、
いろいろ策を練りました。

まずは、朝ゆっくり目に家を出て、お昼少し前に上野の東京国立博物館へ。
ここで「生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」展覧会を見ました。
重要文化財「湖畔」で広く知られ、日本美術の近代化のために力を尽くした黒田清輝の生誕150年記念大回顧展です。
薩摩藩のお坊ちゃま→パリへ留学→帰国後西洋画の確立に奮闘→東京美術学校教授、帝国美術院院長、貴族院議員。
人は大勢いましたが、わりとゆっくり黒田の重要文化財3点を含む生涯にわたる作品群が時系列で見られ、
なんと、影響を受けたミレーの《羊飼いの少女》もオルセー美術館から特別出品されています!
他にも絵の師コランや、影響を受けたピュヴィス・ド・シャヴァンヌ、バスティアン=ルパージュ、
そしてモネ、シスレーら同時期の印象派の作品まであわせて展示されていて見ごたえがありました!

 

その後、本館へ移動し、今年国宝指定となった「洛中洛外図屏風(舟木本)」を見ました。
街々に各種の階層の人々がうごめき、その数はおよそ2500人!ずっと見ていても飽きません。
活趣あふれる人物の諸態を見事に描き表した画家の名は不明ですが、岩佐又兵衛が候補にあげられています。

ここで遅めのお昼、ムキエビとアスパラのトマトパスタ♪
混雑のピークは過ぎているのでしょうが、それでも少し待ちました。

 

さて、ゆっくりして英気を養った後、いよいよ若冲展へ!
チケットはオンラインで買って、スマホのネットチケット表示を選択し窓口へは並ばずにOK♪
午前中は90分待ちの時もあったらしいですが、私が行った15:40には30分待ちの看板が、
それでも待つこと20分ほどで中へ入れましたので、なかなか良い作戦でした。
が、会場内の絵の前は5重ぐらいの人垣ができていて、最前列で見るためにはじっと我慢。。。
今回の目玉は、何といっても「動植綵絵」30幅!
通常は宮内庁の三の丸尚蔵館蔵にありますから、一般には見られないのです。
この30幅は、もう本当に素晴らしく、絵の前へ行くとずっと細かい部分を見ていたくなってしまうのです!
植物、動物、魚、鳥、虫、その一つ一つが身近なもので、愛情をもって描かれていて、
色、線、輪郭、構図、そのどれもが信じられないほど丁寧に、超細密に、緻密に心を込めて描かれていました。
裏彩色、たらし込み技法による筋目書き、没骨法、などを確認していて絵の前にいる時間が長くなってしまいます。
特に白の使い方は秀逸で、特に「老松白鳳図」は金色の羽が浮かび上がって見えますが実は金色は使っていません!
(下の画像の赤いポスターの絵 絵を描くのに絹布を使うことによって様々な技法が可能になるのですね。)
京都相国寺に寄進するために10年をかけて描いた30幅は釈迦三尊像を取り囲む動植物、ノアの箱舟のようです。

 

それをさらに強く感じたのは、1cm四方のマス目4万個の「桝目描き」技法を駆使した色彩豊かな「鳥獣花木図屏風」。
(上の画像は、入り口にあるチームラボによる大型アニメーション作品『Nirvana』、パノラマ撮影してみました。)
日本最初のデジタルアートともいえますが、その中に描かれているのは100種類近くの動植物。
命ある者たちへの賛歌ではないでしょうか!!

今、TVや雑誌などメディアで盛んに取り上げられていて、毎日のように様々な解釈を聞けます。
昨年、「若冲と蕪村」展へ行きましたが、その際はそれほど混雑していず、水墨画が多かったです。
その時見た絵の中に水墨画の「果蔬涅槃図」「虎図」「亀図」があり、
今回の展覧会では後期に公開されるそうなので見ておいてよかった♪

人ごみの中でゆっくり十分見た後、グッズを見たり買ったりして、会場を後にしたのは6時過ぎ、2時間でした。
6時過ぎでも並んでおり20分待ち、これでは最後までゆっくり見られませんね。
若冲の絵に対する真摯な気持ちと生き物への愛情を痛いほど感じて、とても豊かな気持ちになれました。
見に行って本当に良かった、感動の展覧会でした!
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ポテトチップ

2016-04-28 | 美味しいもの
レアもののポテトチップ、「菊水堂」の「できたてポテトチップ」ご存知ですか?

先月、ある演奏会で高校音楽部の後輩と、ウン十年ぶりにお茶したのですが、
その際にこの「菊水堂」のポテトチップの話題になりました。
私はそもそもあまりポテトチップを食べないこともあって、
「知らないし食べたこともない。他のポテトチップとどう違うの?」ときいたところ、
「このポテチはジャガイモと塩と油だけで作られているんだよ。」とのお返事。
私「えっ、普通そうじゃないの?他に必要なものないでしょ?!」と言ったところ、
後輩「お店で売っている一般的なポテトチップの裏見てみて。材料にいろいろ入っているんだから!」
とのこと。

「このポテトチップは天然素材だけで作られていて美味しいと。」とTV番組でマツ○さんが言った途端に、
爆発的な人気となり、今やなかなか手に入らないのだとか。
そんなに美味しいなら食べてみたい!と言ったところ、ありがたいことに我が家に届きました♪
揚げたてが送られてきて、賞味期限も短く、やはり原材料は「じゃがいも、米油、食塩」だけでした。
 

つぶれないようにパンパンの袋!製造日は前日という作り立て。
食べてみたら、あっさりとしていてジャガイモの素朴な味がしました。
いくらでも食べられる感じで、手はベタベタと油っぽくならないし、
思わずたくさん食べてしまいましたが食べた後も胸ヤケする様な感じが全くないのです。

これ、美味しいかも!!

買える場所はネット通販でのみ、今買えるのは5月下旬以降発送のものらしいです。
それからナチュラルローソン、・・・残念ながらこの近隣にありません。
近々、またTV番組に登場するらしいです。

明日から大型連休。
私はカレンダー通りの細切れ休みですが、お知り合いの中には10連休という方も!!
楽しみな予定もあります♪

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命をあずかる

2016-04-26 | いろいろ
熊本での14日夜の震度6強の前震、16日の震度7の本震、以来10日あまり、今なお余震は収まらず、
熊本・大分で震度1以上の地震が900回も起こっているそうです。
被災者の方々の避難生活も長引きそうで、大変な事態はなかなか収束しません。

そんな中、妊娠中や乳幼児を抱えたお母さん方を助産婦さんが訪問しているそうです。
TVでその様子を見ましたが、お母さん方は赤ちゃんを抱っこしながら助産婦さんと話すうち、
涙を流し始める方がとても多かったです。
助産婦さんは「大変でしたね。大丈夫ですか?心配いりませんよ。」とだけ話されています。
赤ちゃんや幼児を抱えるお母さんの不安は、いかばかりだったかと胸を突かれました。
子育て時代から遠く離れてしまって、忘れがちでした。

お母さんは、一人では生きていけない子供の命をあずかっているのです。
まさに二人分を生きているといってもいいでしょう。
むしろ、自分の命の分を削ってでも、子供の命を助けるように生きていて、
皆さん非常事態の中でも子供の命を最優先にされていたことでしょう。
どうか、これからの日本を生きていく子供たちのこと、そしてその命をあずかるお母さんたちを、
大切にして優先してあげてほしいと思います。

今の若い方々は、私が知っている範囲では、皆、常識的で思慮深く遠慮深い方が多いです。
子ども時代に、日本の「失われた10年」を生きてきているので望むものも多くなく、
少しぐらいの不便には「大丈夫です。」と言ってしまうのではないでしょうか。
自分からは、たぶん声を上げづらい、自分が頑張ればいいのだからと無理して我慢してしまう。
お母さん業ってやるのが当たり前できちんとやっても「イクメン」のように誰もほめてくれないし、
子育てが上手くいかないと母親が非難されがちです。
ほめられたくて育児をしている方はいないと思いますが、緊急時は不安でいっぱいなはず。
周りの方が、守ってあげてほしいと思いますし、そんな団体を支援したいです。
自治体を直接支援できる「ふるさと納税」がいい!と初めから思っていましたが、
それも総計5億円を突破したそうで、「やっぱりそれですよね!」と思います。

比べては甚だ申し訳ないのですが、私も愛猫チコの命を守るべく、今日も獣医さんへ。
てんかんの持病があることが分かってから4年、CTを撮ってもらったりもしましたが、
今では冒頭画像の投薬で落ち着いています。
毎月1回の通院と、毎日嫌がられて逃げられながらの朝晩の投薬を続けて4年、元気に暮らしています。
今日、獣医さんに「毎日朝晩の投薬、なかなか出来ることではありません。ご立派です。」
とほめられて、思わず涙ぐんだ私でした。
私がチコの命をあずかっているのです、しっかりせねばなりません。
 
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映画 「エヴェレスト 神々の山嶺」

2016-04-24 | 映画
先日、久しぶりに映画館へ行きました。
いろいろあって時間がなかったのと、どうしても見たいものがなかったので、久しぶり。

見たのは平山秀幸監督「エヴェレスト 神々の山嶺」公開から1か月もたっていますが、
岡田くんが主演ですからね、これは見ないと!

原作は、夢枕獏 著の小説『神々の山嶺』(かみがみのいただき)

1997年8月に集英社により上下巻が刊行され、第11回平成10年度柴田錬三郎賞受賞作品です。

孤高の天才クライマー羽生丈二(阿部寛ぴったり!)が前人未到のエベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む姿を、
山岳カメラマンであり登山家でもある・深町誠(岡田くん♪)がカメラを通して追います。
ストーリーにジョージ・マロリーはエベレストに登頂成功したのか?という実際の登山界の謎を絡めています。

エピソードモデルとして、
孤高のクライマー・羽生丈二は1960年代後半に彗星のごとく現れた天才クライマー森田勝。
そして、羽生のライバルとなるクライマー・長谷渉(佐々木蔵之介)は、
日本人初のヨーロッパ三大北壁冬季単独を登攀した長谷川恒男です。
映画には、マロリーをはじめ実在のクライマーたちが見え隠れし、リアリティを感じさせます。

日本映画初となる標高5,200mのエヴェレストでのロケで迫力ある映像が映し出されていますが、
「映像化不可能」とされたこの映画は俳優さんやスタッフとってさぞかし過酷なものだったでしょう。
また、4月上旬にかけて撮影が行われた直後の4月25日にネパール地震が発生し、
エヴェレストでも大規模な雪崩が発生したそうです!

8,848mの世界最高峰、最難関ルート(垂直の壁!)、真冬、単独、無酸素、と
これ以上ない過酷さにどうして立ち向かえるのでしょう?
「なぜエヴェレストに登るのか?」と聞かれてマロリーが「そこに山があるからだ」と答えたことは有名です。
それに対し、羽生は「ここに俺がいるからだ。俺がいるから山に登るんだ!」と言い切ります。
私は、映像を見ている間じゅう
「あんなことはしたくない、あんなところへは行きたくない。」と思い続けていました。
ただ、山々の美しさは本当に神の地であるかのような神々しさでした!

エンディングには、ベートーヴェンの名曲「第九」をモチーフにした、
イル・ディーヴォの「喜びのシンフォニー」が流れます。
映画の壮大さ、山々の神々しさ、厳しさがよみがえります。

今日から1週間後の5月1日に、本庄市で初めてベートーヴェンの「第九」が歌われます。
以前、私が所属していたコーラスグループの仲間が立ち上げ、10か月の練習を経て、
ついに本番まであと1週間となりました!
私はステージにのりませんが、知人・友人・市長・仲間たち、200名近くが合唱します。
オーケストラもアマチュアですが、プロのソリスト4名が歌ってくださいます。
GWの一日、第九を聴きにいらっしゃいませんか?!
お待ちしております。

5月1日(日)13:30開場 14:00開演
本庄市民文化会館 入場料1,900円(全席自由)
指揮:三河正典 管楽器:深谷シティフィルハーモニー管弦楽団
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本の日

2016-04-23 | 図書館
今日は様々な「本の日」、日本では「子ども読書の日」。
今日からこどもの日を挟んだ4月23日~5月12日の約3週間は「こどもの読書週間」です。
(表記が「子ども」だったり「こども」だったりするのには、理由があるらしいです。)
今年のこどもの読書週間の標語は、「四角い本に まあるい心」
都内で「子どもの読書活動推進フォーラム」が開催され、
各地の図書館でも子どもを対象とした読書に関するイベントなどを実施されました。

世界的には、ユネスコにより「世界本の日」に指定され、現在では国連の国際デー「世界図書・著作権デー」です。
偉大な文学者、ミゲル・セルバンテスやウィリアム・シェイクスピアの命日にあたるからで、
彼らに敬意を表して4月23日が「世界本の日」に選ばれたということです。

そして、スペインのカタルーニャ地方では伝統的な祝祭日「サン・ジョルディの日」、
バルセロナを中心とするカタルーニャ地方では、
大切な人に美と教養、愛と知性のシンボルとして、1本の薔薇と1冊の本を贈り、この日を祝います。
男性は女性に花を、女性は男性に本を贈るのが一般的で、家族や友達の間でもプレゼントが交わされます。
このイベント、日本にも定着すると素敵なのになぁ、とずっと思っているのですが。。。

柳広司氏の最新刊『象は忘れない』、読了しました。

モチーフは東日本大震災、そして福島原発事故、
帯には「なかったことには、ならない。」、
「「福島」が「フクシマ」になったあの日、原発に人生を奪われた。だが、何としてでも生き抜いてやる――。」
このタイトル『象は忘れない』は、
「An elephant never forgets.:象は(恨みを)忘れない(そして必ず報復する)」という英語の諺からきています。
連作短編集で、その5編の短編はいずれも「能」のタイトルがとられています。
作者は「原発事故の隠された真実を小説でなら書いてもいいのだ。」と膨大な資料を元に本作を書いたそうです。
熊本・大分の地震がなかなか収まらず心配が続く中、今なお稼働中の川内原発がとても気になります。
どうして停止しないのでしょうか? 早く停止してください!!
あの恐怖、人間は忘れちゃうの?

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『幸せになる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教えII』

2016-04-20 | 本の紹介
『幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII』ダイヤモンド社、読了しました。
岸見一郎氏と古賀史健氏の共著です。

3年前にミリオンセラーとなったアドラー心理学の新しい古典『嫌われる勇気』の続編です。
この続編も対話形式で、「人は幸せになるために生きているのに、なぜ幸福な人間は少ないのか?」、
「アドラーを捨てるべきか否か?」、と青年は哲人に苦悩をぶつけます。
ほんとうの「自立」とほんとうの「愛」。そして、どうすれば人は幸せになれるか。
アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か?

今回のメインテーマは「教育」。
前回、図書館司書だった青年が教師となるが、クラス経営や授業がうまくいかない。
前回教えてもらった「ほめない、叱らない。」を実践したら生徒たちが全くいうことを聞かなくなった、
どうしたら良いのか?という青年の問いを哲人が説いていきます。

今回のキーワードは「尊敬」「自立」「運命」「幸せ」「愛する」でした。
自分の人生、自分の頭で考えて幸せにならないと!と思いました。
いくら広い家に住んでも、とても高価なものを手に入れても、幸せを感じ続けることは難しい。
人とのつながりの中で不幸を感じますが、幸福感を得られるのも人との関わりの中でのみなのです!
時間とお金の使い方を、これから間違えないように生きていきたいと思いました。

2年前に読んださとうみつろう著『神様とのおしゃべり』の中の文章も心に残っています。
「99%の幸せを差しおいて1%の不満を探す人間のなぜ。」
もう、1%のことに苦悩せず99%を大切に生きていこうと思います。

熊本の地震がなかなか収束せず、被災者の方の毎日の恐怖を思うと心が痛みます。
生きて、食べられて、ベッドで寝られて、お風呂に入れるという日常のありがたみを感じます。

こんないろいろを考えたのも、今日は私の生まれた日だったから(やっぱり晴れ♪)。
家族、友人、知人、の皆さんからたくさんのメッセージをいただき、幸せを感じた記念日でした。
お花や贈り物をいただいたり、ケーキを買って帰ったら主人とかぶってしまったり。。。
周りの方々に本当に感謝です。ありがとうございます。

 

 

ケーキバイキング状態です♪
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フレンチランチと国芳国貞

2016-04-18 | 美味しいもの
久しぶりの友人とのランチ。
六本木にあるミシュラン2ツ星獲得のフレンチ「エディション・コウジ シモムラ」へ行ってきました♪
フランスの3ツ星レストラン「ラ・コート・ドール」でロワゾーシェフのもとで修業された、
下村浩司シェフのフレンチです。

素材本来の風味や色彩が生かされ、バターやクリームなどの油脂の使用を極力抑えているそうです。
お店もゆったりとしたテーブルの配置と抑えた照明で、落ち着きがあります。

お願いしたのは『初回ご利用者限定 スペシャリティー満載 特別コース』
出されたおしぼりのビックリパフォーマンスにひとしきり笑った後、
友人にお祝いしていただいたランチなので、スパークリングワインロゼで乾杯です♪
ありがとう感謝です!
 
・アミューズ・ブーシュ 白樺の切り株に入ったグルテンフリーポテトとカラスミのジュレ

・海水で軽く火を通した真牡蠣の冷製、海水と柑橘のジュレ お店の看板メニューでとにかく絶品!!
 
・フォアグラ料理 表面はこんがりなのに中はふわふわトロトロ

・カダイフを纏った的鯛の軽やかなフリット、ブロッコリーのクーリ この「カダイフ」料理に興味津々
 
・本日のお肉料理 栃木のポークロース 肉料理用のカシスのパンが出されました

・ライチのエスプーマ、グラス・ココ この白いフワフワはそれぞれライチとココナツの香り、中にフルーツ
 
・カカオのデクリネゾン、マジョルカ産オリーブオイルとマルドン塩 チョコレートに塩!オリーブオイル!

・フレッシュハーブティー 新鮮なハーブがたっぷり入ったポットで何杯もお代わり
 
・ミニャルディーズ プリンムースやナッツやたくさん テーブルのオブジェも面白い

忘れられないほど美味しいものがいろいろあった大満足のランチで、お店を紹介してくれた娘にも感謝♪
こんなにたくさんいただいたのに、ちっとも胸が焼ける感じがしないのは、きっと素材と料理法のおかげでしょう。
的鯛が巻かれていたトルコのお菓子に使うという「カダイフ」とは一体何?とスマホで調べていたら、
シェフが出ていらしてご挨拶とともにいろいろお教えくださいました。
油で揚げているというのにちっともベタベタせず油くさくないのは、この素材が油を吸収しないからだそうです。

お店を出るときもチーフだけではなくシェフも外に出てお見送りしてくださり、
ホスピタリティの高さにも感激しました。

その後、渋谷へ移動しBunkamuraで開催中の「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」展覧会へ。
以前、「歌川国芳展」へは行ったことがありますが、
国芳だけではなく兄弟子であった歌川国貞の浮世絵も比べながら一緒に見られるなんて、チャンスです!
と思った方が多いのか、結構な混雑ぶり!
特に、人気の国芳の巨大骸骨の絵の前に行くには、行列しなければなりませんでした。
その作風は対照的で、国芳は豪快な武者絵と大胆な構図で、国貞は粋な美人画や緻密な表現で一世を風靡。
解説文や説明書きに付けてある英語のふりがなが面白くて、笑ってしまいます♪
例えば「物怪退治英雄譚(モンスターハンター&ヒーロー)」「三角関係世話物(トライアングル・オブ・ラブ)」など。
最後のコーナーはフラッシュを使わなければ写真撮影しても良く、皆さん盛んに撮影しておりました。

  

全170点、混雑していたこともあり2時間ほどかかって、じっくり日本芸術を楽しみました。
一日中TVの前で不幸や悲劇をザッピングし続けているより、活動してお金落として社会を元気にと。。。
そして今こそ、間違いなく直接自治体へ寄付金が届くふるさと納税!
返礼品はいらないと思います。
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熊本地震

2016-04-16 | 本の紹介
熊本で震度7の大地震、また、自然の力の大きさを思い知らされています。
一昨日夜の地震でも甚大な被害が出たというのに、今日未明にまたマグニチュード7.3の巨大地震、
恐ろしいことです。

マスコミが取材している最中も、家が崩れたり、物が壊れる音がしたり、
まる2日間、断続的に震度5以上の地震が続いたため、被害がどんどん広がっています。
屋外に避難している方々は、恐ろしくて建物の中に入れないのでしょうね。
亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
被害にあわれた方々が、一刻も早く日常を取り戻せることができますように。

加藤清正による築城から400年、当時の姿を残していた熊本城も大変な被害です。
私は見に行ったことがあり、大きく、黒く、実に力強い城だと感じましたが、
今や本丸天守閣の一番上の屋根瓦はしゃちほこともどもすべて下に落下し、石垣も壊れています。
熊本県民の誇りであったろうに、無残な姿となってしまっています。
阿蘇山は大丈夫なのかと不安になります。

ここ数日読んでいたのは、桐野夏生 著『バラカ』でした。


この作品は、東日本大震災をモチーフにしているので、熊本で地震が起こったとき不思議な感じがしました。
震災のため原発4基がすべて爆発、警戒区域で発見された一人の少女「バラカ」を中心に、
震災前、震災時、震災後8年を描き、世界で蠢く男と女、その愛と憎悪が描かれるダーク・ロマンです。
656ページの大長編、震災後の日本を考えながら読んでいたところへ今回の地震、
災害を機に、また、本当に大切なものは何なのかを考えたいです。


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女性が活躍する社会

2016-04-14 | いろいろ
今頃ですが・・・
毎日楽しみにしていた朝ドラ「あさが来た」が終わってしまい、淋しく、がっかり。
終わってみれば連続テレビ小説としては今世紀最高の視聴率を記録し、
主人公あさの活躍と、それを支える周りの人たちを、毎回感動しながら見ていました。

あの時代、女性が社会で活躍するのは本当に大変だったことでしょう。
それを成し遂げられたのは、まず第一に何といってもあさの強い意志と行動力があってのこと。
そして、それを支え続けた夫の新次郎さんの優しさ、懐の深さ、他からあさを守る強さ(感涙!)、
それから、祖父、両親、義父母もあさを尊重し、口出しせず自分に従わせようとはしませんでした。
なんて良い家族に恵まれたのでしょう!

あの時代から100年もたったこの平成の世でさえ、女性が社会で活躍するには多くの障害があります。
まずは、家族の協力や理解が得られない場合・・・
身近な人で、社会で活躍する女性を「○○さんは中身は男」「○○さんは男に生まれたら良かったのに」
としばしば言う(先週も聞いた!)高齢者女性がいます。
実に差別的で封建的、信じられないほど前時代的なことを侮辱した口調で言うのです。
専業主婦だった自分を誇りに思っているのか、僻みからそんな言葉が出るのか、
一人で思っているのは構わないけれど、発言して頑張っている女性の足を引っ張らないでもらいたい!
地域性もあるのか、こんな残念な発言から「女性の敵は女性」と時に思ってしまいす。

私は我が子たちがやりたいように応援したので、男女の差別などなくのびのびと育ってくれて良かった♪
私自身も、実家の両親にはのびのびと育ててもらって対話も多かったし、
女子高では先生方から「自立した女性に!」と言われていたし。

それから、近頃やけに多く耳にする保育園の問題。
「保育園落ちた」発言、地域住民の反対で保育園が開園できなくなった地域、
そして国連児童基金(ユニセフ)からの「日本の子供いる世帯の所得格差が深刻 41カ国中ワースト8位」
という衝撃的な報告書。
国は「子ども・子育て支援新制度」の旗を掲げたのではなかったのでしょうか?
労働力と税金の不足から女性の労働力が期待されているというのに、子供がいては働けない、
こんな状況では、子供は生まない、だから結婚もしない、という若者が増えてしまっても仕方ないのでは?!
加えて、結婚前と同じ家に自分の親と住み、家事は「手伝い」、育児は「参加」だと思っていて、
結婚しても、子供が出来ても、結婚前の自分のスタイルを変える気はなく、
妻に「仕事してもいいけど家族に迷惑かけるなよ。」なんていう夫だったら。。。!
女性の負担が大きすぎます。

そんな中ですが、私のまわりの女性は、各方面で頑張って輝いている方がいっぱいです。
お話ししていて、元気がもらえる方ばかり!(もちろん男性も。)
仕事、結婚、子ども、人それぞれ、自分の人生を大切に生きたらいいのですよね。
ステレオタイプにはめずに、多様な生き方が尊重される日本であって欲しいです。

私事ですが・・・
おチビが1年前保育園に入る時には、第20希望まで記入したり各種条件がポイント制だったり、
大変な高倍率のなか、第2希望の私立保育園から、繰り上げで何とか第1希望の区立保育園に入れました。
その保育園が、2か月ほど前に新築のマンションの1.2階に引越しし、
娘家族はその新築マンションに入れたら最高!と応募し、抽選の結果、幸運なことに当選したそうです!
あえて保育園のある棟を希望し、登園するのに階下へ降りるだけで良い、
という願ってもない場所に引越しが終わったそうで、ホッとしています。
これで、雨の日も風の日も、これから生まれるチビチビちゃんが一緒でも、安心です。
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2016年 「本屋大賞」決定!

2016-04-13 | 本の紹介
昨夜、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を選ぶ「本屋大賞2016」の大賞が決定しました!
本屋大賞は、全国の書店員が年に1度、出版業界活性化のために「一番売りたい本」を投票で選出するもの。
第13回目となる今回は、「2014年12月1日~2015年11月30日に刊行された日本の小説」が対象です。

大賞に選ばれたのは、
宮下奈都 著 『羊と鋼の森』 文藝春秋
先日も記事にしましたし、私には一番心に響いた作品だったのでとっても嬉しい!!
初版の発行部数は6,500部(!)でしたが、その後少しずつ人気が出てきて11万2,500部まで重版、
本屋大賞受賞で22万部の重版が決まり、累計33万2,500部(10刷)になりました。
宮下さんは「私のような無名の作家の作品が本屋大賞を受賞できたのは、
書店員のみなさんが応援してくれたからこそ、だと誇りに思います。」とおっしゃっていました。
私は宮下さんの『よろこびの歌』も読みましたが、これもいい作品でした。

ノミネート10作品の順位は次の通りです。

1位『羊と鋼の森』宮下奈都/文藝春秋 
2位『君の膵臓(すいぞう)をたべたい』住野よる/双葉社
3位『世界の果てのこどもたち』中脇初枝/講談社
4位『永い言い訳』西川美和/文藝春秋
5位『朝が来る』辻村深月/文藝春秋
6位『王とサーカス』米澤穂信/東京創元社
7位『戦場のコックたち』深緑野分/東京創元社
8位『流』東山彰良/講談社
9位『教団X』中村文則/集英社
10位『火花』又吉直樹/文藝春秋

私は、今日『教団X』を読み終え、ノミネート10作品をすべて読了しましたが、
『世界の果てのこどもたち』『朝が来る』もかなり良かったです。
芥川賞受賞作『火花』が10位、直木賞受賞作『流』が8位・・・「本屋大賞」ならではの結果です。
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