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Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

教科書展示会

2015-06-25 | いろいろ
教科書展示会に行ってきました。

場所は本庄市立図書館、私はお役目もあって行ったのですが、一般の方も誰でも見ることができます。
受け付けはありますが、名前を書いたりすることはありません。
小学校と中学校の
平成28(2016)年度使用教科書目録に記載されている全教科書会社の教科書見本本が展示されています。
埼玉県内の地区ごとに、どの会社の教科書を使っているかも掲示されています。

小学校は今年度から新しくなったので、現行の全科目の教科書、
中学校は来年度から使われる予定の全科目の教科書を自由に見ることができます。
残念ながら本庄では高校の教科書は展示されていません。

近ごろニュースで取り上げられた、挿絵の不具合があった小学校1年生国語の教科書も見ました。
多くの人がチェックしただろうし、すぐにわかりそうな間違いですが、
こういうことが起こってしまうのですね。

私がちょっとお手伝いさせていただいた教科書もあるのですよ~。
まだそのページは使われていました♪

自分の専門の国語の教科書を中心に見ましたが、
いわゆる「教科書古典」と呼ばれている作品もあれば新しい作品もたくさん取り上げられていました。
他教科も見ましたが、新旧取り混ぜて広範囲にいろいろ学んでいるのですね。
中学校の歴史分野の教科書は、その主張からか様々な教科書会社から出ているのも印象的でした。
小中学校の教科書は、日本人の一般教養の大元とも言えるでしょう。

今の教科書は大判で紙質も良く、カラー刷りがふんだんに使われた立派なものです。
これらが日本の全小中学生に毎年無償で配布されるということに、改めて感じ入りました。
こういう税金の使い方はいいですよね!
海外では、先進国でも、教科書は学校からの貸与で、
書き込みするためには自分でコピーしなければならないところもあります。

また、これほど広範囲のことを学校の義務教育の中で学べる国も少ないです。
主要教科は勉強するけれども、音楽やスポーツや美術は、
やりたい人だけが地域のクラブやサークルで自主的に学ぶというところが多いです。
ましてや、教員が指導する部活動などというものはなく、
学校のチームは、専門家が放課後や決まった日に来てくれて指導します。

最後のアンケートに「高校の教科書も置いてください」と書いたのですが、
一般の方は特に書かなくても大丈夫でしょう。
以前もそうだったのですが「部屋が暑いです!」とも本当は書きたかったです。。。
お時間があったら、是非見に行ってみてください。
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富士山グラス

2015-06-23 | いろいろ
父の日のプレゼントとして、主人にこれを(子どもたちに代わって)プレゼントしました。

江戸硝子の職人さんが一つずつ手作りしている、富士山グラス(Fujiグラス)です。
しばらく前に国土交通省観光庁後援の「おみやげグランプリ2015」の話題をTVでやっていて、
そのグッズ・ノベルティ部門で、グランプリ・観光庁長官賞を受賞と紹介されていたのを見ました。
このグラス、グラス底の部分に本物に近い姿の富士山が手吹きで入れられていてとっても綺麗、
しかも、飲み物の色が山肌に反射して富士山の色が変わるのですよー!

これ、欲しい!!
と私と同じように思った方が多かったのか日本ばかりではなく海外からも注文殺到で品切れが続き、
都内某デパートに頼んでおきました。
父の日に間に合うといいな、と願ってたら、注文から1か月ほどで届き、間に合いました!
桐の箱に入っています。
グラス全体の姿は美しく、硝子はなめらか、下の富士山の部分はどっしりして、飲み口はとても薄く、
さすが江戸切子の職人さん手作りの逸品!

何も入れなくても、それだけでじゅうぶん綺麗です♪ 赤いトマトジュースを入れたら、赤富士に!



麦茶を入れると紅葉の富士山、麦酒を入れたら黄金色に♪



青い飲み物とか、紫のもの、他の色も入れてみたい~。
プレゼントした主人よりも私のほうが大盛り上がりです。

デザートはこれ♪



マンゴー大好き!美味しいです~。
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内閣総理大臣賞 「温もりの日差し」

2015-06-21 | 学校のこと
美術部の快進撃が続きます!

第16回高校生国際美術展美術の部において、3年生美術部の生徒が内閣総理大臣賞に選ばれました!!
美術の部 応募点数 1,794点 の中の第1位です。
素晴らしいです。
そしてその絵 「温もりの日差し」がネット上で公開されておりましたが、
未来への明るさと、温もりを感じさせる良い絵でした。

その生徒の受賞にあたっての喜びの言葉。

「このような賞をいただけたことを大変嬉しく思います。
今回の結果が得られたのは、切磋琢磨し共に競い合ってくれた仲間、家族の支え、
そして熱心に指導してくださった顧問の先生のお陰だと思います。
今回の結果に満足せず、これからも誠心誠意、作品制作に励んでいきたいと思います。」

他への感謝を表せるって、立派ですね。

受賞作品の展覧会が、私も良く行く六本木の国立新美術館で6/24〜7/5に開催されるようです。
すご~い!
そして、表彰式がこれまた先月行ったばかりの「ザ・リッツ・カールトン東京」であるそうで、
さらに素晴らしいなぁ~と思います。
本当におめでとう♪
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佐々涼子 著 『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている: 再生・日本製紙石巻工場』

2015-06-19 | 本の紹介
佐々涼子 著 『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている 再生・日本製紙石巻工場』 早川書房

前々からずっと読みたいと思っていたのですが何となく気持ちが乗らなくて、やっと読了しました。
とっても良かったです!!
高校生にも、社会人にもおススメできます。

あの2011年3月11日東日本大震災で、宮城県石巻市の日本製紙石巻工場は津波に呑みこまれ、完全に機能停止した。
製紙工場には「何があっても絶対に紙を供給し続ける」という出版社との約束がある。
しかし状況は、従業員の誰もが「工場は死んだ」と口にするほど絶望的だった。
にもかかわらず、工場長は半年での復興を宣言。その日から、従業員たちの闘いが始まった。

3月11日の夜、TVニュースで放映されていた一面火の海となった石巻港の映像が忘れられません。
あの石巻・・・大きな製紙工場がある石巻、紙にとっては水も火も大きな脅威。
大打撃を受けて、しばらくは出版界は大変なことになるだろうと思っていました。
でも、思っていたよりも出版がスムーズだったことの裏には、
こんな大変なことや大変な思いが詰まっていたのだとあらためてその事実にも感動しました。

紙を待っているだろう読者、出版社、著者、書店の思いを感じて、
「無理!」と思われたことに挑戦し続ける人々。

仕事をするということ、仕事の責任を果たすということは、こういうことですよね!
おそらく、ほかの場所でもお仕事をされている方はみんなそう思っているはずです。
どの店に行っても、どの仕事場に連絡をしても、嫌な思いをあまりしたことがありません。
正社員ではないだろう方々も、本当に責任をもって良くしてくれます。
素晴らしきかな働く人々!!

製紙工場の方が、「紙」にこのような思い入れをもって作って下さっていたことにも感動しました。
電子書籍もいいけれど、私は紙の本が好きです。

この本は、埼玉県の高校図書館司書が選んだ「イチオシ本 2014年版」第1位に選ばれています。
10位までを紹介します。

イチオシ本 2014年版

第1位 『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている: 再生・日本製紙石巻工場』 佐々涼子著/早川書房
第2位 『明日の子供たち』 有川浩/幻冬舎
第3位 『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子/新潮社
第4位 『鹿の王 上下 (生き残った者)』 上橋菜穂子/KADOKAWA
第5位 『わたしはマララ : 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』 
      マララ・ユスフザイ, クリスティーナ・ラム 著 金原瑞人, 西田佳子 訳 /学研パブリッシング
第6位 『似ていることば』おかべたかし(著)・やまでたかし (写真)/東京書籍
第6位 『ハケンアニメ!』 辻村深月/マガジンハウス
第8位 『悟浄出立』  万城目学/新潮社
第9位 『八月の六日間』 北村薫/KADOKAWA
第10位 『ぼくのニセモノをつくるには』 ヨシタケシンスケ/ブロンズ新社

私は上記10冊中8冊読了していますが、第10位のヨシタケシンスケさんの絵本は他のも楽しいのですよ♪
また後日ご紹介します。
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梅雨

2015-06-16 | いろいろ
この2.3日、この近隣では荒れた天候が続いています。

昨日午後、本校に隣接する群馬県伊勢崎市、そして前橋市や高崎市で突風が吹き、
家の屋根や太陽光パネルなどが飛び、大粒のヒョウが降ったそうです。
「ダウンバースト」という現象らしいです。
その頃、学校周辺は急に暗くなり、遠くで雷鳴が・・・
でも、雨も降らず風が吹くこともありませんでした。

そして今日午前、我が家から一番近い火山の浅間山が噴火したと!
雨天だったので雲が厚く垂れこめていて、その様子は見えませんでした。
「ごく小規模」だというので大丈夫なのかな?
5年おきぐらいに小規模な噴火が起きていて、浅間山は活動中だと思い知らされます。

今日の夕方には雷雨がありましたが、TVニュースで放映していたほどこの地は降りませんでした。
ブルーベリーの実が大きくなるために、もうちょっと降ってほしい・・・
とは身勝手な思いですね。
「雷三日」と言いますから、明日も降るかもしれませんね。

我が家の紫陽花が綺麗です。

 

 

最後の写真は沙羅とも呼ぶ夏椿、たった1日で落下してしまう可憐ではかない一日花です。
『平家物語』の冒頭で世の無常を象徴する花として登場していますね。
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県展

2015-06-12 | 学校のこと
「埼玉県美術展覧会」通称「県展」において、本校美術部&書道部が今年も素晴らしい成績を上げました!

美術部は特別賞・入選あわせて16名の入選を果たし、30年連続県展入選、通算352名の入選となりました。
美術部の生徒たちが出品したのは「洋画」部門、1,400点出品され521点が入選作品、
その中でわずか16点の特別賞に本校の2名の生徒が選ばれました!!
審査評にも
「特筆すべきことに、そのなかで2名の高校生の作品が受賞したことは誠に喜ばしいことです。」とあり、
大人も参加する展覧会ではありますが昨年に引き続き、優秀な成績をあげ立派です。

冒頭の画像が特選「読売新聞賞」を受賞した3年生の作品「貫徹の懸隔(かんてつのけんかく)」、
この生徒は、昨年に引き続き2年連続の特選です!
写真かと見間違うほどのリアルさですが、水彩画なのです。
この生徒は今3年生ですが、2年生の時にも2つのコンクールで大きな賞をとっています。
県展特選テレビ埼玉賞受賞作品、と、大賞 環境大臣賞 「夕焼けのオニヤンマ」
今年も高校生国際美術展で第1位の内閣総理大臣賞を受賞したらしいです!!

 

上の左の画像は特選「毎日新聞賞」を受賞した作品「旭光推進(きょっこうすいしん)」、
これもやはり水彩画です。
この生徒は、7/28〜8/1に滋賀県の県立近代美術館で開催される第39回全国高等学校総合文化祭へ、
埼玉県代表として出場することが決定しました。

上の右の画像は、この春卒業した美術部卒業生の作品「椅子」、
同じく特選「さいたま市教育委員会教育長賞」に選ばれました。
この卒業生は昨年在学中にも特選に選ばれて2年連続の受賞です。

書道部からは6名の生徒が県展に入選しました。
また、書道部は7/26に四国で開催される書道パフォーマンス甲子園本選への出場を決めました。
全国から84校がエントリーしたなか、21校が本選へ進出するこの大会で、
本校は関東ブロック11校中1位通過での本選出場となりました。

埼玉県展は6/2(火)〜24(水)に埼玉県立近代美術館で開催されます。
文化部も頑張ってます!
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下重暁子 著 『家族という病』

2015-06-08 | 本の紹介
5月の読書は以下の3冊でした。
今、自主的にちょっと取り組んでいることがあって時間が足りない日々(言い訳…)。

・『家族という病』 下重暁子
・『れもん、よむもん! 』 はるな檸檬
・『【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!』 高橋洋一

この中の『家族という病』について・・・
著者はNHKアナウンサーを経てフリーとなり、作家・評論、講演活動をされている下重暁子さん。
新聞広告の「家族ほどしんどいものはない」「殺人事件で最も多いのは〝家族間″である」
「日本人の多くが『一家団欒』という呪縛にとらわれているが『家族はそれほどすばらしいものなのか?」
「なぜ日本で家族は美化されるのか?」「これまで神聖化されてきた〝家族"を斬る!」
という刺激的なフレーズのコピーが気になって読んでみました。

新書で出版されているのだから、学術的な裏付けのある社会学的な本かと思ったのですが、
作者が自分の家族に対する恨みつらみを書いただけのエッセイだと感じました。
自分を産み(立派に)育ててくれた親を、そんなお年になって恨まなくてもいいのに。
こんな親だったのに、私は自分一人で頑張ってここまでになったのよ!と自慢しているようでした。
立派な職歴をお持ちで、インテリで、キャリアウーマンの先駆者でもあった作者だからこそ、
このような考え方が残念でした。
本当に立派な方は、そういう物言いはしないのでは?!
ましてやご両親はとうに亡くなり、ご自分も傘寿も近いお年なのに。

でも、家族の存在について悩んでいる方には心が軽くなる良い本かもしれません。
下重さんは「『家族はすばらしい』は欺瞞である。」と言っています。
先日新聞で読みましたが、家族であるからこそその存在が無視できずに苦しく、
他人であったら気にならないことも家族だからこそ許せないこともある、という考え方もあります。
家族とは断絶でもしない限り離れられませんからね。
家族間で起こる信じられないような残酷な事件も、家族だからこそ、の重さがあるのでしょう。
遺産相続が「争族」による「争続」になるということは、広く知られていますし。

根底には無条件に愛してほしかった、という作者の心があるのでしょう。
お嬢様のわがままのような本、と言ってしまったら言い過ぎかもしれませんが・・・

関東地方が梅雨入りしました。
ひと雨ごとにブルーベリーの実が大きくなるこの時期、雨は貴重です。
(こんな時ばかりスミマセン。。。)

アメリカ演劇界の最高の栄誉である第69回トニー賞、
ミュージカル部門の主演男優賞に「王様と私」でノミネートされた渡辺謙さんは残念ながら受賞ならず。
でも、この賞にノミネートされただけでも本当に素晴らしい!
私はこの映画「王様と私」を見たことがありますが、
王様役を演じたスキンヘッドのユル・ブリンナーに渡辺謙さんはそっくりでした!
英語でセリフを言い、歌を歌い、座長としてみんなの中心に立つのはどれだけ大変だったことか!
チャレンジし続ける姿に感動しました。
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ブルーベリー

2015-06-06 | ブルーベリー
我が家のブルーベリーが色づきました。
早生種のウェイマウス、皮が柔らかく上品な甘さが特徴です。

5月が好天続きだったため実がどんどん熟し、開園の準備に追われています。
例年より1週間ほど早く、明日から我がブルーベリー園が開園します!
これから9月半ばまでの3か月間、どんどん美味しい実がなってくるのが本当に楽しみ♪
早生種はおそらく6月下旬で終わってしまい、7月下旬からは晩成種の本格始動となります!
そして、お客さまとの出会いもとても楽しみです。
どうぞお越しくださいませ。
我が家ブルーベリー園HPのアクセスカウンター。


惜しい!キリ番ゲットならず…7並び見たかったー!

庭にあるアンズの木からも、美味しい実がとれました。
でもこちらは実がなっている事に気が付かなかった(!)ので完熟して下に落ちてしまい、
甘くて美味しいけれども虫食い跡があったり割れていたりなので、我が家用です。

 

今朝のスムージーは、下からニンジン、バナナ、ブルーベリー、トマト、アンズ♪
家にあるものを何でも入れている感じ。。。
フレッシュで安心で美味しかった!

先日読んだ本には、一番体にいいフルーツはベリー類だと書いてありました。
最近の果物は甘さが強くて、果糖による糖分の取り過ぎになるのだとか。
そして赤ワインが身体にいいとされているのは、ブドウを皮ごと絞って作っているからなのだそうです。
皮にはポリフェノールがいっぱい。
ブルーベリーは間違いなく皮ごと食べますから、ポリフェノールたっぷり。
しかも小さい粒の方がポリフェノールが多いと知ってからは、
今まで小さくて摘むのが億劫だった実も採って食べるようにしています。
大きくて甘いのばかりが良いわけじゃないのだそうです。
目に良いばかりではなく認知症予防にも効果があるそうなので、身体を動かしてせっせと摘もうと思います。
1日10粒でもいいから継続的に食べるのが良いみたい♪

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「鳥獣戯画展」に再チャレンジ!

2015-06-05 | アート
東京国立博物館で開催中の特別展「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」に再チャレンジしました!

前回は混雑へ対処が甘く、また、時間の制約があってあえなく断念し、
「こんなに混んでいるものを大変な思いをしてまで見なくても。」と諦めつつありました。
でも、見てきたという複数の友人から「行って来たのよ。良かった!」という話を先日聞いて、
「やっぱり行こう!」と開校記念日に行ってきました。
平日だから、少しは良いかも。

混雑ツイッターの記録や友人の話から、午後には入場待ちの外並びが解消されると知り、
午後1時半ごろに到着。
が・・・



えぇー!?と思いました、が、今回は夜の閉館まで粘るつもり、へこたれません!
入場まで20分ぐらい外で並びました。(看板の待ち時間は多めに見積もって出してあるみたい。)
テントには冷水、希望者には日傘まで用意してあり、こんな博物館他にはありません。

入場して第1室、第2室の順に見てくださいと言われましたが、すぐに甲巻を見るための大行列に並びました。
150分待ち、となっています。
そのために、私は本を用意していました!
待っている間に1冊読み終えられるかもしれません♪
でも、待ち人が飽きないように展示物やパネル、説明書きが用意してあったのでそれを見たり、
また、部屋が暗くて(電子書籍にすべきだった!)思ったほどは読めませんでしたが、
掲示されていた予定時間よりも30分早く120分ほどでついに甲巻の前に!

後期の見どころは、ウサギとカエルの相撲の場面。
下書きもせずに筆でスッと引いた線なのに、動物たちの何と生き生きとしていることか!
線の強弱、色の濃淡だけでこれほどまでに動きと立体感が表せるなんて、相当の描き手でしょう。
勝ったカエルは両手を上げ、口からは怪気炎まで上げています。
それぞれの動物たちの目がまたいいのですよ。
あぁー!素晴らしい!!
と見入っていると、後ろから「止まらないで下さい。小さな歩幅でも足を動かして下さい。」とのご注意が。
2時間並んで甲巻10m(実物はその半分の5m)を見たのはわずか3分。。。でも、心奪われる3分でした。
誰が何のために描いたのか謎、というところがまたいいですよね。
でも私が思うに、きっとこれは(貴族の)子ども用の絵本ではなかったのではないかしら。
字もないし、子どものお話は動物を擬人化することが多いですし、子どもも好きですから。

その他にも、京都高山寺から、巻物が他に乙巻・丙巻・丁巻、重要文化財を含むたくさんの仏画、
仏像や子犬・鹿などの彫刻、こんなにお宝をお持ちだったのですね。
私にとって高山寺、明恵上人といえば、昨年受検した茶道検定で必須勉強事項でした!

「鎌倉初期、栄西禅師が宋に渡り養生の仙薬、延命の妙術としてこれを広めようと茶種を持って帰国し、
これを高山寺開祖の明恵上人に贈られた。
明恵上人は、栂尾(とがのお)の深瀬三本木にこれを植え(日本最古の茶園)、
宇治(跡影園)その他の地にも広く移し植えられた。
鎌倉時代、室町時代を通じて栂尾は茶の本園、その茶は本茶といわれ、天皇への献茶も毎年行われた。
闘茶では栂尾のお茶「本茶」とそれ以外のお茶「非茶」を飲み比べて当てた。」

グッズ売り場で栂尾のお茶があったら買おうと思っていたら、ありました!
が、玉露1万円!、でやめときました。。。
他のグッズを買おうと思ったのですが、夕方6時近くなのに売り場もまた大行列、
もう並ぶのはイヤ、本なら書店で買えるし、とあきらめて帰りました。
バカラのグラスやマイセンのカップ、大倉のプレートなどもあり、グッズとよぶにはケタが違います。。。

鳥獣戯画の動物たち、良かった~!!
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図書館だより 「Library News 6月号」

2015-06-02 | 司書室より
図書館だより「Library News 6月号」を発行いたしました。
こちらです。
Yahoo版 Google版

今月後の特集は「『著作権』気をつけていますか?」
IT機器の進化、普及に伴って、今までになく著作権侵害しやすい状況になっています。
音楽を無料でダウンロードしたり、ネット上の写真や画像を保存して拡散させたり、
自分では違法と思っていないうちに法を犯してしまっていることが多くあります。
自分で楽しむだけの非営利目的のものでも、場合によってはダメな時もありますので、
著作権ついて高校生にも意識を持ってもらいたいと思って、記事にしました。

その中で「青空文庫」も紹介しました。
著作者の没後50年で著作権は切れますので、それら日本国内において著作権が消滅した文学作品や、
著作権は消滅していないものの著作権者が当該サイトにおける送信可能化を許諾した文学作品の
テキストを公開しているインターネット上の電子図書館です。
今や、100円ショップで夏目漱石の『こころ』も買えます。

「今月の作家」コーナーでは、先月お亡くなりになった詩人の長田弘さんを取り上げました。
国語の教科書に「詩が生まれるとき」という文章が載っていました。
また、私は『世界はうつくしいと』という詩も好きでした。
我が家で読んでいる朝刊のくらし家庭面「こどもの詩」の選者を長い間されていて、
楽しい子供の詩とそれに向ける長田さんの優しい言葉にいつも癒され、毎朝の楽しみでした。
亡くなる前日までお仕事をされていたそうです。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。。。合掌。。。
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