年2回、春と秋にあるちょっと気が重い仕事が終わりました。
以前、ブログで語ったことがありますが、
毎週火曜日の朝、ショートホームルームの時間に全教室に流される校内TV放送
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。。。
「図書館より」の収録が終わりました。
だんだん馴れてきましたが、終わってみると話し足りないこと言葉が足りなかったこと、
反省しきりです。
今回も何冊か本
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の紹介をしたのですが、
そのうちの一つがこれ。
~文藝春秋社発行「はじめての文学 全12巻」~
編集部によると
「現代日本の文学を代表する、個性豊かな作家十二名が、自作のなかから、
「とりあえず、これから」と選び抜いた中短篇の極上アンソロジーです。
それを若い読者にも読みやすいように、ふりがなを増やし、
大きな活字でゆったりと組み上げました。
さらに軽快な装丁で、
文学をより親しみやすく──とにかく、どれをとってもおもしろい、
同じ時代を生きる作家たちの傑作、自信作ぞろいです。」
村上春樹 村上龍 よしもとばなな 宮本輝 宮部みゆき 浅田次郎 川上弘美
小川洋子 重松清 桐野夏生 山田詠美 林真理子 (刊行順)
作家の顔ぶれを見ても、現代を代表するそうそうたるメンバー。
文学に触れたいけれど、どこから最初の一歩
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を歩み始めたらいいのかわからない。
そんな若い読者へ向けた、作者自身が選んだ秀逸の短編が並んでいます。
私は、この中の「重松清」を読みましたが、子供の心を描かせたら第一人者の作者らしい作品ばかりでした。
重松清の作品こそ子どもを持つ大人に読んでもらいたいと思うのです。
「子どもが何考えているのかわからない
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」とお悩みの方に、重松作品はヒントをくれるでしょう。
見た目もステキなこの本、すでに何冊かは貸し出し中です。
各巻のあとがきには、若い読者へ向けた作家の書き下ろしメッセージが収められます。
「この作家気に入った
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」と思ったら、次に是非同じ作家の長編
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にチャレンジしてみてくださいね。