今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

夏越の大祓

2016-06-30 | 本の紹介
今日で一年の半分が終わり、今夜「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」という神事が行われる神社もあります。
この半年の間に身内に積もった罪や穢れを落とし、後の半年の息災を願う行事です。
残り半年、元気に楽しく充実した毎日でありますように!

画像は、生物部の制作したコケ玉。
昨日放課後、玄関で販売しており、図書委員の生徒から買って図書館に飾りました♪

今月の読書は以下の11冊、よく読みました!!
この半年で44冊読了、今年は目標の年間100冊を達成できそう?!
holyの本棚 - 2016年06月 (11作品)
孤狼の血
孤狼の血 柚月裕子 読了日:06月22日

天下人の茶
天下人の茶 伊東潤 読了日:06月23日

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いくつか紹介した作品もありますが、姜尚中さんの『漱石のことば』(集英社新書)は面白かったです。
今年は夏目漱石没後100年、それもあって各地で関連イベントや講座なども開催されています。
本書には148の言葉が収めており、それに対して姜尚中さんがコメントを綴っています。
作品中の言葉なので前後の文脈がわからないと本当は意味がないのでしょうが、
十分楽しめる名言集となっています。
名言と言ってもとても平易な言葉の数々で、心身ともに病んでいたと言われている漱石ですから、
力まない言葉は、日常の辛さをちょっと軽くしてくれるかもしれません。

私にとっての漱石の名言は「月が綺麗ですね。」
「I love you.」の日本語訳です♪

『天下人の茶』 『家康、江戸を建てる』

2016-06-28 | 本の紹介
先週、芥川賞候補作品、直木賞候補作品が発表されました。
直木賞候補作の中の、戦国時代~江戸時代を題材にかかれた2作品を読みました。

伊東潤 著 『天下人の茶』 文藝春秋
門井慶喜 著 『家康、江戸を建てる』 祥伝社

どちらも面白かった!
歴史小説苦手な私でも、楽しめました。

『天下人の茶』は、
茶道文化の好きな私にとっては、題名からすでに魅力的♪
今でも様々な説がある「本能寺での信長の死」「明智光秀の死」「千利休の死」、このすべてに関わる豊臣秀吉。
ここに、利休七哲と呼ばれている牧村兵部、瀬田掃部、古田織部、細川忠興、山上宗二らの弟子がからみ、
戦国時代を舞台に繰り広げられる“もう一つの戦い”秀吉対利休が描かれます。
参考文献を見ると作者は多くの資料に当たったらしく、私の愛読コミック『へうげもの』まで入っていました!
利休は賢すぎたのでしょうね、死してなお天下人秀吉にその存在を恐れられるほどに。

『家康、江戸を建てる』は、
秀吉の命で国替えをさせられた家康の一大プロジェクト「江戸の建設」が題材です。
東京は今でこそ世界的巨大都市ですが、家康が駿河から追いやられた頃はただの広大な低湿地帯の不毛の田舎、
豊饒な現在の所領、駿河、遠江、三河、甲斐、信濃と交換させられ、家臣たちは大激怒!
でも、家康は一面灰色の土地江戸の大改革に乗り出します。
(1)利根川の付替え、(2)小判の鋳造、(3)上水道の開通、(4)石垣の構築、(5)天守の造成
それぞれにその道のプロ職人が家康によって見出され、江戸が出来上がっていきます。
ピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、面目躍如の挑戦が描かれ、とっても楽しかったです。

私は今まであまり魅力を感じなかった家康ですが、江戸時代が長く続いた理由もわかる気もするし、
何より江戸文化が花開いたこの時代があって良かった♪

折しも、先週の大河ドラマは、題材が利休の死。
本を読みながら、秀吉には小日向文世さん、利休には桂文枝さん、家康には内野聖陽さんの顔がちらついて。。。

Jazz Live

2016-06-26 | 音楽
知人にお誘いを受けて、午後からJazz Liveへ行ってきました。
場所は隣市のカフェ、先日オープンマイクのあったトマトカレーのお店です。

私はあまりJazzを聞かないので、どうしようかなぁと思いました。
加えて、ずいぶん前に聞きに行ったジャズが、現代的で頭の痛くなるような音楽で中座してしまい、
それ以来行ったことがありませんでした。

そんな話をしたら、スタンダード中心で選曲も歌もまったり系だから大丈夫よ、とのことで、
ちょっぴりの不安とともに20名ほどの観客の一人に。
ボーカルは永井由紀生さん(女性)、ギタリストは宮澤達也さん(男性)。
演奏者と観客がとても近く、コーヒーを飲みながら聞き、演奏もトークもフレンドリーなものでした。
「私たちの音を知っていただくために。」と演奏された最初の曲が、
ジャズに編曲されたユーミンの『卒業写真』でしたから♪

そこから、途中2回の休憩を入れて約3時間の演奏会でした。
題名を聞くとわからないのですが、演奏が始まると「あ、これ知ってる!」という曲が多かったです。
綺麗な歌声と、抜群の演奏力のギター、とても楽しい時間を過ごせました。
改めて知ったのですが、ジャズって音楽のコードだけが決まっていて、あとは演奏者のアレンジなのですね!
その場の雰囲気や、お客さんの感じや、演奏者の音楽の解釈や、ギターとボーカルの目と目の合図や、
そんなもののトータルや即興で音楽が出来上がり、きっと二度と同じ音は出ないのでしょう。
これこそ「LIVE」だと思いました!

ボーカルの永井さんは、8月からアメリカへ2か月ほどジャズの勉強へ行くのだとおっしゃっていました。
ギタリストの宮澤さんは鴻巣市にお住まいで、他でもいろいろな演奏活動をされているそうです。
(Facebookにお邪魔したら、私の卒業した女子高と兄弟校の男子高ご出身でした。)

お誘いいただいて良かった♪
もしまたJazz Live があったら、是非行きたいと思いました。



EU離脱

2016-06-24 | いろいろ
英国の国民投票の結果、イギリスはEUを離脱することに決定しました。
僅差でも残留になると思っていただけにビックリしました。
歴史的な日です。

1957年にイギリス主導によって平和のため6か国からなる欧州経済共同体(EEC)が設立、
2013年7月にクロアチアが加盟して現在は28か国が構成する欧州連合加盟国(EU)ですが、
設立から60年、加盟国が増えて国家間の相違など様々な問題が出てきたのでしょうね。

イギリスは、もともとヨーロッパの中でも違う部分がありました。
イギリスだけが大陸から離れた島国であるし、通貨はユーロを使わずにポンドのままです。
道路も車は左側通行、宗教もイギリス国教会はローマ教皇ではなくイギリス国王を頂点としています。
EU内はパスポートなしで国境を出入りできましたが、イギリスはパスポートが必要。
日本と似ている部分がありますね。

イギリスの離脱がEU、そして世界に与える影響は甚大でしょう!
他の大きな国、例えばEUの財源の22%を拠出しているドイツはもっと不満があるのでは?!
世界の為替は乱高下し、株価も一気に下がりました。
(我が家は直接的には関係ありませんが・・・)
イギリスの国自体が、前のように3つに分裂してしまうかも!?

投票率は72.2%だったとか!
国民投票だけで決まるのだから「この1票が!!」とみんな関心持ちますよね。
年配者は離脱を支持する方が多かったそうで、若者がもっと投票すれば違ったかも。
来月の参議院選、日本も18歳以上の若者が参政権を持つので投票率が上がるといいと思います。
本校の3年生も、ちゃんと投票してくださいね。










不寛容な社会

2016-06-21 | いろいろ
今日は夏至、不安定な気候ですが日の長さを感じる昨今です。
我が家の庭の夏椿(シャラの木)も、毎日綺麗な花を咲かせては一日で花を落としています。

近頃耳にする言葉ですが、日本全体が「不寛容な社会」になっているのではないかと感じます。
他人だけではなく、自分もそうならないように気を付けなければなりません…。
秩序と礼節を大切にする日本は、世界でも稀な整然とした国とも言われていますが、
ともすればそれが行きすぎてはいないかと思わざるを得ない時もあります。
統制が取れ過ぎていて、それを強要する力が強く、怖い感じがする時もあります。

例えば、保育園の建設反対、電車にベビーカーを持ち込むことへの議論、
政治家の公金使用に対する細かすぎるバッシング、芸能人の不倫問題への徹底的な追及、
CMで使った言葉への批判に対してCMオンエア中止、座って本を読む二宮金次郎、
レジで怒鳴り散らす大人、クレームをつける客、隣人の生活を異常に気にする人・・・
本当にいけないことを許してはいけませんが、その場合でもちょっと逃げ道を残してあげないと。
子どもを叱る時と同じです。

自分個人への不利益がそんなにも許せないのでしょうか?
誰もが完ぺきではないのだから、許しあって譲り合って暮らしましょうよ。
いつから日本は、こんなにもギスギスしたとげとげしい社会になってしまったのでしょう。
日本全体を考えたら、もっと他に、真剣に反対しなくちゃならないこと、ありますよね?!

こんな豊かな日本なのに、一人ひとりの心に余裕がないのかもしれませんね。
それとも、日本人特有の「型から外れたら許さない」「横並び」思考が、増幅しているのでしょうか?
あるいは、辛い思いをため込んでいる人が、他のだれかを攻撃することでその憂さを晴らすのか。
今までは、身内で語り合って何とかしのいでいた愚痴や悪口が、
ネットに書き込みすることで広く世間の知るところとなり、
同じ思いでいた人を助長して「フルボッコ」となり、さらに大きな問題にしてしまう。
誰でもネット上での匿名発言が可能となり、多くの人がコメンテーター化しています。

梅雨空の憂鬱な感じもあって、ちょっと息苦しさを感じてしまう人も多いでしょう。
「自分に甘く他人に厳しい」そうならないように、私も気を付けたいと思います。

昨夜は、満月の色が赤みがかる年に1度の「ストロベリームーン」、
薄雲のかかったおぼろ月でしたが、月を見て心が癒されました。


山のカフェ

2016-06-18 | 美味しいもの
友人たちと、山の中の隠れ家カフェ「風の丘」で女子会ランチ♪
このカフェご自慢の「黒豆黒みつ」が久しぶりに食べたくなって。
(お楽しみと美味しいもの記事が多くて恐縮なのですが、平日は真面目に頑張って仕事してます…)

ここは山の中腹の坂の途中にあり、看板は小さくてわかりにくくメニューの数も少ないのですが、
料理が美味しく癒される空間なので、時折訪れたくなります。
私は、まだ食べたことのなかった「シャクシ菜のピザ」を注文したものの、
みんなが「和風スパゲッティ」を食べ始めたのを見たらそれもとっても美味しいので食べたくなり、
「和風スパゲッティを追加でお願いします!」と言ったところ瞬時に出てきてビックリ!
注文を間違えて一つ余分に作ってしまっていたのだとか・・・
店主さんと以心伝心!?

 
みんなが取り分けて食べることにしてくれたシャクシ菜のピザ、
秩父地方名産のシャクシ菜の漬け物がのっていて、ピリ辛でとっても美味しかったです。
どうしても食べたくなった「黒豆黒みつ」は安定の美味しさ、ふっくらした黒豆がたっぷりです。

ここで使っている陶器は、すべて店主さんのお嬢さんが焼いたもの。
益子焼の作家 加藤弓さんです。
動物たちがモチーフになっているものが本当にかわいらしくて、是非益子でギャラリーに行ってみようということに!
先日ツアーで行った時には、テントが見つからなくてわからなかったのですが、ご夫婦で出店しているようです。
特に欲しくなったのは猫の水差し、…これ、家にあったらいいなぁ。
 
ちょっとリサ・ラーソンさん(好き♪)っぽいですね。

黒豆は長瀞にある豆腐料理屋さん「お豆ふ処うめだ屋」さんのものだそうで、
そして、「うめだ屋」の店主とかわいい益子焼の作家さんは姉弟の関係らしく、これまたビックリ!
姉弟で親御さんのカフェを支えているのですね。
素敵なご関係です♪
女子会ランチは、楽しく賑やかに、次の楽しい予定を考えながら最後の客になるまで続いたのでした。


小田和正コンサート ♪君住む街へ♪

2016-06-16 | 音楽
半年前から楽しみにしていた2年ぶりの小田さんの全国コンサートツアー、
『明治安田生命 Presents KAZUMASA ODA TOUR 2016「君住む街へ」』行ってきました!
会場はさいたま新都心にある「さいたまスーパーアリーナ」、
埼玉県の誇る巨大多目的ホールで、2020年東京オリンピックではバスケットボールの試合会場になっています。
イベントでは行ったことがありますが、ライブで行くのは初めて!ワクワク。

 

これまでは、新しいアルバムが出されるとコンサートツアーがあり2年前も行きましたが、
今回はオフコース時代からのベストアルバム『あの日 あの時』が発売され、それでこのツアー。
アルバムにはオフコース時代の曲もたくさん入っていたので、コンサートでもきっと歌われるはず。

私は仕事場から大急ぎ直行し友人と座席で待ち合わせ、会場は2万人の観客の熱気で満ちいよいよスタートです♪
定番の白のシャツで颯爽と走って登場し、歌い始めたその姿・美声は相変わらず健在でした!
前半はオフコース時代の曲のオンパレードで、懐かしさに胸が震えます。
歌と同時にその当時の出来事や自分の姿や思い出がドッと押し寄せてきて、泣けちゃうのです。
歌って不思議です。
その当時の曲は完璧に歌える自分、青春期には音楽に浸るし、音楽が必要なのですよね。
最近の歌は、歌詞までなかなか入ってこないのは、年齢によるもの?!

後半も全力で歌い続け、会場を駆け回り、最後、アンコールに3回も応えてくれました!
全30曲3時間にわたるコンサート、今年69歳を迎える方とはとても思えません。
小田さんの美声からはアルファ波が発生しているらしい。。。歌声に全身が包まれ癒されました。。。
私は、何といってもピアノソロで歌ってくれる曲が好きです。

自分の青春とともにあった歌とともに歳を重ね、さらになお歌い続けている歌手は貴重です!
小田和正さん、さだまさしさん、南こうせつさん、松任谷由実さん、中島みゆきさん、…etc…
新たな曲が少なくなっても、どうかこれからもファンの前で歌い続けて欲しい、と切に思います。
昨夜のコンサートで、またまた元気をもらえました。
小田さんは「お互いに身体を大事にしましょうね。」と語っていらっしゃいました。
小田さんだけではなく、観客の年齢層も高めなので。。。
また、次回もぜひ!!

劇団四季ミュージカル 「ライオンキング」

2016-06-13 | 音楽
四季劇場「春」で、ミュージカル「ライオンキング」を観に行ってきました。
これを観るのは、確か3回目?
娘とは何回もいろいろ観に行きましたが、今回劇団四季デビューの息子夫婦と一緒に♪

浜松町から歩いて行きましたが、かつて来た時にはなかったビルや広場が出来ていて、
都心は常に変わっていることを実感。
軽くランチしてから、劇場へ、半年前に友人に予約していただいたのは前方通路側の良い席。
劇中に、通路を動物たちが通りますからね!
日曜日だったので家族連れがとても多く、子たちがいっぱいでした。
娘家族も先週3人で観にきて、動物大好きなおチビは2歳で劇団四季デビューしたらしいです。

ライオン・象・キリン・チーターなど工夫された動物コスチューム、
そして何といっても、素晴らしい歌声と鍛錬されたダンスにすっかり魅了された3時間弱でした。
初めて見た息子たちも、大感激だったようで良かった。
カーテンコールで出てきた団員だけで、このステージすべての役をやっているのだと言ったところ、
ビックリしていました。

劇団四季のミュージカルはほとんど観てしまって、数年ぶりでしたが、
パンフレットを見たらアラジンとリトルマーメイドも良さそう!
半年後に、また一緒にどちらかを観に行こう、という話になりました♪

その後、銀座へ移動し初夏の夕暮れのなかブラブラした後、予約しておいたフレンチへ、
ディナーコース料理でお嫁さんの誕生会です。
 
☆シャンパンで乾杯☆
・スペシャルアミューズ:KRUGのマリアージュ(根セロリ、海栗、赤座海老、キャビア)
・前菜1:ホワイトアスパラガス カルボナーラとKRUGの香り
・前菜2:フォワグラのラビオリ アミカサダケとリードヴォ
・肉料理:ハンガリー産仔鴨胸肉ロティー ソース・ポワブラード
・パン ・本日のデザート ・コーヒー又はフレーバーティー又はフレッシュハーブティー ・小菓子
 
2人ではこういうお店に来ないそうで緊張気味、2人ともお酒に強いのでドリンクフリープランにし、
いろいろおしゃべりしながら美味しい料理をゆっくりいただきました。

ずっと楽しみにしていて、そしてとても楽しかった一日でした。
新たな楽しみを見つけた気分です♪

オープンマイク

2016-06-11 | 音楽
昨夜は、近くのカフェで行われたオープンマイクというイベントに参加しました♪
といっても、観客としてですが。

「オープンマイク」とは誰でも飛び入りで参加できるステージ開放イベントだそうです。
楽器やパフォーマンスを用意して、会場へ行くだけで誰でもライブをすることが出来ます。
欧米ではとてもポピュラーなイベントだそうですが、日本ではまだあまりみたことがありません。
もしかしたら、今期月9ドラマ「ラヴソング」で主人公が歌うパブがそんな感じなのかな?

場所は、最近よく行っているトマトカレーのお店、
そこでこのイベントが行われているのを知り、バンド練習をしている知り合いに紹介しました。
せっかく練習しているのだから、やはり誰かに聞いてもらいたいですよね。
でも、アマチュアがそういう場を持つのはとても大変なこと、
カフェで軽い感じで演奏できるのは、いいですよね♪

1ミージシャンが3曲ずつ演奏します。
私のお仲間3人はそれぞれ3曲、他にも6名の参加者があり、いろいろな曲を聴けました。

 

店主さんは、自作の曲も演奏されました♪
私が来週小田さんのライブに行くという話をしていたら「さよなら」を低音で歌ってくださった方、
好きな南こうせつを歌う方、あるいは初めて聞く曲の方、歌無しで演奏だけの方…
アマチュアとはいえみなさんとってもお上手で、レベル高かったです!!
よくよく聞いてみたら、CDを出していらっしゃるプロの方もいたのでした。

皆さま50、60代と思われますが、高校生の頃からバンドを組んでいたというグループの話を聞いた方が、
「自分は高校生の時にそのバンドの演奏会へ行った!」という45年ぶりの再会があったりで一同ビックリ!
住宅街なので基本はアコースティック、人の歌声を生で聞くというのはいいですね♪
終わった後、初めて会った者同士なのに会話が弾んで、友人が増えていく感じも素敵。
仕事とは離れたこういう趣味を持っている方って楽しくて面白いし、いいなぁと思います。
心地良い夏の夜を過ごしました。

毎月第2金曜日の夜、このイベントを実施していく予定だそうです。
予約等しなくても大丈夫なので、発表の場を探している方は是非!
また、食事したり飲んだりしながら生演奏を聴きたい(ディナーショー?!)という方も、
お客さまとしてどうぞ。

税所篤快 著 『ゆとり世代の愛国心』

2016-06-08 | 本の紹介
税所篤快 著 『ゆとり世代の愛国心‐世界に出て,日本の奇跡が見えてきた』(PHP新書)読了しました。

税所篤快(さいしょ あつよし)さんは、1989年、平成元年生まれ、現在26歳、
我が子たち(1988年、1990年生まれ)と同年代でいわゆる「ゆとり世代」と呼ばれる世代です。
4月に本校で講演会をしてくださいました。
19歳でバングラデシュに渡り、グラミン銀行に潜り込んだかと思えば、
eラーニング事業を立ち上げて貧困地域の高校生に映像授業を提供し、いまでは世界を股にかける若手起業家です。

「ゆとり世代」とは・・・
2002年度から2010年度まで、小・中学校での教育内容が、いわゆる「ゆとり教育」という学習指導要領に改正され、
この期間に学校教育を受けた1987年から1996年生まれまでの9年間を「ゆとり世代」とすることが多いようです。
「内向き」「草食系」「コミュニケーション能力(コミュ力)が低い」「打たれ弱い」、など、
ひとくくりにされて悪口を言われ、一方で「かわいそうに」と憐憫の眼差しを向けられる20代の若者たち。
大人が勝手に変えた教育課程で作られてしまった世代なのに、
まるで本人たちが悪いような言われ方に、私は常々疑問を持っていました。
この世代は、真面目で優しく、地に足を着けた生活をしていると、私は思います。

税所さんは教育の機会のない国々で、ネット配信を使った教育を提供することを思いつきます。
世界でeラーニング事業を拡げる活動をしていく中で、「日本に生まれて幸せだ」と何度も思い、
心の底から日本への愛国心を感じる瞬間に出会います。
訪れる者がいない辺境の土地なのに、日本人はたしかに尊敬されていたのです。
彼が最後にたどり着いた「本当にすごいのは日本というシステムだ。」という言葉にハッとしました。
世代間の争いなど無意味、異なる世代が力を合わせて日本をここまでにしたのです。

税所篤快氏の著書『ゆとり世代の愛国心』『「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう』が、
本校図書館に入っています。
是非、生徒たちに読んでもらいたいです!

今、TVで「ゆとりですがなにか」というドラマをやっていて楽しく見ています。
脚本は宮藤官九郎氏、「社会人経験ゼロの私が、45才にして初めて挑む社会派ドラマ」と称しています。
それから、本校に今、教育実習生がたくさん来ています。
まさに「ゆとり世代」の実習生たち、学生気分を吹き飛ばして頑張っています!