新政権による政府事業仕分けが11日から行われています。
こういうやり方があったのね!と、ちょっとビックリしています。
公正な立場にある民間の専門家の意見を聞くというのは、
ある面ではとてもいいことだと思いました。
取り上げられた財団の中には天下り先としての性格が強く、
予算15億円のうち5億円が人件費というところもあったと知りビックリです!
「1時間での議論では・・・」等の意見もありますが、
あの場までに調査・検討など相当の準備をしてきているはずです。
でも・・・
この仕分けられた事業の中に
地域や家庭が子供の読書活動を支援する事業「子どもの読書活動推進事業」
と「子どもゆめ基金」が取り上げられ、しかも廃止が決まってしまったのは残念でした。
新案は
〈読書活動を進めるために教員や保護者向けの資料を作り、ネットサイトを運営する。
「地方や市民レベルの活動があり、国が行う必要はないのではないか」
との意見が出され廃止。〉
読み聞かせや、朝の読書、キャンプや外遊び、昔遊びの体験活動など、
基金があったから指導者研修やお礼程度の報酬があったのではないでしょうか?
子ども手当を支給するのだから、子育て・教育関連から予算を削って、
それぞれ各家庭が自分でやりなさいっていうことでしょうか?
今日の読売新聞に
〈図書館を利用する小学生が2007年度に借りた本は平均35・9冊で、
過去最高だったことが12日、文部科学省の社会教育調査で分かった。
10日に1冊、本を読んでいる計算だ。
同省では「子どもの読書離れに一定の歯止めがかけられたのでは」としている。
ただ、司書教諭の配置は伸び悩み、小学校ではいまだ6割にとどまる。
自治体ごとに策定が定められた読書推進計画についても、今年3月末の策定率は36%。
都道府県別に見ると、鹿児島県(91%)から山形県(0%)まで、かなりの差があるのが実態だ。〉
とのニュースが出たばかりなのに・・・
そして、来年は「国民読書年」なのに・・・
図書館に関わる仕事をしている私としてはとても残念でした。
~お知らせ~
明日、熊谷市立文化センタ-文化会館にて本庄第一フェスタ in KUMAGAYA が開催されます。
熊谷で行う校外文化祭!
皆様お誘い合わせの上、是非ご来場下さい♪
詳しくは
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