本が好き♪図書館ブログ

私立高等学校図書館からの
メッセージ&日常のあれこれ

高校図書館ブログへようこそ!

Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

本庄方言

2008-02-26 | 本の紹介
本校図書館に寄贈図書がありました。

大野清さん著 『本庄方言で語るふるさとの伝承昔話』

自費出版されたこの本についての記事が、朝日新聞2月23日(土)埼玉版にもあり、
「あの新聞で紹介されていた本だ」と思いました。
同封されていたお手紙に
「・・・前作の『本庄地方の方言辞書』をホームページで紹介してくださり、
有難うございました。
その第2弾としてこの本を出版しましたので、寄贈したく思います。・・・」
とありました。
そう、確かに2006年12月6日に記事にしています。
それを大野さんが読んでいてくださったことに驚き、嬉しかったです
大野さん、ブログを見てくださり、また、本を寄贈してくださり有難うございます。

前作は言葉の意味が五十音順に並べられている「辞書」でした。
今作は、その方言を使ってこの地方に伝わる昔話が綴られていて、
より難しくなっています。
私自身は県南の生まれで、その後県北K市で育ちました。
両親も他県出身なので、本庄方言はなかなか難解です

この中に、本庄市児玉町出身の塙保己一に関する昔話が3話あります。
埼玉県の3偉人は塙保己一(国学者)、渋沢栄一(実業家)、荻野吟子(女医)と言われています。
塙保己一は盲目の国学者として有名ですが、
この昔話を読むと、人間的にも大変立派な人だったことがわかります。

方言で書かれた文章を読むのは結構難しいですが、
これを誰かに読んでもらって聞くのは楽しいかもしれませんね
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猫の話

2008-02-24 | 本の紹介
2月22日は「ニャンニャンニャン」で猫の日なのだそうです。
最近、猫が人気だそうです

ここから先は、多分にネコ贔屓になるので、犬好きの方はご勘弁を。
動画サイトにアップされた映像が話題になった「ネコ鍋」は、
DVDまで発売されています。
ネコと一緒に遊べる「ネコカフェ」も大人気だそうです。
TVCMにもネコがたくさん登場します。
犬からネコにCMを変えたら売り上げがアップしたりとか。。。

我が家でもネコを2匹飼っています。
1匹は足先だけが白い黒猫、もう一匹は真っ白い猫。
(このブログの自己紹介欄で使っている写真が白猫です)
2匹とも拾ってきた猫なのですが、
今ではすっかり家族の一員、まさに猫かわいがりしています。

最近読んだ猫の本を2冊紹介します。

内田百けん作 『ノラや』 
内田百けんは明治時代に生まれ、
大正昭和に活躍した夏目漱石門下の小説家、随筆家です。
ふとした縁で家で育てながら、ある日庭の繁みから消えてしまった野良猫のノラ。
猫がいなくなってから毎日泣き暮らし、1週間顔を洗わず、
3週間も風呂に入ることなく悲しみ続けた60歳過ぎの大作家。
愛猫さがしにチラシ、新聞広告、英文広告まで作り、
「ノラやお前はどこへ行ってしまったのか」
と涙を流し続ける6ヶ月間が日記形式で綴られ、小説新潮に連載し続けます。
それを読んだ読者からの書簡もこの中に一緒に収められています。
作家の悲嘆にも、読者からのいたわりの言葉にも目頭が熱くなりました。

村松友視 『アブサン物語』
我が人生の伴侶、愛猫アブサンに捧ぐ。
著者の愛猫アブサンが、'95年2月10日、21歳(!)の大往生をとげました。
直木賞受賞作『時代屋の女房』にも登場するアブサンとの「ペット」を越えた交わりを、
出逢いから最期まで、ユーモアと哀感をこめて描く感動の書き下ろしエッセイです。
アブサンを綴る文章に「あぁ、そうそうそうだよね~!」と思う箇所が随所にあり、
猫好きならネコの素晴らしさを共感できる作品だと思います。
アブサンの最期を語る数ページは、ネコを抱いてジ~ンとしながら読みました。

なぜ今、世間でネコがもてはやされるか、昨日TVでこう語っていました。
は、飼い主に従順で言われたことをちゃんとやりとげます。
それは、社会における自分の姿のような気がして落ち着かないのだそうです。
それにひきかえ、ネコの自由気ままさ。
その姿にあこがれ、のびのびとした姿に癒されるのだそうです。

我が家のネコも、何も出来ません。
でも、存在しているだけでいいのです。
息子は辛いことがあると必ず 「お前はいいよなぁ~代わりたいよぉ
と寝ているネコに顔をくっつけて愚痴を言っています。。。
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本庄市立図書館

2008-02-22 | いろいろ
本庄市立図書館からお知らせが届きました。
郷土の詩人を迎えての朗読会だそうです。

「今回は,郷土の詩人 北畑光男氏を迎えて,朗読会を行います。
自著である詩集「死はふりつもるか」の朗読や解説なども交え,
お話をしてくださる予定です。
みなさんお誘い合わせのうえ、ぜひお出かけください。」

日時:平成20年2月23日(土) 午前11時~
場所:本館2階 視聴覚室
対象:一般向け
内容:北畑光男先生の創る”詩の世界”を語っていただきます
協力:図書館朗読の会「ラ・ヴ・リ」のみなさん

北畑光男さんは上里町在住の詩人です。
平成15年に詩集『文明ののど』で詩部門埼玉文芸賞を受賞しました。
明日のことですが、もし時間があったら行ってみてはいかがですか?
私は残念ながら午前中は用があって行けないのですが。。。
本庄市立図書館
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東京マラソンと村上春樹

2008-02-18 | 本の紹介
昨日、第2回東京マラソンがありました。
32,000人のランナー、1万人のボランティア、225万人の観衆、
6時間にわたる交通規制とTV放映、
国内最大規模のマラソン大会でした。

マラソンについて最近読んだ本を紹介します。
村上春樹のエッセイ 『走ることについて語るときに僕の語ること』

村上春樹が走っていることは、おぼろげに知ってはいました。
それについてのエッセイ。
題名からして彼らしくちょっとひねりがきいています。
私自身は走ることはほとんどありませんので、
読んでも面白くないかなぁ~、と思っていましたが違いました

マスコミにもあまり登場しないし、生の声を聞くことがあまりないので、
村上春樹は何となく近寄りがたく孤高なイメージでした。
作品も難解なものが多く、
一体何を言いたいの?と自分の読解力のなさにガッカリしたり。。。

この本を読んで彼の印象が変わりました。
何と真剣に、純粋に作品を書き、走っているのだろうと驚いたのです。
1982年秋、専業作家としての生活を開始したとき、
彼は心を決めて路上を走り始めました。
それ以来25年にわたって世界各地で、フルマラソンや、100キロマラソン、
トライアスロンレースまで休むことなく走り続けてきたのです。
綿密な計画のもと何ヶ月もトレーニングし、タイムを計り、反省して修復し、
厳粛な気持ちでレースに参加する。
そして全く同じことが、小説を書くときにも行われているのです

一昨日、日本アカデミー賞の発表もあり、
最優秀主演男優賞に茶川竜之介を演じた吉岡秀隆が選ばれました。
その茶川という作家は、書き損じの原稿用紙に埋もれ、
頭をかき乱しながら、タバコをふかし、
苦しみながら昼夜逆転の生活の中で作品を作り出していました。
そんなよくある作家の生活から、村上春樹は走ることで抜け出しました。

「与えられた個々人の限界の中で、少しでも有効に自分を燃焼させていくこと、
それがランニングというものの本質だし、それはまた生きることの
(そして僕にとってはまた書くことの)メタファーであるのだ」
村上春樹、何だかちょっと身近に感じられるようになりました。
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ネットフォーラム

2008-02-16 | いろいろ
今日の午後、本校のある本庄市のW大学大学院へ行ってきました。
目的は「ネットフォーラム」に参加すること。
昨年12月にも同じ流れのシンポジウムに参加しました。
大人になってから大学の教室へ入るとワクワクします♪

タイトルは「アクティブシニアネットフォーラム
      ~ICTで俳句をもっと楽しく!~」

本庄市のW大学キャンパスレクチャールームと西早稲田の大学教室を、
遠隔講習用のテレビ会議システムを使って結び、
二ヶ所に集まっている方々と俳句をテーマの交流イベントを行いました。
交流のようすは、ライブドアネットラジサービスを使って、
インターネットを通じて、どこからでも音声で聞くこともできました。

発表された内容は
オンライン俳壇
写真俳句
フォト句ムービー
携帯電話を使ったバーチャル吟行と、
パソコン技術を駆使しての内容です。
説明するのも、パワーポイントを使ってのプレゼン。
画面を通して二つの会場で意見を述べたり質問したりやり取りができます。
(ちなみに司会者は某国営放送のアナウンサーでした)
これだけでも、なんだかすごいなぁ~と思うのですが、
もっとも驚いたのは、70歳80歳代の方たちがこれをやっているということでした

本庄市には市長を始めパソコン教室や市民の方々とみなかみ町からの句会の方々、
西早稲田にはメロウ倶楽部とマイクロソフトICTスクール受講生が集いました。

楽しく、ためになり、美味しく(パウンドケーキ&お饅頭&お茶付き)、
得をした(ストラップとエコバック戴きました)2時間があっという間に過ぎました。
最近のお年よりはスゴイです
まだまだ、私にも出来ることいっぱいありそうです。
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乙一 『失はれる物語』

2008-02-14 | 本の紹介
乙一(おついち・・・こういうペンネームなのです!)の本の紹介です。
『失はれる物語』
短編が6作入っています。
現在公開中の映画 「KIDS」 の原作 『傷』 がこの中にあります。
昨年6月に公開された 「きみにしか聞こえない」 の原作、
『Calling You』も入っています。

乙一の作品 『夏と花火と私の死体』 を読んだことがあります。
殺された死体が語る物語で、かなりダークでした。
その後の 『GOTHリストカット事件』 も同様。
それからはちょっと敬遠して読まずにいたのですが、
映画 「KIDS」 の原作ということでこの本を読んでみました。
単行本は表紙をめくると見返しに鏡文字になった題名が印刷されていて、
銀色の扉に映すとちゃんとした文字が見えるようになっています。

かなり心に沁みます
まさしく映画のキャッチフレーズ 「せつなさの達人 乙一」 でした。
よく調べてみると、作品は、残酷さや凄惨さを基調とした 「黒乙一」 と、
切なさや繊細さを基調とした 「白乙一」 の2つの傾向が存在しているらしいです。

映画 「KIDS」 は本校のある本庄市で撮影されています。
撮影は昨年夏8月半ばから。。。そう、あの猛暑日が続いた頃です。
夏のロケは、かなり暑くて汗だくになり大変だったそうです。
その時に、玉木宏が、私のお気に入りイタリアンレストランに行ったそうで、
お店のカウンターにメニューにサインしたものが置いてあります。
玉木宏さんに会いたかった。。。小池徹平クンにも。。。

原作の主人公と友人は小学5年生ですが、映画では大人の設定。
映画を観ようと思います。
~純粋だから分かち合える傷がある~
大事な人に「傷の深さも痛みも二人で半分こだね。」って言ってあげられますか?
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胡蝶蘭

2008-02-12 | いろいろ
昨年6月に、教え子が久し振りに我が家を訪ねてくれ、
その事をこのブログにも記事として載せました。
その際にステキな胡蝶蘭を持ってきてくれました。
6月から秋まで長い間花を咲かせ続け、しばらく美しい姿を楽しみました。

その胡蝶蘭がまた花をつけました

花にパンフレットが付いていて、
「花が終わったら一番下の花から数えて2番めの節の上1.5cmを切ります。
節から花茎が伸びて数ヵ月後にはもう一度花が咲きます。」
と書いてあり、その通りにしたのです。

たぶん無理。。。と思っていたのですが、
茎が伸びてきて蕾を見つけたときは嬉しかったです
しかも、3本立ての茎から2本ずつ新しい茎が伸びてそれぞれに蕾が!
6本もの茎に蕾がたくさん!
これからまたしばらく楽しめそうです。

携帯電話のカメラのマクロ機能を見つけました。
(あるはずとは思っていたけど。。。今ごろ)
きれいに撮れたでしょうか?
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吹奏楽部 定期演奏会

2008-02-09 | 学校のこと
明日、2月10日に吹奏楽部の定期演奏会が行われます。
天候が。。。雪かもしれませんが・・・
ご都合のつく方は、是非、いらしてください。
当日券も販売しているそうです。

本庄第一高等学校 第15回定期演奏会

日時  2008年2月10日(日)
      開場 午後1時30分 開演 午後2時00分  
場所  本庄市民文化会館
入場料 一般:500円 中学生以下:200円
【プログラム】
  Ⅰ部 J.Pスーザ:海を越える握手
      A.リード:RUSHMORE
      O.レスピーギ:交響詩「ローマの祭り」 他
  Ⅱ部 One Heart Music
        ステージドリル POWER OF MUSIC
               ~光り輝く可能性を秘めて~
        パフォーマンスステージ Dream Deliver Company
               ~人生って素晴らしい!~
   お問合せ先
   電話 0495-24-1331(本庄第一高等学校)
      090-2171-5193(吹奏楽部直通)

野球部やサッカー部の試合の時に、
吹奏楽部はスタンドで演奏したり声を出したりして応援してくれています。
今年のアンサンブルコンテストでは、
金管八重奏が金賞をとり県大会に出場しています。
中学生もたくさん見に来てくれる演奏会です。
お楽しみに
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月の土地

2008-02-07 | いろいろ
知り合いの方から、面白いものを見せてもらいました。

「月の土地権利書」

左の写真が権利書で、土地所有者の名前と土地番地(?)が入っています。
右の写真は、月におけるその位置をオレンジの四角で示したものです。

月の土地を買えるということが話題になった記憶があります。
月の土地なんか持っていても絶対に行けないし、
利用価値がないと思ったのを覚えています。

でも、実際にこれがかなり売れているとか。
そして、こんな身近に買った方がいらっしゃいました。
値段は1エーカーで2,700円だそうです。
1エーカーは大体サッカーグラウンド1面と同じ広さ。
今の日本の地価と比べたら、破格の値段

でも、月の土地など、勝手に売っていいものなのでしょうか?

月の土地を販売しているのは、アメリカ人のデニス・ホープ氏。
(現アメリカルナエンバシー社CEO)
同氏は、「月は誰のものか?」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べました。
すると、世界に宇宙に関する法律は1967年に発効した、
いわゆる宇宙条約しかないことがわかりました。
この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有しては
ならないということは言及されていなかったのです。

まぁシャレでしょうね。
売るほうもシャレ(?)なら、買うほうもシャレでしょう。
今、期間限定でバレンタインスペシャルギフトセットなる特別企画品もあるようです。
火星や金星の土地も販売中!
何でも商売になるものですね。。。

地球人が勝手に月を自分のものにしていると知った宇宙人が、
地球に攻めてきて宇宙大戦になったりしないでしょうね。
これではまるでSF。
侵略によって起こった地球世界の過去の過ちを、
思い起こす一因となればいいのですが。。。
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図書館便り 「LIBRARY NEWS 2月号」

2008-02-05 | 司書室より
図書館だより「LIBRARY NEWS 2月号」を発行しました。
今月号のトップページは『広辞苑』。
10年ぶりに改訂された第6版についての記事にしました。

もう一つは発表された芥川賞・直木賞について。
内容から考えて、高校の図書館へ入れるのはどうかと思い、検討中です。
読んだ方いらっしゃいましたら、感想をお聞かせ下さい。
早速「『私の男』図書館にありますか~?」
と聞きに来た生徒もいました。

二つとも、ブログですでに記事にしたものなので、
すでに読んだ方もいるかと思います。
あしからず。。。

新着本の紹介・・・
今回は、ビジュアル的なものを多く入れました。
時代衣装、民族衣装文様、特殊メイク、水木しげるの妖怪達、etc…

その中でも私のお気に入りは『日本の伝統色』
一斤染(いっこんぞめ)、紅梅色(こうばいいろ)、韓紅花(からくれない)、
など、赤でもいろいろな呼び名があります。
その色目が最大限に生かされたものに、華やかな色彩の十二単衣があります。
当時の女性たちは、襟元からのぞく五枚の衣の色の組み合わせによって
センスを競いました。
その組み合わせには、四季折々の自然の風情を色目で表現し、
季節を楽しんだといわれています。

それぞれの色名は植物や動物の名をとったりした由来があります。
これを見ていると、日本語は何と豊かなのだろうと驚きます。
そして、いにしえの日本人は常に自然とともにあったことがわかります。
花の色、鳥の羽の色、木の実の色、空の色、
自然の色は単純ではありません。
こんなに美しい日本語を作り、使ってきたことを忘れてはいけませんね。

ネット上にも日本の伝統色のHPがありました。
色見本465色とその由来が載っています。
こちらです。
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