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Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

映画 『検察側の罪人』『ハン・ソロ』

2018-08-31 | 映画
夏休み最後のお楽しみで映画『検察側の罪人』を観てきました。
何といっても木村くんの主演♪

1年ほど前に雫井脩介氏による同名小説(文藝春秋)を読み、
正義というものについて考え込んでしまうほど今でもその内容をよく覚えています。
それを木村くんとジャニーズの中でも演技派の二宮くんがキャストと知り、公開をとても楽しみにしていました。

以下、ネタバレありなのでご注意を。
原作は単行本で500ページを超える長編、映画の中でこれをすべて描き切るのは無理なのでは?
と思っていました。
木村くん演じる検察官がなぜそこまで過去の事件に拘るのかにもっと踏み込んで欲しかったのですが、
時間の制約で簡単に描かれていて、冤罪をねつ造しようとする動機が弱い気がしました。
でも、エリート検察官をクールに抑えた演技でなかなか良かったように思います。
二宮くんは先日のTVドラマ「ブラックペアン」でも本当に演技が上手いと思いましたが、
今回も正義感にあふれた新人検察官を自然体で演じていて、
取調室での激昂ぶりは&冷たい口調は見ている方まで息が止まる思いでした!
(原作もこの部分はとてもハードです!)

映画は、作品を読んだ監督の解釈と思っているので小説とは別物ですよね。
原作が長編でそれを2時間で映像化すると、原作を読んでいない人にはわかりづらい部分もあったことでしょう。
特に、最後がこれで終わり?
原作はまだ続きあって、このままじゃ二宮くんの考えが変わらずに終わってしまい、
お互い嫌な感じのままになっちゃいます。
それから、エンドロールや劇中に流れる音楽にとても違和感を感じ、
最後の部分は過去の事件に被害者が好きだったというコニー・フランシスの歌が良かったのに、
と、強く感じてしまいました。
映画では音楽もとても大きな役割を果たしますよね。

時効になったとはいえ罪が消えるわけではなく、その罪をどうしても許せない、
その罪を違う形(冤罪)でもいいからどうしても償わせたかったエリート検事の正義感、重く考えさせる内容です。
被害者にしてみれば、時効とはもう捜査をしなくなっただけで、加害者のことは永遠に許せないでしょう。
時効後に犯人がわかった場合、その罪を償わせる必要は全くないのでしょうか?
時間が過ぎればいい、は、犯罪が見つからなければいい、とも同じような気がしてしまいます。

そういえば、夏休み初日に、映画『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』も観ていました!
スター・ウォーズファンはきっと楽しい♪
若きハンソロを演じたオールデン・エアエンライクは、仕草や動きがハリソン・フォードにそっくり!!
何度も今までの映画を観て練習したのでしょうね。
『スター・ウォーズ』は本当に面白い!!
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小手鞠るい 著 『ある晴れた夏の朝』

2018-08-29 | 本の紹介
小手鞠るい 著『ある晴れた夏の朝』(偕成社)読了しました。

この本を紹介して下さったのは、「古事記を学ぶ」会に出席して下さっている女性、
先日の会が始まる前に「銀座の書店での講演会に出席してきたんです。」と本のリストを見せてくださいました。
場所は私も何度も行っているお気に入りの書店「教文館」で、
そこで金原瑞人氏による「訳してきた本を中心に戦争を語る」という講演会があったそうです。
(私も行きたかったー!次は是非お声がけください、とお願いしました。)

ニューヨーク在住の日本人作家が書いていますが、舞台はアメリカで登場するのはアメリカの高校生8名、
彼ら彼女らが「原爆の是非を問う」ことで肯定派と否定派に分かれてディベートをします。
それぞれのメンバーは、日系アメリカ人のメイ(主人公)をはじめ、アイルランド系、中国系、ユダヤ系、アフリカ系と、
そのルーツはさまざまです。
登場人物のおかれた立場から、真珠湾攻撃、日中戦争、ナチズム、アメリカマイノリティなどにも話が及び、
肯定派も否定派も、その発言のどれもに「なるほど!」と思わせる説得力と心を打つ言葉があります。
原爆を「肯定」するだなんてどんな考え!?と思っていましたが、それもあるかもと思わされます。

原爆死没者慰霊碑の石碑前面に刻まれている
「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」の言葉が大きな意味を持ってきます。
これを上手に英語に訳すには、「繰り返しませぬ」の主語は誰なのか?
繰り返さないためには、やられたらやりかえす、という憎悪の連鎖を断ち切らねばなりません。

この作品は中高生向けのYAジャンルに入るようですが、大人の読書にも十分耐えられる良い作品です。
もちろん中高生が戦争を考える本としてはピッタリ!
早急に本校図書館に入れて生徒たちに紹介したいと思いました。
とても良い作品を紹介して下さったことと、本を語る仲間との出会いがあったことにも感謝しています。
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暑気払い

2018-08-27 | 美味しいもの
一時涼しくなってホッとしたのもつかの間、またまた連日の猛暑!!
昨日も今日も37℃、というかもう2か月以上35℃以上の猛暑日が続いていて、身体も疲れています。

というわけで、友人たちとの暑気払い♪
「お肉がっつり食べてパワーアップ!」という話になり、いつものお気に入りのトスカーナ料理のお店へ。

久し振り~元気だった~暑いね~、との挨拶もそこそこに、
選んだメニューは、牛と豚のお肉ガッツリの盛り合わせコースディナー(画像はすべて4人分です)。
大盛サラダの後、華やかな前菜、それからブルスケッタ2種、いつもの通り美味しいです~♪
 
そしてドーンとお肉がやってきました!!
これを次々と頬張りながら「みんなが肉食女子で良かった♪」と遠慮なくパクパク食べたのでした。
誰も「えぇ~こんなに食べられなぁ~いぃ」などと言わない私たち…いいなぁ疲れなくて!

その後パスタ(!)「有機キタアカリのニョッキ 魚介ソース」さすがにお腹がいっぱいに…。
 
それでも別腹デザートはブルーベリームース、我が家のブルーベリーを使ってくださいました♪
こんな素敵に変身させてくださり感激です!!

お料理の合間には楽しいおしゃべりがエンドレスで続き、難しい世代なのでいろいろ話してスッキリ。
この夏、暑すぎて家電が壊れた話がたくさん飛び出しました!
お一人は冷蔵庫の冷蔵部分だけが壊れて、待ったなしで買わなくてはならなかったので好みの色がなかった。
もうお一人は、エアコンの効きが悪くて買いたいけらど、大きさと値段のどちらを採るか悩み中、
(私も一昨年すごーく悩みました!)
我が家は冷蔵庫・冷凍庫の冷えが悪くなり壊れた!と焦りましたが、開閉し過ぎ&一気に冷凍庫に入れ過ぎ、
ということが判明し、今、専用冷凍庫を注文中です。

そして、また別の機会には友人とイタリアンでランチ♪
ちょっと珍しい「姫豚の白いミートソース」
トマトベースではなくほんのりチーズが薫る豚のうま味を活かしたミートソース、
平打ちの手打ち生パスタとベストマッチでした♪
 
デザートはサツマイモのプディング、秋を感じます。
お子さん二人の子育て、そして仕事に奮闘中の彼女、こうしてゆっくりできるのも滅多にありません。
この後、いつものお気に入りの梨園さんへ♪
先日頂いた梨「幸水」がとっても美味しく、もう一度幸水を!と思って行ったらブランド梨「彩玉」が出ていました!
 
それでもまだまだ話し足りなく別れがたく、さらにお茶してしまいました。
友人たちとの美味しいものと楽しいおしゃべり、これこそが至福のひと時、元気のもとです♪
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古事記を学ぶ 第4回

2018-08-24 | 図書館
5月に始まった「古事記を学ぶ」講座、今夜第4回がありました。
有難いことに回を追うごとに参加者が増え、今回は夏休み中にもかかわらず最高の人数でした。
主催者の方がちゃんと名付けた講座名を今夜初めて知り・・・
「古事記 語りと神話の世界に思いを馳せて」という素敵なネーミングにセンスを感じました♪

今夜の語りは「因幡の白兎」、いよいよ記紀神話で一番親しまれている大国主命の登場です!
初回から続けている古事記原文の音読、今日は会話文が多かったので役割分担して読んでもらいましたが、
他の方が読んでいるのを聴くのもとても勉強になりますね。
はるか昔の古事記、1300年の時を越えて私たちが同じ文章を読む、なんと素晴らしいこと♪

大国主命は「大黒様」と同一視されるようになり、今では七福神の一人としても親しまれていますね。
そこで童謡「大黒様」も一緒に歌ってもらいました♪

平成23年の指導要領改訂から「伝統的な言語文化」「読み聞かせ」が授業に取り入れるようになり、
現行の教科書に読み聞かせ教材「いなばの白うさぎ」として掲載されている部分を紹介しました。
「さあ、皆さんが小学2年生になったとしてこのお話を聞いて何を思いましたか?」と、
全員から感想を伺ったりもしました。
すると、皆が注目している部分がそれぞれ違って、何と面白かったことか!
これこそ、学校でみんなで国語を学ぶことの醍醐味と思っています。
他人の読みを知ることで自分の読みを深めることが出来る、国語科教員時代に常に生徒に話していました。

あんなこんなで思いが強すぎで、やりたいことやお話ししたいことがてんこ盛り、
でも回数と時間が限られているので、今回も詰め込み過ぎの講座になってしまい、反省しきりです。
それでも参加の皆様は、一緒に音読し、分担読みをし、歌を歌い、感想を言い、真剣に聞き、
なんと熱心でやる気に溢れた方々なのだろうかと、あらためて感謝の思いでいっぱいです。
残り2回!皆さんにとって有意義な時間になるよう、頑張ります!
(ほどほどにしないとね、資料も多すぎるとお腹いっぱいになっちゃいます…わかっているのに…)


明日、明後日は本校のオープンスクール7月に続いて2回目3回目となります。
今日は全校生徒による校地の除草作業1時間に続き、大掃除2時間、暑い中みんなで準備しました。
この3日間で1,000名以上の中学生が参加してくれます。
保護者の方の参加も年々増えていて、熱心なお気持ちがひしひしと伝わります。
まだこれからの参加申し込みも可能です。
全校あげてお待ちしております!
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ヨガ

2018-08-22 | いろいろ
今日からヨガ教室に通い始めました。
久し振りに出してみたヨガマット、持ち運び用のヨガマットバッグも用意しました♪

ヨガとの初めての出会いはもう20年以上前、ベルギー在住時に現地の教室に2年近く通いました。
運動神経が良い方ではないのですが、小さな頃から身体は柔らかいのであまり苦にならず、
そして他人と競うものではないヨガがとても気に入っていました。

帰国してからは通っていたスポーツジムのスタジオメニューにあれば参加したり、
10年ほど前にはピラティスにはまって、かなり一生懸命にやっていました。
が、このところヨガマットはしまったまま、また、身体を動かすことが年々少なくなり、
何かしないと!と思っていたところお誘いを受け、今日はお試しということで行ってきました♪

講師の先生は、その動きが身体のどの部分のツボや神経につながっているか説明しながらやって下さり、
また、呼吸や視線の動かし方など、今まで知らなかったこともたくさんありました。
以前は出来たポーズが出来なくなっていたり、ぐらぐらユラユラしながらだったりしましたが、
1時間半があっという間に楽しく終わりました。
終わってすぐは身体が軽く、それから2時間たっていますが手足の先がまだ温かいです♪
スゴくいい感じ!!
1週間に1回1時間半のレッスンですが、楽しみに長く通いたいです。

出来ればヨガの他に週に2回ぐらいは家でピラティスを始めると、もっといいのでしょうが・・・
どこかへしまったままのピラティスDVD、探してみようかな。
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絵本のセミナー

2018-08-20 | 図書館
一昨年昨年に引き続き、今年で3回目の絵本に関するセミナーに出席しました。
場所は有明の東京ビッグサイト(東京国際展示場)、イベントや会議等に参加する人が大勢向かいます。

福音館 こどものとも社主催で「21世紀の文化を創造する」というセミナーです。
ご一緒の皆さんはとても熱心で、今年は中央最前列に席を確保するという意気込みです!
セミナーの内容は

・記念講演 「嫌われる勇気~子どもたちの勇気を育む~」 岸見一郎 氏
・全体会➀ 「絵本を描く喜び、見る喜び」 MAYA MAXX(マヤマックス) 氏
・全体会➁ 「おばけかぞくとわたし」 西平あかね 氏
・全大会➂ 「新しい指針のもとでの保育のデザインを考える」 汐見稔幸 氏

今年も、講演のどれもが興味深く学ぶことの多いお話ばかりで、主催者の人選が素晴らしい!

岸見一郎さんといえば大ベストセラーとなった『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』の著者、
ご本人にお会いし直接お話が伺えるなんて!と楽しみにしていました。
最近話題のアドラー心理学研究の第一人者です。
叱らずに子供を育てることで子どもに自己肯定感を獲得させ、
「仕事・学習に取り組む勇気」と「対人関係の中に入っていく勇気」を持たせよう、とのお話でした。

絵本作家のMAYA MAXX(マヤマックス)さんはパワフルで楽しく、笑いに満ちた講演でした。
自称傑作『さるがいっぴき』を説明しながら、最後には「愛がなくっちゃ!」と力説し、
子どもを育てる仕事をする私たちに「素晴らしい仕事だよ、ありがとう!」とエールを下さいました。
みんなの写真を撮り「インスタとFacebookにあげるよ!」「本を買ってね、サインするから。」と。
 
もうお一人の絵本作家西平あかねさんは、うって変わって物静かにお話を。
シリーズ「おばけかぞく」絵本がどのように出来上がったか、ご自分のご家族と絡めてお話されました。
絵本にお子さんへの愛情が溢れているのだと伝わってきました。

最後の講演は教育学・保育学・育児学の研究をされてきた汐見稔幸先生、
著書の『「天才」は学校では育たない』を6月に読んだばかりです。
2020年からスタートする新学習指導要領、これからの日本が目指している新しい教育のお話でした。
これからは「認知能力(知識)」と「非認知能力(自我・知恵・心)」をセットで育てよう、
そのために、赤ちゃんにはアタッチメント、子ども時代には子供に任せる教育を、とのことでした。

一日でこれだけ内容が濃く、各分野の第一人者の講演が聞けた、素晴らしい研修会でした。
MAYA MAXXさんがサラサラと描いた絵。お土産もたくさん買えました♪
  

友人と上野に移動し、美味しいものを食べながら、子どもや絵本についての話は尽きないのでした。
 
思い返してみたら、昨年も研修会の後ここで食事していました♪
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「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」展

2018-08-18 | アート
お盆も終わり、一晩明けたら違う世界に来たかのような涼しさとなった昨日、
東京・丸の内で友人と夏休みの一日を過ごしました。

まずは、東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催中の「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」展へ。
1780年にパリに創業したショーメ(Chaumet)は、ヴァンドーム広場に店を構える超一流の老舗宝飾店、
創業から約240年の伝統と歴史、そしてキラッキラの宝飾品を紹介する展覧会でした。

ショーメはナポレオン帝政時代のフランス皇室と密接な関わりを持ち、
ナポレオンや妻のジョセフィーヌ、娘や貴族たちなど権力者や富裕層が顧客でした。
その作品群は大きな二つの特徴があり、一つは自然主義的なモチーフが多く用いられていること、
冒頭のポスターのティアラは、ナポレオンの妻ジョセフィーヌのもので麦がデザインされています。
そしてもう一つは権力の象徴としての側面を持つことで、
1804年の戴冠式に出席した教皇ピウス7世への謝意としてナポレオンより贈呈されたティアラがありました。
教皇のティアラなので帽子型で、ダイヤ、ルビー、サファイア、エメラルド、パールなど、
まるで冗談のように大きな宝石がふんだんにゴロゴロと使われていて、
これだけは警備員が付いていたので破格の価値あるものなのでしょう。

ジュエリーや工芸品、着用した肖像画など約300点が展示されていましたが、
宝飾品というよりもう芸術品で、まばゆいばかりのきらびやかさと繊細な加工!
 
ふんだんに使われていた大きな宝石、今は掘りつくされて以前ほど大きなものはないのでしょうね。
近年のものはペリドットやトルマリン、アクアマリンなどいわゆる「半貴石」が多かったです。
大量のまばゆいキラキラの宝飾品を山ほど見て、たっぷり目の保養が出来ました。

その後は、お腹を満足させるためにKITTE内にある千疋屋総本店フルーツパーラーでランチ♪
友人のお誕生会としてのランチで、今回はコース料理ではなくてふんだんにパフェを食べようと、
初めはサーモンとアボカドのフレッシュサラダで軽く・・・(のつもりがいっぱいでした!)
 
デザートとして注文した「ピーチパフェ」に二人で歓喜の声を上げました!
山梨の桃だそうで、瑞々しくて甘くて最高に美味しかったです♪
モモの下はバニラアイス、そして爽やかなピーチシャーベット、千疋屋の季節のパフェは最高です。

念願だったエシレにもあまり並ばずに入れて、
バターケーキは売切れでしたが、フィナンシェ、マドレーヌ、クッキーを買えました。

どれもバターの香りと手作り感あふれる素朴さがとっても良かった、美味しいです!!
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終戦73年

2018-08-15 | 本の紹介
今日は平成最後の8月15日、第二次世界大戦終戦日です。
終戦から73年、戦後生まれが日本人全体の8割強になったそうです。

そんな今日紹介したい本は高橋弘希 著『指の骨』(新潮社)
「太平洋戦争中、激戦地となった南洋の島で、野戦病院に収容された若き兵士は何を見たのか、
圧倒的リアリティで選考委員を驚愕させた第46回新潮新人賞受賞の新世紀戦争文学。」
タイトルの指の骨とは、戦地で兵士が亡くなるとその指を切り落とし、
戦死の形見(証拠?)として日本で待つ遺族に届けられるものとなっていたそうで、
この作品の中でも、主人公が病死した戦友の指の骨を形見に預かります。

戦地での様子が気分が悪くなるほどリアルで、とても38歳の作家さんが書いたとは思えません。
2014年に出版されたこの作品は高橋氏のデビュー作で高く評価され、第46回新潮新人賞受賞、
さらに第152回芥川龍之介賞候補、第28回三島由紀夫賞候補となりました。

著者の高橋弘希氏は『送り火』で第159回芥川賞受賞、第39回野間文芸新人賞受賞。
 
『日曜日の人々(サンデー・ピープル)』で、第31回三島由紀夫賞候補。
この2作品も読みましたが、その文章力と的確な描写力、苦悩する人の心を抉る表現力、
決して爽やかで心地よい作品ではありませんが、これから注目の作家さんとなりそうです。

毎週欠かさず見ているTVドラマ「この世界の片隅に」映画も観たしコミックも読みました。
ドラマならではの良さがあります(キャストの松坂桃李くんが♡)。
戦時中は日本の隅々まで、そして抑留されていた多くの方々まで、辛く悲しく生死をかけた日々、
もう二度とこのようなことが起こらないよう、心から願っています。

終戦の日、お盆、というこの時期に綺麗な花をつける我が家の百日紅、
よく見ると細かな花びらの中に雄しべと雌しべがあり、花は大きなものとわかりました。
 
夏の一日を印象付ける花と思っています。
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木皿泉 著 『さざなみのよる』

2018-08-13 | 本の紹介
木皿泉 著 『さざなみのよる』読了しました。
この作品は「死」がテーマとなっていて、お盆の今日読了したことに感じるものがありました。

作者 木皿泉さんの前作『昨夜のカレー、明日のパン』は2014年本屋大賞2位になり、
ひとりの人間の死をいろいろな登場人物がそれぞれのやり方で受け止めていく様が描かれていました。
五年ぶり二作目の小説となるこの『さざなみのよる』も、その形で始まります。
まず、病気で死ぬ本人であるナスミが自分の死を受け止め、
姉妹や夫などの身近な人たちがそれぞれのやり方でナスミの死を感じていきます。
責任感の強い姉、嫁姑問題に悩む妹、店を継いだ夫、中学の同級生だった散髪屋、
会社に勤めていたころの同僚……。
どの思い出話もちょっと風変わりで、とびきり優しく、ナスミという人の魅力を際立たせます。
死をテーマにしていますが、読後感は優しく温かで静かなものでした。

最後の方で姉がこう言います。
「人間の一生もさ、人によって違うのかもね。」
「ナスミは、43歳で亡くなったじゃない。私たちは短いと思いこんでいるけど、
ナスミ本人にしたら、フツーの人の一生分と同じぐらいの長さを感じていたかもしれないわね。」

死んでしまうと身体や存在は無くなってしまうけれども、
関わった周りの人の心や記憶の中に残ることが出来る、
それを思うと、死を迎えるまでより自分らしく周りの方と楽しく生きていきたいとも思いました。
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お盆休み

2018-08-11 | ブルーベリー
当園のブルーベリーは、十分すぎるほどの恵みの太陽で甘さたっぷり、
しかも昨夜の夕立ちで木に十分水がいきわたり実は大きく瑞々しくなり、今、最高の状態です♪
短時間でたくさん摘めますので、お盆休み中のお楽しみとしてご家族やお友達と是非どうぞ。

お盆休み初日の土曜日、各交通機関は帰省したり旅行に出かける方で大混雑だったようですね。
息子夫婦も県都から帰省してきました。
同じ県内とはいえ南の端から北の端まで、通常でも高速を使わず2時間かかる距離ですが、
今日は我が家に到着するのに車で3時間かかったそうです!
息子は昨年までは都内勤務で都内居住でしたが、県都に新居を建て、県内に転職、
この秋に家族が増えることになり、ついに新車を買ったそうです♪
小さい時から車が大好きで自動車メーカーに就職したいとまで思っていたくらいなので、
いつかはきっと買うとは思っていました。
(あまりイマドキの若者らしくなく、車、麻雀、70年代ロック、スノボ、等、大好き)
 
そして、午後はその車に取り付けるチャイルドシートを買うため、一緒に買い物へ、
まだ生まれていませんが、私たち夫婦からの出産祝いです♪
あと2ヶ月でおチビちゃんに会えます、とーっても楽しみ!!
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