ワクチン副反応の熱は、今朝平熱に下がっていてすっかりいつも通りになりました。
明日は二十四節気の「雨水」、空から降るものが雪から雨に変わり氷が溶けて水になる頃。
草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
地方によっても違うようですが、雨水に雛人形を飾ると良縁に恵まれるといわれ、
我が家の子どもたちは二人とも既に結婚していますが、お雛様を飾りました。
ロイヤルコペンハーゲンと木目込み人形で名高い真多呂人形とのコラボの陶器製立ち雛♡
他に、深大寺焼の可愛いお雛様と大倉陶園の飾り皿、タペストリーも飾りました。
二人の孫娘の初節句の時(何と
7年前!、
3年前)にはこの7段飾りのお雛様を出しましたが、
実は今年も出したいなぁ、出来れば1年間飾っておきたいくらいに思っています。
なぜなら、今年の大河ドラマ「光る君へ」の映像美がとても素敵だから♪
(初めは『源氏物語』が大河ドラマだったら面白いのにと思いましたが、
日曜日夜8時に国営放送で放送できる内容ではありませんね。)
古典、そして平安文学が好きな私にとって、平安時代の装束や設えなどの文化を、
映像として、しかも実際に身に付けた人が動いているのを見るのはことのほか楽しいです!
帝、姫、右大臣、左大臣、官女、雅楽隊、仕丁、衣装や持ち物、調度品、館の造り、
御簾の感じ、等々、ドラマの筋を追いながら私は様々な平安文化に夢中になっています。
特に、先日の「五節の舞」を真上から撮影した映像は美しくてため息が出るほどでした。
また、平安時代の優れた能書家で、小野道風・藤原佐理と共に三跡(三蹟)とも呼ばれた
藤原行成の書が先週の漢詩の会で披露され、創作されたのでしょうが見事でした。
私推しの清少納言も登場!
お多福のような顔が美人とされていた平安時代に「不美人」とされた清少納言は、
きっと、背が高く、細面で、目鼻立ちがはっきりした現代的美人であったと思います。
イケメンの藤原の皇子たち4人が「平安の“F4”」と話題にもなっています。
衣装代やセットなど、とてもお金がかかっているのでしょうね。
世界最古の長編小説が生まれる様子を、最後まで美しく放映してもらいたいです。
例年、大河ドラマは途中で興味を失い惰性で流し見になりますが(「青天を衝け」は完走)、
今年は興味を持って、最後まで楽しくしっかり見られそうです。
視聴率や史実云々はあるでしょうが、 私は今夜もこれからも毎週楽しみにしています♪