昨日は、隣県のお気に入りの音楽ホールでピアノリサイタルを聴きました。
超ローカルなディーゼル列車で行きますが、駅に着いてから遅延していることに気付き、
どうしよう!違う路線の駅へ移動しようか?と悩んでいたら少しの遅れで列車が到着、
隣駅への到着が遅れたため、単線での列車待ち合わせ時間がなく時間通りに着きました♪
ずっと若手ピアニストを応援していて、ほぼ聴きに行ったかなと思っていたら、
この方の演奏はまだ聴いていなかった!
小井土文哉さん 岩手県釜石市出身、1995年生まれの29歳。
高校生の頃から国内外の多数のコンクールで優勝したピアニストで、
英ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとしても活躍しています。
【曲目】
フランク/前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18
フォーレ/ノクターン 第6番 変ニ長調 Op.63
スクリャービン/ピアノ・ソナタ 第3番 嬰ヘ短調 Op.23
シューマン/ピアノ・ソナタ 第1番 嬰ヘ短調 Op.11
<アンコール>
スクリャービン/12の練習曲 Op.8-4
ブラームス/4つの小品 Op.119 より 第1番、第4番
リサイタルにぴったりの小さめの音楽ホールでの演奏、直前でもチケット取れました。
あまり聴いたことがないピアノ曲が多かったので、興味深く、楽しみでした。
現在はイタリアの音楽大学に留学中だそうで、明るく軽やかで音が美しかったです☆
後半の初めには大友直人さんと小井土文哉さんとの楽しいトークもあり、
大歓声と拍手に応えて、アンコールでは長めの曲を3曲も演奏してくださいました!
このリサイタルはコロナ禍に始まった「T-Shotシリーズ」の一環で、
高崎芸術劇場芸術監督の大友直人氏が推薦する若手演奏家によるコンサートです。
公開録音、CD録音制作、MVの撮影からDVD制作までをセットで行っています。
シリーズの中で、ピアニストでは
亀井聖矢さん、
北村明日人さんが出演していました。
この年代の若手注目ピアニストは多く、皆さん本当に素晴らしい!!
辻井伸行さん、
反田恭平さん、
角野隼斗さん、
小林愛実さん、
牛田智大さん、
務川慧悟さん、
の演奏会へは行きましたが、今後どうしても聴きたいのは藤田真央さん!!
海外での活動が多く、日本での演奏会もなかなかチケットが取れません。
機会があれば高木竜馬さん、金子三勇士さんの演奏会も行きたいです。
今年のショパンコンクールには上記のどなたかがきっと出られるはず!
私の本命は亀井聖矢さんなのですが…

大満足の演奏会終了後、市内で開催中の絵本原画展「たかさき絵本フェスティバル」へ。
今まで3回(
2020年、
2018年、
2017年)行き作家さんに本にサインいただきましたが、
コロナ禍以来、久しぶりの訪問になってしまいました。
今年の原画展示作品は、
『はじめてのおるすばん』 しみず みちを 作/山本 まつ子 絵 1972年
『花さき山』 斎藤 隆介 作/滝平 二郎 絵 1969年
『モチモチの木』 斎藤 隆介 作/滝平 二郎 絵 1971年
『ことりぞ』 京極 夏彦 作/山科 理絵 絵 東 雅夫 編/2015年
『ゆきのけっしょう』 武田 康男 監修・写真 小杉 みのり 構成・文 2019年
『ネコヅメのよる』 町田 尚子 作・絵 2021年
『やさいのはな なんのはな?』 宮崎 祥子 構成・文 網野 文絵・写真 2023年
親子孫3代にわたって楽しんできた名作絵本から、新しい注目の絵本まで盛りだくさんで、
置かれていた絵本と照らし合わせながら原画のすべてをじっくり鑑賞しました。
滝平二郎さんの切り絵は本当に見事で、この物語に独特の雰囲気を作り出しています。
残念ながらイベントのある日ではなかったので、
作家さんたちのお話を伺ったりサインをいただいたりは出来なくて残念でしたが、
毎年見応えのある素敵な絵本フェスティバル、来年も楽しみに伺います。
今年も趣味の文学や芸術を楽しめる年になると良いなぁと思っています。