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Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

東京會舘と美術館

2019-08-09 | アート
4年にわたる改修工事を終え、今年2月に新装オープンとなった東京會舘へ行ってきました。
連日35℃を越える猛暑の日々ですが、東京會舘へは地下鉄駅から地下通路を通って行けるので、
炎天下を歩かずに良かった~。

辻村深月さんの『東京會舘とわたし 上・下』を読んでから、ずっとここへ行きたかったのです。
中に入ると、外とはかけ離れた静寂でゆったりとした時間の流れに心が落ち着きます。
初代本舘のメインバンケットで用いられ東洋一の壮麗さと称された大シャンデシャンデリアは
新本館3階螺旋階段の天井で美しい光を放っていました☆
會舘を設計した谷口吉郎が芸術家・猪熊弦一郎に依頼したモザイク壁画「都市・窓」が新本舘1階の廊下部分に。
友人の節目の誕生日を祝うため、2階のフレンチ〈RESTAURANT PRUNIER〉で皇居を見ながらのランチです♪
 
・アミューズ
・完熟トマトのガスパチョ アンダルシア風 日替わり鮮魚のマリネと共に
メインは、友人は
・豊洲市場より届く本日のお魚料理(スズキのロースト 生ハムと共に)
私は
・岩中豚のローストとクリーミーなポレンタ はまぐり風味のジュレ この付け合わせの万願寺唐辛子の大きさにビックリ!
デザートプレートにお祝いのメッセージを入れていただきました。
 
私は、デザートを「丹波産 和栗を使用した特別マロンシャンテリー」に変更していただきました♪
提供の直前にパティシエが作ってくれるそうで、芸術的な生クリームの中に栗がゴロゴロ!!
・コーヒー、ミニャルディーズ
パンのバターが、パリのラ・ヴィエッテ社ラ・コンヴィエッテAOP有塩ミニバターでした。
キャンディのようにひとつずつ包まれていて、美味しくて残りの半分持って帰りたかったー!

楽しくおしゃべりしながら気持ちもお腹も満たされたところで、次は散歩しながら三菱一号館美術館へ、
開催中の「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展」を楽しみました。
 
日ごろ、最新のファッションや世界的モードには疎い私ですが、とても興味深い展覧会でした。
マリアノ・フォルチュニは20世紀初頭、女性をコルセットから解放する流れを作ったとして知られ、
服飾デザイナーだけでなく、画家、写真家、建築家、と様々な顔を持つ総合芸術家だったことがわかりました。
古代ギリシャの像から着想を得たコルセット不要のゆるやかなドレス「デルフォス」がとっても素敵!!
絹地を鮮やかに染め、細やかで繊細なプリーツを施した生地で作られたドレスは芸術的でした。
体型がばっちり出てしまうドレス、背が高くて細身の女性が着た写真は見とれてしまいます。
(私にはいろいろ無理!)
日本文化からも影響を受けたそうで「キモノ」ジャケットや所有していた染め型紙も展示されていました。

夏休みに入ってからも慌ただしくバタバタと過ごしていましたが、昨日は久々にゆっくり出来、英気を養えました♪
一日楽しく過ごせたのも、友人のおかげ、感謝です。
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松方コレクション展

2019-07-25 | アート
夏休みのお楽しみ第二弾は上野の国立西洋美術館で開催中の「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」、
直木賞候補作となった原田マハ著『美しき愚かものたちのタブロー』を読み終えて以来、この日を楽しみにしていました♪

友人と待ち合わせて、いざ展覧会へ。
作品の展示方法として、一般的な展覧会は年代順やテーマ順に作品を展示しますが、
それとは少し違い、松方氏がコレクションした国順、画廊ごとになっていました。

松方コレクションの一部は常設展でいつも見ることが出来ますが、
今回楽しみにしていたのは、散逸してしまった作品や返還してもらえなかった作品がコレクションと並ぶこと。
オルセー美術館に残されてたゴッホの「アルルの寝室」、ゴーガンの「扇のある静物」、
セザンヌの「調理台の上のポットと瓶」、バーゼル美術館のマティス「長椅子に座る女」、
ベルン美術館のマネの「嵐の海」、等、世界でも一流の作品ばかりです。
また、「これがミレーの作品?」と思うような一般的に知られる作風以外のものもあり、
確かな作品をコレクションしていたことが良くわかります。

また、2016年にパリ・ルーヴル美術館で発見され、国立西洋美術館に寄贈されたことで大きな話題となった
モネ「睡蓮、柳の反映」が現存部分の修復を経て、初めて公開されるのも楽しみでした。
上半分が失われた状態で発見された作品、1年間にわたる懸命な専門家による修復にAIの力が加わり、
その一部が美しい姿となって再現され、損失してしまった部分を想像しながら見るのも楽しかったです。
半世紀を経たこの「幻の睡蓮」は、20世紀の激流を乗り越えてきた松方コレクションの象徴的存在です。

松方コレクションがたどった月日は、関東大震災、金融恐慌、第一次世界大戦、第2次世界大戦、敗戦、
と、歴史的な困難とともにありました。
購入した西洋画約2,300点のうち手元に戻ってきたのはわずか375点、
芸術を純粋に楽しめるというのは、平和で安全な社会であるということなのだとつくづく思いました。

ランチは、老舗すき焼き専門店で個室をお願いし、友人の節目の誕生日を祝いました♪
 
 
「ランチ限定 旬彩すき焼きコース」
前菜、小吸物、お造り、季節の一品、極上肩ロースと極上赤身の合盛り!、すき焼き、
食事(たれを使った玉子丼が美味)、デザート
お肉が最高に美味しかったーーー!!元気出ました!
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歌舞伎

2019-07-21 | アート
夏休みのお楽しみ第一弾は歌舞伎♪
隣県での巡回公演ですが、県境に近い我が家からはとても近くで気楽な気持ちで駅へ到着、
駅コンコースでは巨大ダルマがお出迎え、ダルマがこの県の名産なのです。
 
ホールへ到着、このホールでは映画「ノルウェイの森」のエキストラでも来たことがあります。
建築家アントニン・レーモンドにより設計され、彼を代表する作品の一つに数えられるほどのもので、
日本におけるモダニズム建築の代表の一つですが、建築後半世紀経っているそうでその老朽化は否めず、
この秋に駅を挟んだ反対側にオペラも上演される素晴らしい芸術劇場がオープンします。
座席で友人と待ち合わせ、駐車場がいっぱいで車が停められないかと思ったとか!(さすが車県)

演目は、『襲名披露口上』、『双蝶々曲輪日記 引窓』、『色彩間苅豆 かさね』の3演目。

『口上』は、松本幸四郎改め二代目松本白鸚、市川染五郎改め十代目松本幸四郎の襲名披露です。
私は2018年1月に大雪の降った歌舞伎座で、お2人に染五郎さんを加えた親子三代の襲名披露も観ました。

『引窓』は、心ならずも人を殺してしまった関取濡髪(白鴎)が、母(幸雀)に一目会いたいと忍んで来ます。
しかし母には義理の息子(幸四郎)がいて、母は二人の息子を思い、義理の息子は母子の思いを気遣うという、
名月の一夜の心に染みる家族の物語、義太夫狂言の名作です。
竹田出雲・三好松洛・並木千柳の合作(←今、私は作者が気になる!)

『かさね』は、江戸時代の怨霊・かさねの伝説を基にした、男と女の愛憎物語に因果を重ねた舞踊劇。
少女かさね(猿之助)は壮年の男(幸四郎)との恋に溺れたが、世慣れた男にとっては遊びでしかない。
しかも男は実は母の密通相手で父を殺した犯人だった!
前演目とは正反対の恐ろしい因果の物語、お二人の息がぴったり合っていて良かったです。

家から30分の会場というのは、とても気楽にスッと行けて(しかもお安くて!)いいですね。
毎年夏に行われる巡業は、演じる方は毎日移動し違う会場での公演で大変でしょうが、
地方にいても歌舞伎を身近に感じられるとてもいい機会と思いました。
西コースも見に行こうかな♪
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クリムト

2019-06-16 | アート
19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトに関する展覧会2つに行ってきました。

まずは、東京・上野の東京都美術館での「クリムト展 ウィーンと日本 1900」、こちらはクリムトがメイン。
初期の自然主義的な作品、《ユディトⅠ》や《女の三世代》など「黄金様式」の時代の傑作、
甘美な女性の肖像画や数多く手がけた風景画、
なかでも圧倒的だったのが、全長34mを超える壁画《ベートーヴェン・フリーズ》の精巧な複製、
ベートーヴェン交響曲第9番「歓喜の歌」をイメージして描かれており、絵を見ているのに頭の中では第9が鳴っていました!
金や色石を使った華やかな装飾性と世紀末的な官能性をあわせもつその作品の数々、
過去最多となる油彩画25点以上が見られます。
同時代のウィーンで活動した画家たちの作品や、クリムトが影響を受けた日本の美術品なども展示されていました。
優美で官能的で装飾的なクリムトの作品の数々からは時代の余裕を感じました。
大規模なクリムト展は30年ぶりということと、その日は学生無料だったのもあって大混雑でした。
 
もう一つは、国立新美術館にて開催中の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」
オーストリアのウィーンでは、19世紀末に「世紀末芸術」と呼ばれる華やかできらびやかな独自の文化が開花し、
その時期に活躍した新進芸術家の作品が、ウィーン・ミュージアム所蔵のものを中心に展示されていました。
展示作数は約400点もある贅沢さで、通常の展覧会でしたら大体200点ほどですよね。
絵画以外にも、モダンな食器や衣類など、とにかく多彩で内容が濃いです。
なかでもクリムトの写真でよく見るクリムトが着用していた青いスモックが展示されており、驚きました!
他には世紀末芸術の旗手だったクリムトやシーレの作品、多くの芸術家たちの優美で繊細な絵画、
ウィーンの都市開発ビフォー・アフターの絵画・写真など、興味深い作品ばかりでした。

ウィーンへは行ったことがありますが、かつては街を取り囲む城壁だったところが広い道路になっており、
路面電車の走るその道沿いに音楽劇場や美術館があったことが印象に残っていました。
1858年に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の命によって中世からあった城壁が取り壊され、
街は姿を変えていき、その時代の流れもあって従来の芸術に反発する新しい芸術が生まれるのですね。
ウィーンのモダンアートによって生まれたデザインのものは、現代でも十分使える素敵さでした。
また、クリムトの絵から服飾学校の生徒たちが作り上げた衣装というのも展示されており、
舞台衣装のように豪華でお洒落でした♪

美術館前に突然登場した「ガラスの茶室」
2011年イタリア・ヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展にて発表され、
2015年には京都の将軍塚青龍殿の大舞台にて披露された吉岡徳仁《ガラスの茶室 - 光庵》。
 
周りは柵に囲まれていて、茶室内には入れず、ガラスのベンチにも座れないのが残念ですが、
天気や光の角度などの条件が整うと、虹のプリズムが見られることもあるそうです♪
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歌舞伎 「風雲児たち」

2019-06-04 | アート
この2日間は、学校が休校だったので(創立記念日、等)都内で平日休みを満喫しました♪

昨日は、友人と歌舞伎座での三谷幸喜作・演出による『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち』
とても楽しみにしていました。
題材とするのは、1979(昭和54)年から連載されている長編歴史ギャグ漫画、みなもと太郎の『風雲児たち』、
これを三谷幸喜さんが演出する、間違いなく面白いでしょう!
若い方も多く、平日夜にもかかわらず満席です!

時代は、外国との交流が制限されていた江戸時代後期、
船頭の大黒屋光太夫が仲間とともにロシアに漂流し、故郷の伊勢に帰ることを目指す物語で、
今まで良く知らなかったのですが事実に基づいているのだそうです。

主役の光太夫は幸四郎さん、個性豊かな十七人の船員たちに染五郎さん、白鸚さん、
と三世代で同じ演目を演じられるなんて、お幸せなことですね。
それから、猿之助さん、愛之助さん、ロシア人ラックスマン役の八嶋智人さんと豪華な出演者です。

伊勢を出発した8ヶ月後にロシア領アリューシャン列島にあるアムチトカ島に漂着、
その後、カムチャッカ半島、オホーツク、ヤクーツク、イルクーツク、
そして伊勢を出てから8年後にサンクトペテルブルグに行きエカリテーナ2世に謁見し、
やっと日本へ帰国できるようになります。

随所に三谷さん独特のユーモアがちりばめられていて、爆笑したり驚いたりと実に面白かったです。
舞台は、大海原、ロシアの苫屋、シベリアの雪原、サンクトペテルブルクの宮殿、と様々に変化し、
ロシアの女帝エカテリーナの衣装も豪華、見どころ満載で楽しく最高でした♪
 
友人がデパ地下で「豆でいてね。」という美味しいお弁当を用意してきてくれました♪
お遊び&趣味のことにはマメな私。。。
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岩合光昭写真展 「ねことじいちゃん」

2019-04-27 | アート
10連休初日は、近隣のデパートで開催中の「岩合光昭写真展『ねことじいちゃん』」を見に行ってきました。
岩合さんの写真展へ行くのは「世界ネコあるき」「ネコライオン」に続いて3回目♪
しかも、今回は岩合さんご自身がお見えになりギャラリートーク&サイン会があるというのでテンション上がりました!!

11時と14時の2回トーク&サイン会があるというので、14時の会に間に合えばとお昼ごろ到着したのですが、
会場へ行くと、すでにどちらの入場券・整理券とも開店と同時に無くなったそうで・・・考えが甘かった!!
猫好きな方が多いのと、猫好きはもちろん岩合さんも大好き、世界的カメラマンを甘く見ていました。
昨年のヨシタケシンスケさんのサイン会整理券があと2人で無くなったことと言い、近所だからと侮れません。
休日だし近場だし、とついダラダラしてしまい出発が遅れたことを悔やみましたーーー!残念過ぎる!!

今回の写真展は世界的に知られる動物写真家・岩合光昭さんが初めて映画監督に挑んだ映画撮影時の写真展、
映画を撮影しながら、もちろん猫の写真も撮っていたのでしょう。
いつもながら岩合さんの猫たちへの温かな愛情あふれる約160点の写真、どの猫ちゃんも可愛いらしくて癒され、
また、撮影した島の風景も素朴で美しく素晴らしいです。
会場奥でのギャラリートーク部屋のドアが開けられていたので、トークも聴けたし人垣越しにお姿も拝見出来、
主演猫のベーコンとの出会いと主役決定の瞬間が運命的だったお話や、他の35匹の猫たちの名優ぶりのお話。
トークが終わってからのサイン会も指をくわえて見ていましたが、岩合さんの優しい笑顔はTVでお見掛けする通りでした。
今朝、会場入り口の看板に直接書いて下さったという大きな猫のイラストとサインを撮影して、これで我慢しました。
今週で、近隣の映画館での公開が終わってしまったので、来月隣市の蔵の映画館へ行きましょう♪

この映画の原作は、コミック『ねことじいちゃん』ねこまき(ミューズワーク)著 KADOKAWA これも読みたい♪
 
平成最後にマイカーのメーターが50,000㎞になりました!
先月車検だったので街(町)乗りだけで5年でちょうど5万キロ、この地に住んでいる限り当分車は手放せません。
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展覧会 「博物館でお花見を」「美術館の春まつり」

2019-04-04 | アート
展覧会第2弾は、桜にまつわる展覧会へ。

上野で友人と待ち合わせし、まずは東京国立博物館本館へ。
「博物館でお花見を」と題し、桜にちなんだ名品を展示し、様々なイベントも開催される春の恒例企画です。
各展示室には絵画、書物、焼き物、彫刻、着物、刀、等、桜にまつわる各種美術品がたくさん並んでいます。
日本の芸術のモチーフとしてこんなにたくさん使われているのは、桜以外ないでしょう。
古来より、日本人の生活・精神に深く根差していたものだと改めて感じ入りました。
注目作品は、国宝指定されている「花下遊楽図屏風 狩野長信 筆 江戸時代・17世紀」
  
5つのポイントでスタンプを集めてオリジナル缶バッジのプレゼントを頂いたり
公開されていた庭園で約10種類植えられている桜を眺めたりと、春を満喫する展覧会でした。

特別展 御即位30年記念「両陛下と文化交流 ~日本美を伝える~」も開催されていたので見てみました。
宮内庁が所管する皇室ゆかりの作品が展示されており、
天皇陛下御即位の儀式に際して東山魁夷、高山辰雄が平成2年に制作した「悠紀・主基地方風俗歌屛風」が見事!

その後、竹橋へ移動して東京国立近代美術館での「美術館の春まつり」展へ、
先日TVの美術番組で紹介していた絵を見たかったのです。
桜を描いた名作、川合玉堂《行く春》1916年 紙本彩色・屏風(6曲1双) 重要文化財、
描かれている場所は埼玉県の長瀞(ご近所♪)です。
 
長瀞の岩畳の感じ、浮かぶ船、咲く桜、浮かぶ桜、風に舞う花びら、川の流れと風の流れが素敵でした。
この友人とは以前、青梅の玉堂美術館へ行ったこともあり、あれがもう7年も前とは!

美術館内のフレンチでランチしたり、上野のみはしで白玉クリームあんみつを食べたりと楽しく美味しい一日でした♪
 

楽しかった春休みも今日で終わり、明日から新年度の仕事頑張ります!
明日準備出勤、6日(土)入学式、8日(月)始業式(その後6時間授業)、いよいよ新年度が始まります。
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展覧会 「奇想の系譜展」 「東寺展」

2019-03-31 | アート
春の上野公園では興味深い展覧会がいくつも開かれています。
春休みを利用して、精力的に楽しんでいます♪

まずは東京都美術館で開催中の「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」、しばらく前に行きました。
これは50年近く前の1970年に美術史家・辻惟雄氏が記した書『奇想の系譜』がもとになっています。
      
今年2月にこの展覧会に合わせて新版が出版され(右)、カラーで大判になり新たな図も加えられ、
若冲をはじめ江戸の絵師たちに起こった絵画について各章最後に新原稿が追記されています。
『新版 奇想の系譜』 辻惟雄 小学館(本校図書館にあります)

辻氏がこの本に取り上げるまでは、葛飾北斎など江戸時代の名だたる画家と比べ「その他大勢」とされていて、
正統派美術史に対し江戸のアヴァンギャルドな画家たちは評価されていなかったのです。
今や、「若冲ブーム」「江戸絵画ブーム」「日本美術ブーム」!
この本で紹介された江戸時代中心の画家6人(岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳)に、
白隠慧鶴、鈴木其一を加えた8人の代表作がたくさん展示されていました!
私もこの数年、若冲蕭白国芳白隠、らたくさん観ました。
個性あふれ強烈で面白い彼らの代表作が一堂に観られるという、見どころ満載の素晴らしい展覧会でした!
 
千疋屋でイチゴのデザートプレート♪ 歩き回った疲れが取れます。

それから先日、東京国立博物館(トーハク)での特別展「国宝 東寺─空海と仏像曼荼羅」
 
ここで会いたかったのはこの方!国宝「帝釈天騎象像」イケメンです!!(この像だけ撮影可でした♪)
8年前に大学生だった娘と二人で京都を旅行した時、東寺へ行き、
誰もいない東寺講堂でこの像を拝観し「超イケメン!!」と盛り上がったたことを思い出しました。
823年に弘法大師空海が嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場としました。
展覧会では、空海が作り上げた曼荼羅の世界を体感できる講堂安置の21体の立体曼荼羅のうち、
史上最多となる国宝11体、重文4体、合計15体が出品、彫刻、絵画、書跡、工芸など密教美術の最高峰を見ました。
密教という性格上なのか、男性がとても多かったのが印象的でした。
今、東寺の御影堂は2019年末まで修理中、京都在住の寺社建築に関わる友人もそれに関わっているそうです!
 
友人と銀座でフレンチコースランチ、美味しいものは外せません♪
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三月大歌舞伎

2019-03-27 | アート
友人と一緒に歌舞伎座で「三月大歌舞伎」夜の部を観てきました。
昨年の9月以来半年ぶりの歌舞伎、とても楽しみにしていました♪

2等席でしたが、通路のすぐ後ろで足を延ばしてゆっくり座れ、花道もすぐそばのお気に入りの席。
最初の演目は『盛綱陣屋』、重厚な義太夫狂言『近江源氏先陣館』の八段目です。
源氏一族の争いに巻き込まれ敵味方に分かれた佐々木家の兄弟、
複雑に絡みあう人間関係のなか、親子の思い、兄弟の思いに引き裂かれる盛綱を仁左衛門さんが演じます。
兄は弟を案じ、弟は子を犠牲にしてまでも再起を図り、母は兄弟の板ばさみに苦悶する。
戦のために引き裂かれる家族の悲劇、孫に自害せよと迫らなくてはならない祖母の悲しみ。
(いゃいゃあり得ない!とんでもない時代です!!)
見せ場の首実検の場面では、悲しみ・驚き・落胆・決心、と揺れ動く盛綱の感情を、
仁左衛門さんが表情だけで細やかに見事に演じ、舞台からただならぬ緊迫感さえ感じました。
子役の二人、勘太郎くん、寺嶋眞秀くんも熱演しており良かったです。
盛綱を当り役とする仁左衛門さん、風格を感じ、その演技や佇まいに引き込まれさすがでした!
ちなみに友人は仁左衛門さんの長年の大々ファン♪
 
悲しく緊迫の演目の後、お弁当タイム、近くのデパ地下で買い求めたなだ万の海老カツ弁当です。

次の演目は、滑稽味あふれる舞踊『雷船頭』
猿之助さんと幸四郎さんが日によって交代で船頭を演じ、気弱な雷が天から落ちてきて船頭と踊るという面白さ。

最後の演目は『弁天娘女男白浪』河内黙阿弥 作
白波五人男や弁天小僧が聞かせる有名な七五調の名台詞がたくさん出てきます。
「知らざあ言って聞かせやしょう」「問われて名乗るも烏滸 (おこ) がましいが…」
稲瀬川勢揃いの場は逃げていく5人衆が追手に捕まりかけて、それぞれの名乗りを上げる有名な場面です。
五人衆は、松本白鸚さん、松本幸四郎さん、中村亀鶴さん、市川笑也さん、市川猿弥さんでした♪
番傘をさして五人が名乗りを上げる口上の場面はきりっと締まって、気持ちの良い幕切れとなりました。

都内の街並みはもうすっかり春の装い、桜も綺麗でした。
 
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劇団四季ミュージカル 「キャッツ」

2019-01-20 | アート
友人と、劇団四季ミュージカル「キャッツ」を観に行ってきました♪

私の劇団四季初観劇は「キャッツ」で、それはなんと35年前の大学生の時!
1983年に東京都新宿の仮設劇場キャッツ・シアターで公演された"CATS"が日本での初公演です。
2回目に観たのは、20年ほど前、ベルギー在住時にロンドンで本場のミュージカルを家族で観ました。
帰国後は、ミュージカル大好きな娘と劇団四季に通い、また10年ほど前は友人たちと横浜で、
と5回以上は観ています。

友人がCATSを観たことがないというので、大井町に新設されたキャッツ・シアターへ。
今年3月12日に、日本上演35周年、通算公演回数10,000回を迎える予定で、
35年前の公演初日のチケット半券を持っている方は、抽選で無料ご招待があるそうです!
本日のキャストボード、「台本」「日本語版演出」には故 浅利慶太氏のお名前もありました。
 

このミュージカルはT・S・エリオットによる詩集『キャッツ - ポッサムおじさんの猫とつき合う法』
を元にして、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手掛けたミュージカル作品なので、
セリフは詩的、ダンス中心、どちらかというと大人向けのミュージカルと思います。
猫柄の全身タイツに身を包んだ役者さんたち、スタイルが良くてダンスが上手な方が選ばれているのでしょう。
(ロンドンミュージカルの猫たちは、さらに手足が長く頭の小さい猫たちでした!!)
以前とは演出が変わっている場面もあり、何度見ても新たな気付きがあり感動しました。
何度見ても楽しい、子どもから高齢の方まで十分に楽しめる、劇団四季ミュージカルは素晴らしいです!

ランチは日比谷のホテルロビーでゆっくりしました。
 
冬花の飾り付けが素敵、ロビーではバイオリンと琴のコラボ演奏があり、生演奏を楽しみました♪
 
友人と一緒のお出掛けは、朝から夜まで一日中おしゃべりを楽しめるがとっても良いです。
友人と会うのは秋以来でしたので、今日までのいろいろをお互いに話し尽くしました!
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