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Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

南房総へ日帰りバス旅行

2015-03-30 | いろいろ
年度末、仕事も一段落したので友人たちと房総へ日帰りでバス旅行に行ってきました。

バス乗り場へ集合するところから、もう笑い声がいっぱいです♪
すっかりお任せで何も調べないで参加したのですが、前日にその場所を地図で見てビックリ!
千葉県の南端、館山!
埼玉北端から東京都を通り過ぎ、千葉県の南端まで行くのですね。

思っていたよりも若い方も多く、まさに老若男女が大型バスに43名でした。
関越道から首都高に乗り、息子のマンションのすぐ脇を通り抜け、お堀端へ。
桜がほぼ満開で、ボートに乗っている方々も見え、バスの車窓から各地のお花見も出来ちゃう♪

アクアラインに乗って、途中の海ほたるで休憩です。
いろいろ買って食べたいところですが、今回のツアーは2つの食べ放題がメイン!飲み物で我慢。。。
海なし県に住んでいるので、久し振りに海を見て潮風に吹かれ、いい気持ち~♪

最初の食べ放題は館山のイチゴ園でイチゴ食べ放題です。
この旅行を楽しみに、今年はまだいちご狩りに行っていませんでした。
品種は「やよいひめ」、手のひら半分くらいのジャンボサイズなのに甘くてジューシーでした。

 

いつもは50個ぐらいは食べちゃうのですが、今回は次の食べ放題のためにちょっと控えめにしました。

さあ、このツアーのメインイベント、「きよっぱち」での海鮮浜焼き食べ放題です!
TVでも度々登場している人気店ですが、バスツアーでしか行くことができないのだそうです。
もちろん大型バスが何台も停まっています。
何が食べ放題かって、ホタテ・サザエ・ハマグリなど海鮮、焼肉、お刺身、フルーツ、デザート!
そしてソフトドリンクの類も飲み放題!

  

時間制限があるので、見た目に構っていられません!
目の前では網焼きの火が燃えていて暑いし、人は多いしで、興奮のうちに美味しくたくさん食べました。
熱い貝を持つので、私たちはしっかり軍手持参でしたよ!
ビワ好きな私は、デザートのビワゼリーにもはまりました。
その後はお魚市場で、新鮮な海産物のショッピング♪

お腹いっぱいで、ウトウトしながら次の目的地「東京ドイツ村」へ。
千葉県にあるのですけどね、東京とかドイツとか名前が付いていますが…
広大な公園の中は、「関東三大イルミネーション」のひとつのイルミネーションが見事です!
が、残念ながら雨が。。。

  

上から全体を見たかったので、観覧車に乗りました。
観覧車に乗るなんて、久し振り、楽しい♪

朝の出発から夜、帰り着くまで良く食べ、良くおしゃべりし、良く笑いました。
バス旅行って、何も考えずにおしゃべりしながら乗っているだけで効率よくお勧めを観光できるので、
友人と行くにはもってこいですね。
遠いかなぁ~と初めは思っていましたが、しゃべっているので退屈せず遠さも感じませんでした。
楽しかったぁ~また行きたい!!

みんなの今夜のお食事は、お土産に買った「いわしバーグ」だったかしら?
お世話になりました。


通し狂言 「菅原伝授手習鑑」

2015-03-28 | アート
歌舞伎座で江戸の三大歌舞伎演目のひとつと言われる『菅原伝授手習鑑』を見てきました。

今回どうしても見たかったのは、これが「通し狂言」で上演されるから!
私は以前、この中の「寺子屋」だけを見たことがありますが、やはり筋書き通りに全て見たいです。
今回は13年ぶりの通し狂言とありましたので、是非見なくちゃ!
でも、朝から夜まで7時間ぶっ通しで見るのは体力的にも辛いと思い、昼夜2回に分けて観ることにしました。

歌舞伎座へ行く前に、竹田出雲の原作を読むべきなのでしょうが、
時間がないので絵本でごまかし、大筋を頭に入れました。

橋本治・岡田嘉夫の歌舞伎絵巻(3) 『菅原伝授手習鑑』 橋本治/文 岡田嘉夫/絵



「天神さま」として祀られている菅原道真を主人公とした物語です。
学問の神さま、菅原道真が悪魔のよう(見た目もそうだった!)な藤原時平にだまされ大宰府流罪となり、
それぞれの君主に仕えた三つ子の三兄弟にも悲劇が起こります。

仕事の都合で、後半の夜の部から参戦です。
歌舞伎座で夜の部を見るのは初めて!ライトアップされて綺麗です。



後半 夜の部の構成は
・四幕目 吉田社頭 車引の場
・五幕目 佐太村 賀の祝の場
・六幕目 寺子屋の場

三兄弟役は松王丸が市川染五郎さん、梅王丸が片岡愛之助さん、桜丸が尾上菊之助さんです。
車引きの場では、梅王丸の怒りをもった荒くれぶりが、
賀の祝いの場では、自害する桜丸の悲しみと辛さが、
そして最後の寺子屋の場では、我が子の首を差し出した松王丸の悲しみが、良く出ていました。
特に、我が子 小太郎の野辺の送りの場面で松王丸役の染五郎さんの悲嘆にくれる様は、
思わず涙するほど迫真の演技で、以前見た時よりも深く心に沁み、
いつも爽やかなイメージのある染五郎さんを見直しました!

舞台が跳ねるともう夜の9時近く、近くに一泊して翌日昼の部に備えます♪

27日は千穐楽ということもあって、歌舞伎座前はかなりの人でごった返しておりました!



前半 昼の部の構成は、
・序幕  加茂堤
・二幕目 筆法伝授
‐菅原館奥殿の場
‐菅原館学問所の場
‐菅原館門外の場
・三幕目 道明寺

二幕目で菅丞相役の片岡仁左衛門さんが神々しく登場しますが、もう本当に素敵です。
気品があって、物静かで、思慮深さや聡明さまで感じさせる、まさに当代きっての当たり役でしょう。
二幕目は三場の構成ですが、幕を降ろさず、奥殿→学問所→門外へと、回り舞台で変わっていくのも、
見ていて面白かったです。
三幕目の道明寺では、菅原道真が娘の苅屋姫と親子の対面をしましたが、大宰府流罪となる別れの場面が圧巻です。
涙がこらえきれないお客さんもいらっしゃいました。
大宰府へ流された道真公の元に、今まで大事にしていた梅が一夜のうちに飛んで行って根を張った、
それがあるかもしれないとさえ思わせる、風格と威厳が仁左衛門さんにはありました。

学生の時、九州大宰府の梅「飛梅」を見に行きましたが、きっかけはさだまさしの歌でした。
梅の季節も終わりましたが、有名な歌を。

「東風吹かば匂い起こせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」

この後、日本橋のTデパートでお買い物をしているうちに、暑くてショールを外したりしていたら、
気が付くとそれが手元にない・・・(デパートって暖房が暑すぎません?!)
どこかに落としてしまったらしく、店員さんに手伝ってもらってあちこち探したのですが、
結局見つからなくて、自分のミスから楽しい気分もいくらか目減りしてしまいました。
が、今日、デパートから「ショール、見つかりました!」とのお電話が♪
どなたかが届けてくださったらしいです。
良かった!!
ありがとうございます、幸せ気分いっぱいです。


さとうみつろう 著 『神さまとのおしゃべり』

2015-03-24 | 本の紹介
昨日は東京で桜の開花宣言があったというのに、今日は寒の戻りで最低気温-2.9℃という真冬の寒さ!
明日朝も冷え込み、冷たい風が強いらしいです。

お役目で地元公立小学校の卒業式に出席してきました。
子どもたちの一生懸命な姿には、いつも感動させられます。

先日、書店でこの本の帯の言葉が目に留まりました。

「99%の幸せを差しおいて、1%の不満を探す人間のなぜ」

さとうみつろう 著 『神さまとのおしゃべりーあなたの常識は、誰かの非常識』

書店で山積みされ、発売から半年で15万部売れている今話題のスピリチュア本、
こういった類の本はあまり読まないのですが気が付いたらレジカウンターに出していました。。。
ネットで話題の大人気自己啓発系ブログ『笑えるスピリチュアル』のさとうみつろう氏による著書です。
題名も表紙の絵も何だか軽そうだし、中をパラパラ見ると字は大きいし紙は厚いしで、
サラッと読み終えようと思ったら、これが意外に考え込みながら読むことになりました。

本の構成は・・・

第一章 現実とはなんなのか?
第二章 現実を変えるための12の方法
第三章 お金の方からあなたに飛び込んでくる6の手法
第四章 恋愛・人間関係が根底から激変する6の教え
第五章 この世のしくみと悟りと宇宙の終わりについて

となっていますが、これはハウツウ本ではありませんでした。
今、現実に起こっていることは一つ、それをどう見るかであなたは幸せにも不幸せにもなる。
いわゆる「引き寄せの法則」でしょうか。
幸せだと思えば幸せになり、足りないと思えばいつまでも足りないままで、
出来ないと思っていると永久に出来るようにならない。

読んでいるうちに、ある詩の一部が思い浮かびました。

「・・・アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ・・・」

宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ」の一節です。
以前は、この部分は賢治のあきらめの気持ちと思っていました。
でも、これは現実をありのままに受け入れるという悟りの境地ではないか!と思いました。
苦境に直面し現実に怒りを覚え、心の内でどんなに憎んだり恨んだり苦しんだとしても、
現実世界は淡々と過ぎていき、決して変わることがない。
それよりも、自我を乗り越え、自分の心の内を平穏にして過ごして次を考えた方が、ずっと幸せに生きられる。
「幸せはいつも自分が決める」ということでしょうか。
以前読んだ小池龍之介の本にも、同じようなことが書いてありました。

思考の方法として面白く、楽に生きられる考え方だと思いました。


新印象派展 ~光と色のドラマ~

2015-03-22 | アート
東京都美術館で開催中の展覧会「新印象派展~光と色のドラマ」へ行ってきました。

私は熱海行きの上野東京ラインに1時間半乗って、娘とおチビはわずか10分ほどで待ち合わせの上野駅へ。
二人に会うのはお正月以来、約3か月ぶり!ずい分子どもらしくなっていました♪
ベビーカーで入るので、なるべく混まない頃にと平日(viva春休み♪)お昼前の入館にしました。

新印象派とは、19世紀末から20世紀初頭にかけて盛んになった印象派の後を受け継ぐ絵画の流れです。
ジョルジュ・スーラが創始、印象派の光の捉え方をより理論化し、最新の光学理論に基づいていて、
点描法によって光をとらえることができる、とする考え方なので、作品の多くは点描画でした。
原色をキャンバスに細かい点として置いていくので、パレットで色を混ぜることはありません。
左は陳列されていた「ポール・シニャックのパレット 個人蔵 © Patrice Schmidt」 同色のグラデーションが綺麗!

    

また、反対色となる補色をわざわざ隣り合わせに置くことで、色がよりハッキリして引き立ちます。(右)
世界12ケ国、約60の美術館や個人コレクションから、新印象派の歴史を彩る約100点が出品されていましたが、
点描画といえば、スーラ、シニャックのお二人でしょう!

左:ジョルジュ・スーラ《セーヌ川、クールブヴォワにて》1885年 個人蔵 © Droit Réservé



右:ポール・シニャック《髪を結う女、作品227》1892年 個人蔵 © Droit Réservé

新印象派のスーラの描いた静かで小さな点が、約100年の後、マティスのダイナミックで強い色彩の表現へ至り、
20世紀初頭の「フォーヴィスム(野獣派)」誕生となっていきます。

描かれた点々とその色が軽やかで、春を感じさせる心弾む展覧会でした。

その後、美術館内の洋食レストラン「IVORY」で3人で初誕生祝♪



もしおチビが騒いだら、と、他のお客様のご迷惑にならないように個室をお願いしました。(画像はお店HPより)
お願いしたのは「新印象派展 期間限定コース」♪

・Appetizer:ズワイ蟹と彩り野菜のタブレ

タブレとは、パリを始めフランス各地で食べられるクスクスのサラダの事です。
クスクスは北アフリカで主食として用いられた、小麦粉を使った世界最小のパスタですが、
クスクスの粒とズッキーニ・パプリカの緑・赤がまるで点描画!!

・Appetizerその2:アンディーブ・ホワイトアスパラガスと生ハムのグラティネ

新印象派の流れはベルギーやオランダにまで行きましたが、このお料理はまさにベルギー!
ベルギー特産の野菜アンディーブとホワイトアスパラガスに、生ハムを合わせたグラタンでした。
熱々のホワイトソースが濃厚で、ベルギーに住んでいた私たちは懐かしいね♪と言いながらいただきました。

・Main Dish:牛肉の煮込み ドーブ・ド・プロヴァンサル

南仏プロヴァンスの伝統的な料理で、19世紀以前から用いられた煮込み技法のドーブ。
緑や黒のオリーブ、付け合わせの茄子、ズッキーニ、トマトの重ね焼きも色彩豊か♪
お肉がボリューミィで、柔らかく美味しい!!

ここで、お店の方がデザートプレートを綺麗に飾りつけして持ってきて下さいました。

・Dessert:ガトー・ヴェール・ヴェール  「モネの食卓」から
 
画家のモネは食通であり、自身で料理し、その記録を取っていました。
そのレシピをベースに、色鮮やかなピスタチオのガトーでした!色彩のコントラストもステキ。

オチビの名前を入れてきて下さって(ちょっと違う?!)、記念写真も撮ってくださいました。
彼はスプーンを持って食べる気満々でしたが、砂糖が入っているからダメだそうで、ママのお腹の中へ。
この他に、パン3種、食後にコーヒー、大満足でした。
大和はケーキはもらえなかったけれどパンや離乳食、お水を飲んでお利口にしていました。
美術館でもいつも大人しくしていて、ベビーカーで一人で眠ってしまったりと、連れていきやすいです。

この後、子供服を見に行ったり、書店で絵本を買ったりと、いろいろ楽しい一日でした♪

映画 「風に立つライオン」

2015-03-21 | 映画
公開をずっと楽しみにしていた映画「風に立つライオン」観てきました!

この映画は、さだまさしの名曲「風に立つライオン」が原作です。
この歌に感銘を受けた俳優大沢たかおさんが、さださんに小説化そして映画化を強く提案し続けます。
自分が主役の医師役として主演したい、是非映画にしてくれと!

この歌は、実在する医師の柴田紘一郎のエピソードにインスパイアされたさださんが、
1987年に自身で作詞・作曲し、年末の紅白で歌って大反響があった作品です。
柴田医師は、40年も前にアフリカのケニアにある長崎大学熱帯医学研究所に赴任し、
現地で年間2000件もの手術をする医療活動に貢献し、その後も人生をかけてケニアの医療に尽力された外科医です。
この歌に感銘を受けた大沢たかおさんからの申し出があって、やっと小説が出来上がったのが2013年、
そして2015年の映画公開と、30年近くかかって「歌」→「小説」→「映画」が生まれてきました。

映画は、もう大沢たかおさんに尽きますね!!
ご自分でどうしてもこの医師役がやりたいと熱望されただけあって、熱演です。
笑顔も、医師としての姿も、子どもたちとの交流も、淋しい表情も、素敵♪
特に、一人で丘に立ち「ガンバレー!ガンバレー!!ガンバレー!!!」と全力で叫び続ける後姿に涙が出ます。
「ガンバレ!」は人に言う言葉ではなく、自分の心にかける言葉なのだと言う主人公。

何度も記事にしていますが、私はグレープの頃からさだまさしの大ファンで、
ファンクラブに入っていた程ですから、最後に名曲「風に立つライオン」が流れて来た時には感動。。。
ただ、映像でもっと「アフリカ」の雄大な自然を出してもらっても良かったかな、と。
歌詞にある「ビクトリア湖の朝焼け」「100万羽のフラミンゴ」「キリマンジャロの白い雪」などが、
歌詞と一緒に映し出されると(なぜか勝手に)思っていたので、それ、見たかったです。
そして最後の映像は、風に吹かれて立つライオン(シンバのように)に大沢さん映像の映り込みに!
原作を読んでしまうと、自分にとっての大事なシーンが頭の中に出来上がってしまいますね。
歌への思い入れが強すぎるせいなのか、私としては、歌 〉小説 〉映画 の順に良かったかな。

さだまさしの歌の歌詞の世界、クラシックを本格的に学んでいた故の音楽性、それらが秀逸!
「やはり僕たちの国は残念だけれど 何か大切な処で道を間違えたようですね」
「診療所に集まる人々は病気だけれど 少なくとも心は僕より健康なのですよ」
「僕は「現在(いま)」を生きることに思い上がりたくないのです」
「僕は風に向かって立つライオンでありたい」

シュバイツァーの伝記を読んだ柴田少年が医師になり、柴田医師の影響を受けてさださんが歌を作り、
この歌を聞いて多くの若者が医師を目指し、
多くの医師が国際医療協力・海外医療ボランティア医師団として世界で活躍しているそうです。
医師にならなかった方は、青年海外協力隊員として!
お金や名誉に振り回されている(ような)医師も、残念ながら日本にいますが、
純粋に、命のために力を尽くされているお医者さん、たくさんいらっしゃいますよね。
私も、命を救っていただきました!!

終業式&離任式

2015-03-19 | 学校のこと
今日は本校の終業式でした。

春休み中に剣道部が全国選抜大会に出場します。
男子は4年連続7回目、女子は10年ぶり4回目の出場で男女での出場は12年ぶり2度目のこと、
全国制覇を目指す剣道部へ応援の言葉が贈られました。

終業式の後は、離任式、教員にとっては、1年間が終わったと強く実感する日です。
例年になく多くの先生方が退職され、残念でなりません。
本校のために今まで多大なご尽力をいただき、本当にありがとうございました。
荷物がすっかりなくなってしまった机を見ると、お別れを実感し淋しい限りです。
新しい場でもどうぞご活躍ください!

卒業生の大学合格もほぼ出揃いました。
みんな、良く頑張ったね!
超最難関だけはほんのわずかの差で残念だったらしいけれど、立派な成績です。
卒業式翌日から、図書館には2年生や1年生がいっぱいやってきて、毎日遅くまで勉強しています。
「次は自分たち!!」という意気込みをひしひしと感じ、心強いです!

来週1週間は春期講習があります。
春休みは年度の終わり作業と、年度の始まり作業があり、慌ただしいまま終わっちゃいます。
愛車は、スタッドレスからノーマルタイヤに履き替えました。
早咲きの桜の枝に新芽が現れ、春の訪れを実感するこの頃です。



初誕生日

2015-03-17 | いろいろ
今日、3月17日におチビが初誕生日を迎えました。
もう1歳!
グランマからすると、あっという間に1年間が過ぎてしまいました。

生まれた時に記念樹として植えた枝垂れ梅は、ちゃんと誕生日ごろに花を咲かせました。
平日なので、親子水入らず3人でお祝いしたそうです。

 

我が家からは、ミニピアノをプレゼント♪
ミニではありますが、ちゃんと楽器メーカーが作ったグランドピアノで、突上棒で屋根も開きます。
喜んで弾いている(叩いている?)そうで、嬉しいです。
時にはママに弾いてもらって、みんなで歌を歌うのもいいね。
我が子たちも、おもちゃのピアノが大好きでした。

娘は育休が明けて4月から仕事に復帰するので、もうすぐおチビは保育園へ。
泣いちゃうだろうなぁ~・・・
でもお友達と遊ぶのはきっと楽しいはず♪
我が子たちも1歳直前から保育園に通っていました。
チビちゃんも、ママも、パパも、頑張ってね!








上野東京ライン

2015-03-16 | いろいろ
この地から東京へ行くのに、JR高崎線・湘南新宿ラインか東武東上線を使います。
私は、運賃がほぼ半額という格安の東武東上線を使うことが多いのですが、
行く場所によってはJRを使うこともあります。
緊急の場合や東京駅から新幹線に乗る時には上越新幹線もありです。

高崎線終点の上野駅で降りて東京駅まで行くには乗り換えなくてはならず不便でした。
でも、長年の利用者の念願かなって上野駅が終着となっていた高崎線と、
東京駅が起点となっている東海道線が結ばれることに!
「東北縦貫線」を通るこの列車の愛称は「上野東京ライン」になったようです。
3月14日ダイヤ改正で相互直通運転が開始され、時刻表が新聞に折込で入ってきました♪

その時刻表を見てビックリ!
終着駅が東京駅になったわけではないのですね?!
まず、電車の種類が、特急・特別快速・快速アーバン・通勤快速・快速・普通、の6種類。
この電車種類によって、停車する駅がすべて違います。
そして終着は、上野・新宿・品川・平塚・二宮・国府津・小田原・熱海・伊東・沼津、の9駅。

 

小田原や熱海まで一本で行けるようになったのですね!

でも、こんなに複雑だと、利用する時にはいろいろ神経を使いますよね。
自分の降りたい駅に、この電車は停車するのか?
終点が上野駅ではなくなったので、うっかり寝過ごしてしまったら熱海に着いているかもしれない!
(以前、特急で音楽を聞きながら爆睡してしまい、終着上野駅で車掌さんに起こされた事がある私。)
都心から帰る時、どうしても座りたい時には上野駅ホームで並んで待っていれば必ず座れたのですが、
上野駅発の電車ばかりではなくなってしまったので、座れないことが増えるかも。
そして運転区間が長くなるということは、運行支障の影響範囲が広がってしまうのでは?!
今までも、区間の長い湘南新宿ラインは列車遅延・運休が多く、「遭難新宿ライン」とか呼ぶことも…

県内外から登校してくる生徒たちも、今週初めは戸惑ったかも。
時刻表をスマホで調べてから乗る人が多いですが、使わない人は困るでしょうね。
駅員さんに聞く人が増えるでしょう。
もちろん、車内放送も今まで以上に詳しく念入りに、駅に着く前に長々と繰り返されるのでしょう。
慣れるまで大変そう。。。

新設の北陸新幹線は本庄早稲田駅を何本も通過するのに、1本も停まらないなんて!
せめて一日2本でいいから、停車してほしかった。。。

別れと出会い

2015-03-14 | いろいろ
春は別れと出会いの季節です。
今日は我が家の愛車との別れの日でした。

15年間で走行距離は17万km!!我が家の歴史と共にあったミニバンでした。
買ってから5年間は、私が乗っていました。
その頃我が子たちは中学生と小学生、習い事や通学の駅までの送迎、通勤、買い物やらで、
毎日、乗らない日はありませんでした。
また、息子は小学2年生から中学1年生まで自転車での日本縦断にチャレンジしていて、
私はこの車で伴走し、仙台、青森、下関、鹿児島、とまさに日本中を走った車でした。
だから、車の屋根には自転車を載せられるサイクルキャリアを付けていました。
こんな感じ。

 

その後10年間は、私が赤い車を買ったので主人が乗っていました。
この2、3年は故障が続き、2週間前からはパワーウインドーが効かなくなるなど、
酷使された車体はまさに満身創痍でかわいそうなほど。。。

今朝、私は今までの感謝を込めてボンネットに花を飾り、「ありがとう」を言いました。
たくさんの楽しい思い出をいっぱいありがとう。

そして、新しくやって来た新車は、ハイブリッドのミニバンです。

 

見た感じは、色も形も大きさも前の車と同じよう。。。
でも、前は3ナンバーでしたが、今回は5ナンバー、
JC08モード燃料消費率23.8km/Lと低燃費で、前と比べると桁違いでしょう。
ほとんど主人一人しか乗らないのでセダンにしようかとも思ったのですが、
先日の家族旅行や初詣のように家族みんなで出掛ける時には、きっと便利♪
仕事ばかりではなく、家族で使う、そういう機会がいっぱいありますように。。。

私の車は、丸1年まであと一か月の今日、10,000kmになりました!
ちゃんと停止して、撮影しましたよ♪

 

昨日は、お役目で地元公立中学校の卒業式に出席しました。
お祝いの日には、いつも桜湯を出して下さいます。
厳粛で心温まるいい卒業式でした。
卒業生が歌ったゆずの「友 ~旅立ちの時~」の歌が、昨日から頭の中に流れています。
2013年のNHK全国学校音楽コンクール 中学校の部の課題曲だったようです。


4年

2015-03-11 | 本の紹介
最低気温-4℃という寒さの今日、3月11日、東日本大震災から4年です。
改めて、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、
被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。
怖かった地震、東北地方の惨劇、原子力発電の怖さ、この地でも実感したライフラインの脆弱さ、
数々の衝撃は、何年経っても変わることがありません。

4年前大学生だった我が子たちは、この4年の間にそれぞれ卒業して社会人となり、
娘は結婚・出産してママになり、息子も新しい家庭を築きつつあります。
例えば人の人生においてそれほどの年月が流れたにもかかわらず、
被災地の復興の様子を映像等で見た限りでは、
「4年も経ったのにまだまだだ。」という残念な気持ちでいっぱいです。

先日、さだまさし著『風に立つライオン』を読みました。



今週末に映画が公開されるので、文庫本のオリジナルカバーの上に、
映画化の内容を織り込んだフルカバーの帯がついていました。
この作品は半分くらいが事実を書いたノンフィクションなのでしょう。
3章立てで最後の第3章は、東日本大震災直後の石巻市が舞台になっていました。
この中に、後に「奇跡の避難所」と言われるようになった、
石巻市勤労者余暇活用センター「明友館」がモデルと思われる避難所が出てきます。
合理的で人間味あふれる運営方法によって、
被災者自らが軽トラックやバイクを駆って救援物資を運び出したりするような、
他の避難所を助ける避難所となったのだそうです。

関連する書籍も出版されていました。


『笑う、避難所 石巻・明友館 136人の記録』 (集英社新書)

いつか読んでみようと思います。
小説の詳しい内容については映画を見た後に記事にしようと思うので、また、後日。