今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

広辞苑

2008-01-30 | 本の紹介
岩波書店の『広辞苑』が10年ぶりに改訂されました。
本校図書館でも予約していましたので、すでにはいっています。

この第6版はバリエーション豊かです。
まず、今までどおり1冊からなる厚い普通版
2冊に分冊して文字、本のサイズを大きくした机上版
パソコンなどで使えるDVD-ROM版

図書館は、今までどおりの普通版にしました。
それにしても厚いです。。。3074ページ。。。
総項目数24万。
出版社のキャッチフレーズは「日本語の規範」、そんな風格が漂います。

新しく加えられた1万語の4割弱をカタカナ語が占めます
その中に「ニート」「メタボリック症候群」「ブログ」や
「逆切れ」「いけ面」「めっちゃ」「うざい」といった若者言葉までが含まれ話題になりました。

最近「芦屋」の項に「在原行平の伝説の舞台」などと誤った記述のあることが分かりました。
誤表記は1955年の初版から続いていたそうです。

生徒たちは紙の辞書をほとんど持ちません。
電子辞書に広辞苑も入っているのです。
携帯でわからない文字を調べたりしています。
事実、時事用語辞典として有名な『imidas(イミダス)』『知恵蔵』が、
紙媒体での発行を取りやめました。
部数の大幅減がその理由で、両者ともウェブ版に活路を見いだしたい考えだそうです。

でも、真新しい紙をめくりながら辞書を読んでいると、
調べたいものの他にも目がいったりして、案外面白いものです
ある小学校では「辞書引き学習法」を取り入れ、
小学校1年生から辞書に慣れ親しむ取り組みを進めているそうです。
「紙の辞書」の良さが再認識されてもいます。
予約だけでも34万部の売り上げがあったそうで、
トーハンの週間ベストセラーTOP10入りが続いています。

図書館外への貸し出しは出来ませんが、
みんなが気軽に手に取れるようにカウンターにおいてあります。
「いけ面」の意味、何て書いてあるでしょうか
調べてみてくださいね。
三省堂の『大辞林』と説明を比べてみるのも面白いかもしれませんよ。

サッカー部の活躍

2008-01-27 | 学校のこと
サッカー部が新人戦埼玉大会で準優勝しました
今日、決勝戦は新名称となったNACK5埼玉スタジアム大宮で行われました。

対戦校は同じ県北の高校である正智深谷高校。
結果は1-2で負けてしまいましたが、県で第2位!!
素晴らしいです。

県大会決勝トーナメント
1月19日(土)本一 3vs1 西武台
1月20日(日)本一 3vs1 埼玉栄
準決勝
1月26日(土)本一 1vs0 浦和南

県南の強豪校を次々破り、決勝戦まできました。
県北校同士の決勝戦は昭和55年の児玉高vs熊谷高以来だそうです。

夏には野球部が準優勝しました。
春高バレーの県大会で女子バレー部も挑戦中です。
これからますます各部の活躍が楽しみですね!
   

「品格」ばやり

2008-01-25 | 本の紹介
藤原正彦の『国家の品格』がベストセラーになってから、
書名に「品格」のつく本が続々出版されています。

今月読んだ本から2冊。

1冊目は坂東眞理子の『女性の品格』
昨年のベストセラーNO.1です。
わざわざ「女性」となっているところが良妻賢母を勧めているような気がして、
ずっと敬遠していました。
坂東さんは埼玉県の副知事も務めた方です。
内閣府男女共同参画局長も務め、女性初の在豪州ブリスベン総領事にもなりました。
だからこそ、もうちょっと広い視野からの思い切った提言だと思ったのですが。。。
マナーや礼儀作法等が書かれていますが、それを「品格」とまで言うのは
少し飛躍しすぎかな、と思いました。
それとも、世界に飛んで、その後原点に戻ったということでしょうか。

2冊めは清水将大の『男の品格Ⅱ 白洲次郎名言集』
偶然にも、今月号の雑誌『小説新潮』が
「特集:白洲次郎の直言」を組んでいます。
私は白洲次郎という方を(恥ずかしながら)知りませんでした
日本の戦後史の表舞台には、ほとんど登場しない白洲次郎が、
自分の「信念」と「正義感」に突き動かされるように成し遂げようとしてきたこと、
それが戦後日本の礎を築いたのです。
彼がいなかったら、日本はもっとアメリカの言うがままになっていたことでしょう。
しかも、頑固に一本気に「幼稚な正義感」に邁進した、
そのカッコイイ生き様に「憧れ」にも似た思いを感じます。

長身に苦みばしった甘いマスク、ケンブリッジ仕込みの語学力、
スポーツマンで友情に厚く、目下のものにも親切で、物を作る人を愛し、
金銭にきれいで、ユーモアがあり、女性にはジェントルマンで優しい。
こんな”いい男”に明石さんま、木村拓哉、市川海老蔵も憧れているそうです。
次郎の終の棲家であった「武相荘(東京・町田市)が
今はギャラリーになっているそうなので是非行ってみたいです。

初雪

2008-01-23 | いろいろ
2年ぶりに雪が降りました

天気予報では何回も降る降ると言いながらずっと降らなかったので、
今朝外を見たときも「やっぱり降らないのね。。。」とちょっとがっかり。
でも、チラチラと白いものが舞い始め、
少しずつ積もってきた~
いつもの景色が雪に覆われると、別のもののようにステキに見えます。

2年間待ち続けた、スタッドレスタイヤでの雪の上での走り初めです
といっても、車庫から大通りまでのほんの十数メートルの雪道。
走り心地は。。。短すぎて、雪が少なすぎて、よくわかりませんでした

お昼頃にはかなり降ってきて10cm以上になるかも!
なんて思いましたがその後雨になりすっかり融けてしまいました。

四季のある日本は、それぞれの季節がそれらしくあるのがいい姿だと思います。
夏は暑く!冬は寒く!
清少納言も「冬はつとめて(冬は早朝がいい)と言っているではありませんか。
でも実際は、夏には「暑くていやだ~」、
冬には「寒くていやだ~」と言っている私がいます。
ついでに言ってしまうと、春は「花粉がいやだ~

入学試験

2008-01-22 | 学校のこと
本校の入学試験が行われました。
今日は前期入学試験で、単願推薦と併願推薦Ⅰの入試でした。

昨日は今日のために全校あげての大掃除
今日も、お手伝いの生徒がたくさん登校して、
試験会場の案内や、試験監督の手伝い、片付け等、在校生が活躍です。
受験生を見ると、まだ中学生だった頃、
自分も同じように緊張しながら高校へ来たことを思い出すのではないでしょうか

昨年と大きく違うのは、体育・芸術の技能試験がなくなったことです。
来年度からコース編成が変わりますので。。。

今日の試験の合格発表は2日後の24日、学校のHP上で発表されます。
入試の合格発表は、掲示板を見て合格を喜ぶというのが
本当に少なくなりました。
大学入試は、HP、携帯電話、固定電話
様々なメディアを通じての発表がほとんどです

本校の入試は、あと3回あります。
1月24日・・・併願推薦Ⅱ
2月10日・・・後期入試 単願Ⅰ・併願
3月7日・・・後期入試 単願Ⅱ

今のところ1500名程度の受験生が受験予定です。
今日と明後日でほとんどの入試が終わりますが、
合格・入学を決めた受験生、入学式でお会いしましょうね

大学入試センター試験

2008-01-19 | 学校のこと
大学入試センター試験が今日から、全国736会場で始まりました。
センター試験を利用する大学は621校(国立82校、公立73校、私立466校)で、
過去最多だそうです。

現役高校生は、高校ごとに会場を指定されます。
本校の生徒は、今年は深谷市にある埼玉K大学です。
駅からも近いし、良かったかな。

志願者数は少子化を反映して、前年度よりも9967人少ない54万3385人。
14年ぶりに55万人を割ったそうです。
試験を利用する国公私立大・短大の募集人員は17万9723人で、
志願倍率は過去最低の3.0倍。
でも、全体の志願倍率が下がっても、
人気のあるところに受験生が集中してしまうのは変わらないのですよね。
ここでも二極化がすすんでいます。

今年の現役受験生は、02年に導入された「ゆとり教育」の下で、
中高6年間を過ごした「元祖ゆとり世代」
中学・高校はゆとりでも、大学入試が簡単になるわけではないので、
受験勉強が大変だったかもしれませんね。

今日は文系科目・明日は理系科目の試験があります。
ネット上ではもう各予備校から問題文・解答・分析が出されています。
国語の小説問題は、
夏目漱石の後期三部作『彼岸過迄』が出されていました。
秋に江戸東京博物館で夏目漱石展が行われていましたね。

センター試験は入試の始まり。
国立志望の生徒は二次テスト、私大希望の生徒は一般入試があります。
センター試験の結果が良かった人も、そうでなかった人も、
これからの本番に向けて全力で頑張ってくださいね

芥川賞・直木賞

2008-01-17 | 図書館
昨夜、第138回芥川賞・直木賞が発表されました。
芥川賞は、川上未映子さんの『乳と卵』(文藝春秋より2月下旬に単行本が刊行される予定)、
そして、直木賞は、桜庭一樹さんの『私の男』です。
30代の女性二人の受賞となりました。

川上さんは2002年に歌手としてデビューし、「夢みる機械」などのアルバムも出している肩書“文筆歌手”。
その一方でブログやエッセー、文芸誌に詩や小説を発表してきました。
「音楽も文筆も根は同じ」だそうです。
そして、初の小説『わたくし率 イン 歯ー、または世界』で
昨年芥川賞候補、第1回坪内逍遙大賞奨励賞を受賞。
2回目の候補での受賞となりました。

桜庭さんは99年に『夜空に、満天の星』(「AD2015隔離都市 ロンリネス・ガーディアン」と改題)で、
ファミ通エンタテインメント大賞に佳作入選し、デビュー。
昨年、直木賞候補にもなった「赤朽葉家の伝説」で日本推理作家協会賞を受賞。

今日、書店へ行ったら早速この二人の作品が店頭に並んでいました。
私は、ライトノベル作家の桜庭一樹さんをずっと男性だと思っていました。
恥ずかしながら。。。

その他の候補作は以下の通りです。

芥川賞 田中慎弥「切れた鎖」、津村記久子「カソウスキの行方」、
中山智幸「空で歌う」、西村賢太「小銭をかぞえる」、山崎ナオコーラ「カツラ美容室別室」
そして中国人で初の芥川賞候補となった楊逸(ヤン・イー)さんの「ワンちゃん」

直木賞 井上荒野「ベーコン」、黒川博行「悪果」、古処誠二「敵影」、
佐々木譲「警官の血」、馳星周「約束の地で」

皆さん、「Always 続三丁目の夕日」の茶川さんのようにドキドキしながら発表を待っていたのでしょうね。

冬将軍

2008-01-16 | いろいろ
冬本番になりました。
今週は、晴天が続いているものの寒さが厳しいですね。
群馬県の浅間山が雪をかぶってスッキリとそびえています。
その雪に、雲の影が映っていてきれい
ズームでも、なかなかきれいに撮れるものです。
空気が澄んでいるから、遠くまで良く見えます。

「旭川でマイナス21度。。。」と天気予報で言っていてビックリ
夏には熊谷市で40度を越しましたから、60度も差があるんですね!
日本列島も寒暖の差が激しい?

「冬将軍」という言葉を、天気予報などで耳にします。
これは歴史的事実と関係があり、
フランス皇帝ナポレオンを負かした厳しい寒さのことなのだそうです。
1812年、ナポレオンが大軍を率いてロシアに遠征したとき、
ロシアの寒さと積雪に耐え切れず敗退しました。
その失敗を記事にしたイギリス人の記者が、
ロシアの厳しい寒さを“general frost(冬将軍)”
と表現したのがこの言葉の始まりらしいです。

朝早くから、3年生が図書館でずっと勉強しています。
センター試験まであとわずか、追い込みですね。
咳をしている生徒がいて、大丈夫かなと心配になりました。
寒さが厳しい今週、体調管理を万全にして、
試験に臨んでくださいね。

成人の日

2008-01-14 | いろいろ
今日は成人の日でした
1987年生まれの新成人は約135万人で昨年より約4万人少なく
これまで最も少なかった丙午(ひのえうま)(昭和41年)生まれが成人した
昭和62年の記録を破って過去最低だそうです。
今後当分の間、日本は新成人の最低人数を更新し続けるのでしょうね。

私の住む町の成人式は前日の13日に行われ、
出席する機会に恵まれました。

町に1つの中学校しかなく、全部で150名ほど。
成人式は静粛・厳粛に行われました。
一言のおしゃべりもなく、全員がステージをきちんと見ています。
誰かが荷物の入った紙袋をガサガサしたら、
隣の友人に「コラッ」と肩をたたかれるほどでした。
小学校・中学校の恩師も臨席して一人ずつ紹介されると、
「ワァ」と歓声まで上がっていました。
新成人の誓い・謝辞も決意に満ち、心のこもった言葉で、
感動的な成人式でした。

小さい町の一つの中学校の成人式だったからかもしれません。
全員が幼なじみなのです。
「各地で荒れた成人式!」とマスコミに取り上げられていますが、
全部がそういったものではないはずです。

平成という時代ともに歩んできた新成人。
目まぐるしく変化してきた今までと、これからかもしれません。
総人口に占める割合はたった1%らしいですが、
これからの日本をお願いしますね

図書館の椅子

2008-01-13 | 図書館
書棚を巡っていて気になる本があったら手に取ります。
中をパラパラと見ているうちに
ちょっとのつもりがついつい本に引き込まれ、その場で読みふける。
出来れば、座って読みたいと思いながら。。。

書店や図書館でこんな経験ありませんか?
最近の大きな書店では椅子をたくさん用意していて、
ゆっくり座って読めるようになっています。
書店によってはカフェを併設しているところも。

図書館にも椅子が用意してありますが、
こんな椅子があったらもっと便利かも。。。

知人からこんな動画を教えてもらいました。
画像の真ん中の、再生矢印をクリックすると動画が始まります。

Take_a_seat



IDカードでチェックしておくと、自分に椅子がついて来てくれる
何だか、かわいらしいですよね。
しかも、役目が終わると自らバッテリーをチャージに行く。
自走式の掃除機がありますが、ちょっと似ているような。。。

この動画はオランダにあるデザインアカデミーでのプロジェクトのようです。

こんなステキな椅子は無理かもしれないけれど、
本校図書館の椅子もかなり使い込んであるので、
新しいものに買い換えてもらいたいです。
と、毎年学校へ要求しているのですが。。。