今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

2021年回顧

2021-12-31 | いろいろ
日中は雪が舞い、最高気温5度という厳寒の大晦日です。
いつものように年越しの準備が終わり、夫と年越し蕎麦を食べ、
聴きたい曲は数曲しかないけれど紅白を横目で見ながらブログを書いています。
紅白で思いがけなく角野隼斗さんのピアノが聴け、あと3時間余りで今年が終わります。
紅白の後はジルベスターのカウントダウン、今年はベートーベンの「エグモント 序曲」です♪

読書は1年間で78冊しか読めず、目標の年間100冊まで遠いまま終わってしまいました。
今年最後の読書は絵本、ヨシタケ・シンスケ著 『あんなにあんなに』ポプラ社
(画像はAmazonHPより)
大好きな絵本作家ヨシタケシンスケさん、子育て中を思い出してホロっとしてしまいました。
子育て中は「あんなに!あんなに!!」と思い続けた我が子たちは30歳代になり、
年明けに「こんなに!こんなに!!」の最中のちびっ子をそれぞれ二人連れて帰省します。
子どもはみんな大人になっていく、その安心感や淋しさ・・・
このコロナ禍も「あんなこともあったね。」という昔話に早くなると良いのですが。。。

昨年末は、「来年こそコロナが収束して欲しい!」と願っていましたが、
オリンピックの頃をピークに信じられないほど感染者が増え、更に大変な日々が続く1年でした。
楽しいことや心弾むことは、生涯で一番少ない1年だったかもしれません。
そんな1年で私の一番のニュースは実父が自立型の施設に入ったこと、
そして、父は自分で気が付かないうちに病気になっていて、入院したことです。
今はすっかり元気になって、施設の中で友達も出来たそうで楽しそうに暮らしています。
育った実家は無人になり、ちょっと淋しい気持ちです。

文化的な楽しみは、舞台、歌舞伎、音楽会、展覧会、ランチ、等、すべて皆無でしたが、
今までで一番ウォーキングで歩いて、ヨガに週に2回通うなど、身体を動かした年でした。
何はともあれ、健康で何事も無く今年を終えられるのは幸せな事、
現実に、あるいは心の中で支えて下さっている周りの方々に心から感謝しております。

コロナ収束後は、自由にできる全ての楽しみがとても素晴らしいものに感じることでしょう!
独り言のような拙ブログを訪問して下さった方々、本当にありがとうございました。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

小晦日

2021-12-30 | いろいろ
年の瀬も押し迫り、今日12月30日は小晦日(こつごもり)と言います。
明日12月31日は大晦日(おおつごもり)、つごもりとは月が隠れる月籠りのことだそうです。

学校が例年より早く終業式となり、それからはどこへも行かずにずっと家にいて、
結婚以来初めて窓ふきをせず大掃除も終了したので、ゆっくり出来て余裕のある年末です。
窓ふきをしないって、こんなに体が楽なのですね!
昨年は冬休み中、一人で断捨離・部屋の模様替え・大掃除に終始していましたが、
今年は2年ぶりに家族が集まれそうなので、家族を迎える準備にも励んでいます。
1歳孫姫がファミリーに初お目見え!
孫たち4人が初めて一堂に会する姿に、ワクワクが止まりません♪

年賀状は早目に投函したし、
29日と一夜飾りは避けての今日、ピカピカになった玄関にしめ飾りを飾り、
他にお花や鏡餅、カレンダーも架け替えて年越しの準備は万端、元旦に年神様を待つばかり。

明日は最後の買い物に!
元旦はお休みするスーパーがほとんどになったので、明日は混雑必至でしょうが、
これも年の瀬のお馴染みの風景ですね。
昨年末のスーパーは正月用品もあまり売っていないし、買い物客も少なくがらんとしていました。
いつも通りって素晴らしい!!
「いつも通り」の幸せ、有難み、貴重さをつくづく感じたこの2年です。

西加奈子 著 『夜が明ける』

2021-12-28 | 本の紹介
西加奈子 著 『夜が明ける』(新潮社)読了しました。
読了してかなり日が経っているのですが、衝撃が強すぎてやっと今、記事にできます。
(画像はAmazonHPより)

高校生の時に出会った「俺」と「アキ」男性2人の33歳までのストーリー。
普通の家庭で育った俺と、 母親にネグレクトされていた身長191cmで吃音のアキ、
映画好きの俺が外国人俳優に似たアキに声をかけ互いにかけがえのない存在になっていきます。
大学卒業後、俺はテレビ制作会社に就職し、 アキは劇団に所属しますが、
お互いに焦がれて飛び込んだ世界は理不尽に満ちていて、2人は心も身体も壊れていきます。

男性ふたりの友情と成長の物語?と思いきや、社会の中で消耗されてしまう彼らの姿は、
どこまでも悲しく、辛く、厳しく、物語の中に入り込んでしまった私は、
しばしば読むのを止めなくては自分の精神が持たないような気がしてしまいました。
自分の気持ちが落ちている時には、読まない方が良い作品と思います。
こんなに今の日本で生きる若者たちは辛いのか?!
特に、TV業界の話は読むに堪えがたく、華やかな番組の裏の制作現場がこんなに劣悪とは!
と、しばらくTVを冷たい目で見ている私がいました。

ただ、最後にはほんの少しだけ明かりが見え、
タイトル『夜が明ける』にも作者の再生と救済のメッセージを込めたのでしょう。
「直木賞作家が5年間苦しみ抜いて到達した祈り」なのだそうです。
直木賞受賞作『サラバ!』『i(アイ)』など、
西加奈子さんの作品は、見えていない社会への新たな視点を与えてくれます。

TVドラマ

2021-12-27 | いろいろ
今朝、この地はマイナス7℃という寒さで、2階洗面所・トイレの水道が凍り気味でした!

昨夜は大河ドラマ「青天を衝け」の最終回でした。
(画像は「青天を衝け」公式HPより)
初回から最終回までずっと楽しく大河ドラマを見続けられたのは久し振り、
最終回まで渋沢栄一は精力的に国民のために奔走し続け、91歳の生涯を閉じました。
ドラマを見終わりその生涯を知ったことで、故郷の偉人 渋沢栄一翁を更に誇りに思います。

2年前に孫のピアノ発表会の前に東京都北区にある飛鳥山公園へ行ったことがあります。
渋沢栄一は飛鳥山公園南東側の敷地に別荘を構え、旧邸の遺構は国の重要文化財に指定され、
「渋沢史料館」として渋沢栄一に関する資料を収蔵展示する博物館となっていました。
「アスカルゴ」という名の飛鳥山モノレール(あすかパークレール)に乗り公園へ。
 
渋沢史料館は整備中で閉まっていたので、北区飛鳥山博物館を楽しみました。

その他のドラマも続々と最終回を迎えました。
『日本沈没』『ドクターX』『アバランチ』『二月の勝者』を見続けて、
どれも面白く最後まで楽しみました♪
秋から地震が続いて起こり、最近北海道沖の地震と津波の危険性が発表され、
この先も日本は自然災害から逃れられないのかと心配になりました。
また、小学生の中学受験についてあまり良く知らなかったのですが、
『2月の勝者』を見て受験を通して子どもたちの心の成長もあることを知りました。
新たに始まった朝ドラは戦前戦後のストーリーが悲しすぎて、気持ちが落ちました。
娘の代にはいい感じに?と思っていましたが簡単にはいかないようです。

これから年明けまではTVは特番が続き、見たいものはあまりなさそう…
録りためたた映画や歌舞伎、音楽、美術の番組をゆっくり楽しみます♪

第166回「芥川賞・直木賞」候補作発表

2021-12-26 | 本の紹介
本の話題が久し振りになってしまいました。
今月16日に「第166回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の候補10作が発表されました。

芥川・直木賞候補作一覧
<芥川賞>
石田夏穂 『我が友、スミス』 (すばる 11月号) 初 すばる文学賞佳作
九段理江 『Schoolgirl』 (文學界 12月号) 初 文学界新人賞
島口大樹 『オン・ザ・プラネット』 (群像 12月号) 初 群像新人文学賞
砂川文次 『ブラックボックス』 (群像 8月号) 3度目
乗代雄介 『皆のあらばしり』 (新潮 10月号) 3度目

<直木賞>
逢坂冬馬 『同志少女よ、敵を撃て』 (早川書房) 初 アガサ・クリスティー賞大賞
彩瀬まる 『新しい星』 (文藝春秋) 2度目
今村翔吾 『塞王の楯』 (集英社) 3度目
柚月裕子 『ミカエルの鼓動』 (文藝春秋) 2度目
米沢穂信 『黒牢城』 (KADOKAWA) 3度目 山田風太郎賞

芥川賞は、5人中3人がデビュー1年目で初の候補入りというフレッシュな顔ぶれだそうです。
この10人中、7名が30歳代、面白い作品を書く若い作家さんが増えました!
ちょうど今、直木賞候補作の『ミカエルの鼓動』を読んでいるところ、
医療がテーマの作品で面白いのですが、時間が取れずに返却日までに読了できるか?!
発表は1月19日、結果が楽しみです♪

今日から5日間の七十二候は
【第六十五候】 冬至 次候 「麋角解(さわしかつのおつる)」 
大鹿の角が抜け落ちて、生え変わるころ。
トナカイの仲間で「麋鹿(ミールー)」という大型のシカの角のことを麋角(びかく)といいます。
クリスマスの頃なのでちょうどタイムリー、トナカイさんもお疲れ様でした♪
孫たちのところへもいろいろなサンタさんが来たそうで、御礼のビデオ電話がありました♪

接種証明書アプリ

2021-12-25 | いろいろ
デジタル庁と厚生労働省が12月22日に公開した、
iPhone(iOS)向けの「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」ダウンロードしました。
始まった直後はきっと不具合が出てくると思ったので、少し待ちました。
マイナンバーカードを使って、あっという間に簡単に接種証明書が発行され、
これで紙の証明書の行方を心配しなくて済みます。

iOS以外のアンドロイド端末の方は、後日配信されるのかな?!
これでますますスマホとマイナンバーカードを持っている利便性が強調されますが、
両方とも持たない方への対応は、従来通りアナログなのでしょうね。
お財布を持たない日はあってもスマホを持たない日はありません。

引き続き掃除を毎日少しずつ続けていて、今日は照明器具の掃除。
 
古いノートPC(一度3台処分してまだこんなにあった!)もドリルで穴を開けてもらって処分!
懐かしい富士通FMVとソニーVAIO、Windows何バージョンなのかもうわからないぐらいです。
今使っているのは、夫と私それぞれにWindows10を1台ずつですが、
最新バージョンWindows11へのアップデートは、スペック上、出来ないようで残念…
Windows95からもう何台使ったかわからないほどですが、大事な仕事道具なので!

我が家の玄関にちょっとだけクリスマスデコレーション☆
 
クリスマスも、ピスタチオモンブラン(お初)とお寿司、チキンでこじんまりと。
子どもが小さい頃は祖父母4人を招いて、我が家で盛大にパーティーをしましたが、それも今は昔。
この近隣にクリスマスムードは皆無で、もう10日ほど前からお正月用品がメインで売られています。
家族が帰省する家庭が多い地域なので、2年ぶりのホーム新年会を皆さん心待ちにしているでしょう♪
終業式が早かったこともあり「あれっ?クリスマスまだ終わってなかった…」という感じです。
どうか、感染者が増えずにお正月を迎えられますように!!

PAリニューアル

2021-12-24 | いろいろ
星の王子さまが星へ帰ってしまった後、ずっと工事中だったPAが2日前にリニューアルされました。
地元民は裏から徒歩で入れるので、ウォーキングがてらランチに行ってきました。
ドアも無く通路が出来ていましたが、入れなかったらどうしようかと思った!

フランスの田舎風のお洒落な建物も、花のプロムナードも、美味しいレストランも無く、
花壇も壁の「星の王子さま」名言もすべて消されて、ごく普通のPAに変わってしまっていました。
とっても残念・・・ウォーキング途中の楽しい休憩所だったのに。

いえ、ごく普通ではありませんでした!
ショップはコンビニエンスストア、レストランは地産地消で埼玉県産のものを多く使ったメニュー、
親子丼定食を注文しましたが、秩父のわらじカツやみそポテト、つみっこもありました。
どれもボリュームたっぷりで、隣の席の方のジャンボチキンカツの大きさに2度見してしまいました!
食後はコンビニでコーヒーとマリトッツオを買って、デザートタイム♪
 
そして特筆すべきは男女別のシャワールームがあること!
時間制で使えるようなので、家のお風呂が壊れたなど緊急時はここへ来ればいいかも。
以前よりトラックがずっとたくさん止まっていて、利用客も多かったです。
輸送のお仕事の途中で寄る方には、ずっと使い勝手が良くなったかもしれません。

万物全てがいつまでも同じ姿であり続けることはありません。
変化を受け入れ、今あるもの、あることを、あるがままに受け入れるだけです。

今日はクリスマスイブ、今年は小田さんの「クリスマスの約束2021」が放映されるので、
録画して休み中の楽しみにしたいです♪

冬至

2021-12-22 | いろいろ
今日は二十四節気の冬至です。
「一陽来復(いちようらいふく)」、1年で一番日が短くなり、
人間の魂が一時的に死に、太陽が帰り来て再生すると考えられていました。
そして、イヤなこと、悪いことはこの日を境にして改善、良い方に向かうとし、
まさしく今日から、陰が極まり再び陽にかえり、みんなが上昇運に転じる日です。
今日から日が伸びていくので、古代では1年の始まりの日でもありました。
少しずつ感染者が増えているオミクロン株、どうかこれ以上増えませんように!!

毎年恒例の我が家の庭で採れた柚子のハチミツ漬けも作り、
カップに大量に入れてお湯で割り、柚子の皮も果肉もパクパク食べて感染予防♪
柑橘系フルーツが大好きなので、蜜柑、自宅の金柑も毎日食べています。

今日から5日間の七十二候は
【第六十四候】 冬至 初候 「乃東生 (なつかれくさしょうず)」
ウツボグサの芽が出てくるころ。
乃東とは、冬至に芽を出し夏至に枯れる「夏枯草」の古名、ウツボグサの漢方名です。
第二十八候 夏至 初候 「乃東枯 (なつかれくさかるる)」と対になっています。

これからいよいよ冬本番ですが、植物は春の準備をしています。
 
蝋梅がもうこんなに咲いている木があってビックリしました!
日当たりや木の性質、個性の関係でしょうか。

大掃除

2021-12-21 | いろいろ
本校では例年より早く先週2学期終業式となったので、少しずつ大掃除を進めています。

とは言っても、4月から毎日が日曜となった夫が、何とすでに窓ふきを終えています!
今までは私が一人でほとんどやっていた年も多かったことを思うと、何という楽ちんさ♪
昨日はカーテンを洗濯。
大仕事はワックスがけなので、年末までの天気予報を見て暖かく風のない日を探したら、
今日でした!
朝から、床に置いてあるものをすべて外へ出して、掃除機をかけ、床の水拭きをし、
ワックスを2度塗り、フローリングの床すべてがピカピカになりとても気持ち良いです。

この2年間思い切り断捨離に励んだので、荷物は以前より少なく部屋も片付いていて、
一番広いリビングの床は春にワックスがけ不要の床材に張り替えたのでさらに楽でした。
後はキッチン周り、半日あれば終わりそうです。

今までなら、こんなに時間があったら海外や国内の旅行へ行ったのに・・・
そこまでではなくとも、都内へ歌舞伎やミュージカル、演奏会と出掛けていましたが、
昨年に引き続き今年の年末年始の予定は何もありません。
これから年賀状を作ったり、オリジナルお年玉袋&箸袋等々を作ったり、
読書を楽しんだり、チコちゃんと遊んだり、のんびり過ごす年末年始となりそうです。

映画 『ローラとふたりの兄』

2021-12-18 | 映画
いつもの映画館で珍しくフランス映画を上映していたので観に行ってきました。
映画『ローラとふたりの兄』 ジャン=ポール・ルーヴ監督
あまり深刻なものはちょっと・・・と思いましたが「ラブコメ」と書いてあったので楽しみに♪

フランス・アングレームに住む弁護士のローラにはちょっと困った2人の兄、
眼鏡士のブノワと解体業者のピエールがいます。
三兄妹は、月に一度は死別した両親のお墓に集まることに決めていますが、
お墓の前で、3人は文句を言い合ったり喧嘩したりと、揉めてばかり。
2人の兄は問題ばかり起こしローラはその世話を焼いているうちに、自分にもトラブルが…

一生懸命なのにおかしな大人たちに笑ったり呆れたりして映画を観ていましたが、
上の兄ブノワが下の兄ピエールが誰にも言えずに抱えている問題を追及して、
「なぜ一人で悩んでいるんだ。どうして僕に相談しない。
俺は眼鏡士であるけれども、お前の兄だしお前の家族なんだぞ!!」と、
怒りながら弟に詰め寄るところにジーンとしました。
兄と妹、夫と妻、親と子、家族だからこそぶつかり、分かり合えるという家族の姿、
ほろ苦くてあたたかい、家族の絆をめぐるフランス流ラブ&コメディでした。

フランス語といえば、9月から新たに始まったEテレのフランス語講座が楽しいです♪
「旅するためのフランス語」
~いつか旅するその日のために本気で学べる楽しいフランス語~
ベルギーから帰国して25年!フランス語をすっかり忘れてしまわないようにずっと観ていますが、
このコロナ禍で実際にフランスへ行っての講座ではなくなってしまい残念でした。
でも、この9月から新生徒役として出演している千葉一磨さんがフレッシュでとても良く、
生き生きとして、勉強熱心で、明るく爽やかで、毎週その上達ぶりには驚かされます。
またいつか海外へ行ける時のために、と想像して前向きな気持ちを持ち続けたいです。