今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

村上春樹 『1Q84 Book3』

2010-04-27 | 本の紹介
村上春樹の『1Q84 Book3』が発売されて今日で12日目、
発行部数が100万部に到達したそうです。

昨年5月下旬に発売されたBook1、Book2とも発売1カ月で100万部を突破、
Book3はその3倍のスピードで売れているらしいです。
また、Book3発売の影響で1、2の売れ行きも伸びていて、
3巻の発行部数は計366万部に!
トリプルミリオン!!!

私も、早速Book3を読みました。
1年前の記憶を頼りに、あるいはもう一度1と2のページをめくりながらのBook3。

全602ページとかなりの分量ですが先へ先へと読み続け、
残りのページ数を確認しつつ、終わってしまうのを残念に思いながらの一気読みでした。
面白いです。
う~ん、村上春樹さすがに上手い!とうなってしまいました。
これから読む方のために詳細はひかえますが、
平易な文章で難解なことを書く今までの作品とは異なり、
1Q84の世界がリアリティを持って描かれ、
すっかり自分を持っていかれた気分です。

Book3は〈10月ー12月〉、きっとBook4が〈1月ー3月〉、遠からず出版されるでしょうね。
必ず出てほしい、続きをがまだまだあって欲しい、読みたいです。
待ちきれなーい!

春休みに行った韓国の書店で、
ベストセラーの書棚に韓国版『1Q84』が第2位で並んでいました!
日本人として嬉しかったです♪



東京散策

2010-04-25 | いろいろ
お友達と東京散策しました。
ずっと約束していたのにお互いいろいろ都合が入ってしまい、会うのは久しぶり♪

まずは、今月開館したばかりの「三菱一号館美術館」へ。
もともとは1894年に竣工した丸の内最初のオフィスビルだったそうですが、
高度経済成長期に丸の内の高層化再開発が進む中で解体されてしまいます。
しかし「丸の内再構築計画」の中で可能な限り当時のままに忠実に再現され、
そのオープニングイベントが今日見てきた「マネとモダンパリ展」です。

どの美術展もそうですが、週末はすごい人出・・・
30分ぐらい外で並んで待ちました。
中に入ってわかったのですがそれほど広くないので入場制限をしていたのです。

印象派の画家、マネの作品のオンパレードです!
油彩、素描、版画が80点あまり、こんなにたくさん一度に見たことはありません。
心に残ったのはこの作品


《すみれの花束をつけたベルト・モリゾ》 1872年 オルセー美術館
©RMN(Musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by DNPartcom

2年ほど前に都立美術館での「オルセー展」の時も見ましたが、
何回見てもこの瞳に惹きつけられます。

ランチは、鉄板焼きバイキング♪
ダイエットは一体どこへ。。。?

午後は、私が観たいと思っていた映画を友人はちゃんとチェックしていてくれました。
フランス映画の「オーケストラ!」

上映している映画館があまりなく、観られないかもとやや諦めていましたが、
銀座でやっていたのです。

舞台はロシア、かつての天才指揮者と寄せ集めの楽団員が、
偽オーケストラとしてパリで演奏してしまうというコメディ、そして感動の映画でした。
前半部分は、笑ってしまうことばかり。
やる気のない団員、古く壊れた楽器、借り物の舞台衣装、通じるか怪しいフランス語、
でも、そこにロシアの旧体制派、ユダヤ人問題、が関わってきます。
後半は、10分以上に及ぶチャイコフスキーの「バイオリン協奏曲」が華麗に演奏されます。
孤独なバイオリニストと指揮者の意外なつながりの真相が映像で流れる中、
自由な心が集まって生まれる至上のハーモニーを作り上げていきます。
演奏が終わって映像の観客が万雷の拍手をした時、私も拍手をしたくなりました!

面白くて、悲しくて、美しくて、心が揺さぶられる、傑作だと思います!
音楽の力って素晴らしい♪

Windows7

2010-04-24 | 図書館
自宅にあるVistaパソコン2台のうち、1台をWindows7にしました!

もともとVISTAは動きが遅くて7の開発が急がれたらしいですが、
その1台は、最近とっても動きが遅く、どうしちゃったの?!というかんじでした。
Officeと一太郎の両方が入っていたUltimateだったせいかもしれませんが、
1年半ネット接続していなかったのでアップデートもしていなかったし、
PCが時代の流れに取り残されて浦島太郎化していたのかもしれません。

そこで、最新OSのWindows7に変身させました。
すると・・・!
サクサク、スイスイ動くようになりました♪
良かった~!

午前中に仕事しているPC教室には、たくさんの生徒さんが通ってくださっているので、
それぞれ皆さんのPC環境も様々。
最新PCを買った方はWindows7ですから、私たち講師もそれが使えなくてはなりません。
だから、教室のPCすべてにXP・VISTA・7のOSが入っています。
(トリプル・ブートというらしい)
すごーい!!

6月17日にはOffice2010が発売されます。
ようやくOffice2007の操作に慣れてきたところなのに。。。
進化を続けるPCについていくのは大変です!

今年こそ!

2010-04-22 | いろいろ
フランス語講座を、TVで1年間見続けたいです。

春になると、何かを始めたくなります。
毎年、NHKの語学番組で勉強しようとテキストを買うのですが、
なかなか5月号までいかない。。。
去年は、フランス語と英語の4月号だけ買った覚えがあります。

今年は今のところ、「テレビでフランス語」を水曜日の深夜0時から25分間、
欠かさず見ました。
5月号も買いました♪
昨年秋から冬に集中して勉強したので、少しはわかるようになったのが嬉しいです。
ナビゲーターはモデルの知花くららさんですが、
フランスに留学経験もあるとかで、フランス語がお上手です。

番組は会話を練習する初級文法の部分と、
聞き取りが学べる中級編の「愛から学ぶフランス語~愛のことば~」で構成されています。
この「愛のことば」がフランスらしくて楽しいです♪
「ジョルジュ・サンドとフレデリック・ショパンの愛」の回は、
卒論をジョルジュ・サンドで書こうと思っている娘とメールで盛り上がりました!
今年はショパン生誕200年でもあり、「熱狂の日」で取り上げられます。
 
それから、面白いと思ったのは、
“EURO24”という、フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語の4カ国語共通企画があります。
同じ言い回しを、4つの語学番組でそれぞれ取り上げて練習します。
そのテキストも付録で付いてきました。

この時間の後、「テレビでアラビア語」なのですが、
文字を見ているのが面白く、何となくただ見ています。。。

今日は、『フランス語で読もう 星の王子さま』の日本語訳(!)の部分を読みました。

雪の箱根で「星の王子さまミュージアム」へ行ってきてから気になっていました。
初めて読んだ中学生の時からウン十年、改めてその奥深さを知りました。

本屋大賞

2010-04-20 | 本の紹介
全国の書店員が「最も売りたい本」を投票で選ぶ「2010年本屋大賞」が発表されました!
大賞受賞は冲方丁(うぶかたとう)さんの『天地明察』(てんちめいさつ)(角川書店)でした。

今日、私はちょうどこの本を読み終え、とても面白かったので、納得!です。
この沖方丁さんの作品を初めて読みました。
お名前も何と読むのか知りませんでした。
ライトノベル作家、SF作家、コンピュータゲーム制作者、漫画原作者、アニメ制作者の顔を持つそうです。

でも、この作品は本格時代小説でした。
江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた一人の男の生涯。
ミッションは「日本独自の暦」を作ること―。
碁打ちであり数学者・天文学者の渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、恋が描かれます。
主人公は実在の人物だそうで、数学者の関孝和が彼に大きな影響を与えています。
(余談ですが、我が町に、地元出身の幕末期の関流和算学者・指導者であった
小林喜左衛門良匡の顕彰碑があります。)
500ページほどの長編で私の苦手な歴史ものですが、
作品にぐいぐい引き込まれ、2日で読了でした。

地元の公立図書館のおかげで、ノミネート10作品全部読みましたが、
この作品が一番重厚でした。
2位以下の順位は次の通りです。
『船に乗れ!』も私としてはとても良かったのですが。。。

2位 夏川草介 『神様のカルテ』
3伊 吉田修一 『横道世之介』
4位 三浦しをん 『神去なあなあ日常』
5位 小川洋子 『猫を抱いて象と泳ぐ』
6位 川上未映子 『ヘヴン』
7位 藤谷治 『船に乗れ!』
8位 有川浩 『植物図鑑』
9位 東野圭吾 『新参者』
10位 村上春樹 『1Q84』

そして今日は、私のBirthdayでした♪
朝、出勤前に我が家に駆けつけてくれた友人に感激しました。
プレゼントやお祝いメールやお花や・・・etc・・・
皆さんありがとう♪
素敵な方々に囲まれて、また元気に1年を過ごせそうです。


美味しい♪

2010-04-19 | 学校のこと
本校校舎前の桜は、まだまだ咲き続けています。
今年は低温が続くため桜を長く楽しめますが、
パッと咲いてパッと散ることこそが桜の身上だけに、
ちょっと間が抜けたような気がしてしまいます。

春休みが終わって、またウォーキングする時間がなくなってしまったので、
学校でなるべく歩くようにしています♪
新入生が迷子になるほど校舎は広いのですが、一番運動になるのが階段!
8階の図書館までエレベーターを使わず頑張っています。
以前よりずっと体が楽になったので、
6階あたりからやや苦しくなりますがが何とか上りきれます。

今日、仕事が終わって階段を下まで降りて行く途中で、
何だかいいにおい~♪
夕方6時なので授業ではありません。
調理室でクッキング部がお菓子を作っていました。
「楽しそうだなぁー♪」とちょっと廊下からのぞいていると
顧問の先生と顔見知りの生徒が出てきてくれ、
焼きたてのクッキーをくださいました♪
物欲しげに見えちゃったかな。。。
ご馳走さま、美味しかったですよ。


家では、またピラティスを始めました♪
久しぶりになってしまったので、また出来ないポーズが・・・
やっと心身ともに冬眠から覚める準備です。

マッスルミュージカル

2010-04-18 | いろいろ
今日は地元の女性の集まりで、東京への一日バス旅行。

先ずは、渋谷代々木のマッスルシアターでの
マッスルミュージカル春公演「M-JUMP」♪
鍛え上げられた肉体と抜群の運動能力を持った男女合わせて40名ほどが、
ステージ上で様々なパフォーマンスを見せてくれます。

全員での跳び箱、縄跳び、ダンスは大迫力!
こんなクラスがあったら、体育の時間はすごいことになるでしょう。
その他、モンスターボックス、シンクロナイズドスイミング、トランポリン、
自転車、ヨーヨー、バトントワリング、ジャグリング、筋肉番付の一部・・・etc・・・
出演者は全員オーディションで決められるそうで、
体操選手の池谷直樹をはじめ、
新体操・空手・など数多くの種目のアスリートが勢揃いなのでしょう。
草食系ではなく皆、筋肉系、素晴らしく美しい体つきでした。

客席の私たちも振付を教えられて出演者と一緒に踊ったりしました。
セリフは全くありませんが、
容赦なしの真剣勝負のモンスターボックスにハラハラしたり、
ピエロ役に笑ったりして、最後には元気をもらいました。
人間って、鍛えるとあんなにすごい動きも出来るのですね!

午後は、三井アウトレットパーク 入間へ。
ウインドウショッピングをしながら、-70%の看板があるとお店に入ってみたり。

女性だけの団体だったので、バスの中は一日中おしゃべりやおやつが途絶えることなく、
ずっとお腹はいっぱいだし、喋りすぎて声が枯れたかも。
これじゃマッスルの体つきとは程遠い・・・
楽しかったです♪

図書委員会始動

2010-04-16 | 図書館
今、雪、降ってます。。。
もう4月の中旬だというのにどうしてしまったのでしょう?

昨日、お昼休みに図書委員会を開きました。
昨年までは、お昼休みと放課後に分けて開いていたのですが、
コースによって放課後の時間がまちまちになったので、
お昼休みに全クラス集めることにしました。

でも・・・
3学年で42クラス×2名=84名 図書館にはそれだけの座席がなく、
遅く来た委員は立ったままに。
申し訳ない~
顔ぶれを見ると、2年間、3年間、図書委員になってくれた生徒もちらほら。
「じゃんけんで負けて、図書委員になれなかったんです・・・!」
と、わざわざ話しに来てくれた生徒も♪
図書委員としての仕事を説明し、当番表を配りました。
コンビニでお馴染のバーコードリーダーを使っての貸し出し作業に、興味津々の様子です。


早速、今日のお昼休みに担当クラスの委員が来て、活動開始です。
今まで、代々しっかりした委員が多く、
今年もみんながちゃんと責任を果たしてくれるでしょう。
図書委員なくしてはこんなにきちんと書棚が整理しきれません。
一緒に活動していきましょうね!

今週は、新入生歓迎会、1日がかりの身体検査、校歌練習とまだまだ年度初めの行事が多かったです。
来週から少しずつ学校も落ち着いてくるでしょう。
LIBRARY NEWS 4月号も学校のHPにアップされました。
図書館利用の案内が中心になっています。

雪、ますます降っています。。。
明日午前中、仕事へ行くのですが、車大丈夫かなぁ。

映画 「ダーリンは外国人」

2010-04-14 | 本の紹介
公開を楽しみにしていた映画を観てきました。

「ダーリンは外国人」

映画の原作となっているコミックエッセイ小栗左多里著『ダーリンは外国人』を以前読んだことがあり、
とても面白かったのです。
原作はエピソードごとに完結しているし、これといったストーリーもないので、
コミックが実写化されるとどんな感じになるのだろうかと・・・

漫画家を夢見るイラストレーター・さおりと、
“漢字”の美しさに一目ぼれして来日したアメリカ人・トニー。
国際カップルの日常をユーモアたっぷりにつづった作者小栗左多里の自伝的コミックエッセイです。
語学オタクのトニーのキャラクターが私は気に入っていました。
言葉に敏感ですから、日本人が何気なく使っている言葉を突き詰めて知ろうとするのです。
「ぶん殴るの"ぶん"って何?」

国際結婚というと、異文化ギャップが問題などとよく言われ、
映画の中でも「やっぱり外国人とはうまくいかないよ。」という言葉があります。
生まれ育った環境からすると、多少そういうこともあるかもしれませんが、
同じ日本人同士だって分かりあおうとしなければうまくいきませんよね。
違う人間同士が、少しずつ自分の考えを譲り合って近寄ろうとすることが大事、
日ごろの自分への反省を込めて映画を見ました~。

この本は本校図書館にも置いてあります。
図書館に毎月入れている本の雑誌『ダ・ヴィンチ』の付録にこの書き下ろしが付いてきます。

我が家は外国に住んだこともあるし、外国に外国人の友達もいるし、
家にもいろいろな国の方が来たりしたので、外国人に対してあまり抵抗はありません。
やはり語学好きの娘が留学した時、帰国はパリジャンと一緒かと思っていました。。。
本校に「ダーリンは外国人」の先生がいらっしゃいます♪

こんな本も読みました。

『日本人の知らない日本語』蛇蔵&海野凪子


これは日本語学校の先生が、外国人留学生に日本語を教える日々を描いたコミックです。
マジメな外国人生徒たちの、外国人ならではの日本語の使い方やギモンの数々、
爆笑です♪
「立って言ってください。」「た!」・・・
ある方からよく「お疲れの出ませんように。」と声をかけていただくのですが、
その本当の意味を知りました。
こういう美しい日本語、自然に口から出るようになりたいです。
1・2巻を注文中です。

開館準備

2010-04-12 | 司書室より
図書館開館準備に追われています。
1年間で一番忙しいこの数日。

図書館利用がすべてコンピューター管理されているので、
そのデータを新年度用に年次更新しなければなりません。
1年に1度しかやらないことなので、PC操作もマニュアルとにらめっこでハラハラ・・・

・昨年度の利用データを集計し、印刷。

・卒業生の利用者データと、過年度の貸出データを削除。

・生徒1400名、教職員120名のデータの入れ替え、全員分のバーコードも印刷完了。

・今年度の開館カレンダー設定。

・図書委員会資料作成。

毎年、これらの作業をするたびに、多少PCがわかっていて良かったと思います。
図書館は「Lib Max」というソフトを使っていますが、
EXCELで作成したデータを使いながら作業します。

先週末、今年度初の図書館便り「LIBRARY NEWS 4月号」も配布しました。
予定通り明日から開館します!
図書委員会は15日(木)お昼休み12:40~です。
みんなの来館を待ってま~す♪