お友達と東京散策しました。
ずっと約束していたのにお互いいろいろ都合が入ってしまい、会うのは久しぶり♪
まずは、今月開館したばかりの「三菱一号館美術館」へ。
もともとは1894年に竣工した丸の内最初のオフィスビルだったそうですが、
高度経済成長期に丸の内の高層化再開発が進む中で解体されてしまいます。
しかし「丸の内再構築計画」の中で可能な限り当時のままに忠実に再現され、
そのオープニングイベントが今日見てきた「マネとモダンパリ展」です。
どの美術展もそうですが、週末はすごい人出・・・
30分ぐらい外で並んで待ちました。
中に入ってわかったのですがそれほど広くないので入場制限をしていたのです。
印象派の画家、マネの作品のオンパレードです!
油彩、素描、版画が80点あまり、こんなにたくさん一度に見たことはありません。
心に残ったのはこの作品
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/ed/ab0cd0ceb0c2d4319726174b96ce27e4.jpg)
《すみれの花束をつけたベルト・モリゾ》 1872年 オルセー美術館
©RMN(Musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by DNPartcom
2年ほど前に都立美術館での「オルセー展」の時も見ましたが、
何回見てもこの瞳に惹きつけられます。
ランチは、鉄板焼きバイキング♪
ダイエットは一体どこへ。。。?
午後は、私が観たいと思っていた映画を友人はちゃんとチェックしていてくれました。
フランス映画の「オーケストラ!」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d1/d36bf20d318bc7822a5dbadfbb43d127.jpg)
上映している映画館があまりなく、観られないかもとやや諦めていましたが、
銀座でやっていたのです。
舞台はロシア、かつての天才指揮者と寄せ集めの楽団員が、
偽オーケストラとしてパリで演奏してしまうというコメディ、そして感動の映画でした。
前半部分は、笑ってしまうことばかり。
やる気のない団員、古く壊れた楽器、借り物の舞台衣装、通じるか怪しいフランス語、
でも、そこにロシアの旧体制派、ユダヤ人問題、が関わってきます。
後半は、10分以上に及ぶチャイコフスキーの「バイオリン協奏曲」が華麗に演奏されます。
孤独なバイオリニストと指揮者の意外なつながりの真相が映像で流れる中、
自由な心が集まって生まれる至上のハーモニーを作り上げていきます。
演奏が終わって映像の観客が万雷の拍手をした時、私も拍手をしたくなりました!
面白くて、悲しくて、美しくて、心が揺さぶられる、傑作だと思います!
音楽の力って素晴らしい♪