隣県の高崎市にあるホール高崎芸術劇場へオペラ「トスカ」を観に行ってきました。
オペラをこのホールで鑑賞するのはちょうど4年前の11月に
「椿姫」、今年1月に
「カルメン」に続いて3回目、
オペラに限らなければこの1年で数回の演奏会へ行っています。
新しくて素敵なホールで、近くて楽なのと、同じ演目が都内よりずっと安くてお気に入りです♪
今日のオペラはイタリアの名門オペラハウス「ボローニャ歌劇場」、
歴史ある歌劇場が数多存在するイタリア国内でも、確固たる実績とクオリティの高さで知られています。
1993年初来日公演、今回は4年ぶり7度目の来日公演、演目はプッチーニ不朽の名作オペラと知り、
半年前にチケットを手に入れ、楽しみにしていました♪
音楽:G.プッチーニ
トスカ: マリア・ホセ・シーリ
カヴァラドッシ:マッテオ・デソーレ
スカルピア:マッシモ・カヴァレッティ
指揮:オクサーナ・リーニフ
管弦楽:ボローニャ歌劇場管弦楽団
合唱:ボローニャ歌劇場合唱団
イタリアの主要歌劇場初の女性音楽監督で、ウクライナ出身のオクサーナ・リーニフが指揮、
まだまだ世界的に少ない女性指揮者がタクトをとりました。
原語(イタリア語)での歌唱で、日本語の字幕が表示されます。
プッチーニ・オペラの中で最も悲劇的な作品で、最後には主要登場人物4名が命を失います。
陰謀、拷問、強姦、殺人、処刑、自殺、と息つく間もないほど濃いストーリーで、
眠くなるどころかハラハラドキドキの事件の合間に、素晴らしいアリアが歌い上げられ、
歌の途中で思わず拍手が沸き上がるほどでした!
オーケストラの演奏、豪華な衣装やセット、アリアや合唱など、
オペラには私が好きなものがたくさん詰め込まれていて面白いです♪
近くにオペラを開演できる素晴らしいホールが出来て、本当に良かった!
これからもっと他のオペラもたくさん観たい、と思ったのでした。
今日は曇りがちで最高気温が11℃までしか上がらず、12月中旬の寒さでした。
数日前には半袖で過ごしていましたが、今朝はストーブを点けました。
停電しても使える暖房器具が必要だと思っていました。
停電してもほのかな明るさが保てて、素敵な虹色の光も気に入っています♪