全国の書店員が「最も売りたい本」を投票で選ぶ「2012年本屋大賞」が発表されました!
大賞は・・・三浦しをん 『舟を編む』
ノミネート10作品中、私としては一押しの作品だっただけに嬉しいです♪
以前、記事にもしましたが(
こちら)、ある出版社が新しい辞書を編纂していく話です。
書店員が選ぶのだから本の話という訳でもないでしょうが、
本に関わる仕事をしている人にとっては楽しい作品だと思います。
ノミネートされた10作品の順位は以下の通りです。
1位 『舟を編む』 三浦しをん(光文社)
2位 『ジェノサイド』 高野和明(角川書店)
3位 『ピエタ』 大島真寿美 (ポプラ社)
4位 『くちびるに歌を』 中田永一(小学館)
5位 『人質の朗読会』 小川洋子(中央公論新社)
6位 『ユリゴコロ』 沼田まほかる(双葉社)
7位 『誰かが足りない』 宮下奈都(双葉社)
8位 『ビブリア古書堂の事件手帖 ―栞子さんと奇妙な客人たち』 三上延(アスキー・メディアワークス)
9位 『偉大なる、しゅららぼん』 万城目学(集英社)
10位 『プリズム』 百田尚樹(幻冬舎)
この10作品中、私は7作品を読みましたし、本校の図書館にも6作品が入っています。
6位の『ユリゴコロ』も良かったと思います。
終盤までの気分の悪い話から、
思いがけない終末で一気に感動へ持ち込む展開に心を動かされました。
ノミネートを拒否した作家さんがいて話題になりました。
今年の特別企画投票は「翻訳小説部門」。
この1年間に日本で翻訳された小説(新訳も含む)の中から「これぞ!」という本を選び投票したものです。
第1位には、フェルディナント・フォン・シ-ラッハ著、酒寄進一訳の『犯罪』(東京創元社)が選ばれました。
1位 『犯罪』 フェルディナント・フォン・シ-ラッハ 酒寄進一訳(東京創元社)
2位 『紙の民』 サルバド-ル・プラセンシア 藤井光訳 (白水社)
3位 『メモリーウォール』 アンソニー・ドーア 岩本正恵訳 (新潮社)
3位 『忘れられた花園(上・下)』 ケイト・モートン 青木 純子訳 (東京創元社)
こちらは全く読んでいません。。。
今日の放課後、新入生を含むたくさんの生徒が図書館を利用しました。
予定より早く、今日中に図書館開館の準備が終わり、明日から貸出可能です。
1500名分のデータ入れ替え、貸出用バーコード印刷、終わってホッとしています。
皆さんの来館、待っていますよ~♪