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Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

映画 『一粒の麦 荻野吟子の生涯』

2020-03-15 | 映画
新型コロナウイルスが世界中に蔓延し、特にヨーロッパで大変なことになっています
特に、イタリアでは新型コロナウイルスの感染者が1万7000人を超え、死者も1200人を突破…。
もし感染に気付かず、高齢・幼年の大切な家族や職場へウイルスを運んでしまったらと考えると、
私も感染予防のために、マスク・うがい・手洗いに加え、極力外出を控えています。
読書ははかどりますが、自由に好きなことが出来ないのは次第に気持ちが落ち込んできますね。

なので、今日の記事は2か月以上前に観た映画『一粒の麦 荻野吟子の生涯』
映画館は隣市の蔵の映画館でした。

埼玉県北部にお住まいなら「荻野吟子(おぎのぎんこ)」さんをご存知の方が多いと思いますが、
一般的にはそれほど認知度は高くないかもしれません。
私が荻野吟子さんを知ったのは中学生の時、
渡辺淳一 著『花埋み』を読みその人生に感動し、思わず自発的に感想文を書いたほどでした。

荻野吟子は、明治時代、近代日本で初めて女性で医師として認められました。
生まれは私の実家のあるK市(合併前は隣町)、幼い頃から兄たちよりも聡明で周囲を感嘆させました。
夫からうつされた業病を異性に診察される屈辱に耐えかねた彼女は、
同じ苦しみの女性を救うべく女医の道を目指します。
学問好きの娘は家門の恥という風潮の根強かった明治初期、医学の道ははるかに遠く険しく、
数々の苦労、様々な偏見と障害を乗りこえて医師の資格を得、社会運動にも参画したのです。

荻野吟子はこの功績が認められ埼玉県の三大偉人(他二人は渋沢栄一・塙保己一)の一人になりました。
今、生家のあった地には記念館があるそうで、いつか必ず行ってみたいと思います。

映画のタイトルは、『ヨハネ伝』の第12章24節のキリストの言葉、
「一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」に由来します。
また、クリスチャンでもあった荻野吟子の愛した聖書のことばは、
「その友の為に己の命をすつる 之より大いなる愛はなし」(ヨハネ伝 第15章13節)
今の時世、この言葉を良く考えたいです。
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日本アカデミー賞

2020-03-07 | 映画
昨夜、日本アカデミー賞の発表がありました。
新型コロナウイルス感染予防のために、こちらも無観客での授賞式となったようです。

作品賞は、政権の闇に立ち向かう女性記者とエリート官僚の葛藤を描いた藤井道人監督の『新聞記者』、
官僚役の松坂桃李♡が主演男優賞、記者役のシム・ウンギョンが主演女優賞、と、
この映画がメインの最優秀賞を獲得しました!
この映画が最優秀賞に選ばれ、「日本アカデミー賞を見直した!」という声もあがっています。
ノンフィクションという設定でありながら、まるで今の政権とあの問題のレポート映画のようだそうです。
観に行きたいと思っていたのに、(どんな事情か)上映が早く打ち切られてしまい残念ながら見ていません。
凱旋上映があるといいな♪

最多4部門で受賞したのは『キングダム』、これはドキドキしながら観た映画でした。
吉沢亮が最優秀助演男優賞、長澤まさみが最優秀助演女優賞、その他、最優秀撮影賞、最優秀美術賞。

大いに話題となった映画『翔んで埼玉』も、監督賞、脚本賞、編集賞と、3部門で最優秀賞を受賞!
なんと、イタリアで開催された第21回ウディネ・ファーイースト映画祭でマイ・ムービーズ賞を受賞、
アメリカ・シカゴで行われたアジアン・ポップアップ・シネマでも観客賞を獲得!
地域格差ネタは、海外の人たちにも大ウケだったようで、埼玉は世界で有名に?!
今後は海外で「どこから来たの?」と聞かれたら「東京の近くから」と答えなくても良いかも♪

近隣の映画館は開館していますが、ちょっと映画を観に行く気になれません。
もし何かあった時「自己責任」の言葉が重くのしかかり、手洗い・うがい・除菌・マスクの日々、
早く平穏な日々がみんなに訪れますよう、祈っています。
きっと来ますよね!!
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映画 『パラサイト 半地下の家族』

2020-02-11 | 映画
映画 『パラサイト 半地下の家族』観てきました!

昨夜、第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞、
アカデミー賞最多の4部門受賞とのニュースがあったばかり。
外国語映画が作品賞を受賞するのは、アカデミー賞始まって以来という歴史的快挙です。
さらに、アカデミー賞作品賞とカンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞という
映画界の頂点W受賞を果たしたのも64年ぶりという、歴史を動かす快挙となりました。

映画館は休日ということもあってか、いつもと比べてビックリするほど混雑していて、
前後左右に人がいたのは試写会以外には希な事です!!
(以下、ネタバレありなのでご注意を)
ストーリーは…家族全員が失業中で半地下住宅でその日暮らしの貧しい生活のキム一家、
長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の高台にある豪邸へ家庭教師の面接を受けに行きます。
そこから、家族全員が偽りの身分証と経歴でパク家へと就職することになり、
正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速、
笑えるシーンがあったり、ハラハラドキドキしたり、思いがけない展開や驚きのシーン、
最後の最後まで気の抜けない、あっという間の2時間半でした。

高台に住む富豪一家と半地下で身を寄せ合って生きる家族、
豪邸に寄生したつもりでしたが、結局は対等な人間として見られてはいなかったのです。
偽って富裕層に近づけたと思っても、身からにじみ出る貧困さは隠しようがない!?
あまりにも強烈な一作で、見ごたえのある作品でした!
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映画 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』&『CAT'S(キャッツ)』

2020-02-02 | 映画
久し振りに映画を観に行きました♪
この前映画館に行ったのは秋、
見たい映画が公開され、まとまった時間もあったので1日に2本観ちゃいました!

まずは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』、シリーズ完結編のエピソード9。
『スター・ウォーズ/新たなる希望』(1977)から42年にわたって、
旧3部作、新3部作、続3部作と語られてきたスカイウォーカー家の物語の完結編です。
このすべての作品を見ている私にとって、この42年間をも振り返る作品ともなりました。

中学生の時に『宇宙戦艦ヤマト』にはまった私は、
学生の頃に「ルーク3部作」を友人たちと観に行き、
子育て中に家族で「アナキン3部作」を観、そして孫も観るようになった「レイ3部作」、
まさしく私の人生と共にあったスター・ウォーズ。
今作は今までのキャラクターや懐かしい場面も登場し、しばしば涙がこみ上げました。
特に最後の戦闘で、かつての善きジェダイたちが声だけで登場し共にフォースを注ぎ込むシーンに、
真面目に感動してしまいました!!
そして、ルーク・スカイウォーカーのあの家での夕陽でのラストシーン、感激でした。
生まれはどうでも正義の心と眼を持つ者は成長し、悪は必ず滅びる!と信じたい。


午後に観たのはミュージカルを映画化した『CAT'S(キャッツ)』
初日プレゼントのクリアファイル(半分はこれが目的♪)をいただきました。
ミュージカルのキャッツはロンドンや劇団四季でもう何回も観ていて、
ちょうど1年前にも大井町に新設されたキャッツ・シアターで観ました。
お気に入りのミュージカルなので、その映画化をとても楽しみにしていました。

新たに開発されたというVFX技術が駆使されているそうで、それが善し悪しのように思いました。
猫の様子がリアルすぎて、顔だけが人間の顔というのがちょっと違和感が・・・
また、猫目線なのか場面の移り変わりも激しく、じっと見ていると酔いそうな感じがしてくるほどです。
でも、主役のヴィクトリア役を演じた英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルダンサーを務めるという
フランチェスカ・ヘイワードのバレエダンスは素晴らしかったです!
また、年老いた娼婦猫グリザベラの歌う「メモリー」の中の「昔は美しく幸せだった」に激しく同意!
映画として観れば、新たな「CAT'S」の誕生とも思えます。
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映画 『マチネの終わりに』

2019-11-10 | 映画
公開を楽しみにしていた映画『マチネの終わりに』観てきました!
クラシックギタリストが主人公の作品、福山にピッタリでした♪

原作の芥川賞作家・平野啓一郎 著『マチネの終わりに』は第2回渡辺淳一文学賞受賞作で、
3年近く前に読み、大人の恋愛を描いた素敵な作品、と思っていました。
天才ギタリスト・蒔野聡史と国際ジャーナリスト・小峰洋子はともに40代、
お互いに運命を感じ恋におちますが、その過程は6年間にたった三度出会っただけ。
パリ、ニューヨーク、東京を舞台にした、切ない大人のラブストーリーですが、
様々な障害が立ちはだかり、読了するまで「どうなる?」とハラハラしました。

映画はほぼ原作に忠実でしたが、原作よりマネージャーの存在を強く感じました。
作中で何度も出てくる
「未来は常に過去を変える。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。」
という言葉が心に残ります。
未来が良くなれば、悪いと思っていた過去もこの未来のためだったのか、と思えます。

映画の中で演奏されるクラシックギターの名曲の数々も、場面を盛り上げます。
実は私は大学の時クラシックギター部だったので(ナント!)
作品中のギター曲をほとんど知っていました。
部内発表会や演奏会ソロステージなどで、セミプロレベルにお上手な先輩や同級生が、
「アランフェス協奏曲」ソルの「幻想曲」「カヴァティーナ組曲」「アストゥリアス」などを
3桁価格の高級ギターで弾いていました。
コードで弾くのではなく(かといって、コードでギターが弾けるわけではないのですが)
ピアノと同じように一音ずつ楽譜で音を拾って曲を仕上げていくのが難しく、
でも、弾いたことのある曲「ガヴォット・ショーロ」が作品中にあったことに感激!
福山もいつものギターと勝手が違って苦労し「代役も探しておいて」と言ったそうですが、
関節痛になりながらも頑張られたそうです!
CDも発売されているという素晴らしいギター曲の数々が聴けたのも嬉しかったです♪
ギターは「もう一度練習しようか?」とならずケースの蓋は閉まったままです。

立冬が過ぎ秋も深まりました。
我が家のシンボルツリー、西洋楓の紅葉が澄んだ青空に映えて綺麗です。
 
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映画 『蜜蜂と遠雷』

2019-10-28 | 映画
学校は明日まで2学期中間テスト期間中。
台風と雨で延び延びになっている体育祭は今週の31日(木)に予定されています。

昨日、公開を楽しみにしていた映画『蜜蜂と遠雷』観てきました♪

直木賞本屋大賞をダブル受賞した恩田陸のベストセラー小説『蜜蜂と遠雷』の映画化、
私もその年一番の小説!と思っていましたが、映画化は難しいと思っていました。
素敵な作品だっただけに、映画はどのような仕上がりになのかとちょっと不安でしたが、
観終わった後、原作の持つイメージのままで素晴らしい!と思いました。

長編小説なので、カットされたシーンや登場人物も多かったですが、
大事なシーンや心が揺れ動いてる場面ではじっくりゆっくり時間が流れ、
ピアノコンクールに懸ける登場人物4人の描写と演技が素晴らしかったです!
コンクールというと出場者全員が敵!という感じがしますが、
彼らの「音楽が好き、音楽って素晴らしい」気持ちで一つになっていくのです。
ストーリーも結末も全部わかっているのに、
最終審査の4人の演奏中とその結果が出るまでドキドキしてしまい、
見終わった時にまるで自分が出たかのようにすっかり疲れた感じになってしまいました。
それくらい映画に引き込まれました。

白熱のピアノコンクールを彩る様々な楽曲を実際に奏でるピアニストも超一流、
河村尚子、福間洸太朗、金子三勇士、藤田真央と、世界で活躍するピアニストたちの熱演。
音の良いシネコンで聴くので中央席を確保し、最後のプロコフィエフは劇的でした!
観て良かった♪

次は映画『マチネの終わりに』で福山のギターを聴きに行きます♡
平野啓一郎が2016年に刊行した同名の小説『マチネの終わりに』もとても良かったので。
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映画 『仮面ライダージオウ Over Quartzer』『騎士竜戦隊リュウソウジャー 』

2019-08-22 | 映画
我が家で過ごしている5歳の孫のお供で、主人も一緒にこの映画を観に行ってきました。
『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』
『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ!恐竜パニック!!』の2本立て!
こんな機会でもなければ、絶対に観にいかないような映画です。

『ライオン・キング 実写版』を一緒に観たかったのに、
映画好きの家族なのでこれらメジャーな映画はすでに観てしまったそうで、この選択に・・・
孫と遊んでいるので全く知らないわけではなかったので、せっかくだから楽しみました♪
(以下、ネタバレありです)

リュウソウジャーは6500万年前の恐竜時代にタイムスリップし、
恐竜と巨大隕石の話と絡めてあったので、それなりに面白かったです。

突っ込みどころ満載だったのが『仮面ライダージオウ』
最初の、世界を支配する魔王の登場となったシーンの撮影場所が、高崎市!
群馬県高崎市にある保渡田古墳群の、井出二子山古墳で撮影されていたようです。
約1500年の前方後円墳で、世界遺産に百舌鳥古墳群が指定されてから注目を集めています。
 
そして、昨年の古事記の会の時に、
この歴史的な地で、毎年10月に「かみつけの里古墳祭り」があり、
考古学の研究成果をもとに製作した、オリジナル脚本による「王の儀式」再現劇を上演されることを知りました。
映画は、まさにそのシーンではないのか?!と思ったほどです。
今年の10月には是非行ってみたい!!

また、映画で戦国時代にタイムスリップした際の長篠の戦のシーンの撮影場所は寄居町!
(エンドロールでしっかり確認しました!)
昨年5月に観に行った寄居の荒川河川敷で行われる「北條まつり」そのものでした!

ストーリーは平成仮面ライダーシリーズとして記念すべき20作目らしく、
最後には歴代の平成仮面ライダー20人が登場するという大盤振る舞い!
「ダメだった平成をやり直す!」と連呼する新しい令和仮面ライダーを平成連合ライダーがやっつけます。
平成ってやっぱりダメな時代だったの?と変なところで考え込んでしまいました。
元祖魔王を信長とするタイムスリップあり、平成の時代批判ありと、子どもわかったかな?

登場する俳優さんたちは、みな若くてイケメンぞろいで目の保養にはなりました。
孫は「長かったー!」と言っていました。
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映画 『キングダム KINGDOM』

2019-05-19 | 映画
前から楽しみにしていた今話題の映画『キングダム KINGDOM』やっと観に行ってきました。
いやー面白かった!!

原作は原泰久による漫画作品『キングダム』、娘の家にこれの全巻があり気になっていました!
大ファンの婿さんに先日この映画のことを聞いたら、
「秦の始皇帝にまつわる時代劇で、全54巻のコミックの初めの5巻が映画化されたんですよ。」とのこと。
コミックは累計発行部数が4,000万部超、通っている美容院にも置いてあります。

封切りから少し経っていたので近隣の映画館は相変わらず空いていましたが、
全国で大ヒットとなり興行収入40億円を超えたそうです。

映画の舞台は紀元前中国春秋戦国時代の中国、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と、
中華統一を目指す若き王・エイ政(後の秦の始皇帝=吉沢亮)の戦いを壮大なスケールで描くエンターテインメント大作!
若いこの二人の演技と役への入り込みが素晴らしかったです☆
山崎賢人さんは映画『鋼と羊の森』やTVドラマ『グッドドクター』のような優しく繊細な役も出来るし、
この映画のようなアクションシーンも出来るのですね。
徹底した食事制限と過酷なトレーニングで10キロ減量して撮影に臨んだそうです!
相棒役&の吉沢亮さんは、朝ドラの天陽君とは大違い、冷静でありながら大胆、若き王としての凛々しさもありました。
そして誰よりもオーラがあったのが王騎役の大沢たかおさん、とてつもない大きさを感じました。
それぞれのキャストが、まるで原作漫画から出て来たかのようにそっくりなのだそうですね!

最初から最後までハラハラドキドキが止まらない、とってもエキサイティングな映画でした!!
この原作、TVアニメになったのですね、見たかったです。
この先、どうなるのか知りたいなぁ~娘のところからコミック貸してもらおうかなぁ。
ごく最初だけが映画になっているのは、『風の谷ナウシカ』みたいな感じでしょうか?
終演後、若い男子たちが「ONE PIECEで言うとサンジが出てきたぐらいのところだなぁ。」
と話しているのを聞いて、「あぁ、まだあの辺か。」と思ったのでした。
(といっても、私は「空島」あたりでONE PIECEが終わっちゃっているのですが・・・)

この映画の続編を是非作ってもらいたいです♪
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映画 『グリーンブック』

2019-03-09 | 映画
第76回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、助演男優賞、脚本賞と最多の3部門に輝き、
第91回アカデミー賞では作品賞、助演男優賞、脚本賞を受賞した
映画『グリーンブック』観てきました。
とても私好みの作品♪ 最近見た映画の中では一番良かったと思いました!

この映画は実話に基づいているそうです。(注:以下ネタバレありです)
1960年代を舞台に、黒人差別が色濃く残る南部での演奏ツアーに向かった天才黒人ジャズピアニストと、
彼に運転手兼用心棒として雇われたガサツなイタリア系アメリカ人のふたりのおじさんが主人公。
初めはどちらもお互いに相手を良く思っていませんが、「仕事」として一台の車でツアーに出発。
この旅に必要なものは黒人が利用できる施設を記した旅行ガイドブック「グリーンブック」
そういうものがあったとは知りませんでした。

人種も経歴も性格も好みも正反対の二人は、予想通り当初は衝突ばかり。
また、アメリカ南部での黒人差別のひどさにも驚きました。
一流ミュージシャンとしてVIP待遇で出迎えられる会場でさえ、
車はVIP専用駐車場に停められてもトイレや食堂は白人の場所を使わせてもらえない。
主人公のピアニストはコンサートではスタインウェイのピアノでしか演奏しないのですが、
映画後半、ボロボロのピアノでショパンのエチュードOP. 25 第11番「木枯らし」を
渾身の力と思いで弾く姿に胸が熱くなりました。

このピアニストはジュリアード音楽院初の黒人学生でクラシックを学んだそうですが、
クラシックピアニストとしての道はないとポピュラー&ジャズに変更します。
現在も黒人のクラシック演奏者は少ないように思います。
それには様々な要因があると思いますが、人種的な問題も多少はあるのではないでしょうか。

このように書くとシリアスで、難しい顔をして観なければならない映画のように思えますが、
シーンの随所にユーモアが挟み込まれ、彼らの人間性が笑いを交えて温かく描かれます。
そこがとても良く、心にじんわり優しい気持ちが沁みわたる良い映画でした。
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映画 『翔んで埼玉』

2019-03-04 | 映画
話題を呼んでいる映画『翔んで埼玉』観てきました。
いつもの近隣の映画館に入った途端、大キャンペーン中で、老若男女大変な人の入りでした!

生まれも育ちも、小・中・高・大学も、就職も住居もずっと埼玉県である私の埼玉愛、
以前の記事はこちらですが、この映画もとても面白くて楽しかったです♪
県北の方言や銘菓のCMキャッチコピー、名産を使っての踏み絵、大宮と浦和の確執、等、
県民にとっては笑いどころが満載で、映画館はクスクス笑いでいっぱいでした。
大真面目な茶番映画、埼玉ディスリ映画を笑い飛ばしてしまうのが埼玉県民、
大らかでこだわりがなく、別に埼玉が一番じゃなくてもちっとも構わないのです。
2月22日の初日には地元「埼玉新聞」が1面表裏を使っての特別号を出し、
 
協賛企業が「埼玉県民が愛する“高級野菜の種”」を上映館で配布するなど県は歓迎一色♪

原作となる30年前の復刻マンガ 魔夜峰央『翔んで埼玉』は売上55万部以上となり、
2月23日~2月24日の全国映画動員ランキングでは第1位だったそうです。
また、今日の「関東住みたい街ランキング2019」では第4位大宮、第8位浦和と大躍進♪
でもきっと埼玉県民は「だから何?別にどうでもいいけど。」と言いそうです。
一年を通して天気が良く、都心・TDL・軽井沢・横浜へ日帰りで行け、天災が少なく安全、
住むにはとても良いところ、なので全国5位の人口なのでしょう。
(せめて我が家が、もうちょっと県南だったら・・・駅に近かったら・・・)

昨日は五節句の内の、上巳の節句(桃の節句)でしたね。
我が家はタペストリーと「歳時記シリーズ」の飾り皿を出すにとどめました。(簡単!)
 
それでも、お菓子はしっかりいただきました。
桜餅といえば、やっぱりこの薄皮タイプが好き♪
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