今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

オンライン

2020-04-30 | 学校のこと
今日から学校ではGoogle meetを利用したオンラインHRを開始し、
朝9時に全クラス一斉にスタートして出欠確認と健康確認を行いました。
生徒と担任教員、お互いに顔が見えることで生徒も安心した様子で、
明日以降も毎朝オンラインHRで生徒の生活のリズムを良好に保ち、休校期間を乗り越えたいです。
中学校ではすでにオンライン授業を続けていますが、来週から高校でもオンライン授業が始まります!

この2週間、在宅勤務の私はネットで業者さんとの業務連絡や文書作成の他は、
社会の皆さんと医療従事者のために感染予防に努め、とにかくSTAY HOME 自宅でお籠り生活。
(昨日、遊興施設でのインタビューで「なる時にはなるから気にしない」と言った人に唖然!
無人島で暮らしているのか!!具合悪くなっても病院でお世話にならないのか!!)
毎夕方のウォーキング以外はスーパーへたった1回行っただけでしたが、
来週からは出勤し学校再開へ向けて図書館で出来ることを始めて行こうと思います。


私のその他のオンライン生活は、午前中と夜に孫とZOOMを使ってお勉強会をしています。
4月に小学1年生になった孫くん、入学式で一度学校へ行っただけで、
娘がテレワークなので学童を自粛していますが、とにかく元気が有り余っている…
テレワーク中で勉強をみたり遊んだりできないママ、孫たちはそれが淋しいらしい。
そこで、送ってあげた本を毎日20分ぐらい音読してもらうことにしました。
初めてのことで最初は緊張しましたが、孫相手なのでリラックスできて楽しい♪
一生懸命読んでいる姿も、時折カメラにぬいぐるみを見せに来る3歳の孫姫も、
遠くからちらっと見るパパも、向こうの空気が伝わってくるのが新鮮でした!
今日の午前中は、孫の20分の音読の後、私が1冊の本を読み聞かせしてあげました。
聴いている孫の片手にはどら焼き、立ち上がった時に見えてしまったパ〇ツ姿、
爆笑してしまいました!!
私は顔を洗って軽くメイクはしましたが、ほめられた姿(特に下)ではありませんが・・・
楽しくて1時間があっという間に過ぎました♪

お互いの感染が危なくてしばらく行っていない実家の85歳の父と、初めてビデオ通話してみました。
初めてのことに、父はビックリ!!
「こんなことできるんだー!これがオンライン帰省?!」と喜んでいました。
なかなか顔が正面に映らなくて、あれこれ言ってやってみるのもそれもまた楽しい♪
ひとり暮らしですが、買い物はすべて宅配に頼み、朝夕に散歩して元気にしているそうです。
次はZOOMをやってみたいと言っており、好奇心いっぱいでまだまだやりたいことが!

みんな新しいことに挑戦するようになり、社会が変わっていくのを実感しています。
このコロナ騒動終息後は、社会全体の価値観が変わり、見えてくる世界が変わると思っています。

森林セラピー

2020-04-29 | いろいろ
森林セラピーとは、科学的な証拠に裏付けされた森林浴のことで、
森林には、わたしたちを癒し、健康に導く力があることが実証されています。

新緑が美しいこの時期、ストレスも溜まっているし森を散策したいなぁと思っていました。
以前行った赤城自然園がとても気持ち良かったのでまた行きたいのですが、
STAY HOME 週間の今、自然園は閉園しているし、車でどこかへ行く気にもなりません。
いつものウォーキングルートと別方向へ行ってみよう、と良い場所を思いつきました。
この隣の施設には今まで何度も行っている場所ですが、歩いて行ってみるのは初めて!
もう1か月以上続いているウォーキング、新たな楽しみになっています。

20分ぐらい歩いて、林に到着♪
初めて林の中を歩いてみましたが、とても良い場所でここなら日焼けもしなさそう。
聴こえてくるのはウグイスやヒバリの鳴き声と木の葉を揺らす風の音だけ、
途中会った人は2名だけ、シャガの花も群生しているし、空気もより一層綺麗な気がします。
 
林の中を一周し歩いて帰ってきたら、森林セラピー効果で心身ともにスッキリ!!
ここ、お気に入りの場所になりそう♡

芦田愛菜 著 『まなの本棚』

2020-04-28 | 本の紹介
芦田愛菜 著 『まなの本棚』(小学館)読了しました。
中学生・高校生に是非読んでもらいたい本です!

愛菜ちゃんが中学3年生の時に執筆し、お薦めの本100冊を紹介しています。
読書家だという中学生がどんな作品を紹介しているのかと興味津々で読み始めましたが、
選書の素晴らしさとその文章力に脱帽しました!
さすが、半年間の受験勉強で複数の難関私立中学校に合格しただけのことはあります。
山中伸弥先生と、大ファンだという辻村深月さんとのスペシャル対談も楽しいです♪

年間100冊以上も読み「本の出逢いは人との出逢いと同じ」と言える中学生がどれほどいるでしょう。
本当は教えたくないという“秘密の約100冊"には、
現代小説から近代小説、外国文学、児童文学、古典まで、
世代を超えて全ての人が手に取ってみたくなる本が幅広く紹介されています。
私はほとんど読了したこの100冊ですが、是非ぜひ中学生高校生に読んでもらいたいです。
図書館にもかなり入っていますので借りに来てくださいね♪

私も、小さい頃から本が大好きでした。
本だけはいくらでも好きなだけ買ってもらえ、よく「本ばかり読んでいないでお手伝いしなさい。」
と言われたものです。
活字中毒の私が一番困ったのが、海外に4年間住んでいた時、
持参した本はすぐに読み終えてしまい、むこうで日本の本は3倍の値段!
日本語に飢えてしまい、
友人宅がとっていた日経新聞を毎週1週間分まとめて譲ってもらい、隅から隅まで読んでいたものです。

学校の休校が続いていますが、この時期に是非本を読む楽しみを知ってもらいたいです。
小学生におススメなのは我が子たちと取り組んだ「1日1冊絵本音読」、
後から思うと親も子もかけがえのない忘れられない時間になること間違いなしです!

STAY HOME 週間

2020-04-26 | いろいろ
「いのちを守る STAY HOME 週間 STAY HOME, SAVE LIVES」
東京都は昨日からから5月6日(水)までの大型連休中は「お家にいましょう」対策実行中。

家中の掃除をして、本を読んで、…始めたら行かずにはいられなくなった夕方遅くのウォーキング♪
いつもの通り誰とも出会わない「3疎」の道を一人歩き、関越自動車道の上を横切る道から下を見ると、
片側3車線の高速道路が空っぽです!
通常は休日夕方の上り線(画像右側)は一年中大混雑で渋滞していますが、今日は1台も走っていない!
みんなちゃんと外出を控えているのですね、素晴らしいです。

日本は緊急事態宣言が発令されても、法的拘束力がなく要請なので「緩い」と言われています。
海外は、警察が取り締まり、罰則があったり罰金があったりする厳しいもの。
日本はそのようにしなくても、生真面目さと規律を守る国民性で乗り切れると信じたいです。
(同調圧力も強いけど…。)
国や自治体の首長は掛け声をかけるだけで、私たちにはまだ何の支援もないまま、
マスクや消毒液を全員が持たず、丁寧な手洗いとうがいという個人の努力と行動だけでここまで来ました。
みんなが大変な思いをして、辛く悲しい思いをしながら、様々なことを我慢して堪えている、
もう少し、あと2週間が山、という言葉が今まで何回繰り返されたか…。
何よりも、医療の現場で感染の恐怖に晒されながら病気に向き合ってくださっている
医療関係者の方々には心から感謝、一刻も早く防護服・マスクが大量に届きますように!

戦前の言論統制やハンセン病などの経験から、日本は人権を守る意識が強いのだと思います。
強制的な措置はできるだけ控えるべきだと思う人が多いのでしょう。
自由があるということは、ひとり一人に大きな責任があるという事、
99%以上の日本人はちゃんとわかっていてちゃんと実行している!と感激した高速道路の景色でした。
「今日の感染者数」が少しでも減るとホッとする毎日です。

雹(ひょう)

2020-04-25 | ブルーベリー
昨夜、かなり激しく雹(ひょう)が降りました。
初めはパラパラと屋根を打っていたのですが、次第に激しくなりバラバラッバラバラッ、
と音が止まりません。
外を見てみたら、芝生一面が真っ白になるほど!
露天駐車の車の屋根が心配(以前、かなり凹んだことがあったので)…ぐらいしか思っていませんでした。

でも、今日になってみると悲しく残念なことがわかりました!
なんと、満開に咲いていたブルーベリーの花がかなり落ちてしまっていました。
 
特に、瑞々しくて爽やかな甘さで数少ない早生種がほぼ全滅です・・・
これほど花が落ちてしまったのは、今まであまりありませんでした。
わずか数分足らずのことでしたが、小さく可憐なブルーベリーの花には大変な試練だったようです。

無農薬・無化学肥料の自然栽培で作っているブルーベリーなので、
ハウスや工場で作るように、量や出来具合・糖度を管理できるわけもありません。
日照りで実がドライになったり、雨が多すぎて一気に実が落ちてしまったり、台風や突風。
自然の力にはかなわない、というか私たちも自然の一部なので、
自然の恵みを受ける時もあれば、試練に立たされる時もある、
辛く残念だけれどもそれを謙虚に受け入れるしかありません。

今のコロナ禍も、自然の中にあった有害なものに人が触れてしまった結果でしょう。
でも、人間の英知を結集させてウィルスを何とかやり過ごしたいものです。
人間同士の悲しい争いにならないよう、本当の悪者が何なのかを間違わないようにしたいです。
憎むべきは病気そのものです。

「サンジョルディの日」は「子ども読書の日」

2020-04-23 | 本の紹介
今日4月23日はサンジョルディの日です。
スペイン カタルーニャ地方では、
女性が男性に本を贈り、お返しに男性が女性に真紅のバラを贈るという記念日です。
また、文豪として名高いセルバンテスとシェークスピアの命日でもあり、
ユネスコにより「世界本の日」に指定され、
現在では国連の国際デー「世界図書・著作権デー」に指定されています。
日本では「子ども読書の日」、
今日からこどもの日を挟んだ4月23日~5月12日の約3週間は「こどもの読書週間」です。

そんな今日紹介するのは、
『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』Jam著(サンクチュアリ出版)
Twitterで累計50万リツイートと話題の4コマコミックが本になり15万部突破です!
SNS・会社・友達…ここにいない誰かからココロを守る64の考え方、
嫌なあいつ…気にせず今ごろパフェとか食ってる…そう思ったら、嫌な気持ちが頭から消えた!
現代社会の悩みを解決する、目からウロコのちょっとした「考え方」のヒント集、
「他人と過去・未来は変えられない。
でも、自分の考え方は変えられるし、『今』も変えられる!」

今日のウォーキング、近くの神社でコロナウィルスの終息を祈願しました。
 
道端で見事に咲いていた赤いハナミズキ♪

図書館だより「Library News 4月号 No.2」

2020-04-21 | 図書館
今年度最初の図書館だより「Library News4月号」を中学校・高校生徒に配信いたしました。
こちらです → Yahoo版 Google版
臨時休校が続いておりますので、せめてマメに情報発信しようと今月2号目の発行です。

今月2号目は「無料で読める本・雑誌・学習サイト」の紹介、
この数日、期間限定で「いまだけ無料」で読めるサイトをずっと検索収集していました。
緊急事態宣言が全国に発令されたことにより、期間限定で無料で読めるサイトが増えました。
学習参考書・学習支援・科学・社会学・文学・漫画・視聴覚資料、等、各種用意されており、
私が今日までに探した41のサイトを紹介しました。
子どもだけではなく、大人も会員登録しなくても利用できるところが多いので、
この機会に、デジタル書籍に触れてみるのも良いと思います。

在宅するしかない生徒たちのために何か出来ることはないか、日々考えます。
さらなる図書館の新たな取り組みを検討しており、
今日は提供会社の方とメールや電話でやり取りしました。
今度こそ、実現できると嬉しいのですが。。。

本校のある地も、私の住むこの地も、ついに感染者が出てしまいました。
学校は5月7日始業式、8日入学式に向けて動き出しましたが、直前までどうなるかわかりません。
来週中に、収束への目途が立つようになると良いのですが…祈

冒頭画像は、今日のウォーキング中に見つけた道端のハナミズキの花、
公園でもない里山のウォーキングコースは「3密」とはほど遠い状況です。
 
先日、TVで奈良の飛鳥の映像を見ましたが、この地がちょっと似ているような気がしました♪

記念日

2020-04-20 | いろいろ
今日は私の記念日。
昨年の今ごろは、
1年後の世界がこんなことになっているなんて想像すらしていなかったです。

それでも、今年も元気にこの日を迎えられたことに感謝です。
朝から、友人、知人、家族、皆さんからたくさんの嬉しいメッセージやプレゼント、
周りの方々あっての自分だと改めて実感し感謝の思いでいっぱいです。
今年は友人とのお食事会兼バースデーランチはお預けで後日のお楽しみですが、
主人からのプレゼントや手紙、ケーキで乾杯しました♪
 
今までどれだけ自分が周りの方々から元気をもらっていたか、ひときわ実感する今日です。
医療関係者や、休校休園の子どもと一緒のテレワーク、感染におびえながらの電車通勤等、
みんな大変な状況の中、とっても頑張っていらっしゃいます。
コロナに負けずに、なるべく前向きな気持ちで生き生きと過ごそうと思います。

そして、息子夫婦から何より嬉しいビッグニュースのプレゼントが!!
今年の秋に、もう一人家族が増えるそうです♪♪
楽しみな新たな出会いのために、まだまだ、しばらくは元気でいなくちゃ!
 
雨の日や今日のように寒い日は、またこれを引っ張り出してきて使っています♪
処分しなくて良かった♡

前田裕二 著 『メモの魔力』

2020-04-19 | 本の紹介
前田裕二 著 『メモの魔力』(幻冬舎 )読了しました。
もう1年以上前に話題になり50万部のベストセラー本、今のこの時期に読んで良かったかなと思っています。

著者は30代の若手実業家、IT関連会社の代表取締役社長でありながら作家として本を出版し、
テレビコメンテーターとしてもTVに出演、講演会も手広くされているようです。
我が子たちと同年代、今まで知りませんでしたが小さい頃はとても苦労されたようです。

「メモ」にどんな魔力が?と思いながら読み進めると、
大まかに言うと、目の前の事例をメモし、そこから抽象化、応用・転用することの重要性を述べた本でした。
心にひっかかった物事を見逃さないためにメモし、そこから発展させていく、
ブログを書いている私は、(メモはしないけれど)ちょっと心掛けていることでもあります。
作者の「メモによって夢を持ち、熱が生まれる。
その熱は確実に自らを動かし、人を動かし、そして人生を、世界を大きく動かします。」とまではいかないけれど、
拙いブログですがこれからも続けていく力をもらったような気にもなりました。

巻末に「自分を知るための自己分析1000問」が20ページにわたり載っています。
幼少期、小学校、中学校、高校、大学、社会人、現在、の夢や好きだったこと、挫折したこと、等々、
頭の中でザっと考えただけですが、環境や周りの人によって自分がずいぶん変わってきたことに気付き、
今のこの状況で自分は何が一番辛いのか、考えてみたりしました。
私は、外出したり、芸術に触れたり、友人・離れている家族とお喋りしながら食事したり、
といった自由で自発的な行動が制御されるのが辛い、
そして何よりも、心臓の手術をしているので病気そのものがとても怖いのだと思いました。

毎週見ている今日のEテレ日曜美術館の中で、司会であり作家の小野正嗣さんは、
「今までのように楽しく美術に触れたり他の人と芸術について語ったり出来ないのは、こんなに辛いものか。」
と語っていらっしゃいました。
人によって辛いことはそれぞれと思います。
何よりも感染してしまったり、家族を亡くされた方が一番お辛いでしょう。
今、皆さんが辛いこと、それこそが一番大切にしているものなのではないかと思います。

物置の中で、野菜たちも芽吹いていました♪
 

「エモい」の定義

2020-04-17 | 本の紹介
今月初旬の朝刊で「国語力が危ない「語彙力」の今」という記事が数日連載されました。
1日目は「エモい」という言葉が取り上げられていて、
若者たちは感動を何でも「エモい」という一言で片づけている、との論調でした。

この2.3年、勤務先の高校生たちが「エモい~!」というのを聞いていたので
この言葉は知っていましたが、この言葉ですべての感動を言い表しているようには思いませんでした。

「エモい」は13年ぶりに改訂された三省堂の「大辞林」第4版に初めて掲載されました。
(冒頭画像は三省堂HPより)
大辞林には
「エモ・い 2(形)〔感動を意味するemotionから〕主に若者言葉で心に響く。感動的である。」
日本語には形容詞化する言葉もありますが、外来語を形容詞化させてしまうとは!

でも、若者が使っている「エモい」は、ただ単に「感動的」ではないような気がしました。
ひとりの高校生1年生とゆっくり話す機会があったので、彼女に詳しく聞いてみました。
彼女曰く、ただ単純に感動的なのはエモいと言わず、そこに悲しさや冷たさがあるとのこと。
ジブリ映画好きという接点があったので、ジブリ作品で言うと?と聞くと、
『レッドタートル』や『ハウルの動く城』が自分ではエモいジブリ作品だと思うとのこと。
なるほどーーーーー!
「それは切ない、感傷的、という感じ?」と聞くと、
「そうです!単純なハッピーエンドはエモくないです。
最近のTVドラマでは『3年A組』、映画『溺れるナイフ』の菅田将暉と小松菜奈が最高にエモい!」
若者は、感動をちゃんと使い分けていました。
米津玄師の歌などもエモいのかなぁ。
全く人の姿が見えない銀座や渋谷の街並みもエモいのかも…

私は、この二人主演の映画『糸』の上映を楽しみに待っています♪
中島みゆき作詞作曲のこの歌が大好きで、人と人が出会って織りなす人生について考えます。
今、新型コロナウィルスによって健康が冒されるだけではなく、
もっと怖いのは、人とのつながりを絶たざるを得ない状況に置かれているという事。
人と会えない、しゃべれない、接触できない、(相手が感染していないと)信じられない、
それは私たちにとってこれほど辛いことなのだと、つくづくと思い知らされる昨今です。