『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』 長谷部誠
『日本男児』 長友祐都
図書館便り「LIBRARY NEWS 6月号」で紹介したこの2冊、
大変な人気で次から次へと予約が入って図書館に留まらず、
私もやっと公立図書館での予約がまわってきて2冊とも読了しました。
初めは、「20歳代半ばのサッカー選手が書いた本、どれだけのものだろう?!」
と大して期待もせず読み始めたのですが、どちらの本も良かったです。
長谷部選手が浦和レッズにいた頃、あまり好きになれない選手でした。
茶髪長髪でチャラチャラした感じで、いい場所でボールをもらうのに決定打を打てない、
そんな選手が海外のクラブチームで活躍できるのだろうかと思っていました。
でも、Wカップに出場した時に見た長谷部選手は、今までと全く印象が変わっていて、
しかもキャプテンマークを任され見事にチームをまとめ、
「なんていい選手になったのだろう!!」と大感激、ファンになってしまいました♪
長友選手は、体が小さく目立たない選手ですが、
試合が始まった途端に守備から攻撃へと走り回り、最後までスタミナが切れません。
Wカップでの大活躍の後、イタリアのチームへ移籍し、
そしてビッグクラブのインテルから声がかかって現在大活躍しています。
生育環境もプレースタイルも見た目も(失礼!)全く違う二人ですが、
共通して書いていることがいくつかありました。
「突出した才能がないのだから努力するしかない。」
「日本人としての誇りを持つ。」
「相手の価値観を受け入れる。」
「感謝の心を持つ。」
そして「心」
長谷部選手は「心を整える」 長友選手は「心を磨く」
自分が20歳代だった頃どうだったろうかと考えると、
この二人の言葉と実践には感銘を受けます。
様々な経験が人間を大きくするのだと思いました。
この2冊とも、印税はすべて東日本大震災の被災地へ寄付されています。
『心を整える。』は1か月前に100万部突破ミリオンセラーに!金額は約1億円!
『日本男児』も35万部超え。
私も買うべきだったかな。。。
今日は中秋の名月、帰宅前の午後6時頃、8階の司書室から見えた月です。
スマートフォンのカメラで撮影。
今年の十五夜の月は、満月です!
暦の関係で、中秋の名月は必ずしも満月になるとは限らないのですが、
今年は2005年以来6年ぶりに、中秋の名月が満月になりました。
夜、自宅でコンパクトデジカメで撮った写真、本当にまんまるのお月様でした。
写真を撮るために外へ出たら、影が出来るほど明るかったです♪