今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

東京マラソンと甲斐みのり著 『 乙女の東京 』

2010-02-28 | 本の紹介
冷たい雨の降る中、第4回東京マラソンが実施されました。
マラソンにはあまり興味はありませんが、
選手の走る東京の街並みをTVで見ているのが楽しかったです。

TVを見ながら、先日ある先生から紹介された本を思い出しました。
題名は『乙女の東京』、表紙はお菓子屋さん「マッターホーン」の包装紙柄、
私が持っているにはちょっと恥ずかしいようなのですが、
中身は割と渋めでなかなか面白かったです。

いわゆる東京のガイドブックかと思いましたが、
紹介されているのはちょっとおしゃれな
東京洋菓子・和菓子、ホテル・旅館、美術館・博物館、雑貨・化粧品・・・
食事をしたことがあるホテルや、
行ったことがある美術館が載っていると嬉しい♪
まだ行ったことがない上野の「国際こども図書館」や「日本近代文学館」、
「水月ホテル鴎外荘」や「プーク人形劇場」など名前を見ただけで興味津々。
美味しそうなデザートやお料理の数々。。。
この本、全部制覇したくなりました!

東京の他に、京都編・大阪編・金沢編もあるらしいです。

イラストで東京名物が紹介されているこんな本もあります。


『山手線ぐるりおみやげ散歩』 『Tokyo地下鉄ぐるりおみやげ散歩』
イラストレーター伊藤美樹さんの絵がかわいらしいです。

2010-02-26 | いろいろ
女子フィギアスケートで数々のドラマがありました。
滑り終わって涙を見せる選手が多かったのですが、
その涙の数だけ思いも違うと思いました。

銀メダルとなった浅田真央選手、
滑り終わった時に、少しうつむいて悔しそうな顔に。。。
ミスを自覚し、1位にはなれないと確信したのでしょうね。
見ている私たちにとっては、とても頑張ったのがわかるし、
トリプルアクセルを2回も成功させ、2位でも十分立派だと思います。
でも、彼女はミスしてしまったことがよほど悔しかったのでしょう。
インタビューでも涙が止まらず、いかにこの試合に懸けてきたかその思いに、
胸をうたれました。
慰めなんて、今の彼女には聞こえないかもしれません。
まだたったの19歳、この涙によってもっともっと成長していくことでしょう。

金メダルとなったキム・ヨナ選手、
何とクールで精神的にも強く、動揺しない選手かと思っていましたが、
滑り終わって初めてホッとしたような表情とともに、彼女も涙を浮かべていました。
重いプレッシャーから解き放たれ、
また、自分の思い通りの滑りが出来て本当に嬉しそうでした。
そんな歓びの涙。

3位のカナダのジョアニー・ロシェットの涙は亡きお母さんへ。
彼女の応援に駆けつけた20日、心臓発作で倒れ亡くなったそうです。
どんなにかその姿をお母さんに観てもらいたかったことか。。。
最後まで頑張って演技する姿に、こちらも胸が熱くなりました。

8位に入賞した日本の鈴木明子選手、
SP11位でしたが、フリーをほぼノーミスで滑り8位に入賞しました。
摂食障害になり1年間全く滑れない時があったそうですが、
トリノオリンピックでの荒川静香選手の演技を観て復活したそうです。
演技が終わる直前から涙が浮かんでいました。

男子フィギアスケートでも4回転を跳べた選手なのに2位になるなど
話題になっていましたが、
技術と演技の採点が難しい競技だと思います。
フリーを滑り切るのは3000mを全速力で走るほどの体力が必要なのだとか。
男女とも8位入賞までに日本人が3人ずつ入ったということは、本当に素晴らしい!!
団体があれば男女とも金メダルです♪

五木寛之 著 『 親鸞 上・下 』

2010-02-23 | 本の紹介
今、本校の教員の間で人気の本です。
私も読みました♪

全国27紙の新聞に連載され、2400万人の読者が熱狂したという作品で、
五木氏は構想に20余年を費やしたそうです。
それが講談社創業100周年企画として出版されました。

文芸雑誌『文藝春秋』3月号でも作者と宗教学者との対談記事があり、
今、あちこちで取り上げられているようです。

親鸞といえば、鎌倉時代の僧で浄土真宗の開祖、
悪人正機を説き、弟子たちの著書『歎異抄』によってその教えが残されています。
有名な言葉
「善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」

日本史の知識で、これぐらいのことしか知りませんでした。
でも、この作品の中に描かれた親鸞は実に人間くさく、
悩んだり、絶望したり、希望を持ったり、欲望に惑わされたりします。
居候だった幼い頃、比叡山での修業時代、法然との出会い、
そして流刑になるまで、一人の人間として生き生きと描かれています。
1000年前の人間と感じさせない、身近な感じがとても読みやすく、
歴史小説が苦手な私でも一気読みでした。
この先の親鸞の人生も読みたいと思いました。

「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えるだけで、
どんな悪い行いをした人でも救われると思いますか?
この「救われる」というのは、犯した罪を許されるということではなく、
死後の世界で極楽浄土へ行けるということです。
当時の人は、死後の世界が本当に恐ろしかったようで、
悪い行いをしたら死後に地獄へ落ちて永遠に苦しむと信じられていました。
お金を寄進したり、立派な仏像を作ったり、苦しい修行をしたりできない人は、
この「念仏を唱えるだけ」でOK!という分かりやすさに惹かれたのでしょう。

ボルゲーゼ美術館展

2010-02-21 | いろいろ
少し春めいて暖かくなり、体調も良かったので美術展を観に上野へ♪

東京都美術館でのボルゲーゼ美術館展。
このボルゲーゼ美術館は、ローマ市内の広大なボルゲーゼ公園の中にあります。
ローマの名門貴族ボルゲーゼ家のシピオーネ・カッファレッリ=ボルゲーゼ枢機卿によって収集された、
ルネサンス・バロック美術の宝庫といわれています。
中でも彫刻家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニと画家カラヴァッジョの作品が目玉!

今回の美術展では、
・ベルニーニの彫刻「ボルゲーゼ枢機卿の胸像」
・ラファエロ「一角獣を抱く貴婦人」
・ボッティチェリ「聖母子、洗礼者ヨハネと天使」
・カラバッジョ「洗礼者ヨハネ」
あたりが注目の作品でした。
ローマのこの美術館へは行ったことがないので、どれも実物は初めて見る作品です。

この中でも、写真の右側の絵「一角獣を抱く貴婦人」の逸話が面白かったです。
この作品は、かつては別の画家によって一角獣の代わりに車輪を加筆され
「聖カタリナ」の絵だとされていました。
以前の絵↓

でも、X線で調査した結果、下に違う絵が発見され、
20世紀に行われた修復の結果、本来の姿を取り戻したのだそうです。

ランチの後、時間があったので今度は映画へ♪
Bunkamuraで「シャネル&ストラヴィンスキー」を観ました。

昨年秋に映画「ココ・シャネル」を観たのですが、
ストーリーとしてはその続きです。
シャネル役を演じたのは現在のシャネルのモデルで女優でもあるアナ・ムグラリス、
スタイルも抜群でその美貌とクールな感じがぴったりだと思いました。
現代音楽の旗手と言われるストラヴィンスキーですが、
その当時は斬新すぎて全く受け入れられず、
ロシアからパリに亡命中にシャネルがスポンサーとして彼を助けたようです。
香水「シャネルNo.5」誕生とストラヴィンスキーの「春の祭典」は
二人のかかわりの中で作り出されていました。

予餞会

2010-02-19 | 学校のこと
お世話になっている方から、こんな素敵なお花をいただきました。
クリスマスローズ、花は白色の八重咲です。
大好きな花なのに、なぜか我が家の庭では咲いてくれないのです。
ありがとうございます♪

今日、学校では予餞会=3年生を送る会が行われました。
午前中は在校生のチアリーディングや吹奏楽部のステージ発表、
午後は毎年外部からゲストをお呼びします。
ここ数年、お笑い芸人の方々が多かったのですが、
今年はゴスベルのコンサート。
EVERYTHING GET TO BE GOODというグループです。
私も観に行きたかったのですが、
出入りの書店さんとのお約束があって残念ながら見られませんでした。
学校のHPに詳細が載っています。
こちら

今日、バンクーバー冬季オリンピックで、
男子フィギアスケートで高橋大輔選手が銅メダルをとりました!!
いろいろな困難を乗り越えたのちのメダル、
そのメダルの中に艱難辛苦がたっぷり入っているからこそ喜びもひとしおでしょうし、
価値もあるし、見ている私たちも感動するのだと思います。
本当におめでとう♪

TV放映

2010-02-17 | 図書館
昨日、埼玉県のTV放送局テレ玉に本校が登場しました。
先月、図書館へ撮影に来たことを記事にしましたが、
その放送があったのでした。

その番組は、県内の私立高校を紹介するものです。
本校8階建て校舎、その屋上に巨大な校章がありますが、
そのすぐ下が私のいる司書室です♪

そして、図書館の映像も流れました~。



TVを撮影したので、残念ながらあまりよく撮れていません。
その時たまたま遊びに(!)来た男子生徒が、
まるで今まで勉強していたかのように映っています。

埼玉県内に私立高校は55校あり、約5万人の生徒がいます。
そのうち、10校ほどが紹介されました。
どの学校にも、私立高校ならではの特色やこだわりがあり、
今後、公立高校授業料無償化の波をうけてさらに変わっていくことでしょう。

おまけ
娘の通っていた高校も紹介されました。



わ~懐かしい♪
お世話になった先生が登場しました!

『船に乗れ Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』 藤谷治著

2010-02-15 | 本の紹介
話題の本の紹介です。
あちこちで取り上げられ、本屋大賞にもノミネートされています。

この作家の作品を初めて読みました。
あらすじや、紹介されている文から「音楽青春小説」とは知っていましたが、
読み進むにつれ、これは大人のための本なのではないかと思いました。
読み応えがありました!

~三流高校の音楽科に通う主人公・津島サトルと個性豊かな仲間たち。
彼らが過ごす音楽漬けの日々に、青春時代のきらめきと切なさを色濃く映し出した、
本格青春小説三部作。~

というふれこみから、
「音楽根性物語」かなぁ~なんてそれほど期待して読みませんでした。
でも、違ったのです!
音楽という芸術を極めるということ、
友達や恋人と自分の感情をうまく交差させていくこと、
自分の目標や夢を実現させるのがどんなに努力しても不可能だとわかってしまうこと、
こんな自分がどうやって生きていくのかということ。。。
そんな思春期の辛くて、苦しく、不可解な感情が、音楽と伴に語られている作品です。
メンデルスゾーンやバッハの旋律がBGMで聞こえてくるようです。

この作品では、「哲学」も大きな位置を占めています。
「答えを自分で考えるそのこと自体が哲学なのだ。」と教える先生がいます。
『船に乗れ!』という題名は、ニーチェの著作『悦ばしき知識』に出てくる言葉で、
主人公がこれについても語っています。
私の高校時代の倫理社会の先生は、かなり個性的な名物(?)先生でした。
お年頃の女子高生には理解されない部分も多々ありましたが、
今思うと、かなり面白い授業だったのだと思います。
そのS先生をふと思い出しました。

高校生たちは、一見楽しく、何の悩みもなさそうに
毎日授業を受けたり、友達とおしゃべりしたり、部活動に励んだりしています。
でも自分のことを思い出すと、あの時期、実は一番辛い時期だったように思います。
周りも気になるし、かといって自分はこれ!という確固たる自信もなく、
でもこれでいいのだと諦めるにはまだ若い。
そんな揺れる世代を実に細やかに叙述している作品だと思いました。

作者の藤谷治さんは、子どもの頃からチェロを習い高校音楽科へ行き、
高校生の時ドイツへもチェロ短期留学しています。
大学は音楽と関係のないところへ進み、今は個性的な書店を経営しつつ、
小説を書いています。
自叙伝ではありませんが、作者の経験がかなり作品に投影されているらしいです。

お薦めの本!!

聖火

2010-02-13 | いろいろ
バンクーバー冬季オリンピックが開幕しました。

夜、TVで開会式を見ながら、
ついにこの日が来てしまったと思っていました。
それは・・・オリンピックを夫婦二人だけで観る・・・という日。

家族は変化していくものなのよね、
と、慰めを言いつつ開会式を楽しみました♪
始まる前に、公式練習でグルジアの選手が亡くなったことを知りました。
なんてこと。。。!
冬のスポーツは、大事故の危険性をはらんでいるものも多いです。
日本の選手で、あやうく出られなくなりそうだった選手もいましたね。

開会式、クライマックスの聖火点火で、
「あれ~?もうひとつが出てこない・・・」と思いながらTV画面を撮影。
やはり機械の故障で1本のトーチが出てこなかった模様です。
関係者、大汗!!でしょうね。

マスコミによるメダル予想もかまびすしいですが、
4年にたった1度だけのチャンスに、
選手皆さんが長年の努力の成果を出せるよう祈っています。
ガンバレー!!

無線LAN

2010-02-11 | いろいろ
我が家のパソコンを無線LAN接続に設定しました!

我が町が光ケーブル接続可能となり、
1か月ほど前に光回線となった我が家です。
その時にいろいろなキャンペーンがあり、
無線LANブロードバンドルーターをプレゼントでいただきました♪
そして、WindowsXPのリサイクルパソコンも無料でいただきました♪♪
XPは家にもう1台あったのですが、頂けるというので遠慮なく・・・

PCも安くなりました。
我が家1台目のWindows95デスクトップが25万円、
2台目のWindows98ノートが30万円したのに、
8台目のこれは無料!!

今日、設定しようと思っていました。
天気は霙混じりの雨、午後、ゆっくりできたので。

写真の右側がいただいたPC、キーボードとマウスは新品です。
まずは、リサイクルのXP機の初期設定。
OSはXP HomeEdition、CPUはセレロン、メモリ512MBで
Officeも入っていないというスペックですが、
DVD見たりネットを使ったりするには十分です。

それから無線LAN設定。
割とスムーズに、XPとVISTAの2台とも無線に設定できました。
大変だぞ!と気張っていたので、やや拍子抜け。。。


右側が光のモデム、左が無線LANルーターです。
こんなに小さい!!

XPは2階へ持って行きました。
2階は寝室と子どもたちの部屋が2つありますが、
2つとも空いた子どもの部屋を、着々とマイルームに変更中です♪
TV、CDコンポ、クローゼット、しかも息子の部屋には我が家で唯一コタツもあり、
これでPCがあればばっちり!!
わぁ~2階でも無線でちゃんとネット接続できてる♪
ノートPCのVISTAは手軽にどの部屋へも持っていける♪
無線って手軽~でいいです!

この他に、我が家にはXPとVISTAがまだ1台ずつあります。
これも無線LAN設定して、4台使えるようにしちゃおうかな。
2人暮らしなのに。。。

マンドリン

2010-02-09 | いろいろ
先日、ベルギー駐在中のお友達との新年会がありました。
昨年5月にもありましたので、半年ぶりです。

今回の幹事は私たち夫婦でしたが、それを二人とも全く覚えていず、
年末に「どうする~?」とのお問い合わせがあってビックリしました!
バタバタとあちこち調べて、今回は池袋の居酒屋さんへ。

6夫婦、10名(ご主人お二人欠席)で、周りの若者に負けじと大盛り上がり♪
今回のテーマ(?)は「子どもたちと親の生きていく道」みたいなことになり、
子どもの心配やら、自分の心配やら、整形やら、インプラントの話やら・・・
飲んで食べて爆笑しながら、3時間あっという間に過ぎました。

その中のお一人の息子さんが、アマチュアのマンドリン奏者で、
大阪国際マンドリンコンクールで1位になったそうです!!
受賞記念のリサイタルが今度の日曜日、2月14日にあるそうで、
お母さんから「営業で~す♪」とパンフレットをいただきました。

望月豪くん(と呼んでいた!)です。
2月14日(日)14:30~ 代々木上原の古賀政男音楽博物館内 けやきホールでのリサイタル、
お時間に都合のつく方は是非よろしくお願いいたします。
CDも出しているそうです。

彼の弟さん望月淳くんはドラマーです。
ご兄弟で音楽を「生きる道」にしています。
素敵です♪

どの家の子どもたちも就職がちらついており、
何と大変な時代に就職活動しなくてはならなくなったのだろうと親は心配です。
私たち親は、バブル時代に就職していますから・・・
我が家の子どもたち二人も、全く未定です!
心配はしますが見守るだけで、本人が何とかするしかないですね。