本が好き♪図書館ブログ

私立高等学校図書館からの
メッセージ&日常のあれこれ

高校図書館ブログへようこそ!

Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

図書館だより「LibraryNews9月号」

2020-09-02 | 司書室より
図書館だより「LibraryNews9月」を全中学校・高校生徒に配信しました。
こちらです→Google版

今月号の特集は「青春しよう!おススメの部活動本」として、
学校部活動がモチーフとなった小説を紹介しました。
冒頭画像は平田オリザ 著『幕が上がる』、人気アイドルグループの主演で映画化されて人気となりました。
この作品は、高校演劇部が全国大会という目標を立てたことから恋や勉強よりも演劇ひとすじの日々に・・・
という内容で、とても良かったです。
平田オリザさんの講演会へ行ったことがありますが、大学教授は話が面白くて上手とビックリしました!
この他、運動部・文化部に分けて「部活動本」を紹介しました。
これらは「熱い!」本が多く、是非、高校生に熱く読んでほしいジャンルです。

コロナ禍で3月から学校が休校、当然部活動も中止、
初めは、家で好きなように時間を過ごせてラクで良い♪と思ったけれど、
次第に「学校へ行きたい!」「勉強したい」「友達と会いたい」「部活動をしたい」
と思うようになったと話す生徒が多いです。
高校生には、今しかできないことに全力で取り組んでもらいたいです!

学校生活の中で部活動の占める位置は大きいですよね。
最近は加入規則が緩くなっているようですが、私が中学生だったころは全員加入が義務で、
中規模校だったので入りたい部があまりなく、中学校の部活動の思い出は良くありません。
でも、高校の時にはやりたいことだったので、文字通り朝から晩まで、お昼休みも頑張り、
今でもその頃の仲間とは2年に一度会っているほど結束が強く思い出もいっぱい。
そんな仲間たちを、そして一緒に過ごす時間を大切に思ってもらいたいです。
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図書館だより「Library News 7月号」

2020-07-01 | 司書室より
図書館だより「Library News 7月号」を全校に配信しました。
こちらです → Google版

今月号の特集は毎年恒例ですが「本を読んで 世界を拡げ 心を豊かに!」として、
第66回読書感想文全国コンクールの中学校・高等学校の部の課題図書を紹介しました。
冒頭画像は高等学校の部の課題図書
『廉太郎ノオト』 谷津矢車 (中央公論新社)
『フラミンゴボーイ』 マイケル・モーパーゴ/作 杉田七重/訳 (小学館)
『キャパとゲルダ:ふたりの戦場カメラマン』マーク・アロンソン,マリナ・ブドーズ/著 原田勝/訳 (あすなろ書房)

そして、中学校の部の課題図書

『天使のにもつ』 いとうみく (童心社)
『11番目の取引』 アリッサ・ホリングスワース/作 もりうちすみこ/訳 (鈴木出版)
『平和のバトン:広島の高校生たちが描いた8月6日の記憶』 弓狩匡純 (くもん出版)

➀文学作品、➁海外文学作品、➂国内外ノンフィクション作品、の3作品です。
紹介しておきながら、私はまだどれも読めていません!

今年度から図書館だよりを中学・高校共通で発行しているので、どうしても記事が少なくなってしまいます。
また、4月からの臨時休校・分散登校で図書館が通常開館できなかったので、
今頃ですが図書館利用の方法を1ページ目の記事にしました。
全員を集めての図書委員会は開かず、クラスごとに毎日の当番の担当を決めた資料を配り、
活動を開始した6月26日からきちんと図書委員は放課後の当番に来てくれています!
お昼休みは私が週に3日中学校へ行ってしまっているので、放課後のみの当番でお願いしています。

やっと少しずつ学校全体が落ち着いてきました。
今までだったら、7月の声を聴くと夏休みも間近♪という感じがしていましたが、
1学期の終業式は8月7日なのでまだまだ生徒共々頑張らねばなりません!
換気のために常時窓・ドアを開放しているので、あまり暑くならないといいのですが・・・
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図書館だより「LibraryNews6月号」 カーリルで予約!!

2020-06-08 | 司書室より
図書館便り「Library News6月号」を発行しました。
1ページ目のみこちらに(Google版、Yahoo版のデータ公開URLは終了したそうです)アップしてあります。
2ページ目は学校固有の情報が載せてありますので、一般には公開できません。
今月号の特集は『「カーリル」を使って検索・予約しよう!』です。

分散登校ながらも、待ちに待った学校再開となりましたが、
感染予防のために図書館は当面の間、館内閲覧・学習利用を中止することにしました。
でも、本を利用したいという生徒たちの声に応えようと、デジタル図書の可能性を探ってみたり、
無料で利用できる図書関係のコンテンツを探してみたりと、試行錯誤の日々でした。

そして、ついに嬉しい情報を得たのですー!
以前、このブログでも記事にしましたが「カーリル」という蔵書検索サービスサイトが、
このコロナ禍の中の学校に向けて「COVID-19 : 学校向け蔵書検索サービスの無償提供」
という嬉しいサービスを始めてくれました!
インターネットからの学校図書館蔵書検索と、予約申し込みを受け付ける簡易的なシステムを、
無料で利用させてくれるというのです。
私はそのための全蔵書データをカーリルに送ったり、予約フォームや回答シートを作成していました。
本校はPC図書館システムを使っていますが、インターネットによる蔵書検索システムが整備されていないので、
検索も予約も図書館に来ないと利用できない状況です。
生徒は登校し始めましたが、それぞれの生徒の登校時間と非常勤の私の図書館在勤時間が合いません。
この「カーリル」の利用を始めれば、生徒たちの手元に本が届けられます!!
中学校高等学校全生徒・教職員に向けて利用方法を配信し、今日から予約・貸出始めます。
ありがとう!カーリルさん!!感謝感謝!!!

図書委員会は、6月中は分散登校なので開催できませんし、活動も無理かなぁ。。。
7月からは、通常に近い形で学校生活が送れたら本当に嬉しいです。
第2波、どうかやってきませんように!!祈
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図書館だより 「Library News 5月号」

2020-05-07 | 司書室より
連休明けの今日、図書館だより「Library News 5月号」を全校に配信いたしました。
こちらです。Yahoo版 Google版
生徒たちのいない図書館はひっそりし過ぎていて淋しい・・・

今月号の特集は「発表!第17回 本屋大賞」、先月発表された本屋大賞の紹介です。
1位から5位までの作品は本校図書館にありますので、ぜひ生徒たちに読んでもらいたいです。
発掘部門「超発掘本!」の『無理難題が多すぎる』土屋 賢二 著(文春文庫)、
「翻訳小説部門」第1位の『ア-モンド』ソン・ウォンピョン著(祥伝社)も、
とても面白そう♪
こちらも図書館に入る予定です。

学校再開後に生徒のみんなが新刊本をすぐ借りられるよう図書を用意して待っています。
話題の本を数多く入れましたので、楽しみにしていてくださいね。

「今月の作家」は新型コロナウィルスの影響で著作『ペスト』が世界的にベストセラーになり、
注目を集めているフランスの作家アルベール・カミュを取り上げました。
代表作の一つである『ペスト』の出版は1947年 、私は未読ですが興味あります。
フランツ・カフカの『変身』とともに代表的な不条理文学として知られています。
カミュは1957年に40歳台前半でノーベル文学賞を受賞しますが、
46歳という若さで交通事故のため亡くなってしまい、今年はカミュの没後 60 年にあたります。

今日は満月、朧月夜です。
  
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図書館だより「Library News4月号」

2020-04-09 | 司書室より
今年度最初の図書館便り「Library News4月号」を中学校・高校生徒に配信いたしました。
こちらです → Yahoo版 Google版
今年度から、中学校・高校両方の図書館の運営・管理をすることになりました。

7日に国から当県にも緊急事態宣言が発令され、
県からの要請もあり、本校も5月6日まで引き続き休校となってしまいました。
入学式も始業式も出来ないまま、生徒たちにとっては辛い状況となっています。

本校図書館ももちろん休館、そんな中、生徒たちに何か本に関する情報を発信したいと思い、
今月号の図書だよりはネット上で公開されている本の情報を載せました。
まずは「青空文庫
誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集ている活動で、
著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、
テキストと XHTML(一部は HTML)形式に電子化した上で揃えています。

それから、文部科学省の
「臨時休業期間における学習支援コンテンツポータル サイト(子供の学び応援サイト)」の中に、
子供の読書キャンペーン~きみの一冊をさがそう~」が設置されました。
スポーツ庁長官、文化庁長官をはじめとした方々のおすすめする本や、
読書関係団体等の取組などが紹介されています。

その中で、全国学校図書館協議会の取り組み「今こそ ホンヨモ!」では、
年代別にお薦めの本を紹介しています。
図らずも長い時間を手にした子どもたち、本によって外の世界へ出てもらいたいです!
何かに夢中で取り組んでいる時、人はストレスや不満を感じにくくなると思います。

教職員は5月6日までシフト勤務となり、シフト以外は在宅勤務となり部活動も中止です。
私は、今日は在宅勤務でした。
今後、年間行事を大幅に見直し、始業式、終業式、定期考査、長期休業などは
例年とは異なる時期に行うことが検討されています。

戦後生まれにとっては前代未聞のこの状況、みんなで協力して乗り切りましょう!
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図書館だより「Library News 2月号」

2020-02-03 | 司書室より
図書館だより「Library News 2月号」を発行しました。
こちらです → Yahoo版 Google版
ついこの前2020年という近未来的な年になったと思ったら、あっという間に2月です!
今日は節分、明日は立春の日、今年は暖冬ですが皮肉なことに立春後にこの冬一番の寒波が襲来するとか。

今月号の特集は、ブログですでに記事にした「第162回芥川賞・直木賞発表!!」として、
芥川龍之介賞の古川真人 著『背高泡立草(せいたかあわだちそう)』(すばる 十月号)
直木三十五賞の川越宗一 著『熱源(ねつげん)』(文藝春秋)
を紹介しました。

「今月の作家」として、原 民喜(はら たみき)氏を取り上げました。
広島県出身で被爆し、わずか45歳で自ら命を絶ってしまった作家です。
先日、センター試験国語科小説の問題文が原民喜の『翳(かげ)』(1948年)からの出典だった、
という記事も載せました。
原爆の詩「コレガ人間ナノデス」「燃エガラ」「水ヲ下サイ」「永遠のみどり」も有名です。

ベストセラーとなった宮下奈都 著『羊と鋼の森』の中に、
原民喜の随筆『沙漠の花』からの文章が繰り返し出てきます。
「明るく静かに澄んで懐しい文体、
少しは甘えてゐるやうでありながら、きびしく深いものを湛へてゐる文体、
夢のやうに美しいが現実のやうにたしかな文体」
主人公が調律師の師と仰ぐ先輩に「めざす音」を問われたときの答えですが、
原民喜自身がこのような作家を目指していたとも思われます。

2018年に梯久美子 著『原民喜 死と愛と孤独の肖像』岩波新書(冒頭画像)が刊行されました。
こちらも是非読みたい作品です。 
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図書館だより 「Library News 1月号」

2020-01-08 | 司書室より
今日から、図書館では受験を控えて自宅研修となった3年生が朝から大勢勉強しています。
図書館便り「Library News 1月号」を発行しました。
こちらです。Yahoo版 Google版

新年号の特集記事は「2019年 年間ベストセラー」
書籍取り次ぎ大手の日販が発表した<総合>部門の1位から10位は以下のような結果です。
*印は、本校図書館にありますので、是非借りに来てくださいね。

1位 『一切なりゆき 樹木希林のことば』 樹木希林 文藝春秋
2位 『おしりたんてい かいとうとねらわれたはなよめ』 トロル ポプラ社
3位 『樹木希林 120の遺言』 樹木希林 宝島社
4位 『医者が考案した「長生きみそ汁」』 小林弘幸 アスコム
5位 『新・人間革命(30・下)』 池田大作 聖教新聞社
6位 『メモの魔力』 前田裕二 幻冬舎 *
7位 『妻のトリセツ』 黒川伊保子 講談社
8位 『日本国紀』 百田尚樹 幻冬舎
9位 『FACTFULNESS』 ハンス・ロスリング オーラ・ロスリングほか 日経BP発行 *
10位 『そして、バトンは渡された』 瀬尾まいこ 文藝春秋 *

総合部門の第1位に輝いたのは一昨年前にご逝去された、
女優・樹木希林 著『一切なりゆき 樹木希林のことば』(文春新書)150万部を突破、
第3位にも著作がランクインしました。
女性の20代から80代に至るまでどの世代でも最も読まれた本になり、
あらゆる世代に支持されたことがヒットの要因と分析されています。

本の雑誌『ダ・ヴィンチ』1月号特集は「BOOK OF THE YEAR 2019」
このランキングは単なる売り上げ順ではなく、全国の書評家、書店員、ダ・ヴィンチアンケート会員、
読書メーターユーザーなどの “本の目利き“たちの投票によってつくられています。
こちらの小説部門のベスト10は以下の通り。

1位 『ノーサイド・ゲーム』 池井戸潤 ダイヤモンド社 * 
2位 『小説 天気の子』 新海誠 角川文庫
3位 『沈黙のパレード』 東野圭吾 文藝春秋 * 
4位 『本と鍵の季節』 米澤穂信 集英社 * 
5位 『いけない』 道尾秀介 文藝春秋 
6位 『ノースライト』 横山秀夫 新潮社 
7位 『熱帯』 森見登美彦 文藝春秋 *  
8位 『フーガはユーガ』 伊坂幸太郎 実業之日本社 * 
9位 『むらさきのスカートの女』 今村夏子 朝日新聞出版 * 
10位 『新章 神様のカルテ』 夏川草介 小学館 *

首位に輝いたのは、実業団ラグビーチームを題材とした物語、働く大人の圧倒的支持と、
TVドラマ化、ラグビーW杯での日本代表の活躍と、話題性に富んだ作品でした。
その他もベテラン作家の質の良い作品が並び、私も読了した作品ばかりです。
横山秀夫 著『ノースライト』によって伝説の建築家ブルーノ・タウトを知りました。
群馬県前橋市の少林山達磨寺には、ブルーノ・タウトの旧居洗心亭があるそうで、
いつか行ってみたいと思っています。

「今月の作家」は「サザエさん」で知られる1月生まれの漫画家 長谷川町子さんを取り上げました。
東京都世田谷区に自筆の原画と収集品を公開する「長谷川町子美術館」があり、
今年生誕100年を記念して「長谷川町子記念館」が4月に開館するそうです。
3世代同居で茶の間でちゃぶ台を囲んで食事する、今ではあまり見られない光景です!
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図書館だより「Library News 12月号」

2019-12-02 | 司書室より
図書館だより「Library News 12月号」を配信しました。
こちらです。Yahoo版 Google版

今月号の特集は「君に贈る本大賞 元気をくれる本BEST20!」
このブログでは読書週間の時にすでに記事にしていますが、今回は20位までを紹介します。

1位 『友だち幻想』 菅野仁 筑摩プリマ―新書
2位 『きみの友だち』 重松清 新潮文庫
3位 『友情』 武者小路実篤
4位 『走れメロス』 太宰治
5位 『かがみの孤城』 辻村深月 ポプラ社
6位 『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子 新潮文庫
7位 『バッテリー』 あさのあつこ 角川つばさ文庫
8位 『武士道シックスティーン』 誉田哲也 文春文庫
8位 『ぼくらの七日間戦争』 宗田理 角川つばさ文庫 
10位 『スタンド・バイ・ミー』 スティーブン・キング 新潮文庫
10位 『夏の庭』 湯本香樹実 新潮文庫
12位 『友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』山中伸弥 
13位 『銀河鉄道の夜』宮沢賢治 
   『4TEEN』石田衣良 
   『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ 
   『いちご同盟』三田誠広 
   『君の膵臓を食べたい』住野よる 
18位 『十五少年漂流記』ジュール・ヴェルヌ 
19位 『何者』朝井リョウ 
   『エイジ』重松清

部活動を引退し進路が決まった3年生には、卒業までにこれらの本を是非読んでもらいたいです。
やっと時間が出来た今、これからの4か月を有効に使って欲しい!

今月の作家は、今年生誕120年となるアーネスト・ミラー・ヘミングウェイを取り上げました。
先日、図書館で生徒から「おススメの英米文学を教えてください」とお願いされ、
短い作品が良いというので、久し振りにヘミングウェイの『老人と海』を思い出しました。
1954年にノーベル文学賞を受賞。
若い頃『老人と海』を読み結末にあっけにとられましたが、今読んだらきっと違う感想を持つかもしれません。

2年生は修学旅行から帰って来ました。
旅行中に沖縄県庁を訪問し、首里城の再建・復興の一部として修学旅行団(2学年)より寄付をお渡ししたそうで、
こちらのネットニュースに写真入りで取り上げられました。
心に残った修学旅行になったことでしょう。
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図書館だより 「Library News 11月号」

2019-11-05 | 司書室より
図書館だより「Library News 11月号」を発行しました。
こちらです→ Google版 Yahoo版
今月号の特集は先日記事にしたばかりの「第73回 読書週間」についてです。

「今月の作家」は、今月3日に85歳でお亡くなりになったSF小説作家の眉村卓氏を取り上げました。
会社員、コピーライターを経て、SF『下級アイデアマン』で認められ作家生活に入られ、
泉鏡花賞を受賞した『消滅の光輪』など、未来社会における組織と個人の関係を描く作品の他に、
『なぞの転校生』『ねらわれた学園』など年少者向けの作品も多く、私も中学生の頃読みました。
『ねらわれた学園』は81年に映画化、
『とらえられたスクールバス』は「時空の旅人」として86年アニメ映画化され、
このアニメ映画のキャラクターデザインは萩尾望都、劇中歌は竹内まりやと、
私世代には超メジャーなスタッフが担当していたのですね!!

また、がんと診断された妻の悦子さんが亡くなるまでの5年間、毎日1編のショートショートを書かれました。
なるべく気持ちが明るくなるように楽しく笑える話を書いて、毎日読んでもらい、
「作家の僕にできることは妻を楽しませること」とお亡くなりになった日まで全1778篇書き続けられました。
余命宣告された妻に向けて楽しい作品を書く、そのお気持ちはどれほど辛かったでしょう。
眉村さんの優しさに心を打たれました。
この実話は「僕と妻の1778の物語」としても映画化されています。
観ようと思っていながら見逃したので、追悼番組としてこの映画をTV放送してくれないかなぁ。。。

謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
合掌



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図書館だより 「Library News 10月号」

2019-10-01 | 司書室より
連日30℃前後の暑い日が続きますが、校地内に銀杏やドングリが落ち始め秋を感じます。
学校は年度で1年間が成り立っているので、10月の声を聞くと「今年度もあと半年」と思います。
図書館だより「Library News 10月号」を発行しました。
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今月号の特集は「作家の命日『文学忌』を知ろう」です。
先月はお彼岸、今月はハロウィーン、ということで故人に思いを馳せる季節でもありますね。
そこで、作家たちの命日に付けられた「文学忌」を取り上げてみました。
有名なところでは梶井基次郎の「檸檬忌」、太宰治の「桜桃忌」、芥川龍之介の「河童忌」
他に、「アンドロメダ忌」や「憂国忌」「蝸牛忌」などあります。
名の由来は本人の名前、作品名、好きな花、描いた画題、等様々ですが、
残されたファンや関係者が名付け、命日にその業績を偲ぶ会や講演会など開きます。
作家以外の著名人の忌日名はあまり聞かないので、文学会独自のものなのでしょうか。
生誕日ではなく命日、作家はその亡くなり方も衝撃的である場合が多いので、
その日を重要視するのは仏教の影響か日本人ならではの心情でしょうか。

今月の作家は、今年生誕110年を迎えた太宰治を取り上げました。
折しも、私は公開中の映画「人間失格」を観たところです。

太宰の著作は長い間読み継がれ、人となりがメディアで繰り返し取り上げられ、
今回の映画で私はつくづく「太宰って本当にダメ男だけれど憎めない」と思ってしまいました。
実家は裕福なお坊ちゃま、東大仏文科に入学する頭脳の持ち主で、見た目も姿も格好良く、
人と楽しむことが大好きで、女性にはマメで優しいけれどもとんでもない女たらしなのです。
でも、どの女性にも「君のことが一番好きだった。」と言って信じさせる魅力があり、
身内にいたら困りものですが、太宰の魅力を小栗旬が美しくとても素敵に演じていました。
監督が蜷川実花さんなので華やかで美しい映像美、
ただ、文学性や作家の精神性などを求める方には満足出来ないかもしれません…。
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