今日は二十四節気の「大暑」、昨日梅雨明けしたのでいよいよ夏真っ盛りです!
とはいうものの、7月に入ってから湿度が高いうえに38℃超えという酷暑の数日を経験済みなので、
この2.3日は風もあり最高気温32℃は過ごしやすく感じてしまいます。
夕方から、隣県のお気に入りホールでクラシック音楽会を楽しみました♪
我が家から車で3分の最寄り駅で無料駐車場に停め、
ガラガラの2両のディーゼル車でゆっくり読書しながらトコトコ30分、
駅コンコースから5分で素晴らしい会場に到着と、楽ちんで良いこと尽くし!
今日の演奏会は、6年ぶりに来日したドイツの名門オーケストラ「ハンブルク交響楽団」、
巨匠シルヴァン・カンブルランが首席指揮を務めます。
7月14日の浜松での演奏会を皮切りに全国7カ所で日本ツアーが行われ、今日が最終日です。
各地でのソリストは角野隼斗(ピアノ)、マルティン・ガルシア・ガルシア(ピアノ)、宮田 大(チェロ)と、
若手ナンバーワンたちで、巨匠と名門、エネルギー溢れる若手との共演が話題でした!
図らずも、私は
今月初めに同じ楽曲を別のオーケストラで聴いていたので、聴き比べも楽しみ♪
指揮:シルヴァン・カンブルラン
ピアノ:角野隼斗
管弦楽:ハンブルク交響楽団
<プログラム>
・ベートーヴェン:「エグモント」序曲 op.84
・バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 Sz.119
アンコール ニコライ・カプースチン:8つの演奏会用エチュード op.40 7、8
・チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 op.36
アンコール ドヴォルザーク:「スラヴ舞曲」op.72-2
お目当ての角野隼斗さんのピアノの音が、今日はよりくっきりと綺麗に聴こえ、迫力がありました!
座席の場所、ホール、ピアノ、オーケストラ、私の体調、演奏、何が関係したのかわかりませんが、
前回はピアノの音があまりよく聴こえなかったのです。
バルトークの第2楽章が本当にキラキラで透明で、森で木漏れ日の中にいるようでした♪
アンコールのカプースチンは
2月に上田で聴いた曲、ノリノリでとても楽しそうで思わず笑顔に。
チャイコフスキーの交響曲第4番は、今までに他のオケで何回も聴いたことありますが、
指揮者が身体全体で音楽を表現しながら指揮されていて、オケも身体を揺らしての大熱演、
こんなに前のめりでしっかり見ながらクラシック音楽を聴くのは身内演奏会以外はあまりないかも。
情熱的で各楽器の良さが引き出される、とても素敵な曲だなぁと改めて思いました。
曲が終わるや否や、スタンディングオベーションでの拍手喝采が鳴りやまず、
アンコール曲も素晴らしく、興奮する観客の様子を見て急遽曲を変更したようでした。
(裏に別の曲が印刷してあるのが透けて見えて、急遽手書きに!?)
日本での最後の演奏に、楽団員同士が最後にハグし合っている姿も印象的でした。
この市は、音楽の流れる街として駅のコンコースでクラシック音楽が流れ、
音楽に関するオブジェがあちこちに♪
4年ぶりに夏祭りも開催されるようでした。