今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

"One for All , All for One"

2015-10-30 | 図書館

"One for All ,All for One"
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」ラグビーの基本精神です。

ラグビーワールドカップ イングランド大会で、日本は南アフリカから大番狂わせの勝利を挙げました!
そこから、ワールドカップで3勝という大活躍とともに五郎丸選手のキック前ポーズが話題となり、
日本国内は近年にないラグビーフィーバー。
今日は、日本が最優秀チームの候補に選ばれるというビッグニュースもあり、まだまだブームは続きそうです。
野球やサッカーに比べるとマイナーなスポーツであるラグビーがこのように話題になることは喜ばしいです!
以前は、お正月には必ずTVで全国高校ラグビー大会を見ていたものです。

ラグビーというスポーツの持つ「精神」を表す有名な言葉が2つあります。

"One for All ,All for One" 「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
この言葉を知った時、素晴らしいと思いました!
だから、得点した選手が派手なガッツポーズなどをする姿は少ないのです。
後ろにボールを投げながら前へ進み、みんなでパスをつなげながら取ったトライなのですね。
実はこの言葉の語源は、フランスのアレクサンドル・デュマ・ベールの小説「三銃士」で、
主人公のダルタニヤンが言った言葉なのです。
以前見た映画『三銃士』でもこの言葉が出てきました。

もう1つは "No Side" (ノーサイド)
主審が試合終了の笛を吹いたあと「ノーサイド」と叫びます。
「ゲームセット」や「エンドゲーム」などではなく「ノーサイド」、
敵のサイドも味方のサイドもなくなり、みんなが仲間になりお互いに健闘を称えあうのです。
「No Side」と言えば、ユーミンの曲も思い出します。
全国高校ラグビー大会決勝戦をモデルにした、心にしみる素敵な歌詞&曲で大好きな歌の一つです。

試合中は監督はベンチに入らずスタンドで見守るだけ、というのもあまりありませんね。
キャプテンを中心に選手達自らが責任を持ってプレーしなければなりません。
フェアプレイ精神を持った紳士的な大人のスポーツです。
本校ラグビー部も少しずつ活発になってきていて、これからが楽しみです♪

読書週間

2015-10-27 | 図書館
今日から読書週間が始まります。
11月3日の文化の日をはさんだ2週間と決まっているので、今年は週の途中の火曜日から。

今年の標語は「いつだって、読書日和」、
ポスターは小説の主人公たちが本からあふれ出ているデザインとなっていて、作品が思い浮かびますね。

読書週間の歴史は・・・
1924年に、日本図書館協会が11月17日から11月23日までの「図書週間」を制定していました。
大正13年です!
ずいぶん前から、読書への関心があったのですね。
1933年には「図書館週間」と改称され、出版界では「図書祭」が開催されていました。
しかし、その後、戦争ですべて文化的なものは中止…
終戦後の1947年(昭和22年)、「読書週間実行委員会」が結成され、第1回「読書週間」開催、
2回目からは「文化の日」を挟んだ10月27日から11月9日までの2週間となり、現在に続いています。
「読書週間」が始まる今日10月27日は、「文字・活字文化の日」です。

この読書週間に合わせて、毎年埼玉県から「県民が選んだ埼玉県推奨図書」が発表されます。
今年の高校生・青年の部は次の5冊です。

『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』 佐々涼子 早川書房

『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子 新潮社

・『「自分」の壁』 養老孟司 新潮社

『明日の子供たち』 有川浩 幻冬舎

・『跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること』 東田直樹 イースト・プレス

このブログでも紹介した本が3冊含まれています。
1年前から投票が始まるので、時期としてはちょっと時間がたった本の印象があります。
それほど、本の世界の動きは早いということでもありますね。

結婚式

2015-10-25 | いろいろ
昨日は息子の結婚式でした。

場所は、表参道のおしゃれな結婚式場、挙式は独立型チャペルで。
青いバージンロードの先にはステンドグラスやパイプオルガン、
英国の教会で120年以上の時を刻んだ本物のアンティークだそうです。
(画像の一部をHPよりお借りしています)

 
天気が良くて最高でした!
挙式後チャペル前で参列者の皆様からフラワーシャワーを浴びた二人は、併設のカフェの中を通って、
表参道の街並みを少し歩き、一般の方々にもたくさんお祝いのお言葉をいただきました。 

披露宴会場は1階ごとにすべて貸し切りで、グリーンと白を基調にした爽やかで若々しいセッティング。
 

シャンパンに始まるフレンチのフルコース料理もとっても美味しかったです♪
・フォアグラのソテー トリュフと茸のリゾット添え
・真鯛と穴子のかぶら蒸し
・キャンパス仕立ての平目のヴァプール 生姜風味のバターソースで
・パルフェ・タムール(アンフュージョン)
・国産牛ロースと和風野菜の多喜合わせ ポ・ト・フ仕立て
・栗入りお赤飯
・デザート
 
鯛の型の器に入ったお赤飯! 正装で出席したおチビが気に入ってました。

人付き合いを大切にする二人らしく、お客様のためにいろいろと凝った演出&趣向が。
お色直しをして出てきた二人、新郎の息子が背負っていたのはヱ〇スビールの巨大タンク!
各テーブルをまわってビールサーブをし、大盛り上がり。(特に男性テーブル)

パーティーの最後は、扉を開けるとゲストロビーで何とデザートビュッフェ!
皆様から歓声が上がりました♪(特に女性テーブルから)
  
今度はシェフのスタイルに着替えた息子がウェディングケーキのサーブをし、
チョコレートファウンテンもあり、
私は着物の袖を振り乱してダッシュで取りに行きたいところでしたが、グッと我慢…
二人ですべて決めた式だったので私たちは何も知らず、楽しいサプライズがいっぱいでした! 

会社の方や学校時代のお友達、親戚や祖父母そして両親に囲まれて、二人はとびきりの笑顔。
息子のお客様は、わが家にいらしたことのある方も多く、「お久しぶりです~!」などとお話も弾みました。
私たち親だけでは出来ないことを、周りの皆様のお力があって息子が成長出来たと、感謝しています。
そして、また、新しい家族が増えたこと、とても嬉しく思い、我が子同様に大切にしたいです。
私自身この家に別棟とはいえ同居で嫁に来て、2年前には娘も嫁がせているので、
その辺のことは気を付けて、二人を尊重して相談されたとき以外は遠くから見守っていますね。
二人はまだ25歳、すでに入籍を済ませ都内で一緒に暮らしています。
よく二人でダイビングに行っていた石垣島で前撮りも済ませています。

クライマックスの新婦からの手紙、主人の挨拶、息子から皆様へのお礼の言葉の頃には、
もう、新郎新婦両家両親とも涙なみだとなってしまい、感謝と感激のうちに式は終わりました。
その時に、新郎新婦の生まれた時の重さのテディベアと花束を、それぞれプレゼントされました。
それから、手紙も。。。
 

我が家の家紋の入った黒留袖、娘と息子の結婚式で着ましたが、もう着ることないでしょうね。
お役目果たせました。

図書館間相互貸借

2015-10-22 | 図書館
最近、専門的な本を利用することが多く、近隣の図書館では見つかりません。
加えて、日常的に利用していた本校のある市の市立図書館が改修のため2か月間の休館、
他の図書館を利用させていただいています。

「図書館相互貸借」という便利なシステムがあります。
利用者の希望の図書を、所蔵する他館にその利用を申し込み、それを取り寄せて貸し出してくれ、
遠くの図書館へ行かなくても、地元の図書館で受け取れます。
今は、ネットで図書館の蔵書が調べられて、本当に便利になりました。
近隣の図書館へ行き、県内の図書館から希望の図書を取り寄せていただきました。
県立熊谷図書館、朝霞市立図書館、所沢市立図書館、毛呂山町立図書館、から、
はるばる我が家まで♪
有難いことです。

先日は、何十年ぶりかで県立熊谷図書館へ行ってきました。


高校生の頃は良く利用し、その後、市立図書館が新しくなってから足は遠のいていました。
通っていた高校から近かったので行きやすく、帰りに友人とあんみつ屋さん(夏はカキ氷)へ寄ったものです。
その図書館は、今もあの頃と変わらない姿でありましたが、それにしても古びています・・・
あちこちに素敵な図書館が新築される中、この古さと狭さは何とかしないと!
来月から改修工事だそうですが、新築してもらいたい!!

我が住まいのある地元図書館では、県立図書館から借りられないということも判明!
その理由が、我が町図書館はFAX利用しか出来ずネット環境がないから、という淋しいもの。
これも何とかしたいですね。
埼玉県内に書店ゼロの自治体が5つ、
残念なことに我が町もその一つなのですから、せめて図書館は充実してほしいです。



小さい頃から本好きで、書店巡りが趣味の一つだった私は、
結婚してこの地に来て、町に書店がないことにものすごく驚き、悲しみ、残念に思い、
「みんな不自由はないのだろうか?」と不思議に思いました。
図書館もなく、公民館にちっちゃい図書室があるだけで、利用している人もほとんどいませんでした。
今は図書館も出来て良くなりましたが、他を見るとまだまだですね。

TVドラマ

2015-10-19 | 本の紹介
秋のTVドラマが始まりました。
好きな番組以外はあまりTVを見ないのですが、ちょっと気になるものが。

まず、原作が単行本の西尾維新著『掟上今日子の備忘録』、池井戸潤著『下町ロケット』
両作品とも本校図書館に入っています。
私は西尾維新さんの本はあまり読まないのですが、生徒たちにはとても人気があり、
リクエストもとても多いのですが、シリーズものが多くて巻数の多さにセーブしています。
池井戸潤の『下町ロケット』は4年前の直木賞受賞作で、一度CSでドラマ化されました。
どうしてまた、今頃なのかなぁ?と思っていたら、今月から続編の新聞連載が始まり、
来月『下町ロケット2 ガウディ計画』として出版されるようです。

「偽装の夫婦」は主人公が図書館司書という設定に魅かれて見ています。
春ドラマの「戦う!書店ガール」も原作本が本校にもあり、視聴率は低かったようですが見ていました。

朝のNHK「連続テレビ小説」は、前作はあまり興味が持てなくて見なかったのですが、
今回の「あさが来た」は玉木宏さんが出ているので見始めたら面白いです!
(数年前、娘の大学の学園祭で玉木さんのトークショーを見た際、すぐそばでお会いしました♪)
主人公の白岡あさのモデルは大阪を拠点に活動した起業家の広岡浅子で、
その生涯を描いた古川智映子の『小説 土佐堀川』を原案としているそうです。
幕末から大正の、日本人の女性が表舞台に出ることがなかった時代に、
企業経営者として、銀行や生命保険会社、更には女子大学を日本で初めて作る、という女性起業家!
これからも楽しみ♪

NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は、当初期待していたほど面白く感じなく、視聴率も低いようです。
何となく惰性で見ていましたが、先週から舞台が群馬県になったら新たな楽しみが!
この近隣は群馬県に接していて、熊谷市以北は埼玉県最北部=群馬県南部とさえ言われています。
さいたま市よりもはるかに高崎市の方が親近感があります。(この地に来て早30年近く、そうなってしまった…)
群馬の人々の話す上州弁があまりにも身近で面白い♪
この近隣の言葉も同じようなのですが、TVで聞くと「こんな風に聞こえるんだぁー!」って笑えます。
「もう行ったんかい?」「早くやっちゃわねえと。」「見てくんない」「そうだいね」。。。
遠くの山は赤城山、風が強くて埃っぽい、女性たちは豪快でかかぁ天下、ご馳走はおっきりこみと鯉料理、
うんうんと頷きながら、笑いながら、楽しく見ています。

他におすすめのドラマがありましたらお知らせくださいね。

村上春樹 著 『職業としての小説家』

2015-10-15 | 本の紹介
学校は今日から2学期中間テスト、図書館は午後も勉強する生徒たちでいっぱいです!

話題のエッセイ本、読了しました。

村上春樹 著 『職業としての小説家』 スイッチ・パブリッシング

初刷だけで10万部を印刷したり、紀伊國屋書店が初版10万部のうち9万部を買い占めたりと、
話題になるのは日本を代表する小説家「村上春樹」ならではの現象ですね。
重版部数は2~3万部らしいです。

初出は、第1章から第6章までは、雑誌「MONKEY」vol.1~6に連載、
第12章は雑誌「考える人」2013年夏号(新潮社)に掲載、他は書き溜めてあったものだそうです。
今年9月に発行というタイミングは、出版社はノーベル文学賞を頭においていたのでしょうね。

今まで「村上春樹はわからない」と思っていた人にも、この本は大変わかりやすいです。
全体としては、小説を書くためのマニュアル本の形式をとっていますが、
それは、作者が今まで35年間、どのようにして小説を書いきてきたのか、を語っています。
小説家とはどんなタイプの「人種」なのか、自身が小説家になったきっかけ、文学賞について、
表現のオリジナリティーとは、誰のために、どのように書くのか…etc、
村上春樹の今までの作品とともに、作者の思いが綴られます。

これを読んで、村上春樹の文体について今まで謎だったことが理解できました。
私は、村上春樹の作品は一つひとつの文章は簡単だけれど、語ろうとしている「主題」が難しい、
と思っていました。
文章が簡単なのは、
「最初の作品を英語で書いてそれを日本語に翻訳してみた。すると、とても自分らしい文体が出来上がった。」
だからみたいです。
そうだったのかー!

この本についても、村上氏の言動についても、ノーベル文学賞に選ばれないことについても、
世間はいつも騒がしいです。
そんな中で、ぶれずに35年間作品を書き続けていることは、やはり評価されるべきことなのではと思います。
日本人の持つ「作家」のイメージを覆し続けている、先駆者的な部分は素晴らしいと思います。
「アンチ村上」の方も、是非、ご一読を。
(60歳にもなって自己中!と、余計に嫌いになったりして。。。)

合唱団演奏会&エステ

2015-10-13 | 音楽
3連休の最終日、久し振りに都内へ出かけました。
知人が合唱団に入っていて、その演奏会にお招きいただきました。 

場所は千代田区紀尾井町にある紀尾井ホール、ここでの演奏会を聴くのは初めてです。
紀尾井町という町名は、紀州徳川家中屋敷、尾張徳川家中屋敷、彦根井伊家中屋敷に由来しているそうで、
(それぞれ紀州家、尾州家、井伊家)、各家の文字を1文字ずつとって町名としたそうです。
そうだったのね!
ホール周辺には、なるほど大名屋敷跡地を示す碑がありました。

・紀伊和歌山藩徳川家屋敷跡   ・尾張名古屋藩屋敷跡   ・近江彦根藩井伊家屋敷跡 
   

ホールは木が多用されており、とても素敵♪
シューボックス形式で1階と2階にバルコニー席がついています。

<プログラム>
・「春の岬より」(三好達治の詩による) 番場俊之 作曲
・哀歌(ネーニエ) ブラームス 作曲
・グロリア・ミサ プッチーニ 作曲

 指揮:前田幸康
 独唱:テノール…市川浩平 バス…赤木克行
 合唱:東京合唱団
 管弦楽:東京KMG管弦楽団

オーケストラの伴奏で、主として西洋宗教音楽を演奏しているアマチュア混声合唱団です。
オーケストラの演奏会ばかりへ行っていたので、オケと合唱の演奏会に初めは少し違和感が…
でも、終りに行くほど演奏が素晴らしくなり、ミサ曲にすっかり癒されました。
加えて、東京KMG管弦楽団というオケ、伴奏なので少人数ですが素晴らしい!

その後、すぐそばのホテルでエステ♪


1年ほど前にも行ったエステ店で、また「整体30分+アロマオイルトリートメント60分」の90分コース。
整体師の先生が全身の状態を診てくれるので、自分の体の癖やゆがみがわかり、
前回とても良かったのです。
今回は、春先に首の激痛に襲われたことをお話ししたら、ストレートネックが原因で肩と背中も凝っているとのこと!
なるほど!!そうだったのですね。
いつも「背中がバリバリです。」とマッサージの方に言われるのですが、
その原因がよくわからなくて、ひたすら背中と肩にマッサージクッションを使っていました。
肩こりの原因が首にあったとは!目から鱗でした。
自分で出来る体操やヨガ、姿勢などを教えていただき、今回もとても良かったです。
その後のオイルマッサージも最高に気持ちが良く、半分くらい眠ってしまいました。

昨日一日で、9月ごろから背負っているいろいろが少し降ろせ、かなりリフレッシュできました♪

映画 「図書館戦争 THE LAST MISSION」

2015-10-11 | 映画
公開をずっと楽しみにしていた映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」見てきました!!
岡田くんが主演ですから、公開初日に!
本校図書館にもJLA「日本図書館協会」からポスターが送られて来て、図書館入り口に掲示しています♪
(今日の記事は図書館LOVEに溢れた長い文章なので、ご興味のある方だけどうぞ…)

この映画の原作、有川浩さん著作『図書館戦争』を読んだのはもう10年も前(過去記事)、
その第1作目の映画「図書館戦争」を見たのは2年前、キャストもピッタリで最高でした!
今回の映画公開に先立って、TVドラマ特別企画『図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ』も放送されました。
原作シリーズは全四巻、スピンオフとして『別冊・図書館戦争』が二巻発売されています。
映画1作目は第1巻『図書館戦争』が、TVドラマは第2巻『図書館内乱』、
そして今回の映画2作目は第3巻『図書館危機』第4巻『図書館革命』が原作となり、ついに最終章へ!!

映画は、主役の岡田くんの凛々しく強いのが素敵で、またまた最高に良かったです!
戦闘シーンも多く、格闘技が特技の岡田くんの大活躍にハラハラドキドキが止まりませんでした。
岡田くんをはじめ、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明、石坂浩二ら今までのキャストに加え、
新たに福士くんの兄役として松坂桃李(イケメン兄弟で激似!)、中村蒼、土屋太鳳という豪華な出演陣です!

映画のロケ地として使われた図書館がどこも本当に素晴らしくて、ため息が出ます。
左:新潟県十日町市十日町情報館 右:茨城県水戸市立西部図書館
 

前作と同様に陸海空の自衛隊も全面協力したそうで、見覚えのあるこの近隣の風景も出てきます。
これから映画を見る方のために詳細は伏せますが、
福士蒼汰の兄で敵役の松坂桃李くんの言葉が心に残っています。

「本のために死を覚悟して戦って、戦闘で傷ついたり、そんなことをしているなんて、
世間の人は気にもとめていないし、関心もないし、知りもしない。
本のために命を賭けるこんな戦闘なんてバカバカしいのだ!」

そうなのです。
世界で戦争が起こっていても、子どもが餓えていても、
私を含めて誰でも自分から遠い話題にはあまり関心が持てないのです。
スーパーの野菜が高値であることは嘆くのに、
その野菜を作っている農家にとっては生計に関わる大事になっていることには、気持ちが及ばない。
でも、それがある意味では「平和」っていうことなのかもしれません。

映画のグッズも思わず買ってしまいました♪
クリアファイルと2016年卓上カレンダー(私で売り切れ!) クリアファイルの裏も2016年カレンダー
 

この作品中で「日野の悪夢」という事件が繰り返し出てきます。
メディア良化委員会に同調する政治結社(過激派集団)が日野市立図書館を襲撃した事件で、
それがきっかけで図書館の防衛組織「図書館隊」が組織されます。
前からどうして「日野市」なのかなぁと思っていました。
私は、今年の4月から個人的に図書館の勉強をしているのですが、
勉強する中で日野市立図書館が現代の公共図書館において重要な役割を果たしたことを知りました。
(図書館関係者には周知の事実でしょうが、今ごろ…の私。)

1963年に出された「中小都市における公共図書館の運営(中小レポート)」は、
日本図書館協会が住民本位の図書館の在り方を提言したものです。
移動図書館バス1台から出発した日野市立図書館は、現代の地方公共図書館の先駆者でした。
しかし、そのシンボル的存在だった移動図書館「ひまわり号」が、
何者かによって放火されるという事件が実際に1989年に起こりました。
もし悪意を持って図書館を攻撃したのだとしたら…?!
それを作者の有川浩さんがご存知で「日野の悪夢」を設定されたとしたら、すごいなぁと思います。

図書館は何千年も続いてきた人類の叡智の宝庫、
その図書館で誰でも好きな本を無料で借りられるのは、遠く古代からの先人たちのおかげです。
それがどれほど尊いことかを、「図書館史」を勉強する中で強く感じています。
これからも、この自由と権利は守らなければなりませんね。

秋のそよ風コンサート

2015-10-09 | 学校のこと
10月11日(日)に、本校吹奏楽部の「秋のそよ風コンサート」が開催されます。
放課後、司書室に図書委員を務める吹奏楽部員の生徒がチラシを持って来てくれました。
「直前になってしまい、本当にごめんなさい。」と。

<プログラム>
・時に道は美し:長生 純
・第六の幸福をもたらす宿:M.Arnold
・喜歌劇「メリーウィドウ」セレクション:F.Lehar
・学年別ステージ
・HONICHI☆Best Selection 他

開催日 10月11日(日) 開場 13:00 開演 13:30
場 所 本庄市民文化会館
入場料 高校生・一般 500円 中学生以下 200円

皆さんのご来場をお待ちいたしております。
私は残念なことに都合がつかないので、行けません。

今夜、TVで映画「思い出のマーニー」が放映されました。
今週初めに「映画を見る前に原作を読みたい。」と図書館に本を借りに来る生徒もいました。
私は、原作も読んだし、映画も見たし、美術展にも行ったのですが、またTVに見入ってしまいました。
初めからストーリーがわかっていて見るのも、また良いものでした。
マーニーおばあちゃんが、孫の杏奈を心配する気持ちに、泣けてしまいました。
「自分は愛されている。」という自信は子どもにとって本当に大切なものだ、と改めて感じ入りました。

私は、毎日この子に「可愛いね」「大好きだよ」って言っています。

 

もう、見ているだけで癒され、肌寒い朝晩には抱っこしてモフモフで温まっています♪

コラボメニュー

2015-10-08 | 美味しいもの
今日のランチはこれ♪
「ビストロSMAP×セブン‐イレブン共同開発メニュー」の中の、
「3種のレタス&タコスミートサンド」と「いちごしょこら大福」。

期間限定発売で、発売開始日の夕方お店に行ったら、6種類全部が売り切れ!
相変わらずの人気で、SMAPはすごいです~。
発売日前日に放送されたTV「SMAP×SMAP」で5人が店頭に立って販売しているのを、
爆笑しながら見ていました。
この近くで誰か売ってほしかったです。。。

残りのメニューは、
「Wソースカレー(キーマ&チキン)」「生姜香る!根菜ご飯で仕立てた鮭むすび」
「ラー油入味噌を添えた豚汁うどん」「苺ソースのクレームダンジュ」
全種類制覇しなくては!
ずっと最前線で活躍する5人を素晴らしいと思うし、応援したいです。

吾郎ちゃんとソムリエ田崎真也氏がコラボレーションした「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー」、
ネット予約できるはずなのですが、どうやら売り切れとなってしまったようで、予約できません!
もう1種類のジョルジュ デュブッフ氏セレクションの方はあるみたいなので、こちらを予約。
毎年我が家恒例のものも「ジョルジュ・デュブッフ」社なので、きっと美味しいでしょう♪

ノーベル文学賞、今年も村上春樹さんの受賞ならずでした。
受賞者はベラルーシの作家、スベトラーナ・アレクシエービッチ女史となりました。
英大手ブックメーカーの1番人気だったそうで、
著書には『戦争は女の顔をしていない』や『アフガン帰還兵の証言』などがあります。
村上春樹さんは受賞こそ逃しましたが、
その作品は多くの言語に翻訳され、世界中で愛読されているのは本当にスゴイことだなあと思います。

今、村上春樹著『職業としての小説家』という話題のエッセイ本を読んでいますが、
各種文学賞には本人曰く「興味がない。」そうです。
この本については、また後ほど記事にしたいと思っています。