今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

牡丹

2021-04-30 | いろいろ
今日から5日間の七十二候は
【第十八候】 穀雨 末候 「牡丹華(ぼたんはなさく)」
牡丹が大きな花を咲かせる頃。豪華で艶やかな牡丹は「百花の王」と呼ばれています。
中国の国花でもある牡丹は「花の王」と呼ばれ、華やかさの象徴とされ、
日本でも「高貴」や「王者の風格」といった花言葉をもっています。
牡丹といえば「赤」というイメージのため、花の名前に赤を表す「丹」が使われていますね。

そこで、今日は出勤前にボタン寺として知られる立岩寺へ花を見に行ってきました。
(学校はカレンダー通り、今日は出勤です。)
この寺は、ぼけ封じ関東三十三観音霊場の三十番札所なのだそうです!
 
赤だけではなく、白・黄色・紫など多彩な色があるのですね。
 
 
150種1,500株の牡丹は散ってしまったものが多かったですが、藤の花やアヤメも見事でした♪
 

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
と、女性の美しい立ち振る舞いに例えられますが、今やこの言葉を知っている方も少ないでしょうね。

アシュタンガヨガ

2021-04-29 | いろいろ
今日は昭和の日、連休初日は昨年9月から通い始めたヨガスタジオの8周年イベントに参加しました。
「イベント」といっても人数制限されて数人だけ、予定では花屋の庭での「青空ヨガ」でしたが、
残念ながら雨だったので、広々とした煉瓦倉庫2階スタジオを使ってのヨガでした。

ヨガもいろいろな種類があるそうで、
毎週のレッスンは10世紀から13世紀に起源を持つとされる「ハタヨガ」クラス、
肉体的なアーサナ(ポーズ)と呼吸法に重点を置いたヨガです。
それに対して今日は「アシュタンヨガ」、
呼吸に合わせて体を動かしながら決められた順番にポーズをとる、1950年ごろからのヨガです。

ヨガの教えの基本になっているアシュタンガ=「八支則(はっしそく)」のお話も伺いました。
これはヨガを実修するための8つの段階・行法で、ヨガの哲学ともいえるものだそうで、
忘れないようにここに記録しておきます。
ヨガの言葉は古代インド・アーリア語に属するサンスクリット語です。

1. ヤマ Yama(禁戒)
 ・アヒンサー(非暴力、非殺生)
 ・サティヤ(嘘をつかないこと)
 ・アスティヤ(不盗)
 ・ブラフマチャリヤ(禁欲)
 ・アパリグラハ(不貪)
2. ニヤマ Niyama(勧戒)
 ・シャウチャ(清浄)
 ・サントーシャ(満足、知足)
 ・タパス(苦行、自制)
 ・スヴァディアーヤ(読誦、学習、向上心)
 ・イーシュヴァラ・プラニダーナ(信仰)
3. アーサナ Asana(座法)
4. プラナーヤーマ Pranayama(呼吸法・調気法)
5. プラティヤハーラ Pratyahara(感覚の制御)
6. ダーラナ Dharana(集中)
7. ディアナ Dhyana(瞑想)
8. サマーディ Samadhi(悟り)

そして初めと終わりにマントラを唱えたり、太陽礼拝をやったりすることから、
昨年まで通っていたヨガ教室(来月から再開かも!?)はアシュタンヨガだったとわかりました。
ヨガは身体だけではなく心も整えてくれるので、ヨガお休み中はコロナの心配もあり辛かった…
他人と競うことなく根性や忍耐とも無縁なヨガは、私に合っていて身も心も癒されます。
今日の記念に、オリジナルのクッキーと八支則(アシュタンガ)がプリントされたサコッシュも頂き、
早速、夕方のウォーキングにスマホとペットボトルを入れて使ってみたら、サイズ感がピッタリ♪
 
友人からプレゼントして頂いた流行の多肉植物寄せ植え、花が咲き始めました!

新型コロナワクチン接種予約

2021-04-28 | いろいろ
新型コロナワクチン接種の予約が、近隣市町で始まりました!
(私はまだ対象ではありませんが・・・)

実家のある自治体でも今日から予約受付開始ということで、
父からオンライン予約をしたいので、念のため一緒にやって欲しいと頼まれていました。
昨日は、予約手順をプリントアウト(冒頭画像)したり希望場所・日時を確認したりして、
ネット越しに二人でいろいろシュミレーション。
今朝、予約受付開始時刻とともにサイトに入り、無事に希望通り予約出来たそうです。
念のため私もネット越しに開始時刻に待機していましたが、
最後まで一人でオンライン予約出来たと、87歳の父はちょっと嬉しそうでした。
接種日は来月中旬、接種開始初日に一番乗りです!

6月からはかかりつけの病院でも接種できるようですが、
どうしても早く接種したかったそうです。
都内を行き来している20代の甥姪が実家に出入りしているのが、私はどうしても不安。。。
それもあって早く受けたのかったのかもしれません。
夕方に同じサイトを見ると、すでに予約定員に達して次回の予約受付は5月中旬からだそうで、
予約開始時間ちょうどにサイトに入り予約完了して本当に良かったです!!

65歳以上が最初の対象者ですが、K市では75歳以上と65歳以上の2段階に分けていました。
私が住む地は人口が少ないのもあって、65歳以上はひとくくりです。
3月に64歳となった友人は、
「私にも予約券が来てビックリ!今年度65歳以上が対象だからみたいだけど、
同居の95歳93歳の義父母と同じくくりということにちょっとショック。。。」
と苦笑していました。
都内の友人は、全くワクチン接種予約の話は聞かないと心配しています。

明日からゴールデンウィークが始まりますが、
埼玉県も感染者が減らないのでまん延防止措置対象区域は広がるばかり・・・
これ以上増えて全県に緊急事態宣言が発令されないよう、気を付けたいものです。
身近でワクチン接種が始まるということで、遠い先にかすかな光が見えてきました!
ただ、もともと感染に気を付けている高齢者からの接種ということで、
この先、早いスピードで感染者数が減るとは思えませんが…

アンデシュ・ハンセン 著 『スマホ脳』

2021-04-27 | 本の紹介
アンデシュ・ハンセン 著 『スマホ脳』(新潮新書)読了しました。
『一流の頭脳』の著者が脳科学の最新研究から明らかにする恐るべき真実、
世界的ベストセラーが、久山葉子 翻訳で日本でもベストセラーになっています。

本の表紙には「スティーブ・ジョブズはわが子になぜiPadを触らせなかったのか?」
本書によると
「わたしたちは1日平均2600回スマホに触り、10分に1回手に取っている。
現代人のスマホのスクリーンタイムは1日平均4時間に達する。」
多くの人がスマホに操られながら過ごす毎日、あながち言い過ぎでもなさそうです。
電車でも、街中でも、家庭でも、歩きながら、TVを見ながら、食事しながら、
スマホを見ている人がとても多く、この私も「違う」とは言い切れません。
10年ほど前にスマホでインターネットが見られるようになってから一気に進んだとのこと、
それに輪をかけたのがWifiの普及もあるでしょう。

インターネットは簡単な調べ物や探し物に便利で、PCと同じスマホの便利さは手放せません。
ただ、その使い方を誤ると貴重な時間の浪費、脳の情報過多、そしてSNSでの孤独感、
と、弊害が多くなってくると言います。
それは、人間の脳はまだ原始の時代の「生き抜くこと」が最優先とされていて、
この数十年の驚異的な文明の進歩に追いついていないからだそうです。

サイトは実に巧妙に作られていて、見ているだけで次から次へと見たくなります。
10歳にも満たない子どもには、自制心がまだ育っていないので、
世界のIT企業のCEOやベンチャー投資家たちの多くは、
わが子のデジタル・デバイスへのアクセスを認めていないか極めて厳しく制限しているそうです。
実際、孫たちは親から利用時間を守るように言い聞かされています。
まだ字も読めない頃からSiriを使って、自分の見たい動画を探していることに驚きました!

また、SNSの依存性の高さは薬物に匹敵し、逆に孤独感を増してしまうので、
SNSでつながるのは積極的に交流したいと思う人だけをフォローしましょう、と。

スマホの使い過ぎで精神的に病んでしまったり、集中力がなくなった人には、
運動が一番効果的だと書いてありました。
どんな運動でも、短くても、軽くても良いのだそうです。
私は、夜にTVを見ながら10分間でも運動しようと、踏み台昇降運動用にステップ台を使っています。
(なぜTVを見ながら?そしてわずか10分間?・・・笑)
 
今夜は満月、上り始めの月はとても大きくピンクがかっていて、
なるほど4月の満月はアメリカ先住民の呼び名では「ピンクムーン」というのだそうです♪

麦の穂

2021-04-25 | いろいろ
今日から4都府県に緊急事態宣言発令、1年前と同じような厳しい制限です。
埼玉県ではまん延防止措置がさいたま市、川口市に加えて13市町に追加発令されましたが、
今以上に感染者が増えてさらに厳しい措置にならないように願っています。

1年前から始めた時間を見つけてのウォーキング、まだ続いています。
この時期の里山は緑のグラデーションが美しく、山には大きな藤の木にたくさんの花が咲いていました。
 

今日から5日間の七十二候は
【第十七候】 穀雨 次候 「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」
作物の大敵とされている霜が降りなくなり、苗代で稲の苗が生長する頃。
米農家の方々は田植えの準備に忙しい日々が始まりますが、
二毛作の盛んなこの地では、田んぼはまだ麦が青々としています。
ちょうど1年前の今日は雹が降りましたが、今日も夕方から冷たい強風が吹いて散歩困難に!

この季節に咲く花を「苗代花(なわしろばな)」と呼ぶそうです。
卯の花(ウツギ)やツツジ、ヤマブキなどの淡く優しい色や明るく鮮やかな色の花が野山に咲き、
山野の木々も芽吹いた若葉が爽やかな緑色となって、目に眩しいほどです。
この時期のウォーキングは本当に気持ち良く、変わらぬ自然の営みに心も癒されます。

今は亡き母が、生前我が家に苗を植えてくれたモッコウバラ、毎年綺麗な花をたくさん咲かせます。
 
好きなルピナスも花房が長くなってきました♪

「子ども読書の日」「サンジョルディの日」

2021-04-23 | 図書館
今日は様々な「本の日」
まず、日本では「子ども読書の日」。
今日からこどもの日を挟んだ4月23日~5月12日の約3週間は「こどもの読書週間」です。
(表記が「子ども」だったり「こども」だったりするのには、それぞれ理由が…)
こどもの読書週間の今年の標語は、「いっしょに よもう、いっぱい よもう」
他人と何かを一緒にすることが難しい昨今ですが、せめて子どもとの読書は家族一緒に楽しんで!
ポスターのイラストは、絵本作家の荒井良二 著『そのつもり』(講談社)より♪
毎年この時期に上野公園で「上野の森 親子ブックフェスタ」という大きな絵本のイベントがありますが、
昨年同様今年も公園での開催中止、でも今年はオンラインでの講演会が多数開催されるようです。

世界的には、ユネスコにより「世界本の日」に指定され、
国連の国際デー「世界図書・著作権デー」でもあります。
偉大な文学者、ミゲル・セルバンテスやウィリアム・シェイクスピアの命日にあたるからで、
彼らに敬意を表して4月23日が「世界本の日」に選ばれたということです。

そして、スペインのカタルーニャ地方では伝統的な祝祭日「サン・ジョルディの日」、
バルセロナを中心とするカタルーニャ地方では、
大切な人に美と教養、愛と知性のシンボルとして、1本の薔薇と1冊の本を贈り、この日を祝います。
男性は女性に花を、女性は男性に本を贈るのが一般的で、家族や友達の間でもプレゼントが交わされます。
このイベント、日本にも定着すると素敵なのになぁ、とずっと思っているのですが。。。

百田尚樹 著 『野良犬の値段』

2021-04-21 | 本の紹介
百田尚樹 著 『野良犬の値段』(幻冬舎)読了しました。
いや~最高に面白かったです!!
本の帯には
「私たちはある人物を誘拐しました。この人物を使って実験をします。」
誘拐された、みすぼらしい6人の謎の男たち、
前代未聞の「劇場型」誘拐事件が、日本社会に“命の価値"を問いかけます。
面白くてページをめくる手を止められず、一気に読んでしまうにはもったいないとさえ思い、
どうしても終わりが気になってパラパラと終わりの方を遠目で見てしまい、
読了とともに痛快な気持ちでスッキリしました!!
ミステリーなだけに、これ以上書けないのがもどかしいです。

モノの値段と価値はほぼ同じ意味に使われることも多いですが、違う部分もあると思います。
莫大な金額のものにそれだけの価値があるかといえば、価値があると思う人もいるでしょうし、
「そんなものに価値はない」と思ってしまえばいくら高額であっても無意味なものです。
誘拐犯が要求する人質の金額は、
その人の社会的立場によっても、対象との関係性によっても異なりますが、
そもそも人・命の価値を考えると値段を付けられるものなのでしょうか?

昨日は二十四節気の「穀雨」(こくう)
「百穀春雨(ひゃっこくはるさめ)」「雨降って百穀を潤す」という言葉からきており、
この時期になると柔らかく暖かな雨が降り、田畑を潤します。
変化の多かった気候も安定し、種まきにもってこいの季節。恵みの雨が新芽を育ててくれます。

そして昨日から5日間の七十二候は
【第十六候】 穀雨 初候 「葭始生(あしはじめてしょうず)
水辺の葭が芽吹き始める頃。
葭(アシ)はイネ科の多年草で、夏に背を伸ばし、秋に黄金色の穂をなびかせ、
夏の暑さを遮る「葭簀(よしず)」の原料となります。
葭(あし)を使うのになぜ「よしず」と読むのか不思議でしたが、
「悪し」にならないよう縁起よく「良し」と読むようにしたからなのだそうです!
忌み言葉だったのですね♪

記念日

2021-04-20 | いろいろ
今日は私の記念日。
毎年のお約束通り今日も晴天♪ しかも今年初の夏日というおまけつき。
昨年の今ごろは、来年の春はきっと以前のように普通に楽しく過ごせている、
と思っていましたが未だ収束せず、でもはるか遠くに何とか終わりが見えそうな予感が。

それでも、今年も何とか元気に平和にこの日を迎えられたことに感謝です。
朝から、友人、知人、家族、皆さんからたくさんの嬉しいメッセージやプレゼント、
周りの方々あっての自分だと改めて実感し感謝の思いでいっぱいです。
今年も友人との楽しいイベントはお預け、来年こそは!の楽しみにしておきます。
 

 

 

 
今、我が家は花盛り♪

ハラハラ・・・

2021-04-18 | いろいろ
昨日の肌寒い雨天から一転、今日は眩しい青空となりました。
ただ、風があまりにも強い!
画像は我が家のシャクナゲ、2mを越える大きな木いっぱいに綺麗な花が満開です。

今日、ほぼ1ヶ月ぶりに実家の父のところへ行ってきました。
この1ヶ月、私がいろいろあったり、コロナも心配だったのでLINEでの連絡だけでしたが、
会ってビックリ!2週間ほど前に発熱したそうです!!

父によると、急に37.5℃ほどの熱が出て「これは大変!!」と慌てたそうです。
近くのかかりつけ医は発熱した患者さんは診てくれないと知っていたので、
別にかかっている総合病院にすぐに電話連絡すると
「明日午後来てください。」と言われてホッとしたそうです。
(初診の発熱の人は診てもらえないそうです。)
当日病院に着いたら駐車場から電話してくれ、とのことなので車を停めて電話すると、
新しく建っていたコロナ対応専用小屋のようなところから防護服を着た看護師さんが現れて、
車に乗ったまま少しだけ窓を開けて、鼻からの粘膜採取と唾液採取をしてくれ、
抗原検査結果はすぐに出るのでそのまま待っていてくださいとのこと。
20分ぐらい待つと「陰性でした。」と言われて車を降りて看護師さんに伴われて病院内に入り、
レントゲン撮影の後、医師の診察を受けて「風邪です。」とのことだったそうです。
翌日に電話で「PCR検査の結果も陰性でした。」となりやっと落ち着いたとのこと。
父はずっと感染にとても気をつけて生活していますが、
都内を往来している20代の甥姪が頻繁に出入りしていて、私は前から心配でした…

そこから2週間たったのでもう大丈夫と思って来てもらった、とのことで、
「言ってくれればよかったのに!」と言うと、陽性陰性どちらにしても来てもらえないからと…
この病気の厄介さを改めて感じました。
一度陰性でも10日後に陽性になる人がいたり、知らないうちにうつしているかもしれない、
コロナ病人に対する偏見と差別、周囲はどれほどハラハラするでしょう。

1年前に国が国力を挙げて人材も財力も全集中で投入し、ワクチン開発に全力で取り組んでいたら、
今ごろ日本製ワクチンが出来ていたのではないでしょうか?
(あのマスクではなくて・・・ワクチンのためと言われれば給付金も我慢した・・・)
国はずっと国民任せで「お願いします。」ばかりでは、
いくら規則を守る従順な国民でも、いい加減どうにかしてくれ、と思ってしまいます。
政治家が言い間違えてさえいる「まん延防止等重点措置」、
これと「緊急事態宣言」の他に、国民が「さすが!」と思うな政策を考えて!
私たちは「やっぱり日本はスゴイ!素晴らしい!日本で良かった♪」と思いたいのです。
もしかしたら、日本は世界的に見てもうそれほどすごい国ではなくなっているのかな…?!

本屋大賞決定!

2021-04-15 | 本の紹介
昨日、全国の書店員が「いちばん売りたい本」を選ぶ「本屋大賞2021」が決定しました!
(画像は本屋大賞公式HPより)
全国の書店員が年に1度、出版業界活性化のために「一番売りたい本」を投票だけで選出し、
第18回目の今回は2019年12月1日〜2020年11月30日の間に刊行された日本の小説が対象です。
昨年同様新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、人数を制限しての結果発表でした。

大賞には町田そのこ著『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)が選ばれました!
作品は、DV、児童虐待、トランスジェンダーの問題など心に傷を負った人々の声なき声が、
特別な声を発するクジラの姿と響きあう痛みと再生の物語です。
そんな淋しく悲しいクジラがいるのか・・・と私もとても心に響いた作品でした。

候補作10作の結果は以下の通りです。

大賞:町田そのこ 『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)
2位:青山美智子 『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)
3位:伊吹有喜 『犬がいた季節』(双葉社)
4位:伊坂幸太郎 『逆ソクラテス』(集英社)
5位:山本文緒 『自転しながら公転する』(新潮社)
6位:伊与原新 『八月の銀の雪』(新潮社)
7位:凪良ゆう 『滅びの前のシャングリラ』(中央公論新社)
8位:加藤シゲアキ 『オルタネート』(新潮社)
9位:宇佐見りん 『推し、燃ゆ』(河出書房新社)
10位:深緑野分 『この本を盗む者は』(KADOKAWA)

私は全10作品読みましたが、上位4作品までとても良かったです!
今回のノミネート10作品には、
DV、虐待、育児放棄、LGBT、ニート、いじめ、シングルマザー、貧困、等、
弱者の声をテーマにしたものが多かったように思います。
今の社会は、権力や財力、社会的地位などを持つ人の、大きな声だけが聞こえてきます。
コロナの渦の今、そしてコロナ後、心が淋しい日本が少し変わって欲しいと思います。

今日から5日間の七十二候は
【第十五候】 清明 末候 「虹始見(にじはじめてあらわる)」
雨上がりに虹が見え始める頃。淡く消えやすい春の虹も次第にくっきりしてきます。
「初虹(はつにじ)」という言葉があり、立春をすぎて現れる初めての虹をいうそうです。

自宅近くを散策、若葉が目にまぶしく本当に美しい!
 
虹は見えませんでしたが、山桜が満開でした。