今日で9月も終わり、2学期が始まって1ヶ月半が過ぎました。
9月の読書は以下の7冊でした。
『大河の一滴』 五木寛之 (幻冬舎)
『麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること』 工藤勇一(かんき出版)
『四畳半タイムマシンブルース』 森見登美彦 (KADOKAWA)
『竹取物語』 星新一 (角川文庫)
『首里の馬』 高山羽根子 (新潮社)
『サキの忘れ物』 津村記久子 (新潮社)
『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』 水野敬也 (文響社)
今日紹介するのは、水野敬也 著『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』(文響社)
2008年に第1巻となる
『夢をかなえるゾウ』が出版され累計400万部のベストセラー最新刊、
面白く読めるビジネス本ですべて読了しました。
その副題と帯のキャッチフレーズは・・・
・『夢をかなえるゾウ 1』 「お前なぁ、このままやと200%成功できへんで」
・『夢をかなえるゾウ 2 ガネーシャと貧乏神』 「お金と幸せの関係、ごっついの教えたろか」
・『夢をかなえるゾウ 3 ブラックガネーシャの教え』 「仕事と恋愛に効くスパイシーな教えやで」
・『夢をかなえるゾウ 4 ガネーシャと死神』 「自分、今の生き方やったら死ぬときめっちゃ後悔するぞ」
今までは「仕事や恋などの成功本」でしたが、
今度のガネーシャのお相手は・・・余命3ヶ月宣告を受けたサラリーマン、
「僕は、これからどうすればいいんだ・・・」悩める主人公にに対する、ガネーシャの教えは?!
最後はいったいどうなるでしょう・・・?!
今回は人の『死』を通して偉大な先人たちの例を挙げて大切なことを教えてくれます。
ガネーシャによる「死」に向かう人への20の教え、
今回登場する死神の「人間が死に際に後悔する10のこと」、
誰もがいつかは死を迎えるのにそれを悪いこととして向き合わない人への言葉で溢れています。
最終章には「夢を手放す自由とその幸せ」について書かれていて、
完璧を求めて常に夢を追い求めるのが辛くなった人には、心が軽くなる言葉の数々で、
あなたはすでに十分幸福であったことを思い出してみようとあります。
出演のドラマや映画をたくさん観てきた三浦春馬さんと竹内結子さんの死は大変なショックで、
私は心の底からは晴れやかな気持ちになれず、多くの人も淋しい思いをしていることでしょう。
誰よりも夢を叶えた方のように思いますが、とても辛い思いを抱えていらしたのですね。
ガネーシャの教えは、完璧を求めない、今まで上手く行ったことや幸せなことを思い出す、
でも、つい不足する部分、出来ないことばかりに注目して、頑張ろうと無理してしまいます。
関西弁のガネーシャの面白い語りと共に読めるので、深刻にならずに楽しくておススメです♪