今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

水野敬也 著『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』  

2020-09-30 | 本の紹介
今日で9月も終わり、2学期が始まって1ヶ月半が過ぎました。
9月の読書は以下の7冊でした。

『大河の一滴』 五木寛之 (幻冬舎) 
『麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること』 工藤勇一(かんき出版)
『四畳半タイムマシンブルース』 森見登美彦 (KADOKAWA)
『竹取物語』 星新一  (角川文庫)
『首里の馬』 高山羽根子 (新潮社)
『サキの忘れ物』 津村記久子 (新潮社)
『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』 水野敬也 (文響社)

今日紹介するのは、水野敬也 著『夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神』(文響社)
2008年に第1巻となる『夢をかなえるゾウ』が出版され累計400万部のベストセラー最新刊、
面白く読めるビジネス本ですべて読了しました。
その副題と帯のキャッチフレーズは・・・
・『夢をかなえるゾウ 1』 「お前なぁ、このままやと200%成功できへんで」
・『夢をかなえるゾウ 2  ガネーシャと貧乏神』 「お金と幸せの関係、ごっついの教えたろか」
・『夢をかなえるゾウ 3  ブラックガネーシャの教え』 「仕事と恋愛に効くスパイシーな教えやで」
・『夢をかなえるゾウ 4 ガネーシャと死神』 「自分、今の生き方やったら死ぬときめっちゃ後悔するぞ」

今までは「仕事や恋などの成功本」でしたが、
今度のガネーシャのお相手は・・・余命3ヶ月宣告を受けたサラリーマン、
「僕は、これからどうすればいいんだ・・・」悩める主人公にに対する、ガネーシャの教えは?!
最後はいったいどうなるでしょう・・・?!

今回は人の『死』を通して偉大な先人たちの例を挙げて大切なことを教えてくれます。
ガネーシャによる「死」に向かう人への20の教え、
今回登場する死神の「人間が死に際に後悔する10のこと」、
誰もがいつかは死を迎えるのにそれを悪いこととして向き合わない人への言葉で溢れています。
最終章には「夢を手放す自由とその幸せ」について書かれていて、
完璧を求めて常に夢を追い求めるのが辛くなった人には、心が軽くなる言葉の数々で、
あなたはすでに十分幸福であったことを思い出してみようとあります。

出演のドラマや映画をたくさん観てきた三浦春馬さんと竹内結子さんの死は大変なショックで、
私は心の底からは晴れやかな気持ちになれず、多くの人も淋しい思いをしていることでしょう。
誰よりも夢を叶えた方のように思いますが、とても辛い思いを抱えていらしたのですね。
ガネーシャの教えは、完璧を求めない、今まで上手く行ったことや幸せなことを思い出す、
でも、つい不足する部分、出来ないことばかりに注目して、頑張ろうと無理してしまいます。
関西弁のガネーシャの面白い語りと共に読めるので、深刻にならずに楽しくておススメです♪

マリーゴールドの丘

2020-09-29 | いろいろ
通勤経路のそばに「マリーゴールドの丘」という小高い丘の公園があります。
季節ごとに様々な花が植えられていますが、今ちょうどマリーゴールドが咲いていると思い、
出勤途中に寄ってみました。
満開で綺麗でした♪
自由に鳴らして良い「希望の鐘」、
鳴らそうと思ったけれど綱に触れることを躊躇してしまった自分が悲しい。。。
 
丘の上には日時計もあります。
目の前には広大なショッピングセンター、
遠くを見ると赤城、榛名、妙義の上毛三山、男体山や浅間山など北関東の壮大な山々、
後ろは上越・北陸新幹線の線路で、目の高さですぐそばに新幹線を見ることが出来ます!

冬の夜にはイルミネーションの光が灯り、2年前チビと見に行きました。
今年の春には、ネモフィラと芝桜もとても綺麗でした!
この時は、買い物ついでに立ち寄り、無人を確認して外に出て10分足らずで切り上げました。
 
春は見学者の「密」を避けるために、多くの場所で折角綺麗に咲いた花が刈り取られました。
今秋、巾着田の曼珠沙華まつりも開催中止で、曼珠沙華は開花前に刈り込まれるそうです。
花を刈ってしまったら、種も付けないし球根も大きく育たないのに…
開花を楽しみに大切に育ててきた方々にとっては、とても辛い決断と思います。

2020-09-27 | いろいろ
お昼頃から爽快な秋の晴天となり、暑くも寒くもない気持ちの良い一日でした。
今まで秋から冬は美術館や音楽ホールで音楽や美術を楽しむ「芸術の秋」でしたが、
今年は2月から出掛けることもその気持ちにもなれない初めての秋です。

我が家は結婚以来ずっと同じ新聞を購読しているのですが、
毎月2枚ずつ無料(♪)で配布される「額絵シリーズ」をもう10年以上保管しています。
 
1年間一つのテーマで世界の名画がA4版に印刷されて配布され、私は額に毎月入れ替えて楽しんでいて、
今日は絵を入れ替える時に、300枚近くある今までの絵をしばらく眺めました。
美術館へは行けないけれど実際に見た絵を思い出したり、好きな画家に思いを馳せたりして、
1枚ずつじっくり見るという画集にはない楽しみがあります。
今月はこれらの絵にしました♪
 
BGMは動画サイトのジャズ&ボサノバ、ゆっくりコーヒーを飲みながら楽しいひと時でした。

夕方、久し振りにウォーキングしよう、と歩き始めたのですが、
雷鳴がゴロゴロ・・・慌てて帰宅しました!
 
我が家の栗も茹で上がりました♪
秋の1日を静かに、穏やかに、ゆっくり過ごしました。

TVドラマ 「アンという名の少女」

2020-09-24 | いろいろ
小さい頃から大好きな小説『赤毛のアン』のTVドラマ「アンという名の少女」が
今月初めからNHKで毎週日曜日夜11時に放映中、楽しみに観ています♪
(画像はNHKHPよりお借りしました)
2年前にカナダのテレビ局CBCとNetflixの共同制作だそうで、
小説の舞台となるプリンスエドワード島で撮影された映像が本当に美しい!
赤毛でそばかすがあって痩っぽっちの主人公アンが、まさに思い描いていた通り、
引き取る姉弟のマリラとマシュー、友人のダイアナもピッタリのキャスティングです。

原作の「アンシリーズ」は日本語訳は全10巻、十分大人の読書に堪える長編なのですが、
その第1巻『赤毛のアン』だけを取り上げると児童文学扱いになることが多いです。
今までもその部分だけが子ども向けにアニメや映画になっていました。
アンはおしゃべり好きで賑やかで想像力豊か、
でもそれだけではない暗い部分も今回のドラマでは描かれています。
かつては孤児が使用人として取引されていたことにも改めて悲しくなりました。
日本でも人減らしのために、他家へ奉公に出されるなどありましたものね。

そういう面があるからなのか、せっかく日曜日の放映なのに夜11時からなのでしょうか?
録画して子どもを含めて家族そろって観てもらいたいドラマです♪

良い番組なのにどうしてこんな時間に?!と思っているもう一つの番組が「未来少年コナン」
デジタルリマスター版として、NHK 毎週月曜日 午前0時10分 放送。
40年前、宮崎駿が全話の演出を担当した実質的な監督デビュー作です。
このアニメの存在は知っていましたが、見るのは初めて!
40年前に作ったとは思えないほど現代的な問題が散りばめられています。
その続編をスタジオジブリが1986年にアニメ映画『天空の城ラピュタ』として公開しました。

これらの番組は、残念なことですが今の子どもたちには人気がないのかな。。。

バーベキュー

2020-09-22 | いろいろ
この4連休は、我が子たち家族が帰省してきて楽しく過ごしました。
コロナもやや落ち着いてきたので、家族だけで戸外で過ごすなら大丈夫だろうと。
みんなにゆっくり会うのはお正月以来のなんと9か月ぶり!!
会いたかったですーーー!

まずは家族揃ってのバーベキュー、大人6人、6歳4歳来月2歳のおチビたち3人、
そして息子夫妻に来月生まれる予定のお腹の中の赤ちゃんも一緒に♪
半年ぶりに会う孫たちは背が伸びていて、チビチビくんのおしゃべりをリアルで初めて聴きました。
  
とても夫婦だけでは買わないような量と質のお肉魚介類(写真忘れ)・フルーツもいっぱい!
久し振りにおしゃべりしながら笑って美味しく食べられ、お腹も心も満たされ、
庭でチビたちと追いかけっこしたり、ボール投げしたり、あっという間に夕方に…
みんなの度肝を抜いたのが、夫の渾身の力作「新ハイジのブランコ」!

美味しい手土産もありがとう♪
  

この日、息子家族と娘夫婦は帰宅し、6歳4歳孫だけでこの日から2泊のお泊り、
特に4歳チビ姫がお泊りデビューで、とっても心配でした。
でも、楽しいまま一日が終わって翌日も楽しく元気に過ごせました。
 
  
ブルーベリーが大大大好きなので、我が家の農園でずーっと食べ続けていました。
 
「帰りたくなーい。」と言いながらも、迎えに来るママを待つ駅での後姿にジン。。。
ずっと良い子で過ごしていたのに、ママに会った途端にわがまま言ったり喧嘩したりで、
この3日間は、ずい分頑張っていたんだなぁと思いました。

そして午後、お彼岸なので亡母のお墓参り。
 
実家へ寄りましたが、都心と県都在住の子どもたちに会ったので、玄関先で手土産を渡すだけに。

この4連休は、半年ぶりぐらいに休日らしい休日を過ごせて、
心身を重くしていた憑き物が落ちたような気さえしました。
心を癒してくれるのは、人との他愛無い楽しい会話や繋がりなのだとあらためて実感しました。
さらに、子どもたちの屈託のない笑顔や体を動かしての遊び、ふざけたりじゃれ合ったりが、
いつも現実の鬱屈や自分の凝り固まった考え方をほぐしてくれます。

ヨガスタジオ

2020-09-18 | いろいろ
新たに、ヨガスタジオでのヨガを始めました。
お気に入りだったヨガ教室は3月から休止、先日の連絡では年内いっぱいは再開の見通し立たず、
ということで、どうしようかと考えていました。
ヨガは私の身体と心にとても効くのです。
このまま何もしないで待っているより新たな方法を、
と考えDVDで自宅ヨガをまた始めましたが、やはり何か違うのです。

そこで、仕事後に通えて感染予防がしっかりされているスタジオを探し、
先週は体験で、今日から毎月のメンバーとして入会いたしました!
スタジオは、受講生の最大人数4名、手指消毒、マスク着用、エアコン利用で窓全開です。
先週は久し振りのヨガで緊張もあって身体はバキバキ、汗タラタラでしたが、
今日はすごく気持ち良かった~♪
心身ともにスッキリです。

以前のヨガ教室が再開したら、もちろん行きます!
週に2回ぐらいはやりたいと思っていたので、再開も待ち遠しいです。

秋到来

2020-09-15 | 学校のこと
やーっと爽やかな気候となり、秋の到来を感じます。
放課後、グラウンドで部活に励む生徒たちの声も弾んで聞こえます。
画像は高校8階図書館司書室から見た中学校グラウンドの空、
利根川の流れも見える見晴らしの良い場所で仕事しています♪

こんな気持ちの良い季節になったのに・・・とっても残念なお知らせが・・・

「今年12月に予定していました「修学旅行」は
現在の状況を考えると実施困難と判断し中止とすることに決定しました。」

2年生全体から「あああぁぁぁ~~~。」と悲鳴が聞こえるようです。
本校の修学旅行は沖縄での民泊、どう工夫しても無理と思われました。
他の目的地とか、日程を短縮してとか、様々な別案を検討したと思いますが、
人数や移動方法を考えると難しいのでしょう。
今まで修学旅行から帰ってきた生徒は残らず「信じられないほど楽しい日々だった!」
と言い、今も3年生は「2年生は本当にかわいそう。気の毒。」と言っています。

今年、人生の節目を迎えた方は皆、大変な思いをしています。
新入生、新社会人、卒業年の方、受験生、結婚式、赤ちゃんの誕生、亡くなられた方、等、
致し方ないこととはいえ「どうして今年?」と思っている方は多いでしょう。
運動会のシーズンですが、様々な方法で何とか開催する学校もあるようです。
1歳チビくん初めての運動会はパパママも見学できない録画配信の運動会、
4歳チビ姫は短縮&人数制限運動会、6歳児初めての小学校運動会はまだ不明・・・
後々、「あの年は本当に大変だったね。」と言い合えるような日々が早く来ますように。

閉園

2020-09-13 | ブルーベリー
我が家のブルーベリー園の2020年の摘み取りは、今日をもちまして終了いたしました。
6月7日の開園から3か月半、たくさんのお客様においでいただき、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!

今年は、春先からのコロナ禍、7月の長雨による落果、8月の猛暑・少雨による水分不足と、
近年にない厳しい年となりました
今までも予約制でしたがより少人数での人数制限、マスク、手洗い、手指消毒、等、
お客様のご協力あって今シーズンを無事に終えられ感謝でいっぱい、と共にホッとしています。
大変な状況下でしたが、素敵な出会いと思い出がたくさん!元気をいただけました。
厳しい気候に晒されながら何とか持ちこたえてくれたブルーベリーたちも頑張りました!

看板、椅子やテーブル、パラソル、カゴ、パック等を片付けると何だかさっぱりしてしまい、
ホッとした気持ちと共に、ちょっぴり淋しい気持ちにもなります。
我が家では、ブルーベリーと共に夏があります。
夏が終わりました。

我が家のブルーベリーが、お客様の元で美味しそうなスィーツに変身した姿をご紹介♪
 
 
 

バランスクッション

2020-09-11 | いろいろ
この春から、着実に体重が増えてしまっていわゆる「コロナ太り」になっています!

それにはいくつか(自分勝手な)理由がありますが、
まず、毎年4月に職場で実施されていた健康診断が延期になったこと。
健康診断の体重測定と腹囲測定を一応気にして、今までは多少体重管理をしていました。
次に、2月から都内へは一度も行っていないし、電車にさえ乗っていないこと。
都内で電車を乗り換えたり、美術展で歩き通しだったり、ちょっとお洒落することもあったり、
そんな機会がなくなってしまいました。
それから、キツイけれど毎週楽しみだった週に1回のヨガ教室が2月からお休みとなり、
しかも、先日、年内の開始はないというとっても残念なお知らせが。

4月5月の自宅勤務の頃は、毎日夕方に8000歩ぐらい歩いたり天気が悪ければバイクを漕いでいましたが、
今は、そういう時間が取れないことや、あまりにも暑すぎてとても運動する気になりません。
どれも自分勝手でわがままなさぼりの理由(言い訳)です。
美味しいものが好きで、暑くても食欲が落ちないのでやっぱり食べ過ぎ?!

でも、これではあまりにも・・・何とかしないと!
と買ったのが「バランスクッション」(悲しいことにそんな程度・・・)
本当はいつもバランスボールに座っていたいと思っていたのですが、
大きくて邪魔かもしれない。
そう思って、椅子の上に置けてバランスボールと同じようにユラユラするクッションにしたのです。
足を持ち上げてクッションの上に座ると、安定しないので身体を動かしてバランスをとる必要があり、
体幹が鍛えられるというもの。
空気を抜き気味にしておくと、お尻があっちへ行ったりこっちへ行ったりと、
確かにバランスをとっていないと座っていられません。
家では椅子でも、ソファでもこの上に座るようにしていますが、
さすがに食事中は落ち着かなくて無理ですね。

これだけでは気休め程度、今、さらに検討中のことがあります。
健康診断が来月実施されることになったので、本腰入れて頑張ります!
(と、ここに書いて自分を追い込もう!!)

五木寛之 著 『大河の一滴』

2020-09-09 | 本の紹介
今日9月9日は五節句のひとつ「重陽の節句」、別名「菊の節句」とも呼ばれています。
「陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれる。」
そうです。
9月なのに日中はまだ34℃、朝夕はやっといく分過ごしやすくなりました。

五木寛之 著 『大河の一滴』(幻冬舎文庫)読了しました。
出版されたのは1998年ですが、コロナ禍の今とても話題になっています。
20年ほど前と言えば、阪神・淡路大震災、オウム真理教事件、神戸連続児童殺傷事件 、等、
センセーショナルな大きな事件や災害があった頃です。
この社会をどう考えるか、この社会でどう生きていくか、
作者は人生を「大河の一滴」としてとらえ、「苦痛に満ちている」人生の流れの一部であるとしています。
「傷みや苦痛を敵視して闘うのはよそう。ブッダも親鸞も、究極のマイナス思考から出発したのだ」
と、無理しない生き方を語った1冊です。

この内容が、春からのコロナ禍社会にとても合っているのでしょう。
理想や高みを目指して走り続け頑張り続けた時代はもう去り、
これからは傷みや苦痛に目を向け、ダメな真実にも向き合い闘わない生き方をしようと述べていて、
読みながら緊張や疲れが取れるような気がしました。
時代を越えて読み継がれる作品というのは、読者へ与える力があるのでしょう。

五木寛之さんの作品は、高校・大学生の頃に『青春の門』を夢中になって読みました。
その後はあまり読んでいませんでしたが、『親鸞』シリーズ6冊で再会!
87歳にして、今なお現役でご活躍中で素晴らしいことです。