今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

演奏会

2011-01-30 | いろいろ
クラシック音楽の演奏会へ行って来ました♪
今日の演奏会は実家のあるK市、日曜日お昼の公演なので楽チンでした。

この演奏会の目玉は、
ベルリン・フィルの首席奏者でフルートの貴公子と呼ばれるエマニュエル・パユ様!!
12歳から10年間フルートを続けている娘にとっては、憧れのお方です。
娘は東京からフルート持参でいそいそとやって来ました。
チャンスがあったら、フルートケースにサインしてもらいたいと。。。

早めにホールに行って、中のレストランでランチをしようということになりました。
ランチビュッフェでたくさんの料理が並んでいます。
一緒に料理を取り分けている人の中にお二人の外国人がいらっしゃり、
私は気にも留めずに隣に並んで料理を選んで、テーブルに戻りました。
すると娘が「パユじゃない!?」と!!

向こうのテーブルでパスタやオレンジを楽しそうに召しあがっています♪
黒のTシャツ姿!
その隣の方は、今日の指揮者ハンスイェルク・シェレンベルガー様でした。
わぁ~~~~~♪こんな近くに!!
私はこのお二人と、同じテーブルでパスタやサラダを取りましたーーー!
お話したり、サインいただいたり、写真撮ったりしたかったのですが、
演奏前だし、お食事中なので我慢して、
チラチラと娘と二人熱いまなざしを送っていました。
食事が終わり出ていかれる時に、私たちに笑顔を向けてくれました♪

もう、始まる前から大盛り上がりの私たち!!
座席も前から8列目のど真ん中、期待は高まります。

~演奏曲目~

・モーツァルト/フルートと管弦楽のためのアンダンテk.315
・オネゲル/フルート、イングリッシュ・ホルンと弦楽のための室内協奏曲op.188
・ブゾーニ/フルートと管弦楽のためのディヴェルティメントop.52
・ベートーヴェン/交響曲第3番op.55「英雄」

2曲目は、指揮者のハンスイェルク・シェレンベルガーの「吹き振り」です。
この方もカラヤンの時代にベルリン・フィルの首席オーボエ奏者でしたので、
イングリッシュホルンを片手にオケの前に立って指揮しながら、
ご自身も一緒に演奏します。
その隣にはパユも立ち、フルートを振りながら一緒に指揮をしたりしてとても楽しい演奏でした。

4曲目のベートーヴェンの「英雄」は、第1楽章がとにかく長いです!
第1楽章で完結している気さえします。
オケはNHK交響楽団でしたが、さすがに音は綺麗だし見事に揃っていて素晴らしい演奏でした♪
やっぱり生の音を、ホールで、全身で聞くのは最高ですね!

演奏会の後、ホールの裏で「出待ち」までしてしまいました!
他にもファンらしい女性が何人も待っていたので期待したのですが、
パユは先に帰ったそうで、出ていらしたのは指揮のシェレンベルガーさんだけでした。
みんなに「ありがとう!」と日本語で話してくれました♪
N響、そしてパユ、よくぞここまで来てくれました。

冬将軍

2011-01-27 | いろいろ
厳しい寒さが続いています。
写真は、8階図書館から見える浅間山、雪で真っ白です。

新潟県魚沼市では積雪343センチを記録し、1月としては25年ぶりの大雪だそうです。
この大雪で大変な思いをしている方々にお見舞い申し上げます。
日本中で雪が降っていないのは関東地方ぐらいなのでしょうか?

金沢でラジオに生出演をした記事を書きましたが、
その番組は観光客がどこから来たか、
ヒントクイズを出してラジオを聴いている方に県名を当ててもらうというものでした。
特徴のない埼玉県・・・ヒントを作るのに苦労しました。
3つのクイズ、スタッフの方と相談しながらこんな問題を出しました。

①油で揚げない「フライ」という食べ物があります。
②真冬の夜に山車を引き廻し、花火が上がるお祭りがあります。
③県民に人気の紫色の鳥がいます。

電話をかけてきた3人までは不正解、4人目の方が見事「埼玉県」と当てたのです!
どこでわかったかというと、
「真冬の夜にお祭りが出来るのは南関東!」と判断されたのだそうです。
そしておしゃべりの途中で「雪が見たかった。」「雪の兼六園を見に来た。」と言ってしまっていたのです。

ちなみにクイズの答えは・・・
①行田市近辺でおやつとして食べられているお好み焼きに似た「フライ」
②秩父夜祭
③県のマスコットキャラクター「コバトン」
でした。
なるべく難しいヒントを出してと言われました。

1ヶ月以上晴天の続くこの地、
空気はカラカラでインフルエンザに罹ったという話ももぼちぼち聞きます。
私の風邪対策はこちら。

金柑・・・そのままパクパク食べています。


柚子茶・・・柚子のハチミツ漬けをたくさん作りました。
アロマ・・・ユーカリとティートゥリーがいいみたい♪


皆さんも風邪にご注意を。

金沢つながり

2011-01-25 | いろいろ
冬休みに金沢へ行ってから、その地が気になっています。

金沢のあちこちで見かけたのが映画「武士の家計簿」のポスター。
磯田道史著の『武士の家計簿―「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書)を元にした日本の時代劇映画です。


金沢を舞台にしたこの映画を早速見に行って来ました♪
江戸時代末期、加賀藩の「御算用者」を担っていた猪山家、
「そろばん侍」とは今でいえば地方公共団体の会計管理者のようなものでしょうか。
その8代目・猪山直之のもと、
膨大に膨れ上がった猪山家の借金返済に一家を挙げて奔走します。

写真は旅行の際に撮影した金沢城ですが、
映画の中でちょんまげ紋付きはかま姿の境雅人さんがここを何度も通っていました。
猪山家として撮影されたのは、長町武家屋敷界隈のようです。
行ってきたばかりなので、あぁあの辺ねと思ったりして。

ドラマ「龍馬伝」でも語られていましたが、
江戸時代末期の下級武士の生活は楽なものではありませんでした。
その上、借金をしてまで骨董や着物などを買い集めて贅沢三昧に暮らす両親、
その息子直之が家財道具一切を売り払って、つつましやかに暮らし借金を返します。
武士という体面も保ちながらの清貧の暮らしは「武士道」を感じさせました。

私は家計簿に縁がないので、ちょっぴり耳が痛い・・・

もう一つは読んだ本の舞台が、偶然金沢でした。
米澤穂信著『ボトルネック』

「このミステリーがすごい!2010年版」作家別投票第1位、という帯に惹かれて読みました。
主人公がパラレルワールドに迷い込んでしまい、
「自分の存在しない世界」で自分について改めて考え直すというような内容です。
金沢の街があちこちで出てきて、地図が頭に浮かびました♪
この作者は金沢大学文学部卒業だそうで、それで金沢についての叙述が詳しいのかと納得しました。
米澤さんの作品には、映画化された『インシテミル』もあります。

1週間前に作ったデジブック「冬の金沢」が
今月の旅行カテゴリー人気ランキングで434作品中7位になっておりました!!
こちら
皆さんが見て下さったおかげです。
ありがとうございます!

入学試験

2011-01-22 | 学校のこと
今日は本校の入学試験が行われました。
今日22日は単願と併願Ⅰの学力試験と面接で、1,400名ほどの中学生が受験しました。
明後日24日は併願Ⅱの試験です。

昨日は今日のために全校あげての大掃除。
今日も、お手伝いの生徒がたくさん登校し、
試験会場の案内や、試験監督の手伝い、片付け等、在校生が活躍です。

先週は3年生の大学入試センター試験、そして今日は本校の入学試験。
こんなに寒い時期に受験があるのはいろいろと大変ですね。
関東地方はこの1ヶ月雨が降らず毎日晴天で、空気がカラカラに乾燥しています。
日本海側や東北・北海道では大雪で大変。

我が家は昨年から受験生のいない冬となりましたが、
受験生も、お家の方も、先生方も、本当に胃の痛い日々でしょう。
辛いこの時期を乗り切って、花咲く春を迎えて下さい!!



童話大賞!

2011-01-20 | 学校のこと
本校の2年生が、第10回全国高校生童話大賞のコンクールで最高賞の金の星賞を受賞しました! 

花巻市が主催しているコンクールです。
花巻市といえば、童話作家である宮沢賢治の生誕の地。
この街は全国の高校生に“童話”という自由な表現の場を提供する「全国高校生童話大賞」を企画しています。
10回目となる今回は、47都道府県から1,127篇(高校数:203校)もの作品が寄せられ、
金・銀の星賞のほか銅賞(佳作)7作品が入賞となりました。

その中で、大賞を射止めたのは、αコース2年の内田彩香さん(熊谷市)です。
作品名は「机の中は空」。 

先日、その作品を読ませてもらいました。

小学生の主人公は、資料室の机の中に自分だけの小さな空を見つけます。
一人だけでその小さな空に満足していた少年が、
やがてみんなと一緒に大きな空のもとへ歩みだす、
という成長の物語です。

机の中に空がある、という発想は、
高校で担任の先生が「机の中を空(から)にして」と黒板に書いたことから思いついたそうです。
ここから物語を始めるなんて、いいなぁ~。
そんな柔軟な考え方、もう出来ない。。。
受賞のインタビュー記事はこちらです。

内田さんは、昨年も応募して最後のノミネート作品まで残っています。
ずっと書き続けていたのですね。
良かったね、おめでとう♪
本校から童話作家が生まれるかも!!

芥川賞・直木賞発表

2011-01-18 | 本の紹介
第144回芥川龍之介賞・直木三十五賞が発表されました。

(写真は毎日jpより)
右から芥川賞を受賞した朝吹真理子さん西村賢太さん、
そして直木賞を受賞した木内昇さん、道尾秀介さんです。
芥川賞、直木賞ともにダブル受賞となったのは2003年後期以来7年ぶりだそうです。

〈芥川賞〉
・朝吹真理子さん『きことわ』 初候補作での受賞
父は詩人で仏文学者の朝吹亮二さん、
大叔母はフランソワーズ・サガンの「悲しみよこんにちは」などの翻訳で知られる朝吹登水子さん、
シャンソン歌手の石井好子さんも大叔母にあたり、
自身は慶応大大学院生という“サラブレッド”だそうです。

・西村賢太さん『苦役列車』 3度目の候補作
中卒・フリーターだそうで、今回の受賞も誰にも知らせていないとか・・・

〈直木賞〉
・道尾秀介さん『月と蟹』 5回連続で候補となり今回やっと受賞!
個人的には一押しの作家で「今度こそは!」とひそかに応援していました。
この作品も11月に読了し、ブログ記事にもしています。
こちら
まだ35歳、これからまだまだ楽しませてくれそうです♪

・木内昇さん『漂砂のうたう』 初候補作での受賞
この方、男性だと思っておりました!
以前『茗荷谷の猫』という作品が評判になったことがあります。
受賞作は根津遊廓を舞台にした時代小説で、是非読んでみたいと思っています♪

2010年 年間ベストセラー

2011-01-13 | 司書室より
図書館便り「Library News 1月号」を発行しました。
こちら

今月号の特集は「2010年年間ベストセラー」!
書籍取り次ぎ大手のトーハンが発表した<総合>では、上の表のような結果でした。

ベスト10の中に、ゲーム攻略本2冊、ダイエット本2冊、宗教関係2冊・・・
日本人の読書、大丈夫かなぁ?
これをそのまま便りに載せるのはちょっと・・・と思い、文芸書に限定しました。

1位 『1Q84 (3)』 村上春樹 新潮社 <総合5位>
2位 『くじけないで』 柴田トヨ 飛鳥新社 <総合10位>
3位 『天地明察』 冲方丁 角川書店 <総合16位>
4位 『母 -オモニ-』 姜尚中 集英社 <総合20位>
5位 『1Q84 (1)/1Q84 (2)』 村上春樹 新潮社
6位 『神様のカルテ』 夏川草介 小学館
7位 『親鸞 (上)/親鸞 (下)』 五木寛之 講談社
8位 『神様のカルテ (2)』 夏川草介 小学館
9位 『猫物語 (黒)』 西尾維新 講談社
10位 『新参者』 東野圭吾 講談社

私は、ベスト10入り全冊読みました♪
この10冊の中では、私としては『天地明察』が良かったです。

総合の主なものとして、

1位 『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 岩崎夏海 ダイヤモンド社
7位 『伝える力 「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!』 池上彰 PHP研究所
11位 『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』 マイケル・サンデル 鬼澤 忍 訳早川書房
13位 『日本人の知らない日本語 (2)』 蛇蔵 海野凪子 メディアファクトリー
14位 『知らないと恥をかく 世界の大問題』 池上彰 角川書店

等も読んでいます。
この中で、どうしても最後まで読了出来なかったのが『これからの「正義」の話をしよう』。
TVのBSでこの大学教授の講義を何回か見たことがあります。
それで興味もあって読み始めたのですが、
あの国の振りかざす「正義」がどうしても受け入れられなかったのです。
一時期流行った「ケータイ小説」は最近姿を消しましたね。
もはや紙の「本」にならず、電子書籍のみになっているのかもしれません。

学校図書館へ入れる新刊書を注文する前に、なるべく自分で読んでからと思っています。
新刊書は時間の洗礼を受けていないので、中を読まないとちょっと不安だからです。
そこで大活躍なのが公立図書館♪
昨年読んだ130冊、ほとんど単行本なので全部買っていたら、
置き場所と家計が我が家を圧迫してしまいます~!

今年は、名作の読み返しも少ししてみるつもりです。

今日は、図書委員会も開きました。
3学期は1、2年生だけの活動になりますが頑張りましょうね。

3学期始業式

2011-01-11 | 学校のこと
今日は、3学期始業式でした。

曜日の関係で、例年よりも3日遅いスタートです。
今年も図書館カウンターにはこの子猫のカレンダー、かわいいです~♪

3年生受験生にとってはセンター試験まであと数日!
初日から、午後6時まで図書館は勉強する生徒でいっぱいでした。
あとは、体調管理にだけ気をつけて、試験当日を迎えてもらいたいものです。

今日から、午前中のPCの仕事も始まりました。
この年末年始の2週間ほど、珍しく仕事はすっかりお休みで、
年末は掃除、年が明けてからは映画、旅行、お出掛けと楽しく過ごしました。
久々に出勤の今日は、何だかちょっとドキドキするようでしたが、
仕事をしているとやっぱり楽しーい♪

PC教室の方々、先生方、生徒たちといろいろ話をして、楽しく一日が過ぎました。
今日仕上がった図書館便りを、明日印刷配布します。

今日は、鏡開きの日でもありました。
我が家の鏡餅は、ちっちゃなパック入り…
子どもの頃はカチカチになってひび割れた餅を、金槌で叩いて割ったものでした。
金沢の鏡餅は下が白餅、上に紅餅、その上に干し柿を通した串を載せるという、
とても珍しいものでした。
この干し柿の数が一番多かったのは、ホテルの大きな鏡餅でした!


ちなみにこちらは、昨年のお正月に行った歌舞伎座の鏡餅、豪華でした!!


冬の金沢

2011-01-09 | いろいろ
冬の金沢へ行って来ました♪
家族で、と思っていたのですが男性陣は都合が合わず、楽しい母娘の二人旅。

<観光したり・・・>

雪の兼六園 
 

金沢城
 

茶屋街
 

武家屋敷跡
 

<芸術に触れたり・・・>

三味線弾きに挑戦! 「さくらさくら」をマスター♪
 

石川県立音楽堂でのニューイヤーコンサート 
 

金沢21世紀美術館 
 

石川県立美術館 国宝 色絵雉香炉(手前)
 

<美味しいものを食べたり・・・>

海鮮丼 器から寿司ネタがはみ出しています。
 
金沢の鏡餅
  
かぶらずしや治部煮の加賀料理 7日だったので七草粥付き      
 
駅弁のかにちらし寿司と柿の葉鮨

のどぐろ 金沢の冬の味覚
 
加賀おでん

お抹茶
 
加賀棒茶

<お買い物をしたり・・・>
九谷焼
 
加賀人形の「めんや」 

本当に楽しくて、充実した3日間でした。
歴史や文化の香りがする街、憧れです。

1番のサプライズは、生放送のラジオ番組に二人で10分間ほど出演したこと!!

北陸放送 「兼六園どっから来たが~?」


後ほど、またデジブックを作ろうと思っています♪