今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

たかさき絵本フェスティバル

2017-01-30 | 本の紹介
群馬県高崎市で開催中の「たかさき絵本フェスティバル」へ行ってきました。
北へ行く時には愛車を運転して行きます。
総理大臣をたくさん輩出している隣の県は、道路がとても良く走りやすいです。

ずっと絵本が好きで、最近は孫たちとまた絵本を楽しむ時間を持てて嬉しい私には、楽しみなイベント♪
NPO法人「時をつむぐ会」という団体が主催なのですが、内容が素晴らしかったです。
一番の目的は、絵本『わたしのワンピース』の作者にしまきかやこさんのギャラリートーク&サイン会。
娘が小さいころとても好きだった絵本で今でも書店に並んでいますが、初版はなんと1969年!
長く読み継がれてきた名作絵本は、ストーリーも絵も古びることがないと改めて実感しました。
 
西巻さんの最新刊は、こぐま社50周年記念出版の『ぞうさん』、まどみちおさんの詩が絵本になっています。
この2冊の創作についてのお話を中心に、1時間近くもごくお近くでお話を伺え、感激しました。
その後、一人一人の顔を見ながら絵も付けてサインしてくださり、この絵本は私の宝物になりました。

また、翻訳者 石井登志子さんと長野県松本市の子どもの本専門店「ちいさいおうち」の越高綾乃さんとで、
『長くつしたのピッピ』の作者リンドグレーン氏についてのギャラリートークも行われました。
スウェーデンでリンドグレーン氏に直接お会いした時のお写真など、その魅力を熱く語られました。

もう一つの楽しみは、絵本の原画がたくさん展示されていたこと!
あの『いない いない ばあ』『しろくまちゃんのほっとけーき』『おさじさん』
『11ぴきのねことあほうどり』『だるまちゃんとかみなりちゃん』など、全ページが展示されています!
(『いない いない ばあ』だけは猫のページだけでした)
1枚ずつの原画の上にはそのページの文章も貼り付けてありましたので、
お子さんたちはパパやママに読んでもらいながら絵を見ていて、原画で作品を読めるって贅沢ですよね。
小さいお子さん連れの若い家族がたくさん来ていて、その姿に嬉しくなりホッとしました。
このイベントは2月7日まで開催していますので、興味がある方は是非♪

こぐまちゃんも来てくれて、子どもたちが一緒に写真を撮っていました。(ホントは私も撮りたかった…)
 
隣接する庁舎21階からの素晴らしい眺望、土日もレストランが開いていて景色を眺めながら食事できます♪

今年は、
・こぐま社 50周年
・童心社 60周年
・瀬田貞二 生誕100年
・福音館書店『だるまちゃんとてんぐちゃん』刊行から50周年
と、絵本の世界では記念の年。
1960年代(私が生まれた頃)に、素晴らしい絵本やそれを作る出版社ができたとのお話でした。

新年会

2017-01-29 | 美味しいもの
友人たち5名で新年会♪
以前は和食のお店だったところがカフェに代わっていて、しかも5名から貸し切りOKということで、
年明けすぐに予約しました。

週末夜ですが、仕事から大急ぎ駆けつけた方も…みんなお仕事お疲れさま、
そして今年も元気に楽しく頑張りましょう!と乾杯しました。
貸し切りはパーティープランなので、大皿で提供されて取り分けるお料理もあります。

・ソフトドリンク ・前菜1:生ハムとベビーリーフのサラダ 
・前菜2:塩で〆た豆腐とトマト・キノコ 豆腐がちょっとチーズっぽくて珍しい
・ピザその1:ベーコンと卵、ブロッコリー ・ピザその2:ハチミツとチーズ 特製だそうで美味しい!
・パスタ:豚バラとゴボウの和風パスタ パスタであまり使わない素材ですが合います♪
・ポトフ ・トマト風味のロールキャベツ 
・デザート:ケーキ3種から ・コーヒー

貸し切りなので、思う存分おしゃべりし、笑い、飲み、食べ、楽しかったです♪
予約する時にお料理の相談にも乗って下さり、とても温かい感じがしていましたが、
私たちのボケ&つっこみが混じるおしゃべりに、カウンターの向こうでお店の方も笑っていらして、
心地良い時間を過ごすことが出来ました。
こんなにたくさんなのに、とってもリーズナブルな料金です!
次回はランチにも是非伺いますね♪

映画 『天使にショパンの歌声を』

2017-01-27 | 映画
先日、有楽町で映画『天使にショパンの歌声を』観ました。
こういう映画は近隣の映画館ではあまり上映しないので、都心に出た時がチャンス♪

舞台は1960年代のカナダ・ケベックにある、白銀に囲まれた小さな寄宿学校。
音楽教育に力を入れ、優勝者も輩出する名門音楽学校でしたが採算が取れずに閉鎖の危機に直面し、
閉鎖に追い込まれた音楽学校を音楽によって救おうと奮闘する女性教師と生徒たちの物語です。

似たようなモチーフの映画に『天使にラブソング』がありますが、かなり違います。
こちらの映画は、美しいカナダの自然を背景に、粛々と静かにストーリーは進み、
すべてがハッピーエンドで終わるわけではありませんでした。

この学校に天性のピアニストの才能を持った問題児が転校して、彼女が挨拶代わりに弾いた
バッハの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻~第2曲 ハ短調」のジャズ編曲版がとても素敵でした♪
この役をやったライサンダー・メナードは音楽学院に在籍しているピアニストらしいですし、
この他、キャストは全員吹き替えなしで演奏、合唱に臨んだそうです。

映画の中でたくさんのクラシック音楽が演奏されるのも楽しみでした。
ショパン「別れの曲」、リスト「愛の夢 第3番」、バッハ「半音階的幻想曲とフーガ ニ短調」、
モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、ヴィヴァルディ「グローリア ニ長調」、
ドビュッシー「家なき子たちのクリスマス」、フォーレ「レクイエム~「楽園へ」」、
モーツァルト「幻想曲 ハ短調」、メンデルスゾーン「無言歌集~第2曲 嬰ヘ短調」、
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノソナタ、等々、音楽もとても楽しめました。
久しぶりにフランス語の映画を見て、ちょっぴりフランス語のお勉強も。

初日ということもあってなのか、映画館はほぼ満員、ビックリ!!

退院

2017-01-25 | いろいろ
親しくさせていただいている方が、今日、病院を退院されました!
病に倒れられてから、半年、都心の病院そして東京西部のリハビリ専門病院へと移られ、
何度かお見舞いに伺いました。

その方の生き方もお人柄も大好きで、誘い合って美術展やミュージカル、映画へ行ったり、お勉強やお食事したりと、
一緒に楽しい時を過ごさせていただいていたので、病に倒れられたことが私にはたいへんなショックでした。
昨年後半は私の方が少しずつ元気をなくしてしまった自覚があります。

でも、リハビリを頑張られたのでしょう。
お会いするたびに少しずつ良くなられ、その回復力に驚かされ、ついに退院される日が来るなんて、
本当に嬉しい限りです。
良かった…。

ご家族の家に退院されますが、いつか、元の住まいに立ち寄れる日も来るでしょう。
その日を楽しみに待っています♪

マリー・アントワネット展

2017-01-24 | アート
お休みを利用して、六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の展覧会、
「マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実」へフランス好きの友人と行って来ました。
ヴェルサイユ宮殿《監修》です!

会期終了が近いので、入場まで40分待ちという大混雑!
私のように漫画『ベルサイユのばら』好きの人にとっては外せない展覧会ですから、9割方女性です♪
私も娘もこの『ベルばら』大ファンなので、今まで宝塚や、映画や、ミュージカルを見てきましたし、
ヴェルサイユ宮殿へは何回か行ったことがあるのですが、日本で宮殿からの美術品が見られる折角の機会なので。

時系列に沿ってヴェルサイユ宮殿からの美術品が200点あまり展示されており、
マリーの幼少期から39歳の若さでこの世を去るまで激動の生涯を辿ります。
肖像画はもちろん、王妃が愛用した食器や漆器(日本製!)、家具、身に着けた衣服・処刑台に残された片方の靴、
直筆の手紙、そして革命期を克明に記録した貴重な歴史的資料など、貴重な品々がいっぱいです!
プライベート空間「プチ・アパルトマン」で 王妃が実際に使った家具や同時代の浴槽などとともに原寸大で再現され、
また、今では存在しない図書室部分がパリの国立古文書館に保管されている設計図などをもとに、
プロジェクションマッピングを利用したバーチャルリアリティで再現されていました。
展示の中で唯一撮影が可能だったのが、こちらのマリーが長女を生んだ直後に過ごしていた部屋の再現。


悲劇の王妃は、ファッションリーダーだったし、無知ゆえの問題言動の数々、
実は後々語り継がれる「愛される王妃」だったのではないかとさえ思われる人気の展覧会でした。

展示されていた食器の中に、私がフランスで買ってきたのと同じデザインのものが♪
ロワイヤルリモージュ社の「マリー・アントワネット」真珠と矢車菊がモチーフです。
 
右画像はマリー・アントワネットのイニシャルの付いたレイノー社のキャンドルホルダー、ベルサイユ宮殿で買いました。
右のマグカップにもイニシャルがついています。

それから、イタリアのムラノ島の工房で求めた、
マリー・アントワネットとルイ16世が手彫りされたヴェネチアングラスのワイングラス♡
 
これらは私の大切なコレクションです。

大混雑の中2時間以上かかって展覧会を見終え、この後のランチはやっぱりフレンチでしょう!
ということで、ヒルズ内の「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」へ。
 
昨夏に行った同系列のシャトーレストランは本格派でしたが、ここはカジュアルで活気があり楽しい雰囲気、
オープンキッチンスタイルなのでシェフやスタッフとカウンターをはさんで座り、お料理のお話も伺えました。
・アミューズ
・アントレ:サーモンのタルタル サフラン風味のトーストをあしらって 下のスモークはドライアイス!
  
・メイン:しっとりと白ワインでブレゼした米沢豚 芽キャベツのフリットを添えて 豚肉なのに驚きの柔らかさ

・デザート:なめらかなショコラのガナッシュ ビタークッキーでコーティングしたカカオのソルベと共に
 
・パン:こちらで提供されるパンはラトリエ内のベーカリーで特別に焼いたものだそうです。

お料理はどれも間違いなく美味しいです!!
カジュアルな感じなので思う存分おしゃべりしながらゆっくり出来、どれもこれも大満足の一日でした。
年末に引いた風邪がなかなかスッキリと治らなかったのですが、この日を境に完治しました♪

本庄市立図書館リニューアルオープン

2017-01-21 | 図書館
今日は、本庄市立図書館がリニューアルオープン、工事終了までの1年半、この日を待っておりました!
休館中は他に場所を移して臨時に開館していましたが、いろいろ不都合があり困ることも多かったです。

そして、このオープニングイベントに本庄市内の高校生がお手伝いとしての参加を依頼され、
私が生徒3名を引率して朝から行って来ました。
本庄市長さんをはじめ、主催者の方々、来賓の方々のご挨拶、祝辞の後、華々しくテープカット♪
 
ゆるキャラグランプリ全国2位の「はにぽん」も本校生徒たちの誘導で登場し、一層華やかに☆

開館してからは次々と利用者が訪れてフル回転のカウンターには長い長い行列ができ、
先着250名の貸し出し利用者にプレゼントされるオリジナル貸し出し袋は2時間弱でなくなりました。
(明日も、先着250名にプレゼントされるそうなので、手に入れたい方は是非!)
一人3冊ぐらいを貸し出しとすると、2時間で750冊の貸し出し!
生徒たちは、カウンター作業のお手伝い、子どもたちへの読み聞かせや紙芝居、と笑顔で大活躍でした。
 

図書館は明るく広くなり、祝日も開館、中高生のコーナーや資料の展示、子どもの本も充実しています。
本庄市のHPからの紹介ページはこちらです。
本庄市長のfacebookにも、早速今日の記事が載っていました。
 
図書館スタッフの皆さんから感謝されて、生徒たちの「イベントに華を添える」お仕事はお昼に終わりました。

明日は本校の入学試験、毎年、雪が心配ですが、明日は大丈夫そうで良かったです。
受験生の皆さん、落ち着いていつもの力が発揮されますように。
学校を挙げてお待ちしております。



第156回 芥川賞・直木賞決定!

2017-01-19 | 本の紹介
第156回芥川賞・直木賞の選考会が行われ、受賞作が決定しました。
芥川龍之介賞に山下澄人(やました すみと)氏の『しんせかい』(新潮7月号)、
そして直木三十五賞にはついに恩田陸(おんだ りく)氏の『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)が選出されました!!
お二方とも私とほぼ同年代、おめでとうございます♪

山下さんは1966年、神戸市生まれ。高校卒業後、脚本家の倉本聰さんが主宰する「富良野塾」に入塾。
2012年『緑のさる』で野間文芸新人賞を受賞し、芥川賞候補4回目にしての受賞です。
受賞作はかつて塾生であった富良野塾での体験を下敷きにし、記憶をたどった作品で、
18歳の主人公が生まれ育った神戸から遠く離れた雪深い北海道の学校で、
仲間と共同生活しながら演劇を学ぶ2年間が描かれた「王道の青春小説」だそうです。
これから読むのが楽しみ♪

そして、私が長年読み続けてきた恩田陸さんが、6回目の候補でついに直木賞を受賞されました。
自分の事のように嬉しくて、ニュースを聞いた時から興奮しています!!
恩田さんは1964年、仙台市生まれ。この作品は数多い恩田さんの作品の中でもピカイチだと思っていました。
受賞作は、日本の国際ピアノコンクールを舞台にした青春群像小説。(過去記事
構想に5年、執筆に7年、書き上げるまでに12年もかかったという、作者渾身の作品、
受賞されて本当に良かったです!!
昨日まで読んでいた平野啓一郎著『マチネの終わりに』は作中に出てくる音楽を編集したCDが発売されていて、
この『蜜蜂と遠雷』も、コンクールのピアノ曲を編集したCDが売り出されたらいいなぁ、と思います。

両作品とも登場人物は若者たち、高校生に是非読んでもらいたい作品が選ばれて高校図書館としては良かった♪
各賞の他の候補作は以下の通りです。

【芥川賞候補作】
・『キャピタル』 加藤秀行 文學界12月号
・『ビニール傘』 岸政彦  新潮9月号
・『縫わんばならん』 古川真人 新潮11月号
・『カブールの園』 宮内悠介  文學界10月号

【直木賞候補作】
・『十二人の死にたい子どもたち』 冲方丁 文藝春秋
・『室町無頼』 垣根涼介 新潮社
・『また、桜の国で』 須賀しのぶ 祥伝社
・『夜行』 森見登美彦 小学館
『また、桜の国で』もとても良かったのでライバル作品だと思っていました。

昨夜、本屋大賞ノミネート作品も発表されました。
一次投票を昨年11月1日より今年1月3日まで行い、全国の446書店、書店員564人の投票があり、
その集計の結果、上位10作品が「2017年本屋大賞」ノミネート作品として決定しました!

・『i(アイ)』 西加奈子  ポプラ社
・『暗幕のゲルニカ』 原田マハ  新潮社
・『桜風堂ものがたり』 村山早紀  PHP研究所
・『コーヒーが冷めないうちに』 川口俊和  サンマーク出版
・『コンビニ人間』 村田沙耶香  文藝春秋
・『ツバキ文具店』 小川糸  幻冬舎
・『罪の声』 塩田武士  講談社
・『みかづき』 森絵都  集英社
・『蜜蜂と遠雷』 恩田陸  幻冬舎
・『夜行』 森見登美彦  小学館

上記の10作品のうち私はすでに6作品を読了、続いて残り4作品も予約中です。
4月11日(火)の大賞作品発表が楽しみです♪

須賀しのぶ 著 『また、桜の国で』

2017-01-17 | 本の紹介
厳しい寒さが続くこの数日、昨日この地の最低気温はついにマイナス7.1℃!
家の中でも凍り付くような朝でした。

直木賞候補作、須賀しのぶ 著『また、桜の国で』(祥伝社)読了しました。
本の帯には
「ショパンの名曲『革命のエチュード』が、日本とポーランドを繋ぐ!
それは、遠き国の友との約束。第二次世界大戦勃発。
ナチス・ドイツに蹂躙される欧州で、“真実”を見た日本人外務書記生はいかなる“道”を選ぶのか?」

ある新聞の書評に啓発されて一刻も早く読みたく、図書館通いの私にしては珍しく書店で買いました。
504ページの大長編で第二次世界大戦時の東欧を舞台にした重い作品でしたが、
その内容に引き込まれて一気に読了しました。
ポーランドへの熱い思いを持った主人公は日本国政府の外交官でありながら、
身を挺してポーランドの人々と共に、日本の同盟国のドイツ軍と戦うという内容です。
ポーランドは隣国から蹂躙されることの多かった国、アウシュビッツ収容所のある国、
という程度の知識しかなかったのですが、ポーランドに対する知識や見方がずいぶん変わりました。
戦争は国と国の争いですが、その中の人々が皆、同じ思いであるというわけではありません。

この作品で重要な役割を持つ3人は、
ロシア人の父を持って日本に生まれるが、外見はスラブ人である主人公である日本国政府の外交官、
シベリアで保護され来日したポーランド人孤児で、後にアメリカ人となった記者、
アウシュビッツから奇跡的に生還したポーランドに住むユダヤ人。
この3人が「また、桜の国で再会を!」を合言葉にワルシャワでポーランド人と共にドイツ軍と戦います。
国籍を超えた友情、祖国への愛、真摯に仕事する姿、人として正義のために戦う姿、感動しました!

ベルギー在住時に何度かポーランドへ行こうとしましたが、いつも何らかの障害のために行けなくなり、
まだ一度も足を踏み入れたことがない国です。
その周辺の、ドイツ、チェコ、スロバキア、ハンガリーには行っているのに…。
ショパンやコペルニクス、キュリー夫人が生まれた国、アウシュビッツのある国、
いつか必ず行きたいという思いがさらに強くなりました。



劇団四季ミュージカル 「アラジン」

2017-01-15 | アート
この週末は冬一番の寒気到来、この地では雪がうっすら積もりましたが、
センター試験は大きな混乱もなく無事終わり良かったです。

友人と、劇団四季ミュージカル「アラジン」を観に行きました。
場所はカレッタ汐留内、劇団四季「海」劇場、以前ここで「ウィキッド」や「オペラ座の怪人」を観ましたが、
「アラジン」は初めて!楽しみです♪
 

まずは、カレッタ汐留47階の「なだ万」でランチ。
天気も良かったので見晴らしが素晴らしく、浜離宮庭園やお台場を見ながらの日本料理、
前菜、茶わん蒸し、サラダ、サワラの西京焼き、ご飯・お味噌汁・お新香、和菓子デザート、の懐石でした。
 

その後、いよいよミュージカル「アラジン」へ♪
劇団四季のミュージカルはほとんど見ていますが、この作品はディズニーアニメの印象が強くて、
ちょっとお子様向けかなぁ…と今まで見ていませんでしたが、歌とダンスに圧倒される素敵なステージでした!!
ブロードウェイ公演ではトニー賞の作品賞含む5部門にノミネート、
最優秀助演男優賞を獲得しているそうです。
クリエイティブ・チームは、作曲:アラン・メンケン、作詞:ハワード・アッシュマン、ティム・ライス、
台本・作詞:チャド・べグリン、演出・振付:ケイシー・ニコロウ。
今日のキャストは、ジーニー:阿久津陽一郎さん、アラジン:北村優さん、ジャスミン:岡本瑞恵さん。
ランプの魔人ジーニーの楽しさ、お茶目さを存分に演じていらして、本当に笑えました♪
衣装も、お城も、ステージも、夜空も、キラキラとしてとっても素敵☆
素晴らしい歌声とキレキレのダンスで、アラビアの世界にどっぷりはまれ、最高でした。
これから3か月おきに劇団四季の「リトル・マーメイド」「ノートルダムの鐘」を
家族と観に行く予定になっており、いずれも初めてなのでとても楽しみです♪

帰りは、鼎泰豐でスペシャルメニュー「ずわい蟹入りフカヒレあんかけ炒飯セット」を。
 
大きなフカヒレがたっぷり入っていて美味~!
もちろん大好きなスープたっぷりの小籠包と、サラダ、わかめスープも付いて、美味しかったです。
友人と一日中おしゃべりしながら美味しいものをいただき、素敵なステージにワクワクし、幸せな一日♪

図書館便り「Library News」 1月号

2017-01-11 | 司書室より
新学期当初から、図書館では受験を控えて自宅研修となった3年生が朝から大勢勉強しています。
図書館便り「Library News 1月号」を発行しました。
こちらです。(Yahoo版Google版

新年号の特集記事は「2016年 年間ベストセラー」。
書籍取り次ぎ大手の日販が発表した<総合>部門では、1位から10位は以下のような結果です。
*印は、本校図書館にありますので、是非借りに来てくださいね。

1位 『天才』 石原慎太郎 (幻冬舎)
2位 『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本』カール=ヨハン・エリーン 三橋美穂監訳 (飛鳥新社)
3位 『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 特別リハーサル版』J.K.ローリング ジョン・ティファニー(静山社)*
4位 『君の膵臓をたべたい』 住野よる 双葉社 *
5位 『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』 岸見一郎 古賀史健 (ダイヤモンド社) *
6位 『どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法』Eiko (サンマーク出版)
7位 『羊と鋼の森』 宮下奈都子 (文藝春秋) *
8位 『コンビニ人間』 村田沙耶香 (文藝春秋) *
9位 『正義の法』 大川隆法 (幸福の科学出版)
10位 『新・人間革命(28)』 池田大作 (聖教新聞社)

絵本が第2位に入ったのは、画期的なことですね!
子どもだけではなく、大人にもずいぶん売れたそうで、私も買いました♪
上記10冊のうち、私が読了したのは5冊。

本の雑誌『ダ・ヴィンチ』1月号の「BOOK OF THE YEAR」特集は、2001年1月号よりスタートして今年で17回目。
このランキングは単なる売り上げ順ではなく、全国の書評家、書店員、ダ・ヴィンチアンケート会員、
読書メーターユーザーなどの “本の目利き”たちの投票によってつくられているこちらのベスト10は以下の通り。

1位 『小説 君のは。』 新海誠 (KADOKAWA)*
2位 『コンビニ人間』 村田沙耶香 (文藝春秋)*
3位 『サブマリン』 伊坂幸太郎 (講談社)*
4位 『陸王』 池井戸潤 (集英社)*
5位 『アンマーとぼくら』 有川浩 (講談社)
6位 『下町ロケット2ガウディ計画』 池井戸潤 (小学館)* 
7位 『希望荘』 宮部みゆき (小学館)  
8位 『天才』 石原慎太郎 (幻冬舎)
9位 『人魚の眠る家』 東野圭吾 (幻冬舎)* 
10位 『カエルの王国』 百田尚樹 (新潮社)*

上記の10冊のうち、私は『天才』を除く9冊を読了し、本校図書館にほとんど入っています。

今月の作家コーナーで紹介したのは、昭和~平成に活躍された遠藤周作氏。
先日も記事にしましたが、学生時代に小説『沈黙』にとても心を動かされ、『海と毒薬』『深い河』など読みました。
巨匠マーティン・スコセッシ監督による映画『沈黙-サイレンス-』の公開を楽しみにしています♪