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私立高等学校図書館からの
メッセージ&日常のあれこれ

高校図書館ブログへようこそ!

Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

性教育講演会

2019-05-28 | 学校のこと
昨日の全校HR時間である「響生の時間」に、産婦人科医である遠見才希子先生から
「自分と相手を大切にするって?~えんみちゃんからのメッセージ~」と題して性教育の講演をいただきました。
先生のブログでも紹介されていました!

とても暑い中、性感染症や若年期における性行為のリスク等をわかりやすく、又ユーモアたっぷりでお話いただき、
私は聴きにいかなかったのですが、生徒や同僚から「とても良かった!!」と聞いて行けばよかったと残念に思いました。
ご著書『ひとりじゃない 自分の心とからだを大切にするって?』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
をご寄贈していただいたそうで、装備する前にちょっと読ませていただきました!

小さな頃から現在に至るまでのご自身のことが赤裸々に、飾りのない文章で書かれています。
その中で、望まない性行為をしてしまう女性がいかに多いかに衝撃を受け、
ただ大人の代わりに正しい知識を説明するだけでは、聞く人の心を動かせないことに気づきます。
自分や友人の経験談などを本音で語る‘もっと気軽に楽しくまじめに性を考える場’を作ることを決意し、
“えんみちゃん”のニックネームで、2006年より単独での講演活動をスタートさせます。

日本では話題にしにくいことに、ズバッと切り込んでいくのが若者の共感を呼ぶのでしょう。
こんなふうに話してくれる大人はいなかった、という感想がとても多いようです。

この本の大きな帯に書かれている文章に、えんみちゃんの言いたいことが凝縮しています。
「男の子は女の子を大切にしてほしい。
そして、女の子は、まず自分を大切にしてほしい。
これから先は、無関心な恋愛やセックスで傷ついたり、傷つけられたりすることは、
もうしないでほしい。」

命はこの世界で誰もがたった一つだけ持つかけがえのないもの。
今日も、衝撃的で猟奇的な事件が起こり、
家庭を持つ優しいパパと、これから限りない将来が拡がっていた女の子の命が、突然絶たれました。
悲しみとやりきれない思いでいっぱいです。
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朝井リョウ 著 『死にがいを求めて生きているの』

2019-05-26 | 本の紹介
北海道で39℃を越す猛暑!
暑さに慣れていない北海道の皆さん大丈夫ですか?
この地も35℃の暑さでしたが、さすが埼玉、5月の最高気温は1993年に37.2℃があったそうです。
ホットカーペットをい草ラグに替え、羽毛布団を羽毛肌掛けに替えと、一日中家の衣替えに汗を流しました。

朝井リョウ 著 『死にがいを求めて生きているの』読了しました。
「平成」を生きる若者たちの生き辛さを描いたらピカイチの作家、さすが朝井リョウさんの作品!と思いました。
主人公は札幌の病院に入院中の「南水智也」と、今なお植物状態にある友を見舞う「堀北雄介」、
この二人を軸に、俗にゆとり世代と呼ばれる彼らの少年期から青年期までが全10章に描かれます。
朝井リョウさんは、
「私の世代は競争から遠ざけられて育った実感があります。
相対評価ではなく絶対評価の世界の中では、自分の価値を自分で把握しなければならない。
その試みって、自己否定や自滅への道筋でもあると思うんです。」
とこの作品について語っています。

中央公論新社の創業130周年を記念する総勢8組の人気作家による競作連載企画「螺旋プロジェクト」
の中の1冊がこの作品でもあります。
半年前の講演会の時にこのプロジェクトのことをお話されていて、作品を楽しみにしていました。
プロジェクトの作品舞台は原始~未来の日本列島、テーマは〈対立〉といった伊坂幸太郎氏発案のお題の下、
平成元年生まれの直木賞作家・朝井リョウ氏は平成を担当し単行本第1弾です。
他の時代を描かれるのは、伊坂幸太郎、天野純希、薬丸岳、乾ルカ、澤田瞳子、大森兄弟、吉田篤弘、
と人気作家さんばかり、今後刊行予定の他の作家の作品も楽しみ♪
各作家の作品に共通するモチーフや共通するシーンも盛り込まれているようなので、
謎解き的な面白さも楽しめそうです。


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TVドラマ 『白い巨塔』

2019-05-24 | 本の紹介
山崎豊子 著『白い巨塔』を原作とするTVドラマが5夜連続で放映中です。
主役の財前五郎を演じるのはご贔屓の岡田准一くん♪、対照的な医師 里見脩二を演じるのは松山ケンイチさん、
その他にも、他のドラマでいわく付きの役をしてきた俳優さんがたくさん登場し、
今回は良い人?本当は悪い人?などいろいろ勘ぐってしまいます。
名誉と昇進のためなら手段を選ばない脂ぎった姿はまるで「昭和の男」たち(今もそう?)、
今夜は第3話、ますます面白くなってきました!

かつて、このTVドラマはいくつか作られていて、
私は、1978年の主演 故田宮二郎氏、里見脩二役は山本學氏、2003年の主演 唐沢寿明氏、里見脩二役は江口洋介氏、
のドラマを観たことがあります。
特に田宮二郎氏の演技は忘れられず、代表作かつ遺作となりました。

山崎豊子さんは「大学病院の医局には『そこに重厚な人間ドラマがある』から。」と述べており、
後の医学部に端を発する東大紛争に大きな影響を与えた作品でもありました。
早速、本校図書館からこの作品を借りていった生徒がいました♪

ほとんどのお医者さんは人の命に真摯に向き合って下さっていると思いますが、
その利権と名誉が大きくなればなるほど、自分の利益を最優先してしまうものなのでしょうか?
正しいものや優先すべきものが見えなくなる、その怖さと脆さを感じます。
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映画音楽

2019-05-22 | 音楽
先日、友人にお声かけいただき、サントリーホールでの映画音楽の演奏会へ行ってきました。
ちょうど1か月前にクラシック音楽の演奏会へ行ったばかり、今回は何とステージ極近の席でした!
「オーケストラ・サウンドと光のスペクトラム 仙台フィルmeets 新妻聖子」です。

<プログラム>

・ジョン・ウィリアムズ:『スター・ウォーズ』メイン・タイトル
・モリコーネ:『ニュー・シネマ・パラダイス』
・『アナと雪の女王』<レット・イット・ゴー> 新妻聖子
・デュカス:交響詩『ファンタジア』より『魔法使いの弟子』
・ジョン・ウィリアムズ:『E.T.』のテーマ
・久石譲:『千と千尋の神隠し』から<あの夏へ>
・『タイタニック』より<マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン> 新妻聖子
・『レ・ミゼラブル』より<夢やぶれて> 新妻聖子
・オペラ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ』新妻聖子アンコール
・ジョン・ウィリアムズ:組曲『スター・ウォーズ~フォースの覚醒~』
~アンコール~
・ジョン・ウィリアムズ:『スター・ウォーズ』帝国のマーチ(ダースベイダーのテーマ)

指揮:角田 鋼亮
ゲスト・ヴォーカル:新妻 聖子
オーケストラ:仙台フィルハーモニー管弦楽団
ナビゲーター:柴田 秀一

大ヒット映画の有名な曲ばかりなので、すべて知っている曲で、
音楽を聴いているとそのシーンがまざまざとよみがえり、それを観ていた自分のことも思い出します。
ジョージ・ルーカスとジョン・ウィリアムズ、ジブリ映画と久石譲など、
映画監督と映画音楽作曲家との結びつきは、もうそれ以外考えられないくらい強固で深いものですね。
映画において映画音楽がいかに大切な部分を担っているか、再認識しました。

新妻聖子さんは4曲を歌ってくださいましたが、すぐそばだったのでマイクなしの声まで聞こえました。
帝国劇場でミュージカル『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役、『ミス・サイゴン』キム役で、
新妻聖子さんの歌声を聴いたことがあります。
音大声楽科卒か劇団四季卒かと思っていましたが、オーディションからの大抜擢デビューだったのですね。
アンコールで歌いあげた原語の『誰も寝てはならぬ』は圧巻!マイク無しでいけたでしょ!

指揮者の角田鋼亮さんはお若く、溌溂とした熱い指揮ぶりで、
TVドラマ「のだめカンタービレ」で指揮者を夢みる音大生、千秋真一の指揮指導をされたそうです!

隣の席の方は新妻聖子さんと指揮者の角田鋼亮さんの大ファンだそうで、
このお二人のコラボは外せないと、泊りがけで仙台から一人でおいでのマダムでした。
身を乗り出して聞かれていて、とても楽しそうでした♪
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映画 『キングダム KINGDOM』

2019-05-19 | 映画
前から楽しみにしていた今話題の映画『キングダム KINGDOM』やっと観に行ってきました。
いやー面白かった!!

原作は原泰久による漫画作品『キングダム』、娘の家にこれの全巻があり気になっていました!
大ファンの婿さんに先日この映画のことを聞いたら、
「秦の始皇帝にまつわる時代劇で、全54巻のコミックの初めの5巻が映画化されたんですよ。」とのこと。
コミックは累計発行部数が4,000万部超、通っている美容院にも置いてあります。

封切りから少し経っていたので近隣の映画館は相変わらず空いていましたが、
全国で大ヒットとなり興行収入40億円を超えたそうです。

映画の舞台は紀元前中国春秋戦国時代の中国、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と、
中華統一を目指す若き王・エイ政(後の秦の始皇帝=吉沢亮)の戦いを壮大なスケールで描くエンターテインメント大作!
若いこの二人の演技と役への入り込みが素晴らしかったです☆
山崎賢人さんは映画『鋼と羊の森』やTVドラマ『グッドドクター』のような優しく繊細な役も出来るし、
この映画のようなアクションシーンも出来るのですね。
徹底した食事制限と過酷なトレーニングで10キロ減量して撮影に臨んだそうです!
相棒役&の吉沢亮さんは、朝ドラの天陽君とは大違い、冷静でありながら大胆、若き王としての凛々しさもありました。
そして誰よりもオーラがあったのが王騎役の大沢たかおさん、とてつもない大きさを感じました。
それぞれのキャストが、まるで原作漫画から出て来たかのようにそっくりなのだそうですね!

最初から最後までハラハラドキドキが止まらない、とってもエキサイティングな映画でした!!
この原作、TVアニメになったのですね、見たかったです。
この先、どうなるのか知りたいなぁ~娘のところからコミック貸してもらおうかなぁ。
ごく最初だけが映画になっているのは、『風の谷ナウシカ』みたいな感じでしょうか?
終演後、若い男子たちが「ONE PIECEで言うとサンジが出てきたぐらいのところだなぁ。」
と話しているのを聞いて、「あぁ、まだあの辺か。」と思ったのでした。
(といっても、私は「空島」あたりでONE PIECEが終わっちゃっているのですが・・・)

この映画の続編を是非作ってもらいたいです♪
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防災訓練

2019-05-17 | 学校のこと
今日、出勤すると駐車場に消防車が停まっていました。
中間テスト後の3時間目を使って防災訓練が行われ、消防署の方がご指導にいらして下さいました。
昨日放課後、今日の準備のために校内テスト放送で火災警報とサイレンが流されましたが、
東日本大震災後にしばしばTVやスマホから鳴ったあのアラーム、今でも聞くと胸がドキドキします。
実際に災害にあった方には、忘れたくとも忘れられない辛い音でしょうね。
校庭に、全中学・高校生が避難している様子。


今、我が家の庭の芝生以外の木の根元はマーガレットの花でいーっぱい!
 
他にも春の草花がいろいろあったのですが、年々マーガレットが自然に増えてきて今が花盛りです♪

ブルーベリーの実も大きくなってきました。
今年は4月が肌寒かったので、特に早かった昨年と比べると例年通りの感じです。
早生種は実が大きくなり始めていて、6月中旬には熟すと思います。
 
晩成種はまだ花が咲いているのがあるほどなので、恐らく7月末から9月中旬頃までになりそうです。
1年ぶりのフレッシュブルーベリー、楽しみです♪
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吉田修一 著 『続 横道世之介』

2019-05-15 | 本の紹介
吉田修一 著 『続 横道世之介』(中央公論新社)読了しました。
10年ほど前に出版され、高良健吾さん主演で映画化もされた『横道世之介』の続編です。

前編は、彼が18歳だった1980年代が主な舞台となっており、自分の学生時代を懐かしく思い出したりしていました。
正直でまっすぐで不器用で、でも無理のない世之介の生き方、学生時代だったらそれもありでしょう。
そしてこの続編では、大学を卒業して24歳となりちょっぴり大人になり、「いい人」に変わりはないものの、
いまだ定職につけずバイトとパチンコで生きつないでいるというダメな人生を送っています。
そんなダメンズ世之介なのですが、周りの人たちは、ふと世之介のこと思い出すとなんかほっとしたり、
無理して生きなくてもいいよなって思ったり、役に立たなくてもいいから(!)そばにいてほしい、
と思ったりするのです。
私も、世之介のような人と知り合いになって、心の濁りを取ってほのぼのとした癒しの時間を過ごしたい♪
(作品中の両親もそうでしたが、もし我が子がこんなふうだったら気が気じゃないでしょうが・・・)

最後は2020年東京オリンピックで終わるのですが、世之介は前作と同じように世間で話題になった最期を迎えます。
この作品の表紙もとても良く、涙が出そうです。

この言葉がひどく心に残りました。
「今、世之介のことを思うと、ただ善良であることの奇跡を伯父さんは感じます」
世之介に癒されてほのぼのとした温かい心で本を閉じました。

この本の後、読み始めた本がこちら。
辻村深月 著 『傲慢と善良』(朝日新聞出版)
三分の一ほど読みましたが、世之介は濁りのない他人のための「善良」であるのに対し、こちらの善良は濁りがありそう!

やっぱり本は面白くて読みだすと止まらなく、それでも立ったまま読んだり、スクワットしながら読んだり(笑)、
「座り過ぎ」にならないようにとホンの気持ちだけ動いています。(歩きながらは危なかった!)
それでも、昨日は時間があったので川の土手を30分ぐらいウォーキングしたら、
昨日夕方からずっと、キウイを食べると涙が出るほど喉が腫れて鼻が詰まってしまいました。
いっぱい咲いていたカモガヤ?イネ科のアレルギーでしょうか?
今夜ヨガへ行って来たら、少し良くなりました。ヨガは大のお気に入り♪

明日から1学期中間テスト、10連休の影響で試験範囲が少なく作問が大変そうです!!
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母の日

2019-05-12 | いろいろ
今日は母の日、義母の誕生日も近いことから、
連休中に我が子たち、孫たちが集まった時に、みんなで88歳米寿の長寿祝いをしました。
年末にちょっと怪我をしてから、あまり歩かず外に出ないのでプレゼントとケーキをもって母屋へ。
いつもお世話になっている洋蘭店で、数万鉢の中から生まれたという奇跡のオリジナル品種
ミディ胡蝶蘭「ミラクル 3本立て」をお願いしておきました。
 
ケーキの8本のキャンドルに火をつけ、みんなで歌を歌ってあげ、義母の初曽孫が勢いよく火を吹き消してパチパチパチ♪
夫はひとりっ子、私が結婚し、義母にとって孫が2人生まれ、さらに曽孫が3人と、
一人の息子(夫)から家族がこんなに増えたことを幸せに思ってくれたら嬉しいのですが・・・
私は結婚して30年が過ぎ孫が3人いますが、まだまだバリバリに「嫁」なのです。

今日も、「母の日」としてさらに私から義母へプレゼント。。。


実家の母にもプレゼントを持って、今日は顔を見に行きました。
実の母からは「毎年毎年本当にありがとう、まさか84歳まで生きるとは思わなかった!」との言葉、
昨日、プリザーブドフラワーのミニ講座で作ったアレンジメントも一緒にプレゼント♪
 
夏用のシルクのショールも喜んでもらえて、良かった♪

子どもたちからはすでにいただいており、ありがとうの言葉と素敵な品々が飛び交った母の日でした♪
誰かのために何かが出来るということは、幸せなのかもしれませんね。
家族みんなが、それぞれ(それなりに)元気に暮らしていて、今のところはそれほど心配はありません。
天気も良く爽やかで、気持ちのいい一日でした。
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Gipsy Swing Live

2019-05-11 | 音楽
エキサイティングなジプシー・スウィング・ライブへ行ってきました♪
お誘いいただいた友人と一緒に、熊谷市北部にあるJAZZ CAFE「SPACE1497」(初めてのお店)へ。
 
ジプシー・スウィングとはJAZZとどう違うのかな~と思いながら店内へ、最前列の最高席♪
演奏はアコーディオン:Miyackさん、ギター:宮澤達也さん・長谷川舜さんのトリオです。
以前もライブへ行ったことがあるミュージシャンお2人、いつも素晴らしい演奏で、
それに若手のギタリスト(本校のあるH市ご出身)、とても楽しみでした。

ジプシースウィングとは、ジプシーの伝統音楽とスウィング・ジャズを融合させた音楽で、
ジプシー・ジャズとも言われ、フランスに大きな起源を持つそうです。
少しくだけて言うと、ヨーロッパの酒場で演奏されてきた音楽だそうです。
激しい演奏が続く曲、哀愁の漂う曲、アコーディオンの響きが優しい曲、それにジャズやボサノバ、
目を見張る演奏技術テクニックに驚嘆しながら、休憩を挟んで前後半40分ずつの熱演でした!
音楽を演奏する時には楽譜の音符が頼りの身としては、
ちらっと見えた楽譜にコードしか書いていないことにいつも驚かされます。
細やかな旋律や激しい和音や、一人から一人への音楽の受け渡しとか、その場限りの音楽、
音楽の応酬が素晴らしく、エキサイティングで、パワーを受け取りました。
途中、7月にライブのあるラテンボーカリストの方の客演もあり、良かったです。
 
大喝采の後のアンコール曲が最高に盛り上がり、音楽の中に埋もれるようでした!
この一体感はライブならでは、そして至近距離でその演奏のすべてを見られて最高でした!
音楽って楽しい、素晴らしい、病みつきになりそうです♪
(半ばなっています・・・)
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濱野京子 著 『この川のむこうに君がいる』

2019-05-10 | 本の紹介
濱野京子 著『この川のむこうに君がいる』(理論社)読了しました。
今年の青少年読書感想文全国コンクール高等学校の部の課題図書です。

課題図書というと、読書感想文コンクール=夏休みの宿題=嫌いだった
となり、敬遠する方もいらっしゃるかもしれませんが、思いがけず(?!)良い作品に出合えることもあり、
私は中学校の部・高校の部の課題図書はひと通りチェックします。

読了した『このこの川の向こうに君がいる』は主に児童書の作家さんですが、とても良い作品でした。
主人公は、東日本大震災の時、宮城県に住んでいて家が流され埼玉県に移り住んだ女子高校生。
この「東日本大震災」関連の本は、
その悲惨な状況をメディアで見たり、辛い思いをしてからまだ8年、読みながら気持ちが暗くなることも多いです。
「可哀想な被災者」として中学校で特別視され、それが息苦しかった主人公の女子高生は、
3.11の被災者であることを隠し、高校生活をまっさらな状態で始めたいと思い東京の高校を選びます。

被災者も一様ではない、被災者への同情とは?被災者に寄り添うとは?
いろいろ考えさせる良い作品でした。

この他に、次の2作品が高校の部の課題図書、すでに図書館に入れてあります。

『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ:あなたがくれた憎しみ』 アンジー・トーマス・作 服部理佳・訳 (岩崎書店)
『ヒマラヤに学校をつくる:カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦』 吉岡大祐・著 (旬報社)

昨年、紹介していただいて読んだ本、『ある晴れた夏の朝』 小手鞠るい・著 (偕成社)
中学校の部の課題図書になっていました。
原子爆弾の是非をアメリカの高校生がディベートするという作品、大人も十分楽しめます!

BSプレミアムの「岩合光昭の世界ネコ歩き」が大好きな愛猫チコちゃん♪
 
本当に猫って楽しい、面白い、可愛い、癒される~♪
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