今日で震災から4か月。
もう4か月も経ったという気がするときもあるし、
まだ4か月と思うときもあります。
昨日は、お友達と都心でお芝居と演奏会を楽しみました。
まずは、帝国劇場で帝劇開場100周年の記念公演「風と共に去りぬ」を観ました。
ご存知マーガレット・ミッチェル原作のベストセラー、
1860年代のアメリカ南北戦争動乱期、時代の波に翻弄されながらも、
力強く生きた一人の女性の半生を描いた感動の物語ですね。
高校生の頃小説を読み、その後映画も見ました。
今回のスカーレット・オハラ役は米倉涼子、そしてレット・バトラーは寺脇康文です。
ミュージカルはよく見ますが、お芝居は久しぶり♪
米倉さんは背が高くて舞台映えし、
気が強くで我が儘で甘えん坊の感じがよく出ていました。
レッド・バトラー役の寺脇さんは朝の連ドラの「お父さん役」がちらついてしまい。。。
この日は千秋楽だったので、カーテンコールの最後に出演者からそれぞれ挨拶がありました。
1か月にわたる公演のいろいろを思って感極まったのか、米倉さんは涙ながらに語っており、
寺脇さんに「こんな弱気な米倉さん見たことない!」とからかわれていました。
その後、六本木へ移動、
夜はサントリーホールでの復興チャリティコンサートです。
茨城県水戸市に水戸芸術館という総合芸術センターがあり、
そこには国内最大級のパイプオルガンを備えたコンサートホールATMというのがあるそうです。
3月の震度6の震災でホールとパイプオルガンがかなり破損していまい、
その復興のためのチャリティコンサートです。
演奏は、そこに所属する水戸室内管弦楽団。
地方のオーケストラ、しかも室内管弦楽団だから少人数だし、
とあまり期待せずに(ゴメンナサイ!)演奏を聴き始めたらビックリ!!
なんて綺麗な音♪
<曲目>
J.S.バッハ 管弦楽組曲 第一番 ハ長調BWV1066
ハイドン ピアノ協奏曲 Hob.XVⅢ-11
シューベルト 交響曲第五番 変ロ長調 D485
アンコール
モーツァルト ピアノ協奏曲 第21番 ニ楽章
これは私が無知でした・・・
演奏家たちは、国内海外で活躍する名だたる方々でした!
2曲目のピアノ協奏曲はピアニスト小菅優さんが演奏しました。
彼女の演奏を聴いたことがなくてよく知らなかったのですが、
9歳からヨーロッパに住み、演奏活動をしていたという・・・!
彼女のピアノの音は丸く美しく素敵な演奏でした。
この楽団の指揮者は、巨匠、小澤征爾さんなのだそうです。
でも体調不良のため、ずっと指揮者なしでの演奏だそうです。
それでも音がピッタリ!!
客席にファッションデザイナーの森英恵さんがいらしていて、帰るときすぐ隣になりました!
水戸市芸術振興財団の理事長をされている関係でしょうが、
ファッションもきまっていてTV等でお見かけする通りお綺麗でした。
この演奏会の収益金は、震災復興のために使われるそうです。
それから、少しでもお手伝いできればと
ホールで売っていたこの楽団の演奏会CDも買いました。
指揮 小澤征爾さん、ピアノ 小菅優さん、水戸室内管弦楽団、
メンデルスゾーン「ピアノ協奏曲第1番」と「無言歌集より」。