今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

森絵都 著 『みかづき』

2016-11-30 | 本の紹介
今日で11月も終わり、2016年も残すところあと1カ月となりました!
今月の読書は以下の11冊、これで今年90冊、なんとか目標の年間100冊に届きそうです。
holyの本棚 - 2016年11月 (11作品)
陸王
陸王
池井戸潤

読了日:11月07日

タマゴマジック
タマゴマジック
恩田陸

読了日:11月10日

みかづき
みかづき
森絵都

読了日:11月22日

ヴァラエティ
ヴァラエティ
奥田英朗

読了日:11月24日

カラフル
カラフル
森絵都

読了日:11月27日

望み
望み
雫井脩介

読了日:11月30日

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この中の何冊かはすでに紹介しましたが、今日取り上げるのは森絵都さんの『みかづき』。
先日セミナーでお目にかかる機会に恵まれ、もしかしたら話に出るかもと思い最新作を読んで伺いました。
あらすじは・・・
昭和36年。小学校用務員の大島吾郎は、勉強を教えていた児童の母親、赤坂千明に誘われ、ともに学習塾を立ち上げる。
女手ひとつで娘を育てる千明と結婚し、家族になった吾郎。
ベビーブームと経済成長を背景に、塾も順調に成長してゆくが、予期せぬ波瀾がふたりを襲い、山あり谷あり涙あり。
昭和~平成の塾業界を舞台に、三世代にわたって教育の仕事で奮闘を続ける家族の物語。

大学を出てからずっと教育にかかわる仕事をしている身にとって、いろいろ考えさせられる内容でした。
主人公は、公立学校批判を出発点に、望ましい教育をするために学習塾を立ち上げます。
私自身、公立学校教員、学習塾経営・講師、私立学校教員と仕事を変わってきているので、
それぞれの場でのそれぞれの立場や考え方が良くわかります。
また、母親としても我が子たちの地元小中学校、私立高校の教育を見てきています。
教育制度も私の頃の「詰め込み教育」から「ゆとり教育」へ、そして今、「学力がつく教育」へと、
時代とともに行政の掲げる目標も移り変わっています。
結局のところ、子どもたちにとって一番望ましい教育を受けさせたい、という思いを誰もが持っており、
その思いが題名の『みかづき』に表されています。

続けて同じ作者の『カラフル』も読みましたが、長年児童文学に専念されてきた森さんの子どもへの熱い思いは、
デビュー当時からずっと変わらないのだなと思いました。
先日のセミナーで森絵都さんのお話された言葉が心に残っています。

「YA(ヤングアダルト)向けの作品にはすべての子ども・大人に共通の体験が書かれています。
恋をしたり、勉強に苦しんだり、友達関係に悩んだり、親をうっとおしいと思ったり、進路に悩んだり、
そんな誰にでもあった昔の話で盛り上がれるのがYA作品ならではの良さです。
私は、これからも中高生向けの作品を書いていきます。」

『リズム』『宇宙のみなしご』『アーモンド入りチョコレートのワルツ』『つきのふね』『DIVE‼』
など、大人が読んでも心弾む作品が多く、
娘が中高生の頃森さんが好きだったので同じ作品を読んで語り合ったこともありました。
この『みかづき』は500ページ近いボリュームの大長編ですが、
長さを感じさせない筆力と爽やかな読後感で、さすが森絵都さん!と思わされました。
教育関係者は是非ご一読を!

旧交を温める

2016-11-28 | 美味しいもの
11月は、旧友たちとの食事会がいくつかありました。

まずは、私が最初に就いた仕事のお仲間。
もう30年近くのお付き合いの方々、5名で中華のコース料理をいただきながらおしゃべりしました。
 
毎年、幹事持ち回りで「奥様会」として秋に会っています。
今年も元気に5人が集まれたことを喜び合い、仕事について語り尽くしました!
現役でずっとお仕事されているのは、5名中2名、続けていることが本当にご立派です。
毎年それぞれの家族で、おめでたがあったり、悲しい報告があったり、
仕事での悩みや苦労、楽しいことなど、話し始めたら本当に話が尽きません。
フカひれのスープをはじめ全7品のお料理、すべては載せませんが美味しかったです♪

次は、私が2番目に就いたお仕事で20年近く前に知り合った友人と、お気に入りのフレンチで。
人気のお店ですが、この日はひときわ混雑していて料理のサーブも遅めでした。
 
お料理は間違いなく美味しい♪
・アミューズブーシュ ・冷製前菜 サーモンのカルパッチョ ・本日のスパゲティ
・本日の肉料理 鴨のソテー ・自家製パン ・デザート 和栗のモンブラン
・ミニャルディーズ(お好きなだけ) ・コーヒー
私はその仕事を体調の都合で5年しか続けられませんでしたが、友人は27年続けています!
少しずつ減らしているそうですが、送り出した生徒の子どもが通ってくれたりして、
「まるでお孫ちゃんよ!」と笑っていらっしゃいました。
お互い自分の孫の話でも大盛り上がり♪

そして、2年に一度のお楽しみが恒例となった、高校の部活の同窓会、30年以上のお付き合いです。
今回は顧問の先生の傘寿のお祝いも兼ねていたので、15名の素晴らしい出席率でした!
みんな、家を出られるようになったということでもありますよね。
南浦和のフレンチ、初めていったお店ですが貸し切りにして下さり、
また、お料理もフレンチのフルコースでとっても美味しくしかもリーズナブル、感激です。
 
・本日の一品 ・前菜(海老と帆立の包み焼) ・ゴボウのスープ ・お魚料理(サワラ) 
・お肉料理(地鶏) ・デザート(レモンシャーベット ベリーソース添え) ・コーヒー ・小菓子
女子高の音楽部だったので、先生以外は女性ばかり、そして皆さんとってもお元気!
会の終わりには校歌と、定番の女声合唱曲を先生の指揮で歌い、懐かしさに胸がいっぱいになりました。
まだまだ名残惜しくて2次会へも数人で繰り出し、そこでの話題はちょっとここでは書き(け?)ませんが、
大笑いで「そうだよねー!!」と同感しあいながら、それぞれの帰途に就きました。

みんな、それぞれの場所で頑張ってる!
仕事をしながら妊娠・出産・子育てをし、家事も趣味も、
見知らぬ土地での親戚・近所・PTA付き合いもこなす女性たちの話は絶対に面白い!
いっぱい元気をもらって、私もまだまだ頑張ります。

読書セミナー with 森絵都さん!

2016-11-26 | 図書館
本校図書館がお世話になっている全国学校図書館協議会(SLA)から、
今年の「学校図書館年」を記念し、学校図書館実践講座の特別企画として「絵本・読書セミナー」のお知らせが。
絵本の魅力や読書の楽しさについて、作家や専門家による講演・テーマトーク・対談など4回あり、
その1回に作家の森絵都さんがいらっしゃるとのこと!
大喜びで申し込んだところ無事受理され、今日、会場となる本の街神保町の某大学へ行ってきました♪

森絵都さんの作品は、娘が中学生高校生の頃、娘から紹介されてたくさん読み、
感想を話し合ったり作品を紹介しあったりして、我が家には今でも
『リズム』『宇宙のみなしご』『つきのふね』『カラフル』『DIVE!!』など、たくさん本があります。
あの森絵都さんにお目にかかれるなんて、本当に嬉しく幸せです♪
それも、定員100名という少ない人数、前から2番目の近さでじっくり伺うことが出来ました。

トークのテーマは「YA世代に読書の楽しさ、喜びを!」
作家の立場から森絵都氏、出版界からはヤングアダルト出版会会長・岡垣重男氏、
学校現場の立場から全国SLA参事・斎藤純氏の3名による、テーマトークでした。
YAというのは「ヤングアダルト」の頭文字で、中高生を対象とした書籍のことです。
(違う意味に誤解されがちなのでYAワイエーと言っています。)
以前はこの世代に向けての書物があまりなく、その先駆者ともなったのが森絵都さんでした。

森絵都さんの子ども時代からの読書遍歴や、作家としての思いなど熱く語って下さいました。
幼児から小学生までは本をよく読むのですが、中学高校生になると読まなくなってしまい、
私も苦慮しあの手この手で本を紹介しています。
トークの中で「本を読むのは辛い作業」や「読書は想像力が必要」という話が出たり、
「子どもの頃から本を読んでいないと、本を読む大人にならない」などシリアスな話も。
アッという間の1時間半で、もっともっとお話を伺いたかったです。

その後、久しぶりの神保町を満喫♪
 
近くにある息子が大学生の時に住んでいたマンションへ行ってみたり、居並ぶ古本屋をのぞいたり、
カレーの名店かナポリタンの名物レストランでランチをしたかったのですが案の定大行列だったので、
ロシア料理のお店でボルシチや壺焼きビーフシチューをいただきました。
 
本の街神保町、この街に住みたい。。。

11月に初雪!

2016-11-24 | いろいろ
天気予報の通り、明け方から昼過ぎまで雪が降り続きました!
昨日のうちにスタッドレスタイヤに取り換えてもらい、本当に良かったです。

冒頭画像は朝10時の我が家の庭、芝生に3㎝は積もっていて玄関から長靴をはいて駐車場へ、
まずは車を除雪・・・
我が家を出るまでがひと苦労です。
 

出勤するお昼ごろが一番強く降ったようで、道路もシャーベット状の雪がたまり始めていました。
午後も降りやまず積雪6㎝、学校の中庭もまるでクリスマスの頃のよう☆
これが11月の景色とは思えません!
11月に東京で積雪が観測されるのは、史上初めてだそうですね。
秩父方面行のスクールバスは、道路の凍結を心配して最終便が取りやめになりました。
帰りの道路、そして明日朝の凍結が心配です。

インフルエンザの流行している2年生は本日は自宅研修で、
雪が降って乾燥も解消されたので、明日はきっと欠席者も減るでしょう。

NHK紅白歌合戦の出場者が発表になりました。
わずかな望みを抱いていましたがあまりにも残念なニュースに、大みそかの過ごし方がわかりません。。。





記念日

2016-11-23 | いろいろ
今日は、私たち家族にとって大切な記念日、しかも節目の年です。
この前の日曜日に二人でお鮨屋さんへ♪
カウンターで一品ずつ注文しながら、たくさん呑みたい人なので。

都道府県別一番搾り「埼玉づくり」がありました!
「のほほんとしているよう見えて、気もつかえる。埼玉の人って絶妙」
「おだやかな埼玉にぴったりな さわやかな麦の余韻を楽しむ一杯です」
 
このお店は海鮮が美味しいですが、この「肉じゃが」も絶品で、
大きな豚バラのかたまり肉が、箸でほぐれる柔らかさです。
(向こうに見えるのは運転手=私のノンアルコールビール)

行けるかなと思っていた真珠の名産地へは旅行できませんでしたが(この時期やはり仕事かー!)、
美しく丸い珠は、昨年前倒しで息子の結婚式にかこつけて手に入れちゃいました♪ウフフ
あれからウン十年、今までありがとう、そしてこれからもよろしくね。
我が子からもお祝いメッセージが届き、平穏に楽しく過ごせる日々に感謝しています。

たくさんいただいた、とても美味しい秋の果物たちもそろそろ終わり。
ご馳走様でした。
 
そして、私の好きな柑橘類の季節がやってまいりました!
庭で採れたたくさんの柚子、無農薬でワックスもかけていないので安心して皮ごと食べられます。
例年通りハチミツ漬けをたくさん作りました。
お湯で割って柚子茶にしたり、自家製ヨーグルトへたっぷり入れて風邪予防、これで風邪をひきにくい?!

11月だというのに明日未明から雪の予想!
夜半から雪、というとどうしても3年前の豪雪80cmを思い出してしまいます。
学校からは朝6時の交通機関の状態で、始業時間の変更等があるとのメールが。
まだスタッドレスタイヤに変えていない私、ちゃんと出勤できますように。。。
もはや神頼み?!

インフルエンザ

2016-11-21 | 学校のこと
週が明けてみると、本校でインフルエンザが猛威を振るっている状態に!
教員・生徒、合わせて100名ほどがインフルエンザとその疑いで欠席し、
急遽、授業は午前中のみで終わり午後は全校放課となりました。
一番心配しているのは、来週初めから2年生全員が沖縄へ修学旅行に出発すること、
その2年生が一番調子が悪く、ハラハラです。
水曜日の祝日で、一段落すればいいのですが・・・
時期的には少し早いし、高校生は体調を崩すことが少ない世代でいつも元気いっぱい、
今までこんなことはなかったのに、本校だけ一体どうしたのだろう?と不思議な気がします。

おかげさまで私は今のところ元気です!
以前、何度もインフルエンザに罹りましたが、免疫が出来たのか最近は罹っていません。
予防注射も、我が子たちの受験が終わってからは一度も受けていませんが大丈夫。

今年はA型が流行しているらしく、うつりやすいので注意だそうです。
うがい、手洗い、人ごみへ行かない、罹った人はもちろん予防のためにもマスクを着ける、
十分な睡眠と栄養、こういう当たり前のことでかなり防げるそうです。
皆さんもどうぞお気を付けください。




池井戸潤 著 『陸王』

2016-11-19 | 本の紹介
池井戸潤 著 『陸王』読了しました。
池井戸潤のお仕事小説、面白くないわけがありません!
冒頭から最後まで読むのをやめられない面白さ、読了感はすがすがしいものでした♪

この本にとても興味があった理由の一つは、
作品の舞台が埼玉県行田市にある「こはぜ屋」という百年の歴史を有する老舗足袋業者であるということ!
その足袋業者名は実際にはありませんが、読んでいくときっとあの店だとわかり、
以前も記事にしましたが実家の母がその会社の仕事に関わっていたのです!

作品の中では従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々。
(えっ?もしかすると父の最後の職場とも関係ある?!)
そんなある日、社長の宮沢は新たな事業計画を思いつきます。
それは、長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうかというもの!
そこには、資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害など、
とても乗り越えられないような大きな問題が次々と立ちはだかります。
でも、チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。
このプロジェクト、果たしてうまくいくのか?!

この会社、実際に「ランニング足袋 『無敵』」というランニングシューズを売り出しています。
 
数年前に、池井戸さんからこの会社を訪問し足袋作りの過程等を見にいらして、
「足袋業者がランニングシューズをつくる小説を書こうと思っていますが、そういうストーリーはあり得ますか?」
と聞かれたそうです。
ちょうどその時にこの会社はランニング足袋の開発途中だったそうで、偶然の一致に皆が驚いたそうです!!

行田市は古くから足袋の生産が盛んで、足袋生産のピーク1938年には、
約200軒の足袋業者で8,400万足を生産し、国内シェア約8割を占めていました。
中でもこの会社は和装用の高級足袋と地下足袋で年間100万を生産、
でも、それが今や年間生産70万足だそうで、市内の足袋業者も数軒しかないそうです。
これを言うと年がばれてしまいそうなのですが(もうばれてますよね)…
小学校低学年の運動会の時、早く走れるからと徒競走には足袋を履いて走った覚えがあります!
行田市の隣市の小学校だったからなのかしら?

黄葉

2016-11-17 | 学校のこと
学校の銀杏並木が綺麗に黄葉しました。
最近は、朝晩の気温が低く、日中は暖かなので今年はひときわ綺麗に感じます。

学校や図書館のことをあまり記事にしていませんでしたが、平日は真面目に学校図書館で仕事しています。
今月は近隣中学生による「上級学校訪問」が多く、
今週だけでも5つの中学校から50人以上の中学2年生が本校を訪問しています。
8階にある図書館からは学校全体を良く見渡せるので、図書館へ来てくれることも多く、
雑誌が入れてあり専門書も多いなど、中学校とは違う蔵書構成も気になるでしょうし、
8階建ての高さやエレベーターのある学校という点も、中学生には珍しいかもしれませんね。

毎日お昼休みと放課後には当番の図書委員が来てカウンター作業や書棚の整理をしますが、
仕事をしながら彼ら彼女らと本や映画、TVドラマ、今月末の修学旅行の話で盛り上がります。
高校生には映画「君の名は。」とTVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」が大人気!
休み時間にはパラレルワールドについて話したり、逃げ恥の恋ダンスを披露してくれたり…
教室とは違う「図書館」という場と人、そこが生徒のために何らかの役に立てたら…
と思っています。
先週末には、図書館常連さんだった卒業生たちから久しぶりに写真付きのメッセージをもらい、
元気に楽しく大学生活を送っていることを知り嬉しくなりました。

 

帰宅するため夜、玄関を出ると、中庭には生徒会によるイルミネーションが!
2学期もあと1か月になりました。


ダリ展

2016-11-15 | アート
昨日は「埼玉県民の日」、前から楽しみにしていた予定がありました♪
平日だからこそゆっくりできる場所へ、行きたいと思っていました。
(今月はイベント続き…)

「県民の日」だけのお得な電車のチケット「東上線 埼玉県内一日乗り放題 470円」!!
これを使って都内へ。
電車は学校が休みとなった子ども連れでいっぱい、そして電車の到着した池袋駅はすごい人混み!
西武線、東上線、埼京線、湘南新宿ライン、副都心線、有楽町線、が埼玉から乗り入れていますから。

いつも県民の日は美術館へ行くのですが、今年は月曜日、でも開館しているところはあります。
育休中の娘&チビ姫と合流して(チビ兄は何も知らずに保育園へ…)、
六本木の国立新美術館で開催中の「ダリ展」へ行ってきました♪

屋外に設置してあり撮影可の作品もありましたが、これはダリの作品なのかな?
 
ポスターも素敵です。

9月から開催され始め会期終了まであと1か月足らずとなったためか、朝早くでも中は混雑していました。
この展覧会は、ガラ=サルバドール・ダリ財団(スペイン・フィゲラス)、
サルバドール・ダリ美術館(アメリカ・セントピーターズバーグ)、国立ソフィア王妃芸術センター(スペイン・マドリード)
からの作品に、国内所蔵の重要作品も加えた、過去最大級250点の作品が集結した大規模展です。
スペイン・フィラゲスのダリ美術館へは行ったことがあり、その絵にインパクトを受けました。

作品は時系列に並べられ、ダリの初期から晩年までの軌跡を網羅的に鑑賞することができます。

第1章 初期作品 14歳の時に描いた作品がとっても上手!
第2章 モダニズムの探求 写実的な絵、印象派的な絵、点描画の絵、キュビズム的な絵、どれも完成度が高いです
第3章 シュルレアリスム時代 いよいよいわゆるダリっぽい絵が登場します!
第4章 ミューズとしてのガラ ダリを支えマネージメントしていた10歳年上の妻ガラ
第5章 アメリカへの亡命 アメリカで大人気
第6章 ダリ的世界の拡張 舞台美術、挿絵、ディズニーアニメ、ヒッチコック映画への参画、宝飾品のデザイン作品
第7章 原子力時代の芸術 広島・長崎への原爆投下への不安から分子科学への関心が高まったそうです
第8章 ポルト・リガトへの帰還―晩年の作品

ダリは生前中に画家として成功を収めましたが、絵画のみならず幅広く活動していたことを知りました。
ダリの世界に浸り、充実感たっぷりの展覧会でした。

ランチも楽しみ、美味しいスイーツをお土産に娘宅へ帰宅して、
しばらくチビ二人と遊んだり、絵本を読んだりして、楽しい癒しのひと時を過ごしたのでした。
 


濃溝の滝

2016-11-13 | いろいろ
ネットで「まるでジブリの世界」と賞賛されている千葉県の「濃溝(のうみぞ)の滝」
友人たちとバスツアーを利用して観に行ってきました!

ネットで話題になっているこの滝を見に行きたいという話が持ち上がり、
調べてみたら千葉県の君津市の山間部にあり、個人でちょっと行くには大変そうなので、
バスツアーを利用して4人でいざ出発!
前日の肌寒い悪天候とはうって変わって、朝から素晴らしい晴天♪

順調にアクアラインまで走り、海ほたるで休憩、埼玉県民に憧れの海が目前に広がり気持ち良い~。
 
魚介類の美味しい千葉ですから、ランチはその日の水揚げに合わせたおまかせ海鮮丼♪
生海苔のお味噌汁も美味しいです。

バスは山道を走り、さあいよいよ清水渓流広場内にある「濃溝の滝」に到着!
上から見ると特に変わったところのない、清流ですが・・・
 
下へ降りると洞窟の中を流れる濃溝の滝が姿を現しました。
午後だったのでインスタで話題になっているような差し込む光の筋は見られませんでしたが、
晴れていたので木々の緑と透き通った水、滝の白いしぶきが綺麗に見えました♪
きっと時間帯や天候、季節によっていろいろな姿を見せるのでしょうね。

その後、富津市の鋸山日本寺へ、いわゆる「地獄のぞき」展望台を目指します。
約1300年前に聖武天皇の勅詔により高僧行基によって開かれた日本最古の勅願所だそうですが、
昭和14年の失火によって貴重な国宝仏像と堂宇をすべて失なってしまったそうです!
歩いていくと、上のほうに断崖絶壁から飛び出た岩「地獄のぞき」が見えました。
   
途中、切り立つ険しい崖に囲まれた石切場跡の岩肌に刻み込まれた「百尺観音」があり、
高さ100尺=約30m余り、神秘的な雰囲気をあたりに醸していました。

山道と歩きにくい階段を頑張って登り続け「地獄のぞき」を目指しましたが、
大変な観光客の数、突端へは一人ずつしか行けないため大行列!待ち時間1時間以上?!
ツアーの時間の都合で地獄のぞきは諦め、そのすぐそばの展望台で海を見渡しました。
それでも山頂はとても高く、空も海も青く、素晴らしい景観でした♪
 

帰り道、廃校となった小学校を道の駅として再利用している「道の駅 保田小学校」に立ち寄り、
売っていた夏みかんソフトクリームを食べ食べ、こういう使い方もあるのだと感心しました。

我が子たちが独立してからは、毎週末の日中は一人で過ごさざるをえない状況ですが、
そんな私を誘ってくれる友人たちのおかげで楽しい週末が過ごせいつも感謝しています。
千葉よりずっと気温が低く、日光と同じくらいの気温かと思われる我が家の庭の木々も紅葉しています。