本が好き♪図書館ブログ

私立高等学校図書館からの
メッセージ&日常のあれこれ

高校図書館ブログへようこそ!

Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

ブルーベリーの花

2008-04-29 | いろいろ
やっと気持ちのよい季節になりました。
「昭和の日」の今日、空は気持ちよく晴れ渡りました。
冬は寒く、春も天候が不順でしたが、
今日のような天気だとやっと外へ出ようかなという気になります。
そろそろ花粉症も終息期になったし。。。

外は花盛り♪
パンジーやチューリップなどの草花も、花水木など木々の花も、
どこを歩いても綺麗です。
今年は冬が長かったせいか、花々が一気に咲いているような気がします。

そこで、気になっていたブルーベリーを見に行きました。
花が満開でした!!
枝に鈴なりに、小さくかわいらしい花が咲いていました♪
この一つ一つの花が、ブルーベリー一粒一粒になります。
白い釣鐘状の花は、ドウダンツツジの花によく似ています。
ブルーベリーはツツジ科の植物なのです。

何種類か植えているので、花に違いはあるのか見てみました。
花の大きさや形、色が少しずつ微妙に違います。
そして、実が早生のものは満開でしたが、
晩生の実の木はまだつぼみがちでした。

昨年夏の終りに実を収穫してから、しばらくほったらかしでしたが、
花がこんなに見事に咲いているなんて!!
草をそろそろ刈らなくてはなりませんね。
これだけたくさんの花が咲いているので、
この夏もたくさん実がなることでしょう。
楽しみです♪

古写真?

2008-04-26 | いろいろ
蔵を片付けていたら、昔の写真が出てきた?

のではありません!

「どんなオシャレな写真でも古臭くしてみせます。
なんでも幕末の古写真風にしてみます・・・」というキャッチフレーズの
幕末古写真ジェネレーターという面白いサイトで加工しました。
面白いサイトを探すのが上手な知人に教えてもらいました。

この写真は我が家の日本庭園にあるお茶室です。
撮影日時は2007年5月5日、ちょうど1年前。
元の写真はこれです。



ただ白黒に変わっただけではなく、
紙の感じとかが昔の写真風にちゃんとなっていますよね。
自分の写真を古写真にする勇気はありません。
反対の効果があるものなら使ってみたいけど。。。

今年はオープンガーデンとして一般公開はしませんが、
庭の見学はいつでもOKですので、
GWにでも遊びに来てくださいね♪

『ホルモー六景』万城目学・・・『檸檬』梶井基次郎

2008-04-24 | 本の紹介
万城目学の『ホルモー六景』を読みました。
これは前作『鴨川ホルモー』番外編ともいうべきものでしょうか。
「ホルモー」に関係する人々の6つの短編集です。

この中に、興味を持った一編がありました。
「もっちゃん」という短編。
読み進めていくうちに「ん?この話はどこかで読んだことがある・・・?」
と思ったのです。
京都の街中を歩く「もっちゃん」と主人公。
八百屋で買った檸檬をもてあそびながら丸善という本屋へ入り、
そこで積み重ねたオレンジ色の本の上に檸檬を置いたまま店を出る。
これは梶井基次郎の『檸檬』では?!
もっちゃんとは基次郎?!

そこで、学生の頃読んだことのある『檸檬』を探し出して読みました。
わずか10ページほどの短編です。
以前読んだ時には、
何だか暗い作品ばかりだなぁ~としか感じませんでしたが、
読み返してみると、主人公の鬱屈と檸檬の爽やかさの対比が
京都の様々な景色の中に溶け込んでいて、
こんな短い作品の中にこれだけの世界を作り上げている
梶井基次郎は凄いと思いました。

その後、「檸檬」という曲を思い出しました。
さだまさし・・・「私花集」というアルバムの中に入っています。
歌詞の舞台は東京のお茶の水。
歌われている湯島聖堂、聖橋、快速電車、を見にいったものです。
(私はさだまさしの文学的な詩の大大ファンでした。)
この歌の中では、食べかけの檸檬は橋の上から遠くへ放り投げられます。
落ちていくカナリア色の檸檬とすれちがう赤色の快速電車。

ついでに言えば、高村光太郎の詩「レモン哀歌」の
「・・・私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ・・・」
という一節も思い出しました。

この本が元で、思いがけずいろいろなことを調べたり思い出したりして、
青春時代の書物と歌に巡り会ったのでした。

軽井沢

2008-04-21 | いろいろ
昨日、軽井沢へ行ってきました。

軽井沢へは上信越自動車道が開通してからは、
我が家から1時間半ほどで行けるようになりました。
近いです!
そして軽井沢・プリンスショッピングプラザが出来てから、
より頻繁に行くようになりました。
だって東京へ行くよりも近いのですから。。。

昨日は記念日だったので、
ショッピングプラザ内のフランス地方料理のお店で
食事をしました。
レストラン「アーティチョーク」です。
お店の名前は、
フランス料理でよく使う野菜アーティチョーク(朝鮮アザミ)からとっています。
その建物はそれをイメージした特徴ある素敵な造り。
日曜日だったせいかショップはかなりの人混みでしたが、
このレストラン内は静かで、落ち着きました。
ガラス張りの建物は池に面しているし、
スキー場にはまだ雪が残っているのが見えるなど景色は最高です。
レストラン中央は暖炉になっているようで、冬もいいかも

池の向こう側は工事をしていて、
今秋にまたショップが拡張されるようです。
軽井沢はやっと冬から目ざめた感じ。
木蓮の花が咲き始めた程度で、木々の芽吹きはまだまだでした。
下の写真のようになるのは、あと1ヶ月ほど先でしょう。



家に帰ったらこんなサプライズが。。。


パリみやげ

2008-04-19 | 司書室より
芸術クラスの生徒は、
春休み中にローマ・パリへ修学旅行へ行ってきました。
その生徒たちからパリのお土産をいただきました。
スカーフと絵葉書
それにはちょっとした理由が。。。

日程では、修学旅行のパリ滞在中に自由時間があります。
その時に行くお薦めの場所や一人歩きの注意点を、
みんなにちょっとアドバイスしたのです。

我が家は10年ほど前に、
ヨーロッパのベルギーに家族で4年間住んでいました。
ベルギーの首都ブリュッセルからフランス国境までは車で1時間ほど、
パリまでは我が家から 3時間ほどでした。
今、我が家から横浜まで行く感じです。
ですから、パリへは何回も行ったことがあります。
1年半前にも個人旅行で何日か滞在しました。
ブリュッセルの公用語はフランス語だったので、
日常生活や旅行で使う言葉ぐらいなら何とか話せます。

それでパリのいろいろについて、旅行前に話してあげました。
その後、個人的に司書室へ相談に来た生徒もいます。
芸術コースの生徒は放課後部活で多忙なので、
図書館へはあまり来ることがなかったので、来てくれて嬉しいです

そして春休みが終り新学年になったある日、
「先生~ただいま無事行ってきました
の元気な声とともに「クラスみんなからのお土産です
貴重なお小遣いの中から私へのお土産を買ってくれたのかと思うと
申し訳なく有り難い思いでいっぱいになりました。

芸術コースの生徒の美的センスによって選んでくれた、
光沢の美しいスカーフとロートレックの絵葉書。
どうもありがとう、大切にするね


図書委員

2008-04-15 | 委員会
今日から図書館が本格始動です

昨日はお昼休み・放課後と2回に分けて図書委員会を開き、
45クラス90名の図書委員が集まりました。
委員として大事なのは、とにかく活動のために図書館へ来ること
忘れずに、必ず、来てくださいと力説しました。
そして今日、ちゃんと「今日の図書当番です、来ました!」と
写真のように全校生徒分のバーコードも印刷完了、
事務局のTさんのご協力のおかげです。
パソコンを使って、貸し出し・返却のカウンター業務、
書架の本棚を分類番号を元に整理整頓。
とってもよく活動してくれました

毎年、学期ごとに必ず図書委員会を開き、
全員に話をしてきました。
そのためか、図書委員は皆とてもよく動いてくれます。
ちゃんと当番にも来ます。
3年間ずっとやってくれる生徒もいます。
一緒に活動しながらいろいろ話をしたりして、
顔見知りになり友達も連れてきたりフレンドリーな図書委員会なのです。

図書委員の活動によって書架はきちんと整理されているし、
貸し出し数も増えたのだと思います。
活動する委員会として、今年も頑張っていきましょう

午後は生徒会主催の新入生歓迎会がありました。
こちらです。

ウィキッド + モディリアーニ展

2008-04-13 | いろいろ
東京でミュージカル&美術展の休日でした。

乗っているだけで楽ちんなバスツアーで行ってきました。
まずはカレッタ汐留でイタリアンランチビュッフェ。
パスタ・ピザ・パエリア・サラダ・肉料理・野菜料理・デザートと、
美味しかった♪
そしてよく食べました~満腹です

そして電通四季劇場「海」で劇団四季ミュージカル「ウィキッド」を鑑賞。
「ウィキッド」はいま世界で最もヒットしている海外ミュージカルです。
童話「オズの魔法使い」に想を得て執筆された
『オズの魔女記』(グレゴリー・マグワイア作)を原作としています。
物語の舞台は、「オズの魔法使い」の国。
ドロシーがオズの国に迷い込むずっと前に起こった、
二人の魔女の出会いの物語です。
一人は緑の肌を持つ賢く信念の強い女性「西の悪い魔女」
もう一人は美しく野心家で人気者「善い魔女グリンダ」。
この二人の数奇な運命をドラマティックに描いています。
舞台装置も衣装も歌も踊りも素晴らしかったです
この魔女二人の友情には考えさせられるものがありました。

その後、東京ミッドタウンで自由行動。
ご一緒だった方が賛同してくださったので、
行きたかった「モディリアーニ展」を観に国立新美術館へ
20世紀初頭パリのモンパルナスで活躍したアメデオ・モディリアーニ (1884-1920)。
彼は初め彫刻家を目指していたので、
初期の作品は原始美術の影響が感じられます。
画家になることを決意してから、
独自の様式を確立した「首の長い肖像画」を数多く描いていきます。
世界中から集められた油彩・素描約150点が展示されていました。
この中に奥様《ジャンヌ・エビュテルヌ》を描いた作品がいくつかあり、
他に比べるとどれもが深い愛情を感じさせるものでした。
献身的に尽くしてくれた奥様は彼にとってマリアのようだったそうです。

天気はいま一つでしたが充実した楽しい一日でした


本屋大賞

2008-04-11 | 本の紹介
「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本2008年本屋大賞」が
4月8日(火)に発表されました。

ついに伊坂幸太郎さんが受賞しました
受賞作は『ゴールデンスランバー』
伊坂幸太郎さんは第1回から昨年の第4回まで毎年ノミネートされていて、
このうち第1回と第3回は2作品がそれぞれのベストテンに入っていました。
それくらい、最近大人気の作家です。
今までに映画化された小説は5作品にものぼります。
現在「死神の精度」を上映中、私は先日見てきました。
文芸誌でも「伊坂幸太郎特集」が組まれるなどまさに旬の作家です。
それなのに、芥川賞をとっていず直木賞も5回候補になっただけ、
山本周五郎賞でも大賞を逃すなどいまだに無冠の作家。
全国の書店員が、未受賞の伊坂さんを応援したいと思ったのでしょう。
図書館に来ていた生徒とも「ついに伊坂幸太郎とったね~!」と話題になりました。

私は彼の『オーデュポンの祈り』『週末のフール』『死神の精度』
『ゴールデンスランバー』を読みました。
新進気鋭のミステリー作家だけあって、
どれを読んでも違う面白さにあふれています。
特に『ゴールデンスランバー』は面白かった!
張り巡らされた伏線、心に残る会話の言葉、
パズルが解けるようにかみ合っていく結末。。。
原稿用紙1,000枚全500ページの長編でありながら、
最後の数十ページは「あぁ、もう終わっちゃう・・・」
と残念に思いながら一気に読み終えました。
ただ、ラストがもうちょっと何か欲しかった気がしたのですが。

10位までのノミネート作品です。

1位 「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎 (新潮社)
2位 「サクリファイス」 近藤史恵 (新潮社)
3位 「有頂天家族」 森見登美彦 (幻冬舎)
4位 「悪人」 吉田修一 (朝日新聞社)
5位 「映画篇」 金城一紀 (集英社)
6位 「八日目の蝉」 角田光代 (中央公論社)
7位 「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹 (東京創元社)
8位 「鹿男あをによし」 万城目学 (幻冬舎)
9位 「私の男」 桜庭一樹 (文藝春秋)
10位 「カシオペアの丘で」 重松清 (講談社)

私はこのうち半分の5冊を読みました。
図書館にもいくつか入れたいと思います。
お楽しみに



入学式

2008-04-09 | 学校のこと


今日は入学式
14クラス456名の新入生を祝して桜吹雪を舞わせましょう。
上の絵をクリックして、ちょっとお待ち下さい

入学式の様子が学校のHPにアップされています。
こちら

明日のLHRで活用してもらおうと思い「Library News 4月号」も発行しました。
こちら

下の写真は今日の校門に立てかけられた看板ですが、
後ろにある8階建ての建物が特別棟です。
この一番上、8階部分が図書館になります。
見晴らしいいですよ~


準備出勤

2008-04-07 | 学校のこと
20年度新学期の準備出勤のため、久し振りに学校へ。
学校の周りも、菜の花と桜で春爛漫でした。

午前中は職員会議。
今年の1年生からコース編成が変わります。
そのため、日課表も変わり始業が30分早くなります。
その他いろいろな連絡や打ち合わせ、職員の机の移動など、
職員室のホームルームといった感じ。

午後は司書室にこもってで図書館の仕事をしました。
Library News4月号の作成。
1学期図書委員会にむけての資料作り。
開館日・時間が変更になったので掲示物の作り変え。
昨年度利用データのまとめ

久々にかなり頑張りました
なので今、ちょっと疲れ気味。。。

あとは生徒1,400人分、教職員110人分の利用者データを入れ替えて、
全員分のバーコードを印刷すれば利用可能になります
今週末の新年度開館が目標です。

明日は2,3年生の始業式。
明後日は1年生の入学式。
新しい年度が始まります。