本が好き♪図書館ブログ

私立高等学校図書館からの
メッセージ&日常のあれこれ

高校図書館ブログへようこそ!

Welcome to Honichi Library Blog♪ 私立高校図書館ブログへようこそ! 司書教諭の私が、学校のこと、図書館のこと、本のこと、その他日常の生活・・・etc・・・ 気ままに綴っております。 お気軽にコメントくださいね。

美術部の活躍

2019-12-12 | 学校のこと
本校美術部は長い歴史があり、各種コンクールで優秀な成績をずっと収めています。

今日、エレベーター内で会った美術部員であり図書委員でもある2年生生徒から、
「全国大会に出品されることになりました!」と嬉しい報告を受け、冒頭の絵を見せてもらいました。
100号の大きな作品で、写実的な部分に幻想的な絵が入り込んでいる素敵な絵でした。
この作品は第62回埼玉県高校美術展において、次年度全国高等学校総合文化祭出品作品に選ばれたのだそうです。
県内の美術部のある高校から900点を超える作品が出品され、全国大会に選ばれるのはその内14作品(絵画9点)!
もう一人は優秀賞に選ばれ、県教育センターに1年展示されるそうです。

夏以降の美術部の他の成績は以下のようです。

・私学文化祭美術部門において、第4位、9位、10 位にあたる賞に入賞。
県内の私学中学高等学校より多数の作品が出品され、展示される催しです。

・一般公募展である第71回麓原展で最高賞の麓原賞、一般M氏賞、麓原奨励賞に入賞。

・11月の第70回群馬県展において2名の生徒が入選いたしました。

・12月に熊谷市スポーツ・文化村「くまぴあ」にて開催された第62回県北美術展では、
第2位埼玉県議会議長賞、県北美術家協会賞2名、毎日新聞社賞と4名入賞。
(偶然、実家の父が観に行っていました。)

一人に偏らず、数多くの生徒が入賞しています。
美術部員であり図書委員でもある3年生生徒は、希望していた大学の学部に学校推薦で合格しました!
良かった!嬉しい報告でした♪

運動部だけでなく、美術部、書道部、吹奏楽部等の文化部も毎日しっかり活動して結果を出しています。
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ショッピングモール

2019-12-11 | いろいろ
先週、本校のある市に大型ショッピングモール「ビバモール本庄」がオープンしました。
オープン当日と週末は大変な混雑だったそうで、今日、やっと行ってきました。

市役所の向かいという市街地にあるので旧中山道を始めとする周辺道路は狭く、
そこへみんなが車で行ったので、辺り一帯大変な渋滞だったようです!
ある方によると100m進むのに30分もかかったとか!
本校のスクールバスの運行にも支障が出たようです。
こんな街のど真ん中に・・・とも思いましたが、工場跡地なのだそうです。
周辺は、市役所、警察署、銀行、図書館、等、日常的に人が多く出入りする場所、
あまりの渋滞に各所に苦情やらクレームやらも多かったそうです。

今日、夕方行ってみたらそれほど混雑していませんでした。
ここに私が期待していたのは、お気に入りのスーパーとカフェ、書店、が入ったこと、
仕事帰りに夕食の買い物をして帰宅できそうです♪
スーパーは結構な人の入りでしたが、テナントはそれほど人が多いとも思えませんでした。
地元の野菜やパンを売っている「地元市場」や、足湯、子どものための室内遊技場など、
ちょっと珍しい施設もありました。
37店舗のテナントが入っていて、その中に郵便局があるのは嬉しい♪
新幹線「本庄早稲田」駅のそばにあるショッピングセンターと同じくらいの広さかな?!

今、期末テスト中なので高校生がたくさんいるかなぁ~と思いましたが、
ほとんど見かけませんでした。
駅からは1㎞近くあるので、電車の時間を待ちながら…とはならないようです。

人口があまり多いとも増えているとも思えないこの地域に、
いくつもショッピングセンターがオープンしています。
これから先、人の流れはどうなっていくのか、共倒れにならないといいのですが…

私は、IC近くにオープンするとかなり前から言われているアウトレットモールが、
早く完成してオープンすることを期待しています♪
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石田衣良 著 『不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲』

2019-12-08 | 本の紹介
今日、12月8日にこの作品を紹介したいと思っていました。
石田衣良 著 『不死鳥少年 アンディ・タケシの東京大空襲』 (毎日新聞出版)
今日は第二次世界大戦開戦の日、日本軍による真珠湾攻撃でアメリカ海軍基地から白煙が立ち上り、
太平洋戦争の開戦の火蓋を切ったあの日から、今日、12月8日で78年目を迎えました。

この作品は、〈アンダイング=不死身〉とあだ名をつけられた日系2世の主人公14歳少年が、
母・君代と開戦直前に日本へ帰国し、その後3月10日に東京大空襲に見舞われるまでの物語です。
物語は3月7日から始まり、戦争中の東京に住む14歳の中学生たちの日常が描かれます。
今の私たちの生活からは考えられない、物資も教育も楽しみも何もかもが足りない毎日、
でも、そんな毎日の中でも彼らは友情を育んだり、淡い恋心を抱いたりと、
この作者の2003年直木賞受賞作『4TEENフォーティーン』の戦時中版のようで、
これも中高生に読んでもらいたいです。

本当は今日読み終わって読後感を書きたかったのですが、
今、その東京大空襲の場面を読んでいる最中、終わりまであと100ページ残っています。
東京中が燃えてしまった東京大空襲の中、彼らは生き残ることが出来るのか?!
明日は読み終わると思います。

昭和は前の前の時代となりましたが、
この戦争のことを決して忘れてはいけないし、語り継がなければならないと思っています!
何事も起こらない平凡な、でも平和な日常のありがたさも実感します。

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イルミネーション

2019-12-07 | いろいろ
都内はクリスマスイルミネーションが美しい季節になりましたが、この近隣ではあまり見られず、
クリスマスムードが皆無で淋しい・・・と思っていたら、近くに穴場がありました!

夫が「意外なところでイルミネーションをしていて驚いた!」と言うので、行ってみました。
夜、車の行き来も、街灯も少ない農道を走っていくと、突然きらびやかなイルミネーションが!
おおぉー!なかなか広い場所がデコレーションされているではありませんか。

暗い中を車で走っていたのでどのあたりか良くわかりませんでしたが、
深谷市の血洗島あたり、そう、ここは渋沢栄一生誕の地です。
旧渋沢邸「中の家」隣の「青淵(せいえん)公園」がイルミネーションによって飾られていました。
渋沢栄一(深谷市出身 日本資本主義の父 多くの企業設立や教育にも貢献。理化学研究所の創立者)
塙保己一(本庄市児玉町出身 江戸時代の盲目の国学者で『群書類従』『続群書類従』を編纂した)
荻野吟子(熊谷市妻沼町出身 官営の女医1号 女性が医者の試験を受けられる道筋を切り開いた)
は埼玉の三偉人と言われでいます。、
令和3年(2021年)には渋沢栄一を主人公としたNHK大河ドラマ『青天を衝け』(吉沢亮くん主演♡)が放送予定、
また令和6年(2024年)より新紙幣一万円札の顔となります!
 
看板によると、第6回となるこのイルミネーションは地元の自治会&企業によって実施されているようで、
すぐそばの小学校の子どもたちによるデザインのものもありました。
 
下の水に写る光がとても綺麗です☆
商業ベースではなく、素朴な感じで手作り感たっぷり、光が温かい気がしました。

途中で寄った道の駅では、渋沢栄一の一万円札のタオルやTシャツ、文房具、お菓子も売られているなど、
地元は大変盛り上がっています。
地元深谷市の方々、そして埼玉県民の誇りです。
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読解力

2019-12-04 | 図書館
2018年のPISA(OECD 生徒の学習到達度調査)の結果がニュースとなっています。
(画像は本校に入れている各社の朝刊1面)
79か国・地域の中で、日本は「読解力」が15位(前回8位)、「数学的応用力」が6位(同5位)、
「科学的応用力」は5位(同2位)と全3分野で順位を下げ、
特に読解力の低下が著しい、と・・・
あ~またこれで教育現場(特に国語科)が大変なことになるなぁ…と思ってしまいました。

以下、私見です。いろいろご批判もあるでしょうが…。

生徒にどうやって読書を勧めるか苦労している私は、生徒の読書量の減少を実感しています。
なぜ本を読まないのか聞くと「時間がない」「面倒くさい」が大半、
時間がないのは、勉強や部活で忙しいのと、SNSやゲームに時間が取られているようです。
でも、それは子どもに限ったことではなく、大人も同じかもしれません。
このテストで「2006年PISAショック」と話題になった年代は今30歳前後のゆとり世代、
そこから「脱ゆとり教育」を実施してきた日本でしたが、結果は芳しくなかったですね。

日本語はわかるのでいつか自然に言語力や読解力が身に付く、というものではなく、
「読解力」もスポーツなどと同じようにトレーニングが必要です。
文字だけの文章を読みすすめるというのは、そもそも面倒くさく大変なことです。
新しい言葉を知り(読書)、使ってみて(会話や作文)、批判・評価され(添削)、
日ごろからたくさんの言葉に触れ、言葉を使って生活することが大切と思います。
(絵や記号、スタンプ、動画ばかりではなく)
言語能力は学校だけで一朝一夕に身に付くものではなく、
家庭での幼児の頃からの「言語生活」の積み重ねもあってのものでしょう。
「早く」よりも「丁寧な」言語生活を送る、難しいけれども地道な努力が必要です。
先日読んだ新井紀子 著『AIに負けない子どもを育てる』も読解力育成について参考になります。

ただ、日本人にはこのPISAの読解力テストが向かないのかなぁ、とも思います。
テストは、情報の真偽を検証したり、自分の意見を自分の言葉で述べなければなりません。
日本は古来より、言葉にせずとも「以心伝心」「空気を読む」「忖度」が推奨され、
「同調圧力」という言葉があるくらい他と同じであることの方が良しとされます。
言葉に出して批判したり、他と違う自分の意見を堂々と言う場はほとんどありません。
友だちとが難しいなら、家族で(冷静に)討論しあうというのは?
また、人が好い国民性なので、書いてあることは真実だと信じてしまいがち、
メディアリテラシー」能力もこれから必要ですね。
教育現場でICT化が遅れておりコンピューターを使った試験に不慣れ、との意見もあるようです。

11月の読書は以下の7冊、これで今年74冊読了です。

『神様の暇つぶし』 千早茜 (文藝春秋)
『落日』 湊かなえ (角川春樹事務所)
『いるいないみらい』 窪美澄 (KADOKAWA)
『人間の本性』 丹羽宇一郎 (幻冬舎新書)
『欺す衆生』 月村了衛 (新潮社)
『マタタビ町は猫びより』 田丸雅智 (辰巳出版)
『ひとり老後、賢く楽しむ』 岸本葉子 (文嚮社)

すでに紹介した本もありますが、面白かったのは千早茜 著『神様の暇つぶし』
実に人間くさいドロドロの恋愛小説、こんな熱い気持ちしばらく忘れておりました!
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図書館だより「Library News 12月号」

2019-12-02 | 司書室より
図書館だより「Library News 12月号」を配信しました。
こちらです。Yahoo版 Google版

今月号の特集は「君に贈る本大賞 元気をくれる本BEST20!」
このブログでは読書週間の時にすでに記事にしていますが、今回は20位までを紹介します。

1位 『友だち幻想』 菅野仁 筑摩プリマ―新書
2位 『きみの友だち』 重松清 新潮文庫
3位 『友情』 武者小路実篤
4位 『走れメロス』 太宰治
5位 『かがみの孤城』 辻村深月 ポプラ社
6位 『本屋さんのダイアナ』 柚木麻子 新潮文庫
7位 『バッテリー』 あさのあつこ 角川つばさ文庫
8位 『武士道シックスティーン』 誉田哲也 文春文庫
8位 『ぼくらの七日間戦争』 宗田理 角川つばさ文庫 
10位 『スタンド・バイ・ミー』 スティーブン・キング 新潮文庫
10位 『夏の庭』 湯本香樹実 新潮文庫
12位 『友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」』山中伸弥 
13位 『銀河鉄道の夜』宮沢賢治 
   『4TEEN』石田衣良 
   『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ 
   『いちご同盟』三田誠広 
   『君の膵臓を食べたい』住野よる 
18位 『十五少年漂流記』ジュール・ヴェルヌ 
19位 『何者』朝井リョウ 
   『エイジ』重松清

部活動を引退し進路が決まった3年生には、卒業までにこれらの本を是非読んでもらいたいです。
やっと時間が出来た今、これからの4か月を有効に使って欲しい!

今月の作家は、今年生誕120年となるアーネスト・ミラー・ヘミングウェイを取り上げました。
先日、図書館で生徒から「おススメの英米文学を教えてください」とお願いされ、
短い作品が良いというので、久し振りにヘミングウェイの『老人と海』を思い出しました。
1954年にノーベル文学賞を受賞。
若い頃『老人と海』を読み結末にあっけにとられましたが、今読んだらきっと違う感想を持つかもしれません。

2年生は修学旅行から帰って来ました。
旅行中に沖縄県庁を訪問し、首里城の再建・復興の一部として修学旅行団(2学年)より寄付をお渡ししたそうで、
こちらのネットニュースに写真入りで取り上げられました。
心に残った修学旅行になったことでしょう。
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朗読ライブ

2019-12-01 | 本の紹介
今日は、お気に入りのトマトカレーのお店での『吉野弘の詩を奏でる』という朗読ライブに、
朗読者の一人として参加させていただきました。

私は吉野弘さんの詩が好きで、しかも詩の朗読に合わせて宮澤達也氏がギター演奏して下さるとのこと!
何度もライブを聴きに行っている宮澤達也さんが私の詩の朗読に合わせて演奏して下さるなんて、
こんな機会でもなければ滅多にあるものではありません。
好きな詩とギター演奏につられて参加に手を上げてみたものの、自分の「朗読」を良く考えていなかった・・・

吉野弘さんの詩をたくさん知っていますが、さてどの詩を読もう、と詩集一冊を改めて読み直し、
「やはりお嬢さんの奈々子さんのお店で読むのなら。」と「奈々子に」を選びました。
娘の「菜々子」が生まれた時にこの詩を読み、
詩の中の「お前に多くを期待しないだろう。」という一節に衝撃を受けました。
まだ25歳だった私、初めての子ども、希望のかたまりのような我が子に明るい未来を期待していた私は、
吉野さんのように「多くを期待しない」とはとても言えない!
「自分を愛する」よりも「人から愛されて欲しい」とも思っていました。

でも、私も年を経て、孫が生まれた時にまさにこの詩の気持ちとぴったり重なったのです。
生きているだけで、健康でいるだけで素晴らしい、ありがたい。
詩の中の「自分を愛する心」は、昨今の教育界で盛んに言われている「自己肯定感」に他なりません。
親や他人のためではなく、自分のために自分の人生を精一杯生きることで、他人への思いも生まれる、
年を経てこの詩の素晴らしさがますますわかった気がして、心を込めて読ませていただきました。
緊張の中、読むのに夢中で自分の事で精一杯、せっかくの宮澤さんの音楽を聴く余裕がなく残念!
DVDを楽しみに待ちましょう♪

朗読者は12名、参加者は30名を超え、その中には詩人の方3も名、都内や神奈川など遠くからもいらしていました。
朗読者が選ばれた詩も朗読の仕方も、本当にその方にあっていると感じがしてとても楽しかったです。
途中には奈々子さんによる吉野弘さんのお話や、宮澤さんによるギターライブもあり盛りだくさん!
画像は、司会をして下さった詩人の市川恵子さんとギタリストの宮澤達也さん。
 
あまり耳にしない「朗読ライブ」をやり終えた奈々子さんと参加者の方々からはもう次回への話が出ていました。
私自身の朗読に関しては決して出来が良かったわけではなく反省しきりですが、学んだことも多く、
今は終わった清々しさでいっぱい、背中に乗っていた重いものが取れた気がします。
プロの方の完成した形はもちろん素晴らしいですが、
素人たち(含私)が真摯な姿勢で精一杯頑張っていることにも心を動かされた冬の午後でした。
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