今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

夏の文庫

2008-07-30 | 本の紹介
今年も各出版社が「夏の文庫」キャンペーンを行っています。

新潮文庫「新潮文庫の100冊
角川文庫「発見。角川文庫夏の100冊
集英社文庫「世界を変えよう。ナツイチ2008夏の1冊

それぞれプレゼントも付いています。
新潮は2冊買うとエコバック。
角川は2冊買うとブックカバー。
集英社は1冊ごとにオリジナルストラップ。
私はすでにストラップを3個ゲット、
それからエコバックとブックカバーを申し込みました。
おまけにつられてしまう。。。

話題になっているのはそのジャケットカバー(表紙)。
「ジャケ買い」なる言葉があるほど、
その表紙によって売り上げがずいぶん違うのだそうです。
新潮社は『こころ』や『銀河鉄道の夜』など
数冊の名作の表紙を絵柄などない一色にしています。
角川は『人間失格』や『走れメロス』など
やはり数冊の名作の表紙に
キャンペーンキャラクターである松山ケンイチの写真を使っています。
松山ケンイチは映画「デスノート」のL役で人気!!
集英社は『こころ』『伊豆の踊り子』『汚れちまった悲しみに・・・』
など文豪の名作に人気漫画家の書き下ろしカバー。
『地獄変』の芥川、理知的でちょっとステキ。



いずれも文豪の名作のアピール度が高いです!!
『蟹工船』や『カラゾーマフの兄弟』が良く売れているというし、
今は名作がトレンド?!
それとも、何とかして手に取るようにと苦肉の策?
本屋へ行ってみてください。
表紙を見ているだけでも楽しいですよ♪

私はこの夏読みたい文庫5冊、単行本5冊を用意しました。
でも・・・
何となく毎日が慌しく、全然読めない日が続いていて、
読めないストレスがたまっています。
あ~落ち着いて本が読みたい。。。

~彩夏到来~ 08 埼玉総体

2008-07-28 | いろいろ
今日から埼玉県で高校総体が始まります。
いわゆる「インターハイ」です。
公式HPはこちら

期日は7月28日(月)~8月20日(水)
スローガンは
「限界を超え 飛びたつ君よ 永遠の風になれ」
29種目の競技が埼玉県各地で行われます。
今日はさいたまスーパーアリーナで総合開会式が行われました。
NHKテレビで生中継していたようです。
本校の生徒も公開演技に参加していました。

運動部の生徒にとってはインターハイ出場は大きな目標です。
野球部の甲子園と同じように。。。
本校からは剣道部男子とソフトテニス部女子が出場します。
全国から県予選を勝ち抜いてきたライバルたちと
大きな舞台で対戦できるのは嬉しいことでしょう。
ガンバレ!!

本校のある本庄市はバスケットボール女子の会場になっています。
隣の深谷市はバスケットボール男子。
時間を見つけて観戦したいです♪

この大会を運営するために、
各運動部の顧問、部員は役員や係員として
今まで、そして会期中もいろいろと仕事があるようです。

大会に関わるのは運動部だけではありません。
「高校生一人一役活動(愛称:Kizuna活動)」もあります。
これは、県内の高校生一人一人が、
全国高等学校総合体育大会の準備や運営などを行い、
大会の成功を積極的に支える活動です。

参加者数は
選手・監督: 約33,000人
競技役員・補助員: 約28,000人
応援者(延べ数): 約600,000人(予想)

埼玉県は東京のベッドタウンで大きな観光地がありませんので、
この数の宿泊所を確保するのが大変なのだとか。。。
ホテルや旅館などあまり見かけません。
ですから、隣の群馬県に宿泊せざるを得ないところもあるのだそうです。
4年前に国体が埼玉県で開催されたのですが、
国体よりもずっと多くの方が埼玉入りするのです。
他県の方が気持ちよく過ごせるよう、
ホスピタリティの心でおもてなししましょう!

祝!本庄第一高校 甲子園初出場!!

2008-07-25 | 学校のこと
ついに優勝しました!!
野球部甲子園初出場おめでとう!!

一昨年はベスト4、昨年は準優勝、そして今年は優勝!!
着実に夢へと一歩ずつ歩みを進めてきました。

今日は県営大宮公園球場まで私も足を運びました。
12時試合開始。
今日はとりわけ暑いと思いながら球場へ向かうと、
試合開始前の応援が地鳴りのような1塁側アルプススタンド。
吹奏楽部の演奏、応援団の大歓声。
聞きなれた応援歌は本庄第一のものでした。



全校生徒、教職員、保護者、地域の方たちの大応援団です。
1500人以上はいたでしょうか。
統率の取れた迫力ある応援が出来ました。
歌って、踊って、叫んで、拍手をして、
対する上尾高校の応援団に負けないように
みんな必死で応援していました。

試合のほうは3回表1アウト満塁、
4番の田村和麻選手がレフト線に先制の2点となるツーペースヒット!
更に5回にも追加点を挙げました。
みんな狂喜乱舞♪水も飛び交いました。
先発は萩原友樹投手、その後伊藤ディエゴ投手の継投で
上尾打線を振り切り初優勝を決めたのです。
ヒヤヒヤしたのは9回裏!
2点先行していたものの上尾にランナーが出て、
そこでヒットで一斉にランナーが走り、
ホームに突入する上尾選手、塁を進めるランナー達、
応援団は悲鳴に包まれ。。。!
判定ミスがあったりして、今のはどうなの?!?!?!?!?
最後のバッターを打ち取ると、
スタンドが揺れたのではないかと思うほどの大歓声。
生徒たちは口々に
「ホントかよ~!」「甲子園だぜ!!」「信じられない!!」
とみんな感激していました。



帰りのバスには、主催者によって
「祝 甲子園出場 本庄一」とのステッカーが貼られており、
最高の気分でこのバスに乗って帰ってきました。



すれ違う車や併走する車、沿道のお店の人や散歩している人など、
ステッカーを見て手を振ってくれたり、拍手してくれたり、
渋滞中に「どんな試合だった?」などと聞かれたりして、
みんなが祝福してくれているのを感じました。

球場の外や駅では号外が配られ、
本庄駅では早速祝賀パレードが!







ノーシードから勝ち上がり、7回勝ち進んでの優勝です!!
本当におめでとう!
そして暑い中毎回応援を頑張った吹奏楽部、チアリーディング部、
ほとんど全校の生徒が集結しての応援も頑張りました。
誰も彼も立ち上がって踊って叫んで、
汗を飛ばしながらの必死の応援!
本当に今日は暑くて、2リットル以上水分を取ったと思いますが、
全部汗で出てしまいました。
今日夜11時からテレビ埼玉でダイジェスト版が放送されます。
見てくださいね。
学校のHPにも優勝報告会の様子がアップされています。
こちら

試合後の抽選の結果、甲子園は第4日目の第1試合に決まりました。
対戦校は島根県代表の開星高校。
取り合えず29日(火)は臨時全校登校日です。


あと1勝!

2008-07-23 | 学校のこと
野球部の北埼玉大会、
今日の準決勝、熊谷商業に3-1で勝ちました!!
スゴイ!!
(T先生、学校のHPから画像をお借りしました・・・)

ブラジルからの留学生が今年は頑張っています。
昨年も1年生ながらレギュラーでしたが、
あまり活躍できずに辛かったようです。
その事が、大会開始前に朝日新聞のコラムになっていました。
7月8日の記事です。こちら
今年は投打に大活躍の二人です。

決勝戦はVS上尾高校。
7月25日(金)12:00~ 県営大宮公園球場にて行われます。
あと1勝で甲子園です!!

今年は第90回記念大会なので、埼玉県は南北1校ずつ、
計2校が甲子園に出場できます。
今年はチャンス♪

群馬へ

2008-07-22 | いろいろ
私用で群馬へ行ってきました。
検査へ行ってきなさい!とのお達しがあり、
しぶしぶここへ。。。
あまり心弾む用事ではないけれど大切なことなので、
ちゃんと診てもらいました。
今日はこのまま経過観察で大丈夫とのことで、ホッ。。。
でも、もう一つ違うところへも行かなければならず、
明日予約しなくっちゃ。

思ったより早く終わったので、
最近群馬県高崎駅前にオープンした大型電気店へ!
平日だったのでそれほど混雑していませんでした。
ここは面白かった♪
地下1階地上5階建てで、最新電気製品がいっぱい!
パソコンも新品で6万円から37万円まで揃っています。
気になっていたiPhoneも何台もおいてあり、
いじって楽しみました。
上から下までぐるぐると電気製品を見てまわったのですが、
結局買ったのは地下で洋食器。。。
またコレクション増えました♪

明日は野球部の埼玉県北部地区準決勝です!!
大宮球場でVS熊谷商業。
ガンバレ!ガンバレ!!



母と娘

2008-07-20 | 本の紹介
母と娘をテーマに取り上げているエッセイを2冊読みました。

佐野洋子 『シズ子さん』
青木玉 『小石川の家』

どちらも違う意味で辛い母と娘の関係です。

佐野洋子さんは絵本『100万回生きたねこ』の作者としても有名です。
4歳の時、お母さんと手をつなごうとして振り払われ、
その日から母との確執が始まります。
母は娘をかわいくないと思い、娘は母を憎んでいる。
その関係が、母が高齢になり痴呆になった時に変わってくるのです。
二人とも心が解き放たれてくるように。
殺したくても首を絞めるために母に触ることが出来ないほど憎んでいたのに、
寝たきりの足を拭いてあげられるまでになった自分に作者は驚きます。

佐野洋子さんは詩人 谷川俊太郎さんの妻でもあったそうです。
でも今は離婚していて、違う方と暮らしているようです。
谷川俊太郎の息子で音楽家の谷川賢作氏の母は、
佐野洋子さんの前の奥さんです。
谷川さん、3度結婚して3度離婚しているのですね!

もう1作は青木玉さんの『小石川の家』
青木玉さんのお母さんは『おとうと』などで知られる作家幸田文です。
ということは祖父は『五重塔』の幸田露伴です。
これだけで大変な家庭。。。ということが偲ばれます。
青木玉さんの母幸田文は離婚して実家に戻り、
祖父幸田露伴との生活が始まります。
厳しいしつけと子どもでもしっかり家のために働かされる。
祖父のお客様(これが斉藤茂吉!)へ出すデザートに、
母のためにお小遣いをはたいて買ってきたイチゴを使われてしまう。

母と娘は実はなかなか難しい関係なのです。
幸い私は母とも娘とも上手くいっていると(自分では)思っていますが、
いい関係を作れないという話もよく聞きます。
母が嫌いだと。。。

その反対に一卵性母娘あるいは友達母娘と呼ばれる
相互依存の関係も問題になっています。
私は実はこの友達母娘もいいなぁ~と思っていたのですが、
娘がどんどん自立してしまい、おいていかれている状態です。
もしかしたら私の母も、
今の私と同じことを思ったときがあったのかもしれません。

お互いに1人の大人同士として自立し、
付かず離れずの関係にある今が望ましい姿なのかもしれませんね。
でも。。。娘からの電話やメールの返事が
マメに欲しいと思う私なのでありました。
ただ心配なのです!

1学期終業式

2008-07-18 | 学校のこと
1学期終業式でした。
とっても蒸し暑い日で、これでも梅雨明けはまだみたいです。
明日から夏期休業、いよいよ夏ですね。

休業中、私はあまり図書館へ行かなくなります。
それでも学習のために図書館は使えます。
生徒が自主的に使うので、
管理が行き届かなくなるのがちょっと心配。
「夏期休業中の図書館利用について」
と題した注意書きを張っておきました。
高校生に今さら。。。とは思いましたが念のため。
一番心配なのが、図書の管理!
くれぐれも勝手に持ち出さないように!!
それからゴミは持ち帰るようにしてくださいね。
掃除当番が毎日掃除してくれるわけではないので。

もう一つ。。。観葉植物が夏休み中枯れないか。
これは鉢にお願いを張っておきましたので、
気が付いた人が率先して水くれをしてくださいね。
こうやってもう5年も枯れずに
夏を越してきたサンスベリア=トラノオです。

明日は野球部の夏の高校野球埼玉県北部大会4回戦!
今まで
1回戦 4-0秩父
2回戦 5-2越谷総合
3回戦 9-5草加南
と勝ち抜いてきました。
明日7月19日(土)上尾市民球場にて
第1試合10:00より正智深谷高校と対戦します。
みんなで応援しましょう!
これに勝つと、次は21日の準々決勝です。

芥川賞・直木賞発表

2008-07-16 | 本の紹介
第139回芥川賞・直木賞が発表されました。
芥川賞は中国人女性の楊逸(ヤン・イー)さんの『時が滲(にじ)む朝』(文藝春秋)、
直木賞は井上荒野(あれの)さんの『切羽(きりは)へ』(新潮社)が選ばれました。

楊さんは22歳で来日してから日本語を学んでいて、
日本語を母国語としない外国人の受賞は芥川賞73年の歴史で初めて。
中国人の受賞も初めてとなりました。
来日から20年で日本文学界に新たな歴史を刻みました。
前回も候補に選ばれ、2度目で賞を射止めた楊さんは
「とても感激しています。この小説にはいろんな思いがあり、
作品が評価されたことに感動しています」と笑顔を見せたそうです。

今回の作品は1988年夏、中国の名門大学に進学した2人の学生が、
様々な地方から入学した学生たちと出会うなかで、
「愛国」「民主化」「アメリカ」などについて考え、天安門広場に行き着く――。

中国でも楊さんのこの快挙は国として喜ばしいこととして報道されたそうですが、
本の内容の天安門事件については触れていなかったそうです。
楊さんのお父さんが
「前回は受賞できず、外国人だから駄目なのかと疑いを少し抱いた。」
陳さんも「日本人は文学において外国人も平等に扱うのね。」
と語っているのがちょっと心に残りました。

私は前回の候補作『ワンちゃん』を読みました。
中国人女性が日本で仕事をしながら
たくましく生きていく姿が描かれています。
作者自身の姿が重なる部分があるのかもしれません。
日本人でしか日本文学は書けないという思いこみをくつがえした?!

井上荒野さんは作家、故・井上光晴さんの長女。
デビュー作から12,3年本が書けなかったという苦労話を語り
「書くのをやめないでよかった」と話しました。
作品は父の故郷、長崎県西海市崎戸町をモデルにした九州の島が舞台。
夫のいる養護教諭が島に来た同僚の教諭に恋をする恋愛小説。
全員一致の満票で受賞が決まったそうです。

この2冊の表装がとても良く似ている!?

両賞の他の候補作は次の通りです。

【芥川賞】
磯崎憲一郎『眼と太陽』 岡崎祥久『ctの深い川の町』
小野正嗣『マイクロバス』 木村紅美『月食の日』
津村記久子『婚礼、葬礼、その他』 羽田圭介『走ル』

【直木賞】
荻原浩『愛しの座敷わらし』 新野剛志『あぽやん』 
三崎亜記『鼓笛隊の襲来』 山本兼一『千両花嫁 とびきり屋見立て帖』
和田竜『のぼうの城』


夏の花々いただきました ありがとう♪

追悼 大野晋氏

2008-07-14 | 本の紹介
今日お昼頃、ラジオで「国語学者の大野晋氏が死去されました。」
とのニュースを聞きました。
ショックを受け、哀しい気持ちになりました。

私が国語教師となった大きなきっかけがこの本でした。
『日本語の起源』を読んだのは確か高校生の頃。
古文を勉強するうちに言葉の語源について興味を持ち、
いろいろ読んだ本の一冊がこれでした。
その頃「やさしさ」世代などと言われ、
「優しい」が流行っていました。
大野氏の説によると「やさしい」は「やせるらし」から来ている。
(もしかしたら諸説あるのかもしれませんが。。。)
体が痩せるほど相手を思うことが「やさしい」のだといいます。
そんな切実な思いがこの言葉につまっているのだそうです。

日頃たいして言葉の意味も考えず、簡単に言葉を使っていることに
あの頃の私はショックを受けました。
言葉は「言霊(ことだま)」からきているように、
口から出た言葉には魂が宿るのです。
昔はその言葉を口から出すと真実になると言われていました。
言葉には重みがあるのです。

そんな言語のいろいろを大野晋氏のたくさんの著作から学び、
大学では国語学を大野氏の元で学びたいと思っていました。
(結局は教員になるために教育学部へいってしまいましたが。。。)
大学の卒論に『万葉集』を選んだのも、
大野氏の研究書で学びたいと思ったからです。

ご冥福をお祈りします 合掌。。。

電子書籍

2008-07-12 | いろいろ
昨日ついに発売された「iPhone 3G」。
表参道のソフトバンクショップを筆頭に、各地で行列&早くも完売となったそうです。
TVのニュースでも前日から放送していて、60時間並んだ人もいるとか。。。

ちょっと気になっています。
買いたいなぁ~と思ったりして。。。
ipodが欲しかったし、何よりもどこでもインターネットが見られるというのが魅力。
それに携帯電話も付いているなんて!

しかもこれはすごいかも!と思ったのは電子書籍端末にもなるということ。
本にもなるのです。
アプリケーションをダウンロードできるストア「App Store」が
iTunes内にオープンしたのです。
今までは音楽だけが購入・ダウンロード出来たのですが、
今後は音楽を買うのと同じ感覚でワンクリックで書籍を購入できます。
音楽のCDや本の冊子などがなくなり、
データだけが行き来するようになっていくのでしょうか?

現在、漫画は「ゴルゴ13」「ケロロ軍曹」などが1話分無料で公開されています。
有料のものは「沈黙の艦隊」などが1冊115円で販売中。
今までも電子書籍専用端末はあったのです。
でも本体が高価で大きいことや、コンテンツの量が少なかったことで、
売れずに撤退してしまいました。
取り次ぎが絡む複雑な書籍流通体系もあって、
日本の出版社などが電子書籍向けにコンテンツを開放しないのだそうです。

iPhone向けに手頃な値段の電子書籍がたくさん販売されれば、
電子書籍端末としても使えそう!
どなたか買った方いらっしゃいますか?