今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

暖冬

2007-02-27 | いろいろ
明日で2月も終わりですが、今朝花壇を見てビックリ
なんと、路地植えのチューリップが咲きそうです!
毎年たくさんのチューリップを自宅の花壇に植えていますが、
2月に花が咲くのは初めてです。
しかも、このチューリップ茎が長くなるのが待てずに、
花から出てきてしまっているようなのです。
でも他のチューりップは芽を長く伸ばしている最中なので、
この子だけがあわてて出てきてしまったのかもしれません。
今年は、本当に暖かいですね。
夜も朝も、息が白くなるようなことがほとんどありません。
霜柱を一度も踏みませんでした。
(最近は知らない子が多いそうですが、我が家の庭にはバリバリあります。)
雪も、降っていませんよね。
去年の冬、車はスタッドレスタイヤに付け替えたのに、
この2年まだ一度も雪道を走っていず、
いたずらにタイヤの溝を減らしている毎日です。

寒いのは体が縮んでしまうようであまり好きではないのですが、
空気がピリッとするような厳しい寒さも冬らしいと思います。
『枕草子』で清少納言も「冬はつとめて(早朝)(いとをかし)」
と言っているくらいですから。
このまま春になってしまうのでしょうか?
厳しい寒さを経験してこそ暖かい春が嬉しいのにと思うのは、
ちょっと自虐的でしょうか。


予餞会 ゲストは「ダイノジ」

2007-02-21 | 学校のこと
今日は卒業生のための予餞会が行われました。
3年生も久しぶりの登校です。

午前中は各部活動の発表。
吹奏楽部は春の定期演奏会を控えて日々練習に熱が入っているため、
素晴らしい演奏でした

午後は、毎年プロを呼んでの演奏や発表です。
今年は「ダイノジ」
大地洋輔と大谷ノブ彦による吉本興業のお笑いコンビですが、
大地洋輔がエアギター世界大会2006に出場し、
初出場にして初優勝の快挙をとげたことで最近話題になっています。
エアギターとは、音楽に乗ってギターを演奏しているかのように、
何も持たずに演奏の模倣をすることです。
世界チャンピオンになった大地洋輔は、全くギターは弾けないそうです。
それでも、パフォーマンスで世界一になれるのです。

今日の演奏も漫才の笑いあり、大熱演のエアギターありで、
とっても盛り上がりました。
その盛り上がり方は、大地のズボンのお尻が裂けてしまったほど。。。
大爆笑でした。

もう一つは、サッカーパフォーマンスの方たちでした。
サッカーボールを使い、ダイナミックかつ華麗な技を披露するフリースタイルのサッカーです。
自由自在にボールを扱うテクニックに、歓声が上がっていました。
予餞会が終わると、3年生はもう卒業式だけですね。

これ行きたい!! 「トークショー」

2007-02-20 | いろいろ
今日の読売新聞に、催し物の記事がありました。

第10回新!読書生活「大人になっていく君たちへ」

作家の石田衣良さんと佐藤多佳子さんが、
春休みを迎える児童、生徒向けに読書の楽しさや素晴らしさを語る。
2人のお薦めの本の紹介もある。
3月11日午後2時~4時 
恵比寿ガーデンルーム(東京都・目黒区)入場無料

『4TEEN』を読んでから石田衣良さんのファンです。
『約束』『うつくしいこども』『エンジェル』『池袋ウエストゲートパーク』
『ブルータワー』『LAST』『娼年』『スローグッドバイ』他、かなりたくさん読みました。
ちなみに本名の苗字が「石平」でこれを氏・名に分けてペンネームにしています。
佐藤多佳子さんは、先日紹介したばかりの『一瞬の風になれ』の作者。
このお二人のトークショー、なんて楽しそうなのでしょう!!
絶対に行きたいと思ったのですが、その日はすでに予定が二つ。
トリプルブッキングになってしまいます。
残念ながら行けそうにないので、読売新聞で特集になるのを待ちます。

もし、行けそうな人は是非行ってみて下さい。
でも、お二人とも人気作家なので応募多数になりそう。。。
その後、抽選で聴講券が送られてくるそうです。
詳しくはこちらへ。



東京マラソンと『一瞬の風になれ』

2007-02-18 | 本の紹介
第1回東京マラソンが今日実施されました。
参加人数3万人、交通規制をしての大都会での初開催でもあり、
とても話題になっていました。

朝9時からTVでも中継され、
天気も悪かったので何となく一日中観てしまいました。
観ながら思い起こしていたのは、最近読んだ本のこと。

佐藤多佳子著『一瞬の風になれ』全3巻

「王様のブランチ」2006年No.1、「本の雑誌」2006年ベスト10第1位、
直木賞候補作品(今回は受賞作なしでしたが)、本屋大賞ノミネート中(結果は4月)
全3巻約1000ページもの長編ですが、ドキドキしながらの一気読みでした。
内容は高校陸上部の青春スポーツ小説、いわゆるスポ根なのですが、
読み終えるのが惜しいと思える作品です。
どこにでもいる普通の高校生が持つまっすぐな想い、
陸上という見た目非常にシンプルな競技がもつその理論的な一面、
400mリレーという仲間とともに作り上げていく競技の面白さ、
数々の失敗や、打ちひしがれるほどの残念な想い、
そんなものを主人公とその親友が疾走する中にあふれています。
夢はただ一つ「速くなる!」

これを読んで、スプリンターやランナーを見たくなりました。
懸命に走っている姿は、何と美しいことか!
単純なことにひたむきに取り組むこと、今は難しくなっているのかもしれません。
高校生に、是非読んででもらいたい本です。
自分が今、ひたむきになっている姿は美しいですか?

スポ根小説、素直に感動しちゃいます。
あさのあつこ『バッテリー』 森絵都『DIVE!』
三浦しをん『風が強く吹いている』 そしてこの『一瞬の風になれ』
どれもお薦めです

図書館占い

2007-02-14 | いろいろ
いろいろな占いがはやっています。
星座、血液型、姓名、生年月日などは以前からありましたが、
動物、キャラクター、前世、回転寿司、色などもう多種多様!!
占いによっては、正反対の結果が出たりして、
まぁ、遊びみたいなものですね。

そんな中で、「図書館占い」を見つけました。
名前と、最近読んだ本のタイトルを入力するだけ。
私が読んだばかりの本、佐藤多佳子著『一瞬の風になれ』を入力してみました。
結果は~〈夢の図書館〉~でした!

●「夢の図書館さんのあなたは、人を楽しませることにかけては天賦の才能を持った人。
宴会でもイベントでも、その場を盛り上げるためには、
身を削る覚悟を持っています。
ただ盛り上げようとするあまり、時に全裸になるなど、暴走しがちでもあります。そのくせお人好しなので、特に恋愛面では、友達などに先をゆずってしまいがち。見かけによらず、不器用な恋愛をしています。
ふだんはおちゃらけた顔をしているのですが、
一人になった時には、物事を難しく考えてしまいがちな部分もあります。」

● あなたにもうすぐ出来るのは…弟です!

性格は、合っているところも違っているところも。
全裸になんてなり(れ!?)ません!!
夢の図書館って、何でしょう?
夢の中の図書館?夢のような図書館?夢が置いてある図書館?
私にもうすぐ弟が出来るって!?

今日の運勢を見ると、12種類の図書館があるようです。
図書館ではないけど、「ブックオフ」なんていうのもありました。
あなたは何?

第1回読ませ大賞結果発表

2007-02-11 | 図書館
ブログの10月30日に「読ませ大賞」について紹介しました。
「好きな本は、好きな人にも読ませたい。
バレンタインデーを前にして、結果が発表されました。

文藝部門賞『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』
            リリー・フランキー/扶桑社
ノンフィクション部門賞『鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール』
            野口 嘉則/総合法令出版

以下、10位までの作品です。
『手紙』東野 圭吾/文春文庫
『ハッピーバースデー』青木 和雄/金の星社
『私を見て、ぎゅっと愛して(七井 翔子/アスコム)』
『恋空 ~切ナイ恋物語~』美嘉/スターツ出版
『1リットルの涙 難病と闘い続ける少女亜也の日記』木藤 亜也/幻冬舎
『博士の愛した数式』小川 洋子/新潮社
『夜のピクニック』恩田 陸/新潮社
『姓名判断でビジネス成功 もし、波平さんと仕事をするなら・・・』山倭 厭魏/新風舎

『東京タワー』は最近の賞を総なめといった感じがあります。
2時間ドラマになり、連続ドラマになり、映画化され、今度は舞台にもなるそうで・・・
何人もの僕とオカンとオトンが登場しました。
こんなにもてはやされるのは、誰にとっても母親の愛は不変だからなのでしょうか
子どものために尽くして、しかし全くその見返りを求めないこの事こそ、
本当の愛なのでしょうね。

この10冊以外にも、事務局が選んだ”読ませたい”メッセージも掲載されています。
この中にも、お薦めしたい本がたくさんあります。
皆さんは、この中に自分のお薦め本があったでしょうか?

3年生自宅研修

2007-02-07 | 図書館
午後1時、いつものように図書館のドアを開けると、
「シ~~~~~ン。。。」
今日は誰もいなくてビックリしました。
私は午後1時からの図書館勤務なので、
本校の図書館はお昼休みが開館時間となります。
3学期になってからは3年生が朝から鍵を開けてもらって
図書館で多数勉強していました。
でも、今日から3年生は全コースが自宅研修になったので、
誰も図書館にいなかったのです。

3年生は、今後、予選会・卒業式予行・卒業式に登校するだけです。
その3年生に特に声を大にしてお願いしたいのは、

「図書館の本を返して

貸し出し期限を過ぎている本だけではありません。
貸し出して手続きをしないのに、何故か()手元にある本も返してください!!
この時期、学校の司書は3年生への返却請求で頭を悩ませているでしょう。
本を持ったまま卒業しないで下さい!!

先日、ビックリするような事件もありました。
山形県に住む自称作家志望の50歳代の男性が、
各地の図書館から830冊も本を盗んでいたというのです。
直木賞をとるために、参考にする本が必要だったと言っているそうですが、
とんでもありません!
大人でも、こんな非常識な人がいるのです。。。
本を手元においたままにするような、非常識な人間にならないで下さいね。

『10歳の放浪記』 上條さなえ

2007-02-05 | 本の紹介
先日、上條さなえさんの講演を聴く機会がありました。
上條さんは児童文学作家です。
大学卒業後小学校教諭となり、87年「さんまサーチ」で文壇にデビュー、
以来、教師を辞め児童文学作家になります。
90年から11年間、吉川児童館館長を勤め、
02年埼玉県教育委員に就任、昨年は委員長を務めました。

こう聞くと、華々しい経歴の持ち主と思いますが、
10歳の時、1年間池袋で酒乱の父と学校へも行かないホームレス生活をしていました。その1年間のことがこの自伝的小説には書かれています。
この1年間のことは、今まで誰にも言えなかったそうです。
でも、児童館長や教育委員長などを務めるなかでいじめや自殺の問題に直面し、
執筆を決意したそうです。

「今は、子どもを取り巻く「愛」がなくなっているのです。
学校の先生も、家庭の親たちも、お金や物の豊かさを求めて、
子どもへの「愛の記憶」を残してあげることを忘れてしまっています。
テレビの影響で、勝ち組負け組という金銭や物質的な豊かさが
幸せの尺度になっています。
幸せの基準を下げましょう、今、あなたたちは十分幸せなのです。
そして、何でも子どものためにしてあげることをやめ、
子どもの活躍する場を増やしましょう。
親や祖父母のために力を尽くしたいと思うところから自立が始まります。」
とおっしゃっていました。

講演会の後、本にサインしていただき、ちょっとお話ししたときに、
図書館で仕事をしていると私が言いましたら、
不登校の子に図書館登校を!と学校図書館の充実を訴えておられました。

3月上旬にはNHKハイビジョンで「私が子どもだった頃」
という番組になるのだそうです。
それも楽しみです。

LIBRARY NEWS 2月号

2007-02-03 | 司書室より
LIBRARY NEWS 2月号を発行しました。
近々学校のホームページにもPDFファイルでアップされます。

今月号の特集は「第136回芥川賞発表!」です。
青山七恵さんをとても身近に感じているので、
思わず力が入り長い文章になりました。
母校の後輩という点も嬉しいですが、
青山さんは中学生の頃から図書館司書に憧れていたというのが嬉しいではありませんか。
図書館司書になりたくて図書館情報大学(今の筑波大学図書館情報専門学群)へ入学したのです。
とても本が好きだったとか。。。
私も毎年何人かの生徒から、「司書になりたいんですけれど。」と相談されます。
そうすると、司書と司書教諭の違いから話します。
公立図書館等に勤務する司書と、学校図書館に勤務する司書教諭とは、
免許も履修する科目も違います。
私は司書教諭ですが、教員免許を持っていることが履修の前提条件になります。

青山さんは、司書になりたかったけれど社会を広く見たくなって、
今は旅行会社に勤務しています。
これからも、会社を辞めるつもりはないそうです。
他の仕事と兼業している作家はたくさんいます。
本人の言うように、細く長く書き続けていって欲しいと思います。

卒業試験

2007-02-01 | 学校のこと
今日から3年生は卒業試験です。
火曜日までの4日間、高校最後の定期テストです。
進学先が決まってるとはいえ、卒業できないと大変なので、
みんなちゃんと受けています。

これからが大学受験の生徒は、あまり多くありません。
ほとんどの生徒が、推薦で決まっているのです。
推薦も、指定校・自己推薦・公募推薦、
この他にAO入試もあり、受験の形も時期も様々です。
大学によっては半分以上それらの制度で合格者を出して、
早めに入学者を確保しているところもあります。
ですから、大学へ行く生徒のほとんどがもう進学先が決まっているのです。

でも、歴史のある大学や難易度の高い大学は、
これからが入試本番。
本校の特進コースの生徒たちはみな、これから受験です。
高校の卒業試験も受けません。
3学期になって朝から夜遅くまで図書館に缶詰めになって頑張っている姿に、
後ろからそっと「体調に気をつけて全力が出せるように!」
と毎日応援しているのでした。