今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

マイケル・モーパーゴ 著 『フラミンゴボーイ』

2020-08-31 | 本の紹介
今日で8月が終わります。
学校の2学期が始まって半月もたっているのに、まだ8月だったことに愕然…
一大イベントである文化祭は中止、2年生の修学旅行も未定、体育祭は今のところ予定はされていますが、
行事がなく7時間の授業がばっちり続く毎日、この先12月末まで、2学期が長いです。

8月の読書は以下の5冊、暑すぎると頭を使うことが億劫になるのか読書が進みませんでした。

『じんかん』 今村翔吾 (講談社)
『一人称単数』 村上春樹 (文芸春秋)
『フラミンゴボーイ』 マイケル・モーパーゴ (小学館)
『哲学人生問答 17歳の特別教室』 岸見一郎 (講談社)
『できない相談』 森絵都  (筑摩書房)

今日紹介するのはマイケル・モーパーゴ 著『フラミンゴボーイ』、高校の部の課題図書でした。
モーパーゴは、現代英国児童文学を代表する作家で、『戦火の馬』など戦争をテーマに多くの作品を執筆し、
数々の児童文学書賞を受賞、さらには2018年に勲章を授けられています。
明るい色調の表紙と楽し気なタイトルから楽しい作品なのかと思いきや、
歴史のひとこまを力強く描く感動作品でした。
フランスの南部、フラミンゴの生息地カマルグが舞台、ナチスが侵攻してきたフランスで、何が?
フラミンゴを愛する少年とロマの少女の物語でした。
発達障害、ロマ民族、ユダヤ人、ナチス、様々な人が登場しますが、フラミンゴは変わりがなく、
人間同士が憎しみあい争い殺し合うことは、自然の摂理の中で奇妙なことと感じざるを得ません。

今日でとしまえんが閉園、昨年、チビたちと遊びに行っておいてよかった♪
と心から思いました。
たくさんの思い出がいっぱいの場所がなくなってしまうのは、淋しいですね。

残暑

2020-08-30 | いろいろ
残暑というには厳しすぎる暑さの毎日が続いております。
朝から30℃近く、日中は36℃前後(今日は36.8℃)、夜も30℃以上と,
身体もエアコンも休む間もなし、疲れが沁みついている気がします。
日中、日曜恒例の家中の埃はたき、掃除機かけ、水回り掃除をしたら、
体中から汗が吹き出し、顔からポタポタ汗がしたたってビックリ!!

画像は庭の日日草に来ていたナミアゲハ、ヒラヒラととても綺麗でした♪
我が家の敷地には金柑や柚子など柑橘系の木があるので、アゲハの幼虫がいて、
夏になるとミヤマカラスアゲハなどのアゲハ蝶がたくさん飛んでいます。
遠くの空には大きな入道雲が見え真夏の景色ですが、この地にはゲリラ豪雨も雷雨も全くありません。
 
日差しが窓から差し込むようになり、リビングは南面すべてが大きな掃き出し窓なので朝から温室のよう!
タープを付けたので日差しが遮られ、かなり暑さがしのげるようになり良かったです。
せめてこの湿度がなければ、せめて30℃くらいなら・・・
はかない望みは毎日裏切られ、秋の到来が本当に待ち遠しいです。

今夜からやっと大河ドラマ再開!どこまで進んだか忘れてしまっています。。。
9時からのTVドラマでは、歌舞伎役者たちのすごすぎる顔面大立ち回りが楽しみ♪

この数日で本校のある市のコロナ感染者がとても増えています!
詳細が良くわからないのも不安、生徒たちが利用する駅周辺は大丈夫なのでしょうか?!

今村翔吾 著 『じんかん』

2020-08-27 | 本の紹介
久しく本の紹介をしていませんでした。
あまりに暑いのと、毎日バタバタと過ごしていて、最近読書が進まないのもの事実ですが、
そんな中で「面白い!」とおもったのが今村翔吾 著『じんかん』(講談社)。
直木賞候補作これですべて読了し、その中で一番ワクワクしながら読みました。

今の大河ドラマ「麒麟がくる」にも登場する松永久秀(弾正)の不思議な半生を描いた作品です。
ドラマでは吉田鋼太郎さんが演じているので、読みながらしばしば吉田さんの面影がちらつき、
他の登場人物も、ドラマのキャストがリンクしてしまいました。
「松永の三悪」と言われる①主君である三好氏を滅ぼした②将軍を殺した③大仏殿を焼いた
の真相は実はこうであったのでは?と松永弾正を悪人扱いせずに別の角度から描き、
そうなると、信長との関係も本当は違ったのでは、とも思えてきます。

歴史は、後に力を得た人が作ってしまう部分もあるので、他の見方をするのも面白いですよね。
作品の中に、当時武士のたしなみとなっていた茶道が登場し、有名な茶道具もたくさん出てきます。
実際に展覧会等で見たものも多い・・・と思っていろいろ調べていたら、
こんな素敵なものを見つけてしまいました♪
ガチャガチャに「戦国の茶器」全3シリーズがあったらしい!
ミニチュア版で憧れの茶器が手元にあったらずっごく嬉しい♪と思ってこれだけ集めました!
 
第弐シリーズと第参シリーズを全部手に入れ、400円で買ったケースに陳列してみたら、
素敵!!博物館みたい♪(との自己満足)
 
それぞれに名札もついているし、これ、良く出来ています~。
国宝指定の陶磁器を訪ねる旅」等で実際に私が見たのは、「曜変天目」「大井戸茶碗 喜左衛門」
「紹鴎茄子」「青磁輪花茶碗 銘 馬蝗絆」「洛中洛外図屏風」
1番目のシリーズがあったのはしばらく前のことらしく、全く手に入らなくてとっても残念。
第1シリーズに、松永がその中へ爆薬を入れて抱えて城と一緒に爆死したという茶釜「平蜘蛛」があるのです。
都内の展覧会・美術展へはもう半年以上行けていないけど、これらを見てちょっと楽しい気持ちになっています♪

彩玉(さいぎょく)

2020-08-25 | 美味しいもの
大好きなフルーツで季節を感じる私、梨の美味しい季節になったので、
近隣のお気に入りの梨園さんへ、今が旬の梨「彩玉(さいぎょく)」を買いに行ってきました。

彩玉は、超大型で上品な甘みと香りで梨の王様ともよばれている「新高」と、
甘味と適度な酸味をもつ適度な「豊水」を交配して、
選抜を重ねて育成した埼玉県ブランド品種の梨です。
埼玉県だけで生産されて、大玉(約550g)で幸水以上の甘さ(糖度13度~14度)、
ジューシーで香りが良く大好きな梨です♪

農園の直売所に伺うと、収穫したての梨がいっぱいでした!
 
こんなにたくさん!と言うと、園主さんは「今年は全然ダメだ!こんな年は60年やってて初めて!」
と嘆いていらっしゃいました。
我が家のブルーベリーがこの20年で最悪だったのと比べると、60年は厳しいですね!!
やはり、7月に途切れることなく毎日降り続いた長雨、そして8月の猛暑・少雨、と、
夏の野菜や果物にとっては厳しい夏となったようです。
それでも、瑞々しくてとても美味しそうな彩玉をたくさん買い求め、
家で重さを量ったら、1つで738g!十分立派です。

以前、1400gの梨を見せてもらったこともあります。
これからしばらく楽しめます♪

一周忌

2020-08-23 | いろいろ
今日は、昨年8月に他界した亡き母の一周忌法要でした。
実家近くの菩提寺での法要、
この1年で社会の状況がコロナで変わってしまい、集まれたのは父と私たち姉妹、
そして妹の20歳前後の子どもたち3人と、6人だけでした。
四十九日の時には大人13名、ちびっ子3人が集まり、賑やかに過ごせたのに残念でなりません。
母の初孫となる我が娘、そして初めての男の子となる我が息子はとても可愛がってもらったのに、
父としても子どもたちにしても苦渋の決断の欠席となりました。
自分の家族があり、仕事に就いて社会的に責任ある立場では、軽率な行動はとれません。
人を分断させるコロナ感染症を憎く思います。

読経していただいている間、1年前のことを思い出していました。
突然に耳が聞こえなくなってしまったその日、突然に母が他界したことを知らされました。
それからの数日、耳が聞こえなくなった不安の中、母の他界という受け入れ難い悲しい事実、
葬儀や様々なことが押し寄せ、あまり良く覚えていないほど大変でした。
それでも少しずつ母の不在に慣れ、今のコロナ禍は心配性の母には辛かったろうと思うと、
長患いせずの急逝は誰にとっても孝行な事だったと思うようになりました。
法要の後、お墓参りをし、会食はせずにそのままそれぞれ解散となりました。
 
友人が立派なお花を贈って下さいました。
周りの方々の優しさとお気遣いにいつも助けられていて、感謝感謝、ありがとうございました。

オープンスクール

2020-08-22 | 学校のこと
今日は、中学生と保護者の皆様をお迎えする今年2回目のオープンスクールでした。
昨日は全校あげての大掃除!
午前2時間は校地の草むしり、その後2時間校内の大掃除、暑い中在校生たちは良くやっていました。
前回の第1回オープンスクールと大体同じメニュ―でしたが、今日・明日は中学校高校同時開催、
高校のミニ文化祭へは中学受験の小学生(!)も見に来てくれていました。
アルコール消毒やマスクの着用、ソーシャルディスタンスなどを徹底!

今年は、中学生と保護者の皆様は受験について様々な不安を持っているでしょう。
本校の高校3年生もそうです。
今後、感染者が増えてまた学校が休校になったらどうしよう?
受験の時に感染してしまっていたら、受験範囲の学習が終わらなかったら?
でも、図書館で毎日頑張って勉強に取り組んでいる3年生たちを見ると、
今出来ることを精一杯頑張るしかない!という感じを受けます。

暑い中、ご参加くださった中学生、保護者の皆様、ありがとうございました。
明日も同じメニューで開催します、お待ちしております。

マスクホルダー

2020-08-20 | いろいろ
とっても素敵な手作りのマスクホルダーをいただきました。
右は、ご自分で撮影された写真を使ってパソコンで作られたそうで、とてもしっかりしています。
左は、100円ショップで売られているランチョンマットを切り抜いて利用したそうでナイスアイデア!
手作りマスクホルダーが大人気で、ぱちんと留めるスナップが100円ショップで品切れだそうです。
マスクを外す時に、置き場所に困りますよね。
私は花粉症なので以前から市販のものを持っていましたが、一度着けたものをちょっとしまう時、
呼気がかかった湿気のあるマスクをぴっちりしたケースにしまうことに抵抗がありました。
でも、これらは隙間があるのでしまっている間に乾燥して良い感じ♪
 
上の写真は、将棋の藤井棋聖が棋聖戦の対局で着けていた絹マスク。
製造元は浴衣帯を主に製造してい福井県の会社で、感染拡大の影響を受け需要が落ち込み、
会社が厳しい状況になりましたが、この対局で話題となり大人気で会社が持ち直したそうです。
その藤井棋聖、今日は王位タイトルを奪取し、棋聖とあわせ最年少二冠、八段昇段となりました!!
素晴らしい!おめでとう!!
今日のマスクは不織布マスクだったようです。

今や、マスクはファッションアイテム、
今日、本校図書館に新着ファッション誌には「マスクもファッションの一部としておしゃれに魅せる」と。
一時はマスクが売られているのを2ヶ月ぐらい見ない日が続き大混乱になりましたが、
今はどこでも売っていて、数も、値段も、素材も、色も、形もより取り見取り!
私はこの暑さでのマスクが本当に辛く、「冷感」「COOL」「涼しい」と書いてあるとつい買ってしまい、
家に各種マスクがたくさん…マスク大臣になっています。。。
密になりそうなときは不織布、通常は布マスク、外で活動する時はウレタンマスク、です。
(校内では生徒は「白のマスク」です。校外ではいろいろなのでしょうが。)
今日の埼玉県、新たな感染者が73名、最高気温が38.6℃、どちらも大変危険です!

卒業生

2020-08-19 | 学校のこと
10日以上35℃以上の猛暑が続いています!
でも、1週間ほど前の39℃前後の酷暑の数日と比べるとまだ大丈夫と思ってしまうのが怖い。。。

昨日、卒業生が図書館に遊びに来てくれました。
3年間ずっと図書委員を続けてくれ、しかもきちんと仕事をしてくれた二人です。
この3月、コロナ騒動で混乱している時にクラスで短時間の卒業式だったので、
しっかり卒業も祝えなかったし、お別れも出来ていませんでしたので会えて嬉しい♪

担任だった先生と、密にならないように広い図書館でマスクをしながらの再会でした。
2人ともすっかり綺麗な女子大学生になって見違えるようでしたが、
4月に入学した大学の話を聞いていると、本当に気の毒になりました。
一人は横浜の大学へ入学したのですが、対面での授業も集まりも全くないので、
まだ1度も横浜へ行っていず、ずっと実家にいるままなのだそうです。
一人暮らししようか、と考えてもいたそうですがその必要もなくなり、
最近は地元や高校の友だちとずっと遊んでいるそうです。

もう一人は、長野県松本市の大学へ行きました。
知っている人はもちろん誰もいなくて、初めての一人暮らし、大学も再開されず、
4月から1ヶ月ぐらいは誰とも話さず、どこにも行けず、おかしくなりそうだったとのこと。
もともと運動部で快活でいつも賑やかだった彼女が、
「部屋の隅で体育座りをしている自分にビックリした。」と言っていたのには本当に驚きました。
「人ってコミュニケーションとれないと変になる。」のだそうです。
今は少しずつ大学も始まり、バイトも始めて、やっと楽しくなってきたとのこと、良かった♪
2人とも「ちゃんと教わっていないのに課題ばっかりが多すぎる!!」と言っていました。

あるサイトで「大学1年生の辛い日々」のような動画(?)を見たことがあります。
4月は緊急事態宣言の元、全国的に在宅の方がほとんどでした。
でも、小中高の学校が少しずつ始まり、会社への出社が始まり、お店も再開されたのに、
大学だけはずっと再開されません。
小中高の学校は夏休み短縮で頑張っているのに、大学の夏休みは2ヶ月間のまま。
人数規模が多く、移動教室が多かったり、広い地域から交通機関で登校してくる、等、
感染予防の観点から懸念が多いのももちろんでしょう。
オンライン授業や研究も大事でしょうが、どうか新入生の気持ちも考えてもらいたいです。
せめて1年生だけでも生徒間のコミュニケーションの機会を作ってあげて欲しいと思いました。

図書館だより「LibraryNews8月号」

2020-08-17 | 図書館
今日は2学期始業式、初めての8月に出す図書館便り「Library News8月号 」を発行しました。
こちらです。Google版

今月号の特集は「第163回芥川賞・直木賞発表!!」として、
芥川賞の、高山羽根子 著 『首里の馬』 (「新潮」3月号)、遠野遥 著『破局』(「文芸」夏号)、
直木賞の、馳星周 著 『少年と犬』(文藝春秋)を紹介しました。
中学校・高等学校共通の図書館だよりなので、中学生にはちょっと難しいかもしれませんが、
情報として知っていてほしいです。

猛暑の中、TV放送による始業式でしたが、嬉しい情報が♪
夏季埼玉県高校野球大会の北部地区大会準々決勝で、先日15日に逆転サヨナラホームランでの劇的勝利!

(画像は8月16日読売新聞埼玉版からお借りしました)
VTRを見たところ、涙のベースランニングにこちらも胸がいっぱいになりました。
逆転サヨナラホームランを打った4番打者の生徒は、昨年、駅で人命救助をし表彰されています。
それを取り上げた新聞社のインタビューに使われたのが図書館、
とても緊張していて、微笑ましかった。。。
こういう生徒が部活動でも活躍してくれて、嬉しく思います。
それに引き続き、今日の準決勝も勝利したそうで、明日は地区大会決勝、
これに勝つと次は西武ライオンズのメットライフドームで試合できるのです。
頑張って!!

夏休み終了

2020-08-16 | いろいろ
5日間の土日祝を含む9日間の夏休み(実質4日間…)が、今日で終了です。
生徒たちには夏休みというより、ちょっとした連休ぐらいの感覚でしょう。
この近隣の公立小中学校も明日から2学期、猛暑の中の登下校・学校生活、
そして夏休み中にお出掛けした人もいると思うのでコロナが感染拡大するかも、
いろいろな心配事を抱えながらの2学期スタートとなりそうです。

私は必要な用事や買い物等で自分の車でこの近隣を移動していただけ、
唯一「お出掛け」気分になったのはかなり久しぶりの外ご飯、夫と廻らないお寿司屋さんへ。
 
握り寿司コースをお願いし、やはりお寿司屋さんのお寿司は美味しいと感激しました!
個室で、前菜からデザートまで美味しく完食してお腹いっぱいです♪

今日、我が家の庭にいた昆虫(苦手な方はスルーして下さいね)は、
夏の昆虫の王様「カブトムシ」のオス、立派な角がやっぱり格好いいです!
 
チコちゃんがとーっても気になるようで籠の周りをウロウロしてはちょっかいを出すので、
食べられないように蓋をして置き、ZOOMで孫に見せたら外へ逃がしてあげましょう。
自由を奪われ閉じ込められるのは嫌ですものね。(春から痛感する日々!!)