今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

年度上半期終了

2014-09-30 | いろいろ
今年度上半期が終了します。
春からもう半年、あっという間に過ぎた気がします。

朝ドラ「花子とアン」も終わってしまいました。
期間平均視聴率が、過去10年間で最高の22・6%だったそうで、
私が全話をすべて見たというのは、生涯初めてかも!
花子と腹心の友・蓮子の苦しい恋と友情、蓮子の夫・嘉納伝助や、同級生・醍醐亜矢子、
兄弟や故郷の友達など、多彩なキャラクターが登場し、
時代にもまれながらも明るくたくましく生きていく姿に元気をもらいました。
夕食を食べながら録画を見るという、毎日のお楽しみが無くなってしまいもうガッカリです。
カナダ、プリンスエドワード島のブリーンゲイブルス、
絶対に行きたいという思いが更に募っています!

夏のドラマも続々終了。
何といっても「HERO」で木村くんの姿を毎週見られて幸せでした。
暑苦しくて見ていられない!と思いながら毎週涙ぐんで見ていた「若者たち」、
それから話題の不倫ドラマを2本見ていました!
秋ドラマで本屋大賞2位だった「昨夜のカレー 明日のパン」をやるのですね。

消費税8%になる直前に買った車も、半年点検をしてもらいました。
6カ月で5,400㎞、いつも1ヵ月900㎞のペースで変わらずです。

今月の読書は以下の5冊…今月も残念ながらあまりはかどらなかったです。

『明日の子供たち』 有川浩
『春の庭』 柴崎友香
『蜩ノ記』 葉室麟
『病名のない診察室』 豊田美加
『輝く夜』 百田尚樹

これで今年69冊です。
あと3か月で30冊読むと、目標の年間100冊を達成できます!
秋の夜長にペースを上げなくっちゃ。

チビちゃんも生後6か月、栄養がいいのか順調すぎる成長で、すでに10㎏超えたとか!
大きい!重い!!で、可愛い。。。

週末

2014-09-28 | いろいろ
今年は9月になると30℃を越す日がなく、秋らしい毎日が続いています。
日中は秋晴れでカラッとした透明な空気、朝晩はひんやりと秋めいて、過ごしやすい毎日です。
写真は校内の沈丁花、まだつぼみですがほんのりとした甘い香りを漂わせていました。

9月の週末は、お役目で地元公立小中学校の行事に顔を出しました。

中旬には、中学校の「立志式」

 

近ごろ中学校の行事として広まっていて、この地でも昨年から実施しています。
かつての元服にちなんで、15歳(中学3年生)の生徒が将来の決意や目標などを発表します。
地元の大きなホールに全校生徒、教職員、保護者、町からの来賓がたくさん集まり、
3年生がステージに1人ずつ登壇し、マイクを使って約1分間スピーチしました。
こんなにたくさんの人の前で、自分の考えをメモも見ないで話すのは大変なことです。
中学生たちが語った将来の目標は、サッカー選手、教師、パティエ、フライトアテンダント、未定、…、
様々でしたが、自分の事をよく考えてみるいい機会でもあったと思います。
若い彼らの真剣な想いに、ふと我が身を振り返りました。

昨日は、小学校の運動会へ。

 

暑いほどの良い天気、青空の下、平和な時間が流れていました。
小学校の運動会なので、ご両親、祖父母、親戚の方、等々、応援の観客もいっぱいです!!
我が家も子どもたちの運動会の時には、両祖父母や私の妹夫妻まで来てくれたりして、
10人分のお弁当を作りました!!

この運動会で、神戸の小学生の可哀想な事件を思い出しました。
通っていた小学校の運動会が一度は中止になり、
でも、親御さんからの申し出によって延期して実施されることになりましたね。
また、先日読んだばかりの児童養護施設の子供たちのことも思いました。
毎日、何事もなく暮らしていけるのは、平凡だけれども幸せなこと。

最近の天災にも驚愕させられます。
広島の豪雨、御嶽山の噴火、まさかこんなに多くの方の命が奪われるなんて、言葉を失います。
東日本大震災の時に思い知らされましたが、また、こうして自然の驚異を見せつけられます。
自然の力の前には、全くなすすべもないちっぽけな人間。
静かな秋の一日、夏支度を片付けながら、日常の幸せを思いました。

有川浩 著 『明日の子供たち』

2014-09-26 | 本の紹介
有川さんの最新作『明日の子供たち』を読了しました。

本の帯には『幻冬舎創立20周年記念特別書き下ろし作品』とあり、
見城徹氏による衝撃の幻冬舎創立からもう20年も経ったのだと思いました。

児童養護施設をえがいた長編小説です。

読み終えて最後のページをめくると、
『取材協力 社会福祉法人 神戸婦人同情会 子供の家』
『本文に登場する手紙の文面協力 笹谷実咲さん』
とあり、これは小説でありながらもモデルがあったのだろうと知りました。

以前、公立中学校で仕事をしていた時には、地域に施設があったので多少のことは知っています。
また近頃、施設を題材にしたTVドラマがあり、その描かれ方が話題(問題)にもなりました。
でも、日頃はそれほど接点はないし、みんなが良く知っているとは言い難いです。

作品は児童養護施設に暮らす高校生たちと、その職員たちが主人公です。
施設には、親が亡くなり親戚も引き取らないので施設にいる子どもと、
親の育児能力がないので施設にいる子どもがいます。
親と離れて暮らしている子どもは「かわいそう」と思ってしまいがちですが、
それは間違いだと新米職員が子どもたちから厳しく叱られます。
親と一緒だと虐待され、育児放棄、家事をさせるため学校へ行かせてもらない、食事がもらえない、
でも施設にいれば食事は作ってもらえるし食べられる、学校へも行けるし、殴られなくてもすむ。
それに「かわいそう」とは立場が上の者が相手を見下して言う言葉なのだと。

施設には小学生から高校生までいられます。
まず、第一の関門は高校受験を突破して高校生にならないと施設にいられないこと。
次が、高校を卒業したら、全員が施設を出なくてはならないこと。
親を頼れず金銭的な援助がなければ、大学への進学はどう考えても厳しく就職する方が安全です。
でも、意欲と能力があれば、奨学金等を使って大学へ行きたい。

この作品はそこからさらに一歩踏み込んで「退所後の施設」もテーマとしています。
一人の社会人となり施設等を巣立って退所した子どもの多くは、
頼る大人もいない状況の中で、自分の力だけで多くの課題に向き合わなければなりません。
ちょっと何かの時に頼りたくなる「実家」がないのです。

そんなあれこれを、実際に施設にいる子どもが、
「実情を知ってほしい、そして広く伝えてほしい。」と有川浩さんに手紙を書いたのでしょう。
関心を持たれないから予算は十分にもらえない、職員は低賃金、世間の印象も良くない。
有川さんは、その手紙に応えてこの作品を書きおろしました。
重く深刻で答えの出にくい題材ですが、有川さんらしい心温まる作品となっています。

また、作品の中で「本を読むことの素晴らしさ」が施設長の言葉を使って語られます。
自分の人生はたった一度、一つだけだけれど、本の中にはたくさんの人生が詰まっています。
時代も場所も性別も生物の種類も飛び越えて、別の人生を生きられる本は素晴らしい!
そして、その中で感動できる人は、他人の痛みも想像できる優しい心の持ち主です。


「秋の気配」

2014-09-23 | 音楽
お彼岸です。
土曜日も祝日も仕事ですから・・・連休って何?

彼岸花が川の土手、田んぼのあぜ道に咲いています。
真っ赤な華やかな色なのに、何故か物寂しさを感じさせる花です。
大正時代に活躍した歌人、木下利玄の一首が思い浮かびます。

「曼珠沙華一むら燃えて秋日つよしそこ過ぎてゐるしづかなる径」

秋になると聞きたくなる曲、高校生の頃大好きだったオフコースの「秋の気配」

「秋の気配」 - オフコース


小田さんの曲、歌、声って、どうしてこんなに秋という季節にピッタリなのでしょう!!
67歳の今も、曲を作り続け、以前と変わらぬ歌声で歌っています!
「東北さくらライブプロジェクト」という東北に桜と音楽を届けるプロジェクトでも活動中。
震災の風化を防ぐため、津波到達地点を中心に行われている桜の植樹活動を、
自分たちにできるカタチで応援したいと、有志で立ち上げました。
東北大学工学部出身ですから。

前作『どーも』以来3年2ヶ月ぶりのアルバムとなる「小田日和」も発売されました。



秋の透明な空気の中で聞くこのアルバムは最高です♪
来月、ライブに行きます。
楽しみ!

赤城自然園&フレンチレストラン

2014-09-21 | 美味しいもの
秋の一日、友人とお出掛けしました。

初秋の自然の中、群馬県渋川市にある「赤城自然園」へ、
群馬県境にあるこの地から、高速道路に乗ってほどなく到着しました。
天候が良くない予報でしたが、幸いなことに徐々に晴れ間が見えてきました。

ここは、花も、木も、訪れる人も、しあわせになる「癒しの森」なのだそうです。
4月から11月までの開園、その間は4期に分かれていて間にお休み期間があります。
「散策プログラム」「体験プログラム」「フォトイベント」なども用意されていますが、
今回は自由気ままに緑の木々&花々に癒されに行きました。

オミナエシ、ワレモコウ、フジバカマ、シュウメイギク、アゲラダムなど初秋の花があちこちに。

 

そして、初秋の一番の見どころは渡りチョウ「アサギマダラ」の飛来なのだそうです。
1,000km以上もの距離を旅する神秘の蝶で、この日はたくさん乱れ飛んでいました。
こんなにたくさんの蝶を見られるのは5年に一度だとか!なんとラッキーなこと!
まだ生態が未解明であるこのチョウの生態調査のためにマーキングもされています。

 

歩くところにはチップが敷き詰められていて歩きやすく、人工物はほとんどなくとても静かです。
自然観察員の方々があちこちにいらして、蝶のことなどいろいろ教えて下さったのも楽しかったです♪
例えば、蝶の雌雄の見分け方や、雄蝶が9割で残り1割の雌蝶は選り好みし放題だとか。。。
初めて行きましたがとっても素敵な自然園、山野草が好きな方はより楽しめるでしょうね。
4:30には閉園になってしまうので全部をまわり切れませんでしたが、次回のために取っておきます。
「レンゲショウマ」の花も見たいし、「蛍を見るナイトツアー」にも来年はぜひ参加したいです!

たくさん歩いたので、夜は美味しいものをいただきましょう♪と、
K市にある私の好きなフレンチレストランでコース料理をいただきました。

・アミューズブーシュ
・冷製又は温製前菜
・本日のスパゲティ 又は 本日のスープ
・本日の魚料理 又は 肉料理
・自家製パン
・デザート
・ミニャルディーズ
・コーヒー 又は 紅茶

それぞれが頼んだ前菜、メイン料理、デザートを一覧でドドーンとどうぞ!

ちなみに私は、前菜:オマール海老のテリーヌとバナナのキャラメリゼ、
パスタ:レンズ豆とキノコのトマトソース、
メイン:フランス産牛モモ肉の低温ロースト カシスのソース、デザート:モンブラン
をお願いしました。

美味しくて、食べたり、おしゃべりしたり、笑ったり、飲んだりと、幸せなひと時でした。
お料理はもちろん美味しいのですが、デザート後、
ミニャルディーズ(コーヒーのお供の焼き菓子)をたくさん出して下さいました!
6種類もの中からお好きなものを、と言われ、皆、迷いなく「6種類全部いただきたいです♪」

 

足の筋肉痛、及び、しゃべりすぎによる喉の枯れを心配しました♪
お腹が膨れてしまうのは承知の上です!ハイ。

文化祭 「桐華祭」

2014-09-19 | 学校のこと
明日から2日間、本校の第19回文化祭「桐華祭(とうかさい)」です。
今年の文化祭テーマは「世界を知ろう~Flap to the world~」、
世界の文化や歴史、食べ物等について関心をもっていただける催しになっています。

昨日は全校一斉除草作業・大掃除、そして準備が始まり、 今日も一日全校で準備に励み、
たった2日間で校内がすっかり文化祭モードになりました!

今年も“響生の時間”の活動である「東日本大震災復興支援」の一環として、
東北地方の特産品の販売をします。



この活動も3年目、東北の特産品や原材料を使った加工品などを販売し、
被災地の方々のお役に立ちたいと考えています。
『萩の月』(菓子匠三全)、『牛タン笹かまぼこ』(佐々直)の他、海産物など、私も欲しい♪

・公開日時
 9月28日(土)10:00~15:00
 9月29日(日) 9:30~14:00

・スクールバス
 本庄駅と寄居駅からのスクールバスをご利用ください。

図書館は管理の都合上、申し訳ありませんが2日間とも閉館となっております。

帰りがけ、ドコモショップへ行って新しいiPhone6、6PLUSを見てきました。
薄くて、画面と本体の繋ぎ目もなく、角は丸くてスタイルが美しい♪
やっぱりアップルのデザインは素晴らしいなぁ~
毎月プラス1,000円ぐらいで新しいスマホが手に入ることを思うと、悩む~~~!
5.5インチの6PLUSも思っていたほど大きくないから、
もし買うとしたらこっち?!

葉室麟 著 『蜩ノ記』

2014-09-18 | 本の紹介
葉室麟氏の 『蜩ノ記』を読みました。
この作品は第146回(平成23年度下半期)直木賞受賞作品です。
その時の記事はこちら

いつか読もうと思いながら、苦手な時代小説なので手を出さないでいたのですが、
近々映画公開され、重要な登場人物役を岡田准一さんが演じるので急いで読みました♪

主人公の戸田秋谷は、前藩主の側室と不義密通を犯した廉で、
幽閉先での家譜編纂と十年後の切腹を命じられます。
奥祐筆・檀野庄三郎は、城内で刃傷沙汰に及んだ末、からくも切腹を免れ、
家老により向山村に幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の元へ見張り役として遣わされます。
10年後の切腹が決まっているにもかかわらず、秋谷は武士として誇り高く生き抜きます。

本当の武士とは、この秋谷のように公明正大、清廉潔白、気高く生きるもの、
秋谷こそが「武士道精神」の鑑、そんな生き様です。
庄三郎は見張り役として一緒に住むうちに、秋谷に魅かれていきます。
おそらくは無実の罪、それを受け入れて区切られた命を淡々と清冽に生きる秋谷は潔いです。

秋谷の息子、郁太郎と百姓の息子である源吉の友情には心を動かされました。
友に恥ずかしくないよう生きる、子どもでありながらもちゃんと世の中を見ています。

苦手な時代小説で、作品序盤の地名、人名、事件のオンパレードには苦戦しましたが、
中盤以降は惹きこまれるように一気に読めました。

来月の映画が楽しみです♪

震度5弱

2014-09-16 | いろいろ
今日のお昼12:28の地震、怖かったです~。
皆さま、被害はありませんか?

私は午前中、PC教室の勤務を終え、午後から勤務の高校へ車で向かっているところでした。
信号待ちで停車したのがちょうど橋の上、何だかゆらゆら揺れている?
と思ったら、上下にガタガタと車が揺れ、スマホは大音量でウィーンウィーンと鳴っている!
揺れる橋の上でハンドルを握りしめ、SMAPのCDをラジオに切り替えると「地震です!!」
車から脱出しようか?!とちょっと考えたほど怖かったです。

8階の図書館は、やはり本が何冊も落ちていました。
きっとすごく揺れたのでしょう。
今回は生徒も授業中で図書館には誰もいなくて良かったです。

各教室ではいろいろあったそうで、
机の下に入ろうとしたら頭しか入らなかったと長身の男子生徒が言っていました。
クラスによっては校庭に避難したり、電源を切っていなくてはならない携帯が鳴って焦ったとか、
全くブレずに授業に集中していたというクラスも。
帰宅するにも、電車のダイヤがかなり乱れていて大変だったことでしょう。

3年前の東日本大震災の際には震度5強でしたから、もっと大変なことがいろいろ起こりました。
図書館の本は何千冊も落下し、校舎にはヒビが入り、停電し、水が無くなり、食べ物がなくなり…
あの頃のことを思い出して、何だか気持ちが暗くなってしまいました。
もう3年もたったのに、全く元通りになっていない東北地方のことも考えました。

住まいのある地は同じ震度5弱でしたが、前回と同じくらい被害のある地域がありました。
町内で149件の被害、屋根のぐしが落ちたり、浴室のタイルが割れたり、石灯籠が倒れたり…
TVニュースでも、かなり放送されていました。
我が家の異常は机の上に置いてあった水晶の玉が、台から床へ転げ落ちていたくらいです。

すぐに「大丈夫ですか?」と何人もの方から連絡が入り、感激しました。
ありがとう♪

今後30年以内に必ず起こるといわれている東京直下型地震、
本当に起こるのかもと思いました。
9月に入ってから北関東で地震が続いているのが気になりますね。
「その時」どこにいるのか・・・?
それがわからないから怖いですね。



閉園

2014-09-15 | ブルーベリー
今年の我が家のブルーベリー園は、昨日終了いたしました。
6月中旬から今日までの3カ月間にわたって多くのお客様にお越しいただき、感謝しております。

看板をしまい、椅子やテーブル、パラソル、カゴ、パックを片付けると何だかさっぱりしてしまい、
ちょっぴり淋しい気持ちにもなります。
今年も小さな摘み取り園で素敵な出会いや様々なドラマがありました。

南は沖縄(関東に遊びにいらした)、北は福島県、そして台湾からもお越し下さり、
無農薬・無化学肥料のブルーベリー園なので、こだわりの思いがある方も多かったです。
毎年いらして下さるリピーターの方とは、
「今年も元気にお会いできて嬉しいです。」「お子さん、大きくなりましたね!」と、
まるで親戚の方とのような会話です。
お仕事も様々で、オルゴール工房の方、プロの演奏家の方(娘の職場と関係がありました!)、
無農薬野菜を作っている方、など、普段は知ることの出来ない職業の興味深いお話。

中でも一番心に残っているのは、若者男女3名のグループ。
小雨の降る日に都内から朝一でいらして下さり、農園で撮影しながら摘み取られていました。
戻っていらしてから「今日は皆さんで他にもどこかへお出掛けですか?」と伺うと、
「次は群馬の牧場で乳しぼりをします!」とのこと。
えぇ~?ちょっと珍しいなぁと思っていると、
「結婚式のウェディングケーキを手作りするので、材料を直接手に入れているのです!」
わぁー!素敵です。

3人のうちの、お一人の女性が2週間後に結婚式を控えていて、
彼女の結婚式のために友人二人がこの企画をしてくれたのだそうです。
新郎が大好きなブルーベリーを使ったウェディングケーキを、彼女が内緒で手作り。
原材料を揃えるところから撮影して、
式で新婦の手作りケーキの登場と一緒に、彼へのビック映像として製作過程を流すのだそうです。
我が家でブルーベリー、群馬の牧場で牛乳、製粉工場で小麦粉、卵を鶏園で調達。
私も「一緒に映ってください。」とお願いされて
新婦さんと一緒に撮影に参加させてもらいました。
彼女の彼への思いも、友人たちの彼女への思いも、本当に素敵です。
こんな幸せな一場面に、立ち合わせてもらって感激しました。
表参道で行われる結婚式は多分、この3連休中だったと思います。
どうだったのかなぁ?
彼はビックリして、それから喜んで、感激してもらえたのかな?
どうぞお幸せに。

ブルーベリー園をしていて楽しいことの一つは、お客様とのお話です。
今年も本当にありがとうございました。

ボストン美術館 ー華麗なるジャポニズム展ー

2014-09-12 | 図書館
「ボストン美術館‐華麗なるジャポニズム展‐印象派を魅了した日本の美」を見に、
用賀にある世田谷美術館に行って来ました。

友人と田園都市線渋谷駅のホームで待ち合わせ、なので私は半蔵門線に乗って向かったのですが、、
電車の中で乗っている電車が目的地の用賀まで行くことに気づき、
LINEで「この電車に乗ってます。」と連絡。
でも連絡が駅到着直前になってしまい、
LINEで「乗ります」「ホーム?」「降りちゃいました」「乗ってます」と、
電車の速さに入力のスピードが追い付かず訳のわからない言葉の応酬の末、
何とかホームで会えました。
会ったとたんに爆笑!!
半蔵門線、どこから田園都市線になったの?

用賀駅からは展覧会の会期中は美術館までの臨時直通バスが出ていて、100円で行けちゃいました♪

ボストン美術館展に行くのは、4年前「ボストン美術館展」、2年前「日本美術の至宝」に続いて3回目。

ジャポニズムとは、19世紀後半から20世紀初頭にフランスを中心とした欧米で流行した、
日本美術とその文化現象のことです。
幕末の開国によって陶磁器、金工品、着物、団扇などさまざまな物が大量に海を渡り、
中でも欧米の芸術家が注目したのが陶磁器の包装紙(!)として使われていた浮世絵だったそうです。
丁寧な仕事がさえ渡る美術工芸品は、値段も安く一般市民にまで普及してもてはやされました。

今回はこれが見たかったのです!!



クロード・モネの「ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)」1876年
初期ジャポニズムを代表する大作です。
およそ1年間にわたる修復を経て、世界で初めて公開されました。
縦231.6cm 横142.3cm と大きな絵で、カミーユの等身大となっています。
鮮やかな朱色の打掛と描かれた勇壮な武者姿、手にした扇子と背景の団扇、畳の上に立ってまさに日本!
絵の額縁は黒漆塗りに金細工の模様が施され、襖絵か屏風かのようでそれもとても日本的でした。

この絵は、同じくカミーユをモデルにした
「緑衣の女(1866年、西ドイツ・ブレーメン美術館)」と対になっています。
どちらも同じ大きさで等身大、カミーユは「ラ・ジャポネーズ」ではかつらを付けていたそうです。

 

パリの画家に影響を与えた日本の浮世絵と、そこから生まれた作品が並べて展示してあり、
とても興味深かったです。
浮世絵大好きのモネ、ゴッホをはじめ、
マネ、ドガ、ロートレック、カサット、ムンク、シニャック、ゴーギャンなど。
工芸品にも素晴らしいものがありました。

 

左は日本の螺鈿技術を用いたティファニー製のインク壺、
右は日本美術品の模様や図像を高度に様式化し七宝で飾ったブシュロン社のインクスタンド 
デザインはボール・ルグラン 

日本芸術が世界に受け入れられ、影響を与えたのを目の当たりにし、誇らしい気持ちになりました。
ほどほどの混雑具合で、ゆっくり絵を鑑賞し、ランチはこの美術館内のレストランで・・・
と思っていたのですが、ここで大誤算!
ランチには限りがあるらしく、1時過ぎて行ったら受付終了となっていました・・・残念!!

砧公園を見ながら外のカフェでフレッシュジュースを飲み、またバスで用賀駅まで。
駅前のレストランで香草入り丸々ハンバーグをパクパク、
そして大好きなこのデザートが美味しい季節となりました♪