カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

カフェインの錠剤はけっこう優れモノだ

2013-08-08 | 雑記

 夏は暑いせいかそれだけで疲れてしまうのだろう。日中に矢鱈に眠くて困ることがある。一度眠いと感じるとなかなか抗うのが難しい。顔を洗ったりすることができればかなり違うが、逃げられない状態だと厄介だ。先日は葬式の折にそのような波が来て、途中すっかり寝てしまった。おかげで早く済んだけれど、何となくバツが悪い。ご家族が悲しんでおられるところ申し訳ないと思うのだろう。
 普段は酒を飲んでいるから寝つきは良い。しかし飲みに行くと時々帰りたがらない人がいる。最近は少しだけ図太くなったから逃げて帰ることも躊躇しなくなったが、やはりそれでもいわゆる捕まってしまうことがある。ちょっとだけだからと二次会三次会に参じると、たいていちょっとでは済まない。もう若くないから翌日は確実につぶれる。残りの人生が短くなっているのにまったくもったいない事だ。行きつけの藪医者に頼んで点滴に成功すると何とかなる場合もあるが、どうにもならないで我慢大会の一日ということもある。やっと一日を終えて酒を飲んで寝ると、人生が確実に縮まっている事を実感できる。
 最近は少しだけ飲めるようになったが、もともとコーヒーは苦手だ。特に二日酔いの時は胃が痛くなるのでなるべく避ける。痛ければ眠くならないかといえば、不快で横になりたくなるからかえって良くない。しかしながらカフェインならコーヒー以外にも入っているはずである。そう思って緑茶や紅茶などを飲んでみるが、含有量がたいしたことが無いのか、気分が落ち着いて眠くなってしまう。そもそもの眠気にはたいして効き目がなさそうだ。
 ところが最近カフェインは薬として売っているという事を聞いた。ドリンク剤があるのは知っていたが、なるほど錠剤があるとは知らなかった。さっそく薬局に行って買ってくると、20錠で500円程度だった。一回に二錠で200㎎摂取できるとある。ある本によると400㎎くらい摂取すると効き目が大きいと書いてあった。僕は普段からあまりカフェインを摂っているとは考えにくいので、処方箋通り2錠で我慢することにした。
 飲んで15分くらいしてすぐに効き目が実感できた。なるほど、コーヒー一杯でカフェイン100㎎弱といった程度だというから、立て続けに2杯がぶ飲みした状態なのかもしれない。効き目が分かると面白いもので、覚醒している自分という気分の良さもよく分かる。少なくとも眠くてイライラしているよりずっと気分がいい。
 ところが2時間程度したら、やはり何となく疲れがまたぶり返してきたように感じた。なるほど、いくらカフェインとはいえ持続するのはその程度なのかもしれない。それでも2時間は気分がいいということが分かった。これは会議などには使える手段だ。自分の体力の事もあるから続けて飲み続けられるかは分からないのだが、錠剤のカフェインは安価で効き目がそれなりに確かだということが分かった。胃もまったく痛くならない。聞くところによると、コーヒーのカフェイン以外の成分が胃痛を引き起こすらしい。カフェインも胃酸を促す成分があるらしいから空腹には向かないかもしれないが、やはり自分の体調に合わせて比較的無理の出来る成分であるようだ。
 もっともやはり眠いという不快感がまったくなくなる訳ではない。一時しのぎにはなるというだけだという認識は、持っておくべき処方なのであろう。
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