カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

危機一髪だったらしい

2011-05-31 | 時事
スーパーおおぞら、車輪が脱線

 「最初に飛び出した人がいなければ危なかった」という証言が重い。
 災害や事故時にはあわてず冷静になる必要があるが、だからと言ってじっと待機して指示を待つだけでは駄目なようだ。自分がどのような判断を選択するか、そのタイミングがいつなのかは後になってみなければ分からないのかもしれないが、少なくとも自分がどうするのかは自分で決めるより他に無いのであろう。
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電子が異常増加

2011-05-30 | 雑記
大震災40分前、上空の電子が異常増加、直前予知に有望

 40分前ということだから、かなり準備ができそうだ。因果関係はどういうことなんだろう。また、地震が来そうだという予知がどのように冷静に伝えることができるのかということと、予知が外れてしまった場合の信用度の問題などもありそうだ。しかしながらそのような現象が見られたということは、とりあえず覚えておいた方がよさそうだ。もちろんちゃんと報道してくれないと分からないのだが。

 今回の震災前にも度々津波注意報は出ていて、潮位がわずかにあがる現象などは頻繁に見ることがあった。津波と言ってもああいう感じなのかな、などと考えたことはあった。米国での津波の被害者は、津波を見に行って巻き込まれたとも報道された。今となってはそのような行動をとる人はごく少数になったであろうけれど、これから先、ひょっとすると何百年という時間の経過を経てもなお、人々が逃げ続けられるのかというのは大変に難しい事のように思える。災害が頻繁に起こるのも困りものだけれど、忘れない程度には自然の脅威に脅かされることも体験として必要なのかもしれない。それまでに、はたしてこれから予知の方法が確立されていくものなのだろうか。
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激しい一日の後に

2011-05-29 | 掲示板
 一通り終わりましたね。皆さん、おつかれさまでした。スタートなんだけど、役割の重みとして、かなりの部分終わりでもあります。そういう意味でも個人的には仕切りなおして、新たなスタートを切れればいいかな、などと考えているところです。
 中総体も部分的には終わって、それも個人的にもいい感じの結果も出たところです。これも再スタート。終わりだけど、区切りとしての始まり。そして終わりの始まり。そういうことは必要なんです。
 僕は意識的だか無意識だかよく考えたことも無かったのだけど、あえてというか、普段の個人的活動を具体的に書き出すことはあんまり無かったのかもしれません。先日H富さんに言われて、はああ、ま、そうだよね、とは思った次第。だからといってそう簡単にこれからのスタイルが変わるとは思えないものの、そういうことに対しては、聞いたからには何らかの反応をしてもいいのかもしれないとは考えるわけであります。
 いきなりは無理でも、聞いたからには何らかの方法で答える。なんだか、ネットの世界で個人的に期待しているそのものかもしれないですね。自分でもそういうのは不思議な興奮を覚えます。続かないかもしれないし、そもそもやらないかもしれない。そういう危うさの上に、なおかつ無責任に成り立っている。そういうものだということで。今後ともよろしくお願いいたします。
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集金の人にはつらく当たれども

2011-05-27 | 感涙記
 受診料払ったから元を取ろうってんじゃないが、NHKばかり根詰めて観ている。それもEテレといういわゆる教育番組が中心。
 腹を抱えて楽しいというのではないが、なるほど~、という感じの楽しさ。以前から「ピタゴラスイッチ」は大好きだったけど、おんなじようなものが結構あるんだということに改めて気付いた次第。ネタをばらすと成毛眞さんのブログの影響も大きいが…。改めて意を強くして見るようになったというか。
 「0655」や「2355」はため息が出るほど素晴らしいし、子供番組っぽくて少し恥ずかしい「シャキーン」もなかなかいい。「デザインあ」は素晴らしすぎて圧倒される。永久保存すべきかもしれない。「サラメシ」も楽しいなあ。ダイエット中の身にはつらいですけど。
 「サラリーマンNEO」は存在すら知らなかったけど、へえー、である。そういえば以前に、茂木健一郎が褒めていたかもしれない。英国のギャグっぽいところがあるのかな。
 「美の壺」もいいし、以前は何故か敬遠してた(理由は秘す)「日曜美術館」も改めて素晴らしい。「極上美の饗宴」もいいです。ゆったりした気分の時に、さらにだらだらしながら観たいものです。
 「トラッドジャパン」「Jブンガク」もふむふむ楽しみ。「とっさの中国語」はついついみちゃう。他の言語ものはまったく覚える気も無いけど、酔っぱらえば観るかもしれない。ちょっと子供っぽい演出はあるが、最近のものはその国の事情がさらりと紹介されており面白い。
 「今日の料理」「今日の料理ビギナーズ」「きょうの健康」はまじめな中にもおかしさがにじみ出る感じ。もちろんためにもなるし。アーカイブか何かの再放送の「今日の料理」は、名作の風格さえある。
 「コズミックフロント」「仕事ハッケン伝」「ディープピープル」「猫のしっぽ、カエルの手」も偉いなあと感心してしまう。人間って凄いです。
 あとは落語好きなんで「日本の話芸」も見逃したくないですね。
 大河ドラマは子供が見れば観てもいいかな、という感じ。「ためしてガッテン」は職場の話題のために観てもいいかな。基本ダイエットの時くらいしか見ないけど。

 終わってしまって久しいけど、「深田久弥の日本百名山」という名作シリーズがあった。相川浩アナウンサーの語りが絶品で、VHSのビデオにコツコツ撮りだめしたものだった。ときどきDVDなんかがシリーズで売りに出ているけど、驚くほど高くてびっくりする。
 「ブラタモリ」はいつの間にか終わっちゃったんですね。

 僕はまったく碁を打たないけれど、碁の対局はボーっとするために観たりします。何度見てもぜんぜんわからないし、全然覚える気にもならない。将棋は少しわかるので、観るのはつらいです。

 スポーツは一人で留守番しているときはあまりにさびしくて観るときがあるが、基本的には観ないようにしている。四カ国対抗ラグビーは別ですけどね。特に野球は気をつけて観ないようにしないときりが無い。気になる時は読書と散歩でテレビから逃避します。

 NHK特集は録画したまま放置したものが結構あるようだ。本当は観たかったけど時期を逸したかもしれない。時々演劇も見たくなるし、クラシックもとっておきたい。録画しているという気分だけで豊かになった気分である。ぜんぜんノーマークのハリウッド以外の映画も持っているだけで愛おしいものだ。いつかは観るんだというだけで観ないかもしれないけど。
 そういうわけでハードディスクではとても足りなくて、しかしDVDやブルーレイに移すのがめんどくさいのであります。定期的に映画を観なくちゃいけないし、とても僕ひとりの一生では全部を観るのは不可能なようです。
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ピンポンさん

2011-05-26 | 読書
ピンポンさん/城島充著(講談社)

 日本の戦後復興の象徴のような人らしい。その激しい努力は人間の限界のようにも思え鬼気迫っている。こうまでしなければ世界の頂点には立てないということだろう。そして必ずしもいい性格とも思えないところもまた、この人だけでなく、多くの人を助けることにもつながっていく。人間単なるいい人では何にも成し遂げることなどできないのかもしれない。もちろんそれで駄目だということではなく、強烈な個性があってこそ、日本の逆境を跳ね飛ばすほどの力と精神力を培うのかもしれないということなのである。
 また、この話はこのような強烈な個性である荻原をただ支え続ける卓球屋のおばさんを中心にもしている。猛烈なやり過ぎを、ただただ黙々と支援する。後に関係の悪くなる時期もあるにせよ、やはり元に戻って支え続けることになる。肉親でもなんでもない、卓球という接点だけの出会いだけで、一生が決定づけられていく不思議さ。しかし、特にそれが信念であるともいえず、それでも後悔のある生き方であるとも言えない。これも強烈な戦後史であるのかもしれない。日本が奇跡の復興を果たしえたのは、ひょっとするとこのような努力が一番大きかったのではあるまいか。
 日本が貧しかったからこそ、卓球での復興が大切だったのだろう。誰でもできるが非常に難しい。そしてそれは、激しい訓練によって本当に一流になれるのである。当時の卓球先進国であるヨーロッパの偏見と圧力にも負けない強さが、戦後という厳しい時代に生まれたことは必然だったとさえ思えるほどだ。そしてそれは中国などの後進性のある国々が受け継いでいく。単なる偶然かもしれないけれど、象徴的であることには間違いがない。その上で政治にも負けない強さがあるのである。真の国際人とは何か。もっとも日本人離れした男が日本に生まれたことの意味は、計り知れなく大きかったのではなかろうか。
 あまりに強烈すぎる個性が炸裂するものの、その話がつまらないわけがない。今では考えられない日本の立場や国際情勢も非常に勉強になる。表面的でない生の国際感覚。すべて卓球に懸ける情熱が、人間を突き動かしていく。時にはやり過ぎに嫌悪感さえ覚えるものの、しかし誰が彼を責めることができるというのか。その信念の前に、むしろ本当に大切な人間関係がにじみ出ているのではあるまいか。
 この人がもう少し長生きしたなら、ひょっとすると世界の日本人観というものさえ変わってしまった可能性もある。日本のような和を尊ぶような国からこのような強烈な個性が生まれる。それは考えようによっては、出過ぎた釘でなければならないお国事情のせいかもしれない。だからこそ荻原伊智朗は、逆説的に正当な日本人なのである。悲しくも強烈な個性は、日本人そのものの姿なのである。
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ど根性ガエル

2011-05-25 | 雑記
鳥取砂丘のど根性ガエル

 期間限定でも新天地が良いのかもしれない。
 住めば都なのか、住まざるを得なかったのか、はたまた単なる選択ミスなのか。まあ、人間の住んでいる場所だって、おんなじようなものかもしれないですけどね。
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アイスランドの火山の噴火

2011-05-24 | 時事
Icelandic Volcano Grimsvötn 22.5.2011


 アイスランドのグルムスボトン火山の噴火風景。テレビのニュースなどでは雨と一緒に羊に降りかかる映像なんかも見られた。昨年は(違う火山らしいが)ヨーロッパの航空機が大混乱になったが、今回の噴煙のチリは比較的大きいらしく早く落ちてきてそこまで被害は広がらないだろうとは言われている。しかしながら噴火規模自体は昨年のものより大きいらしくて、噴煙から激しく雷が発生したりして、なかなか壮絶である。
 アイスランドは日本と同じように火山や温泉が多いところと聞く。遠い国だがそれだけの事でなんだか親近感があったりする。捕鯨国でもあるし。しかしながら金融危機で財政が破綻状態であるのも、なんだか先輩という気がしないではない。しないか。
 ともあれ、自然の脅威はいまさらながらに恐ろしいものであります。
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凄い選手らしい

2011-05-23 | 雑記
Evan Longoria's Crazy Bare Hand Catch


 釣られてる?
 だとしても、なんとなくいい気分です。
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ホテルビーナス

2011-05-23 | 映画
ホテルビーナス/タカハタ秀太監督

 どうも変な映画らしいという噂は聞いていたんだけど、こんな奇妙な映画だとは知らなかった。家人からもいつも変な映画ばっかり借りてくると呆れられているわけだが、その中でも特に変な感じは強かったらしく、ちょっとだけ付き合って観ていたようだが、やはりそのうちそっぽを向かれてしまった。なんとなくまともな話のようでいて、やっぱり退屈なのである。
 不自然な感じにもある程度は慣れてくるけれど、ちょっと惜しい感じは付きまとった。香川照之の演技は不必要に改めていいのだけれど、結局は映画としては空回りしている感じだ。まあ、これがいいといえばお好きにどうぞではあるが…。
 草薙君が韓国語が上手いというのは僕であっても何となく知っていることだ。それがどの程度うまいのかは分からないのだが、他の役者さんたちも同じように上手そうに聞こえるし、とびぬけたものなのかどうかが、さらに分からないのであった。もちろんこの映画は韓国向けにも意識して作られているんだろう(想像だが)けれど、彼は韓国ではこのようなイメージなんだろうか。
 以前に酒を飲んで暴れたというニュースを聞いて、草薙君には少しばかり好感を持っていたわけだが、所詮酒がさせた狂気にすぎなかったのかもしれない。まだ若いのに残念である。
 まあしかし、このような変な映画を観てしまったという記録はそれなりに意味があるようにも思えて、記憶にとどめておくのも悪くはなろう。というか、そういう記憶しか残りようが無いのではあるが…。
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就職するなら…

2011-05-22 | culture
Ukrainian Army Ad


 ウクライナの軍の(たぶん)兵隊募集のCMなんだそうです。なんか、いいなあ。
 日本じゃこういうのはちょっと無理でしょうね。これで集まる人に問題があるような気がしないではないけど、ある意味では純粋でいいのかもしれませんね。
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1号機海水注入、官邸指示で中断

2011-05-21 | 時事
1号機海水注入、官邸指示で中断

 これは致命的だろう。もちろん中断しなくても駄目だった可能性はあるのだろうが、事前に聞いてないという怒りでとめたのならば、その止めた責任は明らかだ。
 しかしながら、もう何を言っても今更という脱力だらけだ。
 また戦後に戻って、米国の意向通りにしか手を打てなくなっているとも言われている。原発を止めたのも米国の意向だったと暴露される始末だ。この国は日本人だけでは復興どころか、何も決められないというだけの国になってしまった。もう僕らの希望で物事が計られることは無くなったのだろう。
 期待するというか、やるべきことは、もはや個人の問題だけのようだ。
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ペンギンカフェ

2011-05-20 | 音楽
Penguin Cafe Orchestra: Walk Don't Run (1981 PCO excerpt)


 アルバム二枚持ってたんじゃないかと思う。どういうわけか大変に流行ったもので、街中でもよく耳にした。
 映像は良く分からんけど、しかし分からないでは無いです。


The Penguin Cafe Orchestra-Telephone and Rubber Band



 演奏風景は初めて見た。こんな感じの人たちだったのか。


Paul's Dance


 今はどうしてるんでしょうね。
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dead or alive 犯罪者

2011-05-19 | 映画
dead or alive 犯罪者/三池崇史監督

 もうハチャメチャで面白い。やれることはやってやろう、という感じなのかもしれない。ひょっとすると人を選ぶかもしれないけれど、まあ、いいじゃないですか。と、子供の僕は思うわけだ。
 三池監督が海外からも人気が高いのは、このようなクレイジーな日本人を演出することがウケているからだろうと思う。僕が外国人だったら間違いなくこのような日本人に憧れるだろう。そしてこんな変な国にぜひ行きたくなるに違いない。もちろんそういう人は一般的ではないだろうから、日本の観光立国化に貢献しているわけではなかろうけど。その上完全に誤解だから、むしろ害悪かもしれない。
 基本的に何も考えないで観ていい映画だと思うし、どうも本当に考えていないようなところも散見される。しかしながら考えてみると、どうも不思議な映像が多いのである。家族の絆についても、深いんだか浅いんだか分からないし、兄弟の絆についてもこれでいいのか良く分からない。最終的には強烈な思いが世界を巻き込んでしまうのだが、そんなに強い思いがこの人たちからあふれてくる必然は、さらに良く分からない。そういう不思議さ加減もこの映画の妙な味わいになっており、なんとなく忘れられないような感じがするのである。まあ、最終的にはどうでもよくもなるんだが…。
 この映画を観て他人に語りたくなることは確かで、しかしその語りについてはボキャブラリーが貧弱になってしまうのもまた確かなのである。凄いものを観てしまった、とは思うし、ぶっ飛んでいる、とも思うのだが、まあ、とにかく見て下さい、ということになって、同じ観たという共感か嫌悪を共有したいと望むようになってしまう。とにかくそのような「凄い」映画であるということなのだ。いろいろ破綻しているようなストーリーもすべて許せる人と、なんじゃそりゃ、という人に分かれるだろうことも安易に予想できて、そしてそのことを楽しめた自分が愛おしくなるというか。
 そういうわけで、あえて僕は観ることをお勧めしない。でも見ちゃいけないといわれると観たくなる人もいるでしょ。そういう人には特にお勧めしませんからね。ふふふ。
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告白

2011-05-18 | 映画
告白/中島哲也監督

 今までみてきた中島監督の作風とはかなり違ったので最初はちょっと違和感の方が強かったが、お話が良くできているので、自然にのめり込んでいくことができた。最初の女教師の語りだけでもかなりショッキングで、これでお話が終わってもそれなりに納得してしまいそうだった(映画としては、早く終わりすぎだろうけど)。
 立場を変えた告白が続いて事件の真相がより詳しく分かるという内容になっており、日本の得意な羅生門映画であるとはまずは言える。繰り返すが、構成やアイディアが活きていて、おそらくこの話に派生していろいろ亜流が出てきそうな印象も受けた。とにかくストーリーが面白いのである。仕掛けも良くてオチも申し分ない。原作がおそらくいいのだろう。
 いじめ問題や、少年法の問題、殺人や復讐ということや、もちろん教育問題などもいろいろと考えさせられる仕掛けにもなっている。多少ステレオタイプ的な解釈があるにせよ、多くの人の疑問や不安を上手く刺激することになっているのではなかろうか。
 しかしながらこの物語の根底にあるのは、突き詰めれば母子問題であるようだ。母子の強いつながりがあってこそ、サスペンスやホラーが強烈に生きていく仕掛けになっている。子供のころの喧嘩の常套句に「お前の母ちゃん出べそ」的なものがあるのだが、相手を傷つけるには、母親の悪口を言うのが何より効果的だからである。おそらく子供で無くとも同じであろうけれど…。
 子供の問題がこのような社会の中で展開されているとは僕自身はあんまり考えてはいないのだけれど、デフォルメとしては、ありうる話なのであろう。
 嫌な気分を楽しむには、格好の娯楽作なのではないだろうか。


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たとえ善意であっても

2011-05-17 | 雑記

 お母さん方と話し合いの席で、夏休みに子供たちにボランティアをさせたいという意見が出た。廃品を回収していくばくかお金を作り、東日本の震災の義捐金に充てるなどしてはどうだろうか、という提案であった。それはよさそうだという賛同の声もあがり、具体的に何をどうするかという算段に入りかけた。
 すると最近は廃品がお金にならないらしいという話が出たり、町内会の協力はむつかしい(それ自体が予算化されているらしい)という意見が出たりした。最終的には相当な量を確保する必要があり、(現金化するためには)また市に登録したりしなけらばならないという面倒もあるらしいとのことだった。業者任せにしてもある程度はまとめてやらないと却って迷惑をかけそうなのだという。
 軽トラックを持っている家庭にお願いをしたり、アルミ缶などを各家庭で確保してもらうなど分別の下準備なども必要なようだ。しかしそうなると、おそらく大人たちばかりの仕事が増えて、結局子供は何もしないということになりはしないか、という意見が出た。
 結局これが決定打だったようで、なんとなく話は立ち消えになってしまった。
 善意の行動も簡単にはできない。ましてや子供に何かをさせたり学ばせたいというような思いは、大人の思うようにはなかなかいかないということなのであろう。
 善意は分からないようにしなくてならない、という話も聞いたことがある。そのようにして子供自身に自然に分かってもらうにはどうしたらいいか。つまりは親の背中なのではなかろうか。
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