カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

ムギはどこにいる?

2024-03-13 | なんでもランキング

 猫の名前ランキングというのがあって、

1位 ムギ
2位 レオ
3位 ルナ
4位 ソラ
5位 ベル    ……以下略

 なんだそうだ。もちろん雄雌で名前の違いはあるのだが、ムギは雄雌ともに2位で総合1位という事らしい。
 2位のレオはライオン系だとすると理解できる。3位以降は外国人主演の少女まんが系のような感じだろうか。まあ、ソラは違うが、猫だと二文字で呼びやすいというのがあるのかもしれない。もちろん以前ならトラ、タマ、ブチなんかだったろうから、それは見た目重視だったということだったのかもしれない。
 一位のムギは、なんと犬でも1位なんだという。そんな犬聞いたことないけど、多数派の人との付き合いが無いのかもしれない。
 なぜムギなのか、というのがさらに謎だが、麦という漢字も当てられるし、そのような色の関係もあるのだという。ますます訳が分からない解説である。麦色でない猫にもムギがそれなりにいそうだからである。
 やはりこれは可愛い語感、というのが正解なのだろう。抱きしめるなどするムギっという感触とともに発せられる語感なのではないか。そうすると、かなり日本的だということも言える。そんなこと言われても、外国人には分かりにくい話である。
 それにしても猫は家で飼っている人が多いだろうから(犬だってそうだけど)、名前を呼んでいる場面を見ることが稀である。猫を飼っておられる家庭の人というのは複数知っているものの、その人たちの猫の名前はほぼ知らない。ブログなんかで書いている人もいるけど、写真以外の実物を見たことは無いかもしれない。そういえばお宅にお邪魔して何かをするということも、今はほとんどない。猫の姿は見ないでは無いが、そういうのはほぼ田舎の風景で、住宅地ではかえって少なくなった。団地などの張り紙で、猫のエサやり禁止、などというのは目にするようになった。飼い猫の数は過去最高を更新しているというのは聞いたことがあるけれど、皆隠された場所で暮らしておられるのであろう。
 ということで、僕はまだムギさんに出会ったことは無いのであった。
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読んだ本。お勧めから②

2024-01-03 | なんでもランキング

 小説偏。

犯罪/フェルディナント・フォン・シーラッハ著(創元推理文庫)
 乾いた犯罪の記録。小説だけど実話じゃないの? って感じ。

去年の冬、きみと別れ/中村文則著(幻冬舎)
 芥川龍之介の「地獄変」を中村正則が書いたらこうなった。うーむ。

手鎖心中/井上ひさし著(文春文庫)
 バカバカしい話なんだが、凄まじい時代考証もあってのことだというのもよく分かる。要するに情報量が凄いのです。

タルト・タタンの夢/近藤史恵著(創元推理文庫)
 テレビドラマを観て原作も。なるほど、これはドラマ化したくなるよなあ。

 小説じゃないんだけど、きわめて小説的なエッセイ。
編めば編むほどわたしはわたしになっていった/三國万里子著(新潮社)
 自分語りって、こんな風に書くべきなのかもしれない。実にうまいな。




 さて、新書から一つ。
サブリミナル・マインド/下條信輔著(中公新書)
 自分の意志っていったい何だろう? 自分って主体性がどんどん揺らいでゆく。
 
 さて、ホラーを一つ。
近畿地方のある場所について/背筋著(KADOKAWA)
 モキュメンタリ―を僕はバカにしてたかもしれない。怖いけど、面白い。
 
 さて、蒐集家の狂気の世界を一つ。
ビニール・ジャンキーズ/フレット・ミラノ著(河出書房新社)
 分かっちゃいるはずなんだけど、ひとはビニールを集める習性があるようで……。
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読んだ本。お勧めから①

2023-12-31 | なんでもランキング

 まずは今年読んで啓蒙させられたものをいくつか。

Black box/伊藤詩織著(文春文庫)
 凄まじい戦いの記録。というか、密室の強姦って、ここまで立証が難しいことなのか……。

日本語からの哲学/平尾昌宏著(晶文社)
 僕はふだん「である体」で書いてるけど、無意識だったなあ。凄いです。

送別の餃子(ジャオズ)/井口淳子著(灯光舎)
 中国の農村ってここまでミステリなのである。貴重な体験記。

日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか/内山節著(講談社現代新書)
 バカされなくなったのは、僕らがバカだからかもしれない。

現代思想入門/千葉雅也著(講談社現代新書)
 これは、ぜひ読んで居酒屋で語ろう!



 素直に読んでいて楽しかった。そんな風に世界を見てなかったよ。

うちのカメ/石川良輔著(八坂書房)
 カメって実は謎多き生き物かもしれない。
 
いただきますの山/束元理恵著(そうさん出版)
 狩猟で生きる、女の子偏。楽しいけど、大変なのだ。

海のアトリエ/堀川真理子著(偕成社)
 絵本なんだけど、こんな体験したことなかった。

続きは、もう来年だな。皆さん、よいお年を!
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今年観た映画 番外編

2023-12-29 | なんでもランキング
番外編

※惜しくも次点、なんだけど面白かったものを。

共謀家族/サム・クアー監督
 ほんとは被害者なんだけど、人を殺すと考えなきゃ。というトリック。

すばらしき世界/西川美和監督
 さすがのすばらしき世界は、僕らにとってはどうなんだろう?

少年の君/デレク・ツァン監督
 この世界観は僕は知らなかった。こういう恋愛もあるのかも。

声もなく/ホン・ウィジョン監督
 裏社会の話だが、生きていく厳しさがリアル。

こんにちは、わたしのお母さん/ジア・リン監督
 コメディファンタジーだけど、感動するかも。

ベイビー・ブローカー/是枝裕和監督
 是枝作品でも、韓国映画的になるのは、俳優がうまいからだろう。

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド/マリア・シュラーダー監督
 コメディとして面白いが、人間の偏見の根強さも考えさせられる。

13人の命/ロン・ハワード監督
 ニュースで知ってたけど、こんな話だったんだ!

ドリームプラン/レイナルド・マーカス・グリーン監督
 さすがアメリカンドリームって感じ。彼らのわがままって凄いです。


※戦争ものと伝記
ヒトラーに盗られたうさぎ/カロリーヌ・リンク監督
 戦争反対ってこれ見て思うよ、ほんとに。

トーベ/ザイダ・バリルート監督
 ムーミンの作者の伝記。芸術家としては落ちこぼれだったのかも。

クーリエ 最高機密の運び屋/ドミニク・クック監督
 友達って大切だよな、と思うかどうかは観た人次第。


 ※ 痛快アクション
ガンパウダー・ミルクシェイク/ナヴォット・パプシャド監督
 こういうハードボイルドは大好きです。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス/ダニエル・クワン、ダニエル・シュナイナート監督
 なんだかよく分からんが、戦わなくては。

シン・仮面ライダー/庵野秀明監督
 なんだかよく分からんが、戦いに勝ってるのか?

トップガン マーヴェリック/ジョセフ・コシンスキー監督
 時代を越えてこれだけ価値観が変わらず生きて行けるって凄い。


※なんか変だけど、まあいいか
神が描くは曲線で/オリオル・パウロ監督
 サスペンスとして感心しました。彼らの理屈は面白い。

オール・ユー・ニード・イズ・キル/タグ・ライマン監督
 トム・クルーズなのでかっこつけかと思ったら、努力の人でした。

エルヴィス/バズ・ラーマン監督
 エルヴィスって搾取されてたんだ。ピンク・レディーだけじゃなかったんだ。

さかなのこ/沖田修一監督
 何故か、さかなクンを「のん」が演じて違和感なし。



※ふつうにホラーで変である
LAMB/ラム/ヴァルディミール・ヨハンソン監督
 ずっと変な感じが続いて、結局最後まで……。

エスター/ジャウム・コレット=セラ監督
 ホラーとして面白いです。ずるいけど。

X/タイ・ウェスト監督
 古くさい感じの映画。その古さがいいのだが。

ノープ/ジョーダン・ピール監督
 こんな感じの空想を子供のころにしてました。

マイ・ブロークン・マリコ/タナダユキ監督
 これ、若い男が演じたら平凡な話だったかも。

長江哀歌/ジャン・ジャンクー監督
 中国は広いのかもね。ちょっと分かりにくいところも。


※これは最悪、みないでね
MEMORIAメモリア/アピチャッポン・ウィーラセタクン監督
 絶対早送りしたくなると思います。忍耐が好きな人はどうぞ。

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(映画)今年観たベストテン

2023-12-27 | なんでもランキング
今年観たベストテン

 こうしてみると、なかなか傑作が多かった。皆面白い作品ばっかりで良かったです。
 

  • リコリス・ピザ/ポール・トーマス・アンダーソン監督
 恋愛の駆け引きは面白い。それが年下の男の子との間のことであっても。
  • サーフィルムにのって/松本壮史監督
 ほんとはこれがイチオシかも。とにかく楽しかった。
  • セールス・ガールの考現学/ジャンチブドルジ・センゲドルジ監督
 すべてのモンゴル観を覆す衝撃。おそらくだけど。
  • 由宇子の天秤/春本雄二郎監督
 人間の正義感のもろさ。そしてマスコミや大衆の恐ろしさ。
  • ある画家の数奇な運命/フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督
 なんというか、自分の得意なことと才能との関係に気づかされるかも。
  • あのこと/オードレイ・ディヴァン監督
 妊娠ってホラーだったんだ、という衝撃。
  • 秘密の森の、その向こう/セリーヌ・シアマ監督
 少女という神秘性を存分に。
  • 別れる決心/パク・チャヌク監督
 わけわかんないけど、ひどく面白い。
  • キングメーカー大統領を作った男/ピョン・ソンヒョン監督
 やれることは何でもやれってやれって選挙の凄まじさ。
  • ハケンアニメ!/吉野耕平監督
 アニメの世界はここまで激しいのか? そうかもしれない。

※ この時点でまだ見てなかったが、「ナポレオン」も良かったです。僕は悲しい男が好きなのかもしれません。


番外編は後日。
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観光資源の無いところの強さ

2023-12-11 | なんでもランキング

 福岡市では、自虐ネタでたいした観光地が無いことを取り上げることが多いのだという。観光で観るべきところは特に思い当たらないし、他県などから来た客人をどこに連れていくのか困るということなのだろう。中国の団体観光客などは、行くところが無いから大濠公園なんかで降ろされたりしているらしい。それはそれで何となく災難っぽいが、面白い現象である。
 福岡が自虐ネタで観光地の無さを揶揄したところで、福岡市に来る観光客は目を見張るほど多い。観光資源がふんだんにあり、なおかつ都市の規模も似ている仙台市レベルだともいわれているし、実際はそれ以上というデータもある。観光地として確固たる地位のある札幌や広島をも凌ぐという。
 実際に福岡に行く人の目的までは知らないが、夜になったらもつ鍋食べたり鳥の水炊きだったり、魚介類はもちろんだが、肉でも何でも適当な店はたくさんある。繁華街もそれなりに巨大であり、その後の屋台でもいいしラーメンでもうどんでも名店は豊富だ。観光地が無くてもショッピングでも行けるところはあちこちあるし、街自体を歩いていてもそれなりに楽しいのではあるまいか。特定の観光地に行く目的がなくとも、福岡に行くことに、何らかの楽しみを見出すことは十分に可能なのではなかろうか。
 観光客を呼び込めないまちの悩みは、観光資源の乏しさばかり考えているきらいがあるように思う。もちろん福岡のような地方都市は、あまりにも特殊であって、いわゆるアクセスが非常にいい上に大都会である。東京や大阪規模ではないにせよ、諸外国では十分に巨大すぎるくらいの都市だと言えるだろう。だから単純に比較はできないことではあるにせよ、観光資源のないままに観光客を呼び込めていることは間違いがない。いわゆるコト消費に優れているまちだということも言えて、それは参考にできるものがあるのではないか。
 そもそも博多というのは支店文化からスタートしたようなところでもある。関東や関西の会社が九州の拠点として支店を構えることが多かった。それは何と言っても新幹線の恩恵が強かったともいわれていて、だから最初はおみやげ物が様々に開発されるようになった。昼は働いているので、夜になって飲み歩いてラーメンを食べる。ラーメンが名物のまちというのは、逆説的に特産の食べ物が無い場所だと、以前は揶揄されたものである。ところが今は、各都市のご当地のラーメン目当ての観光さえあるのが現実だ。場所的に交通インフラは必要なもののようだが、当地で何を食べるべきかというのは、十分な観光資源なのだろう。
 もっともそんなことは、誰かも考えていることかもしれない。単純に考えてもうまく行かないように見えているとしたら、うまく行かない理由がさらにあるのだろう。どうやってつぶしていくのかというのは、やっぱり簡単そうではないけれど、人がある程度集まるところに、露店くらいはあってもいいような気がする。それが成り立たないから、やっぱりさびれてしまうのかもしれないけれど……。
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22年を振り返る 読書⑤言葉との付き合い

2023-01-04 | なんでもランキング


 日本人にとって英語は難問だが、英語自体も様々な問題に直面して、いわば悩んでいる。共通言語になりつつありながら、ネイティブではかえって通じない多様な英語になる理由とはいったい何だろう。
英語のアポリア/トム・ガリー著(研究者)

 勉強なんてものは、向き合ってみると最終的には個人の問題に収斂していくものかもしれない。一人で勉強できなければ、勉強という純粋さは得られないのかもしれない。
英語独習法/今井むつみ著(岩波新書)

 「ん」という言葉に日本語の謎が隠されている? にわかには信じがたいが、確かに「ん」には不思議がいっぱいだったのだ。
ん 日本語最後の謎に挑む/山口謡司著(新潮新書)

 思わず爆笑してしまう間違いもあるが、実はその間違い、すなおに合理的なことだったのでは? 間違わなければ気づけなかった数々の言葉の謎を解きほぐす、名探偵登場。
子どもに学ぶことばの認知科学/広瀬友紀著(ちくま新書)

 漢字好きの少年が、漢字博士になるまでの成長記。人間の文化の海原にどっぷりハマって生きていく生き方も、あるんだなあ。
漢字ハカセ、研究者になる/笹原宏之著(岩波ジュニア新書)

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22年を振り返る 読書③生きていくうえでの常識

2023-01-02 | なんでもランキング


 普通に生活していくうえで、まず読むべき本はこれである。ガツンと来るけど、これが理解できなければ、せっかく人として生まれてきた甲斐が無いかもしれない。この本は、昨年読んだ中で、一番人にお勧めできるもののベストである。ここまで書いても、読まない人は読まないことが、本当に残念である。
聖なるズー/濱野ちひろ著(集英社文庫)

 で、近年はLGBTの教科書的な解説が巷間にあふれるようになっている。僕が読んだ感じでは、基本的にはこれを読むのが一番だと思う。素直だし嘘が無いから。というのは、怪しいものが結構あるんだよね、実際の話。
 下賤な話だが、同性愛者の性の問題は同性愛でない人には、あんがい一番の関心事ではないか。そういう事もわかるので(ゲイの場合だけど)本当に勉強になります。
LGBTの不都合な真実/松浦大悟著(秀和システム)

 そうして恐ろし気なポリコレを知る。だいぶ生きづらさから解放されるのではないか。日常を普段通りに生きていくには、これくらいのことを身につけておくことにしよう。
 また、近年のネットの炎上や、大衆のキャンセル・カルチャーのことも大方理解できるかもしれない。選挙の年だしリテラリーとして身に着けよう。
ポリコレの正体/福田ますみ著(方丈社)

 まあ、それを言っては……、というところはあるんだけれど、田舎に住んでいてがんばっていこうって人はいるわけで。そういう夢は多少は持っていてくれてもいいかもしれないが、しかし幻想も捨てましょう。
田舎はいやらしい/花房尚作著(光文社新書)








読書④科学のこころ

 いまさらなんだけどやっと読んで、面白かったので。
 歴史も絡んで、やっぱり戦争があると大きく科学は進むのかもしれない、とは思わせられた。残念ながらそういう意味では、少し今はタイムリーになってしまった。平時でも人間が強く科学に関心が持てるような世の中になるよう、みなさん頑張りましょう。
E=mc²世界一有名な方程式の「伝記」/ディヴィッド・ボダニス著(早川書房)


 地球温暖化は誰でも知っていることかもしれないが、基本は科学の半端な知識をまとったジャーナリズムだ。もっと大きな地球の気候を知ると、果たして僕らの生活はどう変わるだろう。ミランコビッチ理論は、万人が知っておくべき常識である。人間が体感しうる時間は、地球の本当の時間軸ではないのかもしれない。
人類と気候の10万年史/中川毅著(講談社ブルーバックス)

 ペットロスの身にはつらいものもあったが、やっぱり犬って素晴らしいです。人間は犬との付き合いを通して、本当に人間らしくなったのかもしれない。いつかまた飼いたいな。暮らしてみたいな。
人、イヌと暮らす/長谷川真理子著(世界思想社)

 ひとは簡単に誤った思い込みに支配されている。それを覆したのは素直に目の前の事実を見た人達である。ものすごい発見だと言っていいじゃないですか! 
 そうして、小説家のウソって、あんがい罪深いんだな、と痛感致します。大人はそういう影響を受けて嘘の常識を身にまとっているので、子供より愚かなのかもしれない。
ヒルは木から落ちてこない。/樋口大良+子どもヤマビル研究会著(山と渓谷社)

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22年を振り返る 読書②考え・モノの見方

2022-12-31 | なんでもランキング


 というくくりでみると、この本には汎用性がある。どんな仕事にも生かされる考え方ではなかろうか。
「面白い」のつくりかた/佐々木健一著(新潮新書)

 正直言って物理の世界はどうなってるんだかよく分からないが、そういうちょっと分からないなりの考え方の一端が垣間見える。面白いかもしれない。
物理学者のすごい思考法/橋本幸士著(インターナショナル新書)

 誰でも知ってるプレスリー。でもそれってホント? プレスリーには闇があるから魅力的なのかもしれない。
エルヴィス・プレスリー/東理夫著(文藝新著)
 
 歴史を読み解くと人間がいかに愚かかもわかる。それはそういう人がいたからということではなく、僕らの内部にいる人たちだからだ。
酒池肉林/井波律子著(講談社学術文庫)
 
 正直に言っていい読書会に参加できる機会はそうそうないだろうけど、文学作品を読んでいくことで人生の糧になる人々がいることを知るのもいいことだろう。
読書会という幸福/向井和美著(岩波新書)

 僕がいかに日本美術をいい加減に見ていたのかということを、知らしめられた。絵っていうのはこうやって観るものだったのだ。脱帽!
へんな日本美術史/山口晃著(祥伝社)




+漫画
 これ、ネットで見たんだっけ。好きなことをやりたい人の応援歌かもしれない。(本、持ってました!)
 ルックバック/藤本タツキ著(集英社)
 
 ペットロス二年の僕にとってはつらい漫画だが、しかし涙流しながら読むしかなかった作品。悲しいよ~。
犬を飼う/谷口ジロー著(小学館文庫)

 という事で、いつの間にか大晦日。皆さんお世話になりました。良いお年を!
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22年を振り返る 読書①小説

2022-12-29 | なんでもランキング


 ともかく衝撃を受けてしまって、気分がものすごく悪くなった。そういう小説が世の中にはあるということで、お勧めなんだかよく分からないが凄いものです、これは。
忌中/車谷長吉著(文春文庫)

 この方もそういえば亡くなったのだった。本人は開き直っていたのかもしれないが、それでも楽しい人生だったのだろうか? 僕にはとても分からない。
小銭をかぞえる/西村賢太著(文春文庫)

 これは素直に楽しんで読んだ。こういうスケールの日本の小説が書かれているんだということを知らなかった。反省しております。
ANK: a mirroring ape/佐藤究著(講談社文庫)


 これはテレビ番組で紹介されて何気なく手に取って、一気読みだった。やっぱり失恋って面白いかもしれない。
くまちゃん/角田光代著(新潮文庫)

 こういう作風って脱力系とでもいうのでしょうか。でもツボにはまるような面白さはあって、悪くないです。ひどく面白い訳じゃないけど。
すっぽん心中/戌井昭人著(新潮社)

 なかなか事件も起きないし、旅行ものなのかな、と思ってしまった。でも本当の事件と絡んでいって、ちょっと不思議な感じもあるかもしれない。
王とサーカス/米澤穂信著(創元推理文庫)

 これは映画の影響があって読んだが、特に中のもう一つの短編「ピクニック」の訳の分からなさにしばし考えさせられた。これの一体何が面白いのか? この面白くなさというか嫌な感じを読むのが、読書なのかもしれない。
こちらあみ子/今村夏子著(ちくま文庫)
「ピクニック」

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22年を振り返る③(ドキュメンタリーも良かった)

2022-12-25 | なんでもランキング

 これは厳密にはドキュメンタリーというか、コンサートである。しかしながら、こんなにドラマチックな舞台ってそうそうないだろう。多様性とは何か。答えは完全な形でここにある。大傑作である。
アメリカン・ユートピア/スパイク・リー監督
 
 いわゆる女好きの男ってのはたくさんいるわけだが、ここまで徹底していると芸術になるという事。凄いなあ、と思います。
ヘルムート・ニュートンと12人の女たち/ゲロ・フォン・ベーム監督

 こういう成功者ってのもいるんだね。どんどん成功していい人なんだけど……。人生のジェットコースターを味わえる。
ドーナツ王のアメリカンドリーム(ドーナツキング)/アリス・グー監督

 最近はドキュメンタリーで商業的に成り立つ作品も増えているようだ。今後ももっとそんな感じになってくれるといいな、と思います。紹介してないけど、日本の作品もいいのが結構あるんですよね。系統だって紹介できるといいかもしれない。来年そうするかもしれないし、しないかもしれない。ちょっと実際を見て、考えてみます。
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22年を振り返る②(邦画)

2022-12-23 | なんでもランキング


 素直にこの映画は素晴らしくよくできていると思った。ゲイというのはこういう感じなんだな、とかなりしっくり理解できた。そして周りの勘違いも。娯楽作としても楽しめます。
①彼女が好きなものは/草野翔吾監督


 日本の中にある階級というのが、なかなかによく描けている。そうしてその悲しみのようなものも。どうしようもできないことってあるんだよね。この世界は。
②あのこは貴族/岨手由貴子監督
 

 これはリメイクものらしく、さらにほかにもリメイクがあるという。それだけこの題材はサスペンスとして面白いという事だろう。映画の構造として、いろいろ驚かされる。
③見えない目撃者/森純一監督
 

 これはもう暴力のぶっ飛び方の勝利だろう。壊れたものこそ強いというのは、ほかの世界でもいえることかもしれない。
④孤狼の血LEVEL2/白石和彌監督
 

 賞をとったからいいとは限らない場合が多いのだが、これはまあ、そうなるでしょう。不思議な味わいもあって、なんだかよくわからないところもいいのかもしれない。
⑤ドライブ・マイ・カー/濱口竜介監督


 はっきり言ってかなり変な世界観なんだが、とにかくすごいってことでいいのである。監督さんまた作ってるらしいですね。楽しみです。
⑥JUNK HEADジャンク・ヘッド/堀貴秀監督


 シン・ゴジラが素晴らしかったので、これも素晴らしいとは期待していた。ギャグも含めて結構やりたいことはやってたのね。観念的政治の世界。ほんとの政治もこうでありたい。
⑦シン・ウルトラマン/樋口真嗣監督


 あれ、これ面白いじゃんって、観ながら感じてました。どうなのか? って少し混乱していくところがミソであります。
⑧キャラクター/永井聡監督


 これもなんだか混乱する。これっていったいどうなるつもり? 現実との堺って、あんがいあやふやなのかもしれない。
⑨鳩の撃退法/タカハタ秀太監督
 



 ランキングとしてはここまで。


 少し古いがこれも良かったので。今ではこの役者さんたち、この役をやってくれないだろう。そういう意味でも貴重です。
蛇にピアス/蜷川幸雄監督

 これはかっこよすぎるんだけど、まあ娯楽なんでいいのである。
居眠り磐音/本木克英監督
 
 これは面白いんだかよく分からないんだが、なんとなく引っかかったので。でも、学生時代にはこういう人居たかもしれない。
佐々木インマイマイン/内山拓也監督

 演劇の作品だろうという事はすぐにわかった。やはり作りが上手いのであろう。
アルプススタンドのはしの方/城定秀夫監督




 番外編で、まずは全然お勧めでないもの。これは全くダメだろうと思うのだが、世間の評価とあまりにも僕の感覚が違うので、どうなんだろう。
空白/吉田惠輔監督

 一方でちょっと古いのだが、こんなひどい作品を日本は娯楽として作れるという懐の深さとして。観て後悔するかもしれませんけどね。
殺し屋1/三池崇史監督
 
 という事で、皆さんごきげんよう。
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22年を振り返る①(洋画)

2022-12-21 | なんでもランキング

 今年はこれが一番面白かった! っという感じじゃなかったかもしれない。でもまあ、案外面白かったよな、というのは当然あって、そういうものと出合えたのが良かった。それで選んだのが上位三作品。
 ふつうは選ばれないんじゃないかと思うところもあるけど、特に①は、そもそもよくある手紙の代筆話なんだが、ちゃんとうまくいくようになりはするけど、なんだか複雑なことになっていって……。いやこれは、いい作品だと思います。

①ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから/アリス・ウー監督


 ちょっと不思議な雰囲気があるのが、②である。どうしてこのようなことをこの女性はやっているのか。それは壮大な復讐なのだが、個人でできることには限りがある。単にひねているだけじゃないかと思っていると……

②プロミシング・ヤング・ウーマン/エメラルド・フェネル監督


 そうして③になるのだが、いわゆるハリウッド映画を見慣れた人には、違和感が多いのではないか。こんな感じで物語が進んでいいものかどうか。不思議な余韻とともに、良いと思いますけど。

③水を抱く女/クリストアン・ペッツォルト監督




 それでちょっと河岸を変えるという感じで、④である。僕は禁断の愛に弱いのかもしれない。しかし深い悲しみを内包しているからこそ、こうなってしまうのだろう。

④この世界に残されて/マルナバーシュ・トート監督


 それではコメディ映画も。⑤はタイムループと言われる繰り返される日常のもの。ちゃんと驚きの打開策があって、こういうのはアメリカ的かもね。
 
⑤パーム・スプリングス/マックス・バーバコウ監督


 同性愛の映画ばかりになっている現状があるが、それではそれの王道で行きましょう。時代性があって禁断だけど、素直にこうなることがよく見て取れる。暗喩的にもなかなかいいです。

⑥燃ゆる女の肖像/セリーヌ・シアマ監督


 そうしてそういうことにサスペンスとSFが混ざるとこうなる。ドキドキするけど娯楽作とはこうでなくちゃね。

⑦ラストナイト・イン・ソーホー/エドガー・ライト監督


 衝撃の実話って映画たくさんあるけど、こういうのがまさにそういうことではないでしょうか。

⑧永遠に僕のもの/ルイス・オルテガ監督


 これは観る人を選ぶとは思うんだけど、いい映画なので選ばなければ。差別って何だろうってことに正面から向き合っている。凄まじいことになるんだけれど。
 
⑨異端の鳥/ヴァ―ツラフ・マンホール監督


 個人的には結構気持ち悪かったのだけど、なんだかそういう人他にもいる気がしてはいる。人の精神的な苦しみは、傍から見ると不可解です。

⑩スワロウ/カーロ・ミラベラ=デイビス監督



 番外でコメディを一つ。変な映画ですが。
この世に私の居場所なんてない/メイコン・ブレア監督

 番外でこれも実話の実写化。有名な事件だが、ほんとにこんな感じだったのだろうか?
ストックホルム・ケース/ロバート・バドロー監督
 
 ふつうに誤解を受け続けている戦記物。娯楽作なのだが、比較的日本の側を描いているところがいいと思う。
ミッドウェイ/ローランド・エメリッヒ監督

 ひどく残酷なところが多いのでどうかとは思うが、犯罪ってこんな変な感じもなるんじゃなかろうか。さらにこういう作風そのものが気になります。
ブルータル・ジャステス/S・クレイグ・ザラー監督

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世界の中の小さい島の日本という国

2021-05-21 | なんでもランキング

 問題です。:日本より面積の小さい国はいくつある? 
 そういう問題があって、しばし僕は考えました。こういう問題があるというのは自然ではあるかもしれないけど、何か意図があるのではないか。まずは、そう考えてしまった。僕は日本が大きな国であることは認識的には知っているけれど、しかし、だからと言って本当には面積として大きいかどうかまでは考えたことがなかった。相当大きいのか、それほどではないのか。アジアで言えば、隣の超大国中国を別にすると、モンゴルは日本より大きそうだけど、ほかはあんまりよくわからない。インドとかマレーシアとかは、はっきり日本より大きそうだけど、タイやベトナムはどうなんだろう。
  答えは132カ国。国がいくつあるかには数え方に考え方の違いはあるようだが、だいたい194から196と数えることが多い。大きい順から61か62番目であるようで、このような数字になるらしい。一番広いロシヤが飛びぬけており、6番目に大きなオーストラリアまでで、地球の地上の十数%は占めてしまうらしい。それでも7位のインド以下数カ国はそれなりに大きな国が続いて、しばらくすると日本と変わらない大きさの国が続く。ヨーロッパだと日本より大きな国なんてほとんどなくて、フランスとかスウェーデンとかくらいしかない(あと、一つくらいあるけど調べてみてください。面白いですよ)。僅差だけど東西統一ドイツよりちょっとばかり大きい国が日本なのである。
 まあ、日本は圧倒的に国土の広い国であることは間違いなくて、それより小さい国の方が国としては標準といっていいだろう。小さすぎる国が多いのはあるが、だいたい大きすぎる国と小さすぎる国とのバランスが悪いというのが、地球的な均衡ということはいえるだろう。
 国土はそんなことだが、人口で考えると、こんどは日本は10番目に多いわけで、フランスをはじめヨーロッパの国で日本より多い人口の国は無い。まあ、経済大国は人口と大きな関係があるので、当たり前といえばそうだけど、日本のように国土や人口の数からいって世界的に巨大な国というのは、珍しいわけだ。
 結果的に日本語の文化というのは巨大であるわけで、日本人の独自性が生き残っている大きな要因であるというのは、ふつうに当たり前のことだろうと思われる。日本人が英語などの他言語を不得意とする原因でもある可能性は高いと思われる。
 あえてこんなことを書かなくてはいけないと思うのは、たぶん日本人の大多数は、そういう認識を持ってないような気がするからだ。勘違いでなければいいと思うが、スタート地点でそういう認識では、多くの問題の捉え方において間違ったことになってしまう。できればリセットしてくだされば、と思っております。
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新入生や新社会人に贈る、生きていくうえで読むべき100冊

2021-04-28 | なんでもランキング

 春になるといろんなところで、新入生や新社会人に対して、読むべき100冊、なんて企画が目に付く。そういえば、若いうちに読んでおくといいかもしれないな、という本はそれなりに実際にあるようだ。制限のあるGWのようだし、この機会に読書というのも悪くないだろう。
 定番とされよく紹介のされている「思考のなんとか術」とか、「理科系の作文なんとか」とか、または、人生訓や哲学もいいけど、そうかなあ、とも思う。また、ビジネス書の類の、仕事術やライフハックといわれるものも、まあ、お好きにどうぞって感じもある。僕は実際そういうのを山のように手にしたし、現在もやっぱり買ってしまうけど、そういう実用をうたったものというのは、あんがい大して役に立つようなものではない。
 若いころは特にだけど、若いころに限らずともいえることは、読んで面白いが一番である。もちろんだから、そういうものを選んだ。100に限ったので、思いついた別の2,30冊くらいと番外もできたが(もちろん時間をかければ他にもどんどん出てくるかもしれないし)、それはまた別の機会に。漫画や小説も、一応は外した。
 週に2冊ずつくらい読めば、一年で全部は行けるだろう。しかしながら、おそらく面白くなってくるはずで、その著者の他の書物も読みなくなるに違いない。そういうことも含めて、目の前の一冊を楽しんで欲しいと思う。そうして、絶対にこれらは生活に役立つだけでなく、生きていく考え方にも影響を及ぼすと思う。
 また、できる限り手に入りやすい新書や文庫になっているものを選んだが、そうではないものも少し入った。もっとも今になってみると、かえって安く手に入るのではないか。ほとんど数百円で読めるという意味でも、素晴らしい買い物ではないだろうか(著者には申し訳ないことだが)。

1 生物と無生物のあいだ 福岡伸一(講談社現代新書)
2 涼しい脳味噌 養老孟司(文春文庫)
3 本が好き悪口言うのはもっと好き 高島俊男(文春文庫)
4 虫のいどころ  奥本大三郎(新潮文庫)
5 ココロの盲点 完全版 池谷裕二(講談社ブルーバックス)
6 嘘つきアーニャの真っ赤な真実 米原万里(角川文庫)
7 箆棒な人々 竹熊健太郎(河出文庫)
8 日本的思考の原型 高取正男(平凡社ライブラリー)
9 チェンジング・ブルー 大河内直彦(岩波現代文庫)
10 「超」整理法 野口悠紀雄(中公新書)
11 科学の目科学のこころ 長谷川真理子(岩波新書)
12 決断科学のすすめ 矢原徹一(文一総合出版)
13 努力論 斎藤兆史(中公文庫)
14 辞書はジョイスフル  柳瀬尚紀(新潮文庫)
15 新解さんの謎  赤瀬川原平(文春文庫)
16 もてない男 小谷野敦(ちくま新書)
17 うるさい日本の私 中島義道(新潮文庫)
18 読書家の新技術 呉智英(朝日文庫)
19 ねこの秘密 山根明弘(文春新書)
20 世界屠畜紀行 内澤旬子(角川文庫)
21 古代マヤアステカ不思議大全 芝崎みゆき(草思社)
22 青春を山に賭けて  植村直己(文春文庫)
23 転がる香港に苔は生えない 星野博美(文春文庫)
24 村上朝日堂 村上春樹(新潮文庫)
25 壇流クッキング 檀一雄(中公文庫)
26  ミカドの肖像 猪瀬直樹(小学館文庫)
27 おかしな二人 井上夢人(講談社文庫)
28 日本語練習帳 大野晋(岩波新書)
29 言語の脳科学 酒井邦嘉 (中公新書)
30 心理学で何がわかるか 村上宣寛 (ちくま新書)
31 日本人の英語 マーク・ピーターセン(岩波新書)
32 ピーター流外国語習得術 ピーター・フランクル(岩波ジュニア新書)
33 学びとは何か 今井むつみ(岩波新書)
34 翻訳百景 越前敏弥(角川新書)
35 7か国語をモノにした人の勉強法 橋本陽介(祥伝社新書)
36 からくり民主主義 高橋秀美(新潮新書)
37 経済学的思考のセンス 大竹文雄(中公新書)
38 系統樹思想の世界 三中信宏(講談社現代新書) 
39 あきらめない練習 植松努(大和書房)
40 知的生産の技術 梅棹忠夫(岩波新書)
41 寝ながら学べる構造主義 内田樹(文春新書)
42 自由をつくる 自在に生きる 森博嗣(集英社新書) 
43 99,9%は仮説 竹内薫(光文社)
44 脳の中の幽霊 V・S・ラマチャンドラン(角川文庫)
45 お金の現実 岡本史郎(ダイヤモンド社)
46 恐怖対談 吉行淳之介(新潮文庫)
47 火星の人類学者 オリバー・サックス(ハヤカワ文庫)
48 ラーメンと愛国 速水健郎(講談社現代新書)
49 胎児の世界 三木成夫(中公新書)
50 いじめと探偵 阿部泰尚(幻冬舎新書)
51 内なる外国ー「菊と刀」再考 C・ダグラス・ラミス(時事通信社)
52 不機嫌なメアリー・ポピンズ 新井潤美(平凡社新書)
53 殺人犯はそこにいる 清水潔(新潮文庫)
54 ピカソは本当に偉いのか? 西岡文彦(新潮新書)
55 フェルマーの最終定理 サイモン・シン(新潮文庫)
56 いつまでもデブと思うなよ 岡田斗司夫(新潮新書) 
57 鉄砲と日本人 鈴木真哉(ちくま学芸文庫)
58 年金は本当にもらえるのか 鈴木亘(ちくま新書)
59 宇宙からの帰還 立花隆(中公文庫)
60 がんー4000年の歴史(上下) シッタールタ・ムカジー(ハヤカワ文庫)
61 地方消滅 増田寛也(中公新書)
62 マックスウェーバーの犯罪 羽生辰郎(ミネルヴァ書房)
63  バナナと日本人 鶴見俊輔(岩波新書)
64 子供より古書が大事と思いたい 鹿島茂(青土社)
65 無意識の構造 河合隼雄(中公新書)
66 デフレの正体 藻谷浩介(角川新書)
67 ゾウの時間ネズミの時間 本川達夫(中公新書)
68  笑うカイチュウ 藤田紘一郎(講談社文庫)
69 やさしさの精神病理 大平健(岩波新書)
70 記憶の肖像 中井久夫(みすず書房)
71 生き延びるためのラカン 斎藤環(ちくま文庫)
72 忘れられた日本人 宮本常一(岩波文庫)
73 ”子”のつく名前の女の子は頭がいい 金原克範(洋泉社)
74 王様気取りのハエ ロバート‣S・デソヴィツ(紀伊国屋書店)
75 一勝九敗 柳井正(新潮文庫)
76 国会議員の仕事 林芳正・津村啓介(中公新書)
77 「しがらみ」を科学する 山岸俊男(ちくまプリマー新書)
78 演劇入門 平田オリザ(講談社現代新書)
79  西條八十 筒井清忠(中公文庫)
80 ルワンダ中央銀行総裁日記 服部正也(中公新書)
81 論文の書き方 清水幾太郎(岩波新書)
82 宗教なんて怖くない 橋本治(ちくま文庫)
83 愛の空間 井上章一(KADOKAWA)
84 ソウルの練習問題 関川夏生(集英社文庫)
85 私の國語教室 福田恆存(文春文庫)
86 分類という思想 池田清彦 (新潮選書)
87 時刻表二万キロ 宮脇俊三(角川文庫)
88 自分の中に毒を持て 岡本太郎(青春文庫)
89 やちまた(上下) 足立巻一(中公文庫プレミアム)
90 流れる星は生きている 藤原てい(中公文庫)
91 魔羅の肖像 松沢呉一(ちくま文庫)
92 牛を屠る 佐竹光春(双葉文庫)
93 多数決を疑う 酒井豊貴(岩波新書)
94 ひと月9000円の快適食生活 魚柄仁之助(飛鳥新社)
95 横井軍平ゲーム館 横井軍平・牧野武文(ちくま文庫)
96 意識とは何か 茂木健一郎(ちくま新書)
97 漫画と人生 荒俣宏(集英社文庫)
98 百言百話 谷沢栄一(中公新書)
99 発想法 川喜多二郎(中公新書)
100 免疫の意味論 多田富雄(青土社)
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