カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

Robot (TeztigoMix_Part 01)

2011-01-29 | 映画
Robot (TeztigoMix_Part 01)


 話題のインド映画。ターミネーターのようなものらしいが、根本的に何かの発想が違う。このダイジェスト版でスジは分かってしまうのだが(パート2は探して見てください)、ぜひ本編も見てみたいものだ。
 さまざまな方面で、これからはインドの時代だといういわれ方をするわけだが、少なくとも映画の世界では、今現在既にインドの時代に突入してしまっているという感じがする。今までは正直言ってその良さがよくわからなかった面もあるんだけど、このような感じになっていくと、普通に国際的に面白がられるのではなかろうか。というか、それでも独特の味わいがあって、もともと普段考えている発想そのものがわれわれとは別のものだということがよくわかって面白い。さすがゼロを発見していた国は違うものだ。ほとんどは何かのパクリなのに自然にオリジナルになってしまう底力は、そう簡単に衰えるものではなさそうではないか。
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私たちの望むものは

2011-01-29 | 音楽
私たちの望むものは / 岡林信康


 復活宣言は撤回します。
 発泡酒を口にしたしばらく後、激しい悪寒に襲われ、マンガみたいに震えが止まらず、眼鏡が顔にとどまることができないくらいになり、そのままダウンして寝ました。
 激しい汗をかいたおかげで動けるまでに回復したものの、まったく不安なままです。

 岡林は原体験では当然知らない世代だけど、昔の若い人は若いなあと思います。
 先日カラオケを歌えと言われて歌おうとしたのに、探している途中でやっぱり場を考えて断念したのでした。青いというのは罪なことであります。

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しかし、妙な元気ではあるな

2011-01-28 | 音楽
Gogol Bordello - Uma Menina


 二日酔いと風邪でひどい状態だった。熱は37度台でそれ以上は上がらないのだけど、ムカムカするし、節々は痛いし、体が重たい。目はかすんでよく見えず、とても文字が追えない。
 やっと布団に入っても、眠いのに意識はしつこく落ちていかない。手足は冷たいまま暖かくならず、かといって動く気にもなれない。どうにかなるんなら、、悪魔に魂を売ってもいい感じであった。
 鶏肉の煮込みうどんを食べてあったまってから再度寝たら、今度はなんとか復活した。夜中に暑くて数回目覚めたようだが(たぶん熱の所為)、暑いんだからいいかもという予感はあった。のどの奥の痛みがかすかに風邪の名残のような感じではあるが、昨日と比較しても完全に状態が違う。また朝からうどんを食べたが、うどん本来のうまみがしっかりと舌に伝わる感じだ。病み上がりの不安はあるにせよ、これは復活とみていいだろう。
 出勤の外の空気に触れても、冷たいながらなんとか跳ね返せる感じだ。よし、いける、と確信をもって車のエンジンを掛けたら、流れてきたのがゴーゴル・ボルデロだったというわけでした。妙に、復活の曲としていいかな、と思ったのであった。
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佐賀は確かに寒いっすよ

2011-01-26 | 雑記
真冬の室内、一番暖かいのは北海道、一番寒いのは…

 以前北海道(旭川)出身の友人カキノキ君は、長崎は本当に寒いと常々つぶやいておりました。防寒の考え方や設備が違うのでしょうね。僕も職場では室内でもダウン着てたりしますしね。設定温度は32度なんだけど、たぶん15度程度にしか温度が上がらないせいもあると思うし(暖気が逃げるほうが早い)。ドアさえ閉めない習慣の人が長崎には多いと感じます。ひょっとしたら自己中の多い土地柄かもしれない…。まあ、今年は特に寒いわけですが、皆さんくれぐれもご自愛くださいませ。
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羊たちの沈黙

2011-01-25 | 読書
羊たちの沈黙/トマス・ハリス著(新潮文庫)

 リストラなうの「たのきち」さんが、自身のブログでやたらに熱を込めて紹介してたので買っておいたのだった。映画は映画史に残るほどの名作なので、原作本を読むことには何となく抵抗はあったのだが、まあしかしつまらなければ放り出せばいいことだし、何より1円(送料が250円だけど)なんだから買いである。そして今になって思うと、これが1円で買えることが本当に申し訳ないほど堪能した。「たのきち」さん、ありがとう。
 基本的な流れはほとんど映画と一緒である。だから逆に言うと、映画の方はかなり原作を忠実に再現したことが分かる。もちろん映画的な文法上の問題とか、時間的制約や、原作とは違う描写が皆無というわけではない。しかし、本当に基本的には、この小説の緊張感やトーンというものを映画的に再現したということがよくわかった。それほどにこの小説の完成度が高いのである。その上その後を知っている通り、このようなサスペンスが量産されるほどのブームを引き起こす力がある。それらのほとんどは残念ながらこの原作ほどの力強さは無いのだが、それはぜんぜんしょうがないことであって、これほどの作品は原作者自身も簡単に越えられるものではないだろう。キャラクターの存在が実在するように生きていて、物語の絡みが、必然的に、さらに言うと運命的に完璧であるように思える。憎むべき殺人犯のことですら、その感情が分かるような気がする。殺人を楽しんでいる趣味でさえ、そのおぞましい気分が理解できるのである。そういう意味でも傑作であるだけでなく、恐るべき小説であるといえるだろう。
 小説であるから、映画との最大の違いは、各人物の心理描写を詳しく知ることができるということがある。頭もよく行動力もある主人公クラリスの、しかしまだ訓練生である立場と小娘(あえて言うと何の実績もないのだから)であるという弱さの中で、その環境と大人たちの都合によるジレンマや逆境を超えての活躍のカタルシスが、何より素晴らしい。結果的にそういう葛藤の中で、じつに地道に地味に物事を観察することで、彼女は道を切り開いていくのである。筋を知っているはずの僕自身が、本当に手に汗を握りながら文字を追うしかないのである。そうして彼女がヒントを発見し、その洞察力や精神力に驚きつつも歓声をあげてしまいたくなるのだ。
 確かにレクター教授の存在は大きい。しかしそれはこの小説の後に起こったブームの方がさらに大きいということも言えるのかもしれない。怪物はその後にも増殖し巨大化したのだ。この小説の単品によるレクター教授は、信じられない魔物ながらも、やはり流れの中のアクセントという気がしないではない。そしてそうであるからこそ、この小説が成功しているのだとも思うのだ。あまりに力が強すぎて、主人公になってはならない存在なのかもしれない。
 娯楽として一級品であるだけでなく、確かに繰り返し読むに耐える作品であるともいえるだろう。悪趣味であるようで品があり、そして緊張感が途切れない。そして何より誰でも手に取れるように売れたことも、さらにありがたいことだ。どこにでも売ってあって、安くで手に入るのである。重たくなれば棄てていいし、また気になったら買えばいい。おそらく名作としても残るだけでなく、(携帯電話という文化の前の作品ではあるが)ちゃんと時代を超えても面白く読まれ続けられる作品であるだろう。
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これも地域コミュニティの崩壊では?

2011-01-24 | 時事
ガスボンベ、ストーブで温め爆発

 普通に読んでただのバカで危険な爺さんの話のようだが、おそらく認知症なのではあるまいか。記事ではよくわからないが、一人暮らしだったのかもしれない。家族やご近所づきあいがどうなのかも全く不明であるにせよ、ご年配の方が一人で暮らすことはそれなりのリスクがあることは間違いあるまい。
 個人が自由に暮らすことと、このような問題を放置することは同じではない。obakenさんがブログに書いていたけど、地域コミュニティーの崩壊というのは、現実的にこのような危険な問題をはらんでいるのだと思う。
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販売規制があったらしい

2011-01-23 | 時事
長崎県、コンドームの販売規制条例撤廃へ

 結果的に今までは長崎県だけが10代の妊娠奨励をしていたようなものだったということだ。

 しかしながらこのような条例に意味があるというのは、逆に困ったことのようにも思える。まあ、地域の特殊性があってのことだったらそれなりに意味のあるものはあるかもしれないが、社会的規範のようなものにまで口をだそうという考え方に抵抗感があるのだろう。当時の事情もあるだろうが、この条例をつくろうと考えた人たちというのは善意や正義という悪魔にとりつかれていたのだろう。
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誘拐された女性、23年ぶりに親と再会

2011-01-22 | 時事
生後19日で誘拐の米女性、23年ぶりに親と再会

 実際にこんなことがあるんだな。親を探し出したといっても、自分の親としての実感のあるものなのだろうか。実の親としては会いたかったことだろうけど。

 北の拉致問題も長期化しすぎて取り返しのつかないことだらけになってしまっているように思える。それもいまだに探すことも会うこともできない。残酷な拷問を目の当たりにしながら誰も何もできない。巻き込まれた個人の運命は本当に残酷である。
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スカイラインの父、逝く

2011-01-21 | 時事
スカイラインの父、桜井真一郎さん死去

 僕は車好きではないが、この人の名前はこどものころからちょくちょく聞いて知っている。桜井さんのことを神様だと思っている人も相当いることだろう。それくらいあこがれの対象であったことは間違いあるまい。比較をする必要もないだろうが、野球少年の長嶋であるとかイチローであるとか、そんな感じにも近いのではあるまいか。
 81歳ということだから、天寿を全うされたのだろうとは思うのだが、やはり、今までの自動車の時代の終わりを告げる出来事のようにも感じられるのだった。
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なんとなくアルカイダっぽい

2011-01-20 | 時事
阿久根の壁画、新市長が塗り替え指示

 やっぱり竹原さんって面白い人だったんだなあ、と改めて感じる。

 しかしながら阿久根は意外と楽しそうな所で、普通のシャッター街とは一味もふた味も違うようだ。
 T斎藤さんのレポートを見て、なんだか行ってみたい街なのであります。怪しい壁画が消える前に行っておくべきかもしれない。
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バンカーの砂がお守り

2011-01-19 | 時事
バンカーの砂が受験のお守り

 嫌なら入らないほうがいいとは思うが。まあ、面白いけど。

 落ちそうで落ちないというのなら、サバくさらかし岩だとかもいけそうだ。キーホルダーかなんかにできないかな。
 よく入るパチンコ屋だとか、楽に通るETCだとか、色が落ちにくい靴墨だとか、なんでもいけそうな気がしないではない。
 まあ、とにかく頑張ってください。
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新たな地上絵

2011-01-18 | 時事
ナスカで新たな地上絵を発見

 確かにすごそうだけど、よくわからん。ナスカじゃなかったら完全に見過ごされる存在だろう。そういう意味では、ひょっとすると他にも地上絵というのは実在するのかもしれない。時代の問題ははあろうが、少なくとも世界中のどこかで同じように巨大絵を描いてみた人というのは居そうではないか。もちろんちゃんと残っている可能性は低いのかもしれないが。
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困ったクマさん

2011-01-17 | culture
Мультфильм Маша и Медведь. Ловись рыбка (2 серия)


 映像もきれいだし思わず見てしまう。ロシヤなんですよね、よく知らんけど。
 困ったクマさんに同情いたします。
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成績アップのおまじない

2011-01-17 | 雑記
試験前、「間違えそうだ」と書くと…成績アップ

 これは意外な感じもするけど、使えるんじゃなかろうか。

 今はだいぶ面の皮が厚くなってきたのは確かだけど、たまに緊張して逃げ出したくなるようなことはいまだにある。そんな時は素直にそういうことを書いてみるのもいいのかもしれない。問題はその直前にこの方法を思い出せるかどうかではあるけれど。
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今年(昨年)を振り返る⑯日本社会を考える編

2011-01-17 | 読書
今年(昨年)を振り返る⑯
日本社会を考える編
 これは昨年読んだ本の中で、本当に心から多くの人に読んで欲しいと思うお勧め本である。今の時代の閉塞感は、日本が立ち行かなくなっている現実の前に、個人が苦悩しているためだと、僕は思う。自分自身のためであり、本当に大袈裟に言って日本社会のためにも、このような考え方はそれなりの多数の人に理解される必要がある。自分一人ではどうにもならないが、だからと言って諦めていい問題ではない。気づく人が一人でも生まれれば、それは希望ということにつながるはずだと信じている。

リスクに背を向ける日本人/山岸俊男+メアリー・C・ブリントン共著(講談社現代新書)
 今の日本の若者はリスクを冒さなくなった、などという話を聞くことがある。しかし見方を変えると、日本の雇用形態に入ろうとするような人の方が、はるかに高リスクに飛び込んでいるのかもしれない。日本は想像以上にリスクの大きな社会であること。そのようなことが分かる衝撃の書かもしれない。
 日本の今の閉塞感は、壊さなければどうにもならない。社会というものは変化する方が自然である。それを無理に捻じ曲げて維持しようとすることで多くの問題が生まれ、そこにいる日本人が悲鳴をあげているのではなかろうか。
 事実が目の前にあるのに見えていない。しっかりした統計をどのように読むのかという当たり前のやり方で、思い込みから脱皮する必要がある。平たく言いうとバカからの脱皮だ。トレンドからだけでは、世の中は分からない。足を地につけて考えることは、結局は自らを救うのだと思う。


うつ病/岩波明著(ちくま新書)
 鬱病は「心の風邪」ということが言われる場合がある。著者はこれを真っ向から否定する。鬱は命を奪う可能性の高い極めて重篤な病気なのである。怖がらせているのではなく、じつにストレートにそのことが理解できる。そのような状態は、誰でも体験する可能性のあることなのだ。そして個人的な病気でありながら、社会風土として日本人に関係がありそうなところが怖いのである。社会のシステムは時代とともに当たり前に変わってしまう。しかし社会規範というものはそう簡単には変化しない。ひょっとすると、そのような摩擦の中に個人が巻き込まれると鬱になってしまうのかもしれない。


葬式は、要らない/島田裕巳著(幻冬舎新書)
 葬式は贅沢であること。その仕組みの多くは商売としてやっていけないから編み出されたものであること。戒名は自分でつけるか家族で考えた方がより本人らしいという当たり前のこと。葬式の方法はそもそも決められたものでなく、自由であるという普通のことが書いてある。別に非常識な本でも何でもないにもかかわらず、それなりに衝撃的で読めばすっきりすること請け合いだ。しかし周りを説得できるかは少々疑問だが。それくらい現代人は(特に田舎では)無知だからだ。
 問題はほとんどの人が無知だから、死んだ人にいちばん身近な、一番悲しんでいる人達が救われないという現状が嘆かわしいのだと僕は感じている。ほとんどの葬式という儀式は、本人から遠い親戚の意見ほど取り入れられているのが現状のようだ。つまりインチキでペテンなのである。だからこそ生き延びているということも言えるのかもしれないが、僕は自分自身のときには足を洗いたいものだと強く思う。しかし、死んでしまっては、勝手に行われるのだから、まあ、知らなくてもいいことなのかも分からない。どうせ分からないのだから、勝手にしてくれである。
 まあそういうわけで、いらない葬式は残っている。そういう現実を踏まえて、まじめに葬式のことを考えなおすことは、どのような立場の人にも必要なことなのではないだろうか。そして、普通に自由に葬式を行うことができるようになれば、日本社会は本当の意味で自立したものになるような気がするのである。
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