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二回目の検査と骨髄を待つ患者さんの事

2012年05月30日 | 骨髄移植レポート
今日は二回目の検査を受けました。

まずは担当医師と面談して採血検査。
数値結果は全く問題なしのパーヘクトでした。
感染症の結果は後日通知されるとのこと。

そして尿検査、胸部レントゲン、心電図、肺活量と検査をこなしました。
肺活量は水泳をやってたせいか好成績。健康ってありがたい事ですね。

次回は自己血採血となります。

自分の血を事前に抜いておいて骨髄を採取した後に補給するわけですね。
400mlですから献血と変わりません。

コーディネーターから
「患者さんの情報をお聞きになりますか?」と質問が。

骨髄を移植しても治癒率は50〜60%。治療が報われない場合もあります。
知らない方が良いのかもしれない・・・と思いましたが、可能な範囲で教えて頂く事にしました。


私の骨髄を待つ血液難病の患者さんは、北海道の女性だそうです。

私の入院と合わせ北海道で大量の抗がん剤の投与や放射線治療を受けられます。
そして私の骨髄液を北海道まで運び、患者さんに輸血することになります。

骨髄液は空路、それもスタッフが手荷物で運ぶとのこと。
クール宅急便かなんかかな?なんて思ってましたが、人一人が運搬の為に長崎から北海道まで動くんですね。

万が一骨髄が届かない=患者さんの死、ですから責任重大です。
命を繋ぐリレーとも言えるのでしょうか。


今日の検査は半日拘束。交通費の支払いを受けましたが今回も寄付。
私は皆様の税金を頂いてますので。


しかし、これが一般的な会社員の方だったりするとどうでしょうか?


入院は勿論、最終同意や事前の検査、結構な期間拘束されます。
私のパターンで最大10日程でしょう。

理解のある大きな会社なら休みやすいでしょうが、中小企業はそうはいきません。
弊社も小規模ですのでスタッフが一人欠けるとなると調整が難しいです。

出来る事なら提供したい、命を繋ぐチャンスを作りたい。

でも会社が・・・収入が・・・と二の足を踏む方もいらっしゃるのかも。

先進的な自治体では、色々と助成制度もあるようです。
調査をしてみようと思います。

近代衛生の祖、長与専斎という偉人を生んだ地でもある大村。
医療やそれを取り巻く環境の整備は必然の土地柄です。


この経験を議会活動に活かしたいと思います。

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千葉県市川市 中学校校舎・給食室・公会堂整備並びに保育所整備PFI事業

2012年05月25日 | 視察報告書等

千葉県市川市 中学校校舎・給食室・公会堂整備並びに保育所整備PFI事業について

人口46万、面積57平方キロメートル 一般会計1255億円、東京都心から20kmのベッドタウンです。
財政力も高く、1.17と不交付団体。県内一の健全財政と議長さんも誇らしげでした。大村市にも何度が訪れていられます。

ただし、1000人程の人口減があり、東日本大震災で外国人が母国へ流出したそう。
私も親戚がいるお隣の浦安市は液状化で大変な被害があったそうです。
千葉県全体でも人口減が続いているとのこと。

大村市は人口が増えている、とよく言われますが、人口ピークは平成32年(2032年じゃないですよ)と推計されています(社人研)。
6年後ですから早急な対策が必要ですね。

市の特色としてはガーデニング課を設置。建物にも気持ちいい屋上庭園がありました。
PFIを担当している広域行政課があります。
人口の20%が昼間は都心に向かうそうで、10万人が行き来しています。

浦安市と市川市で市民病院を五分五分で共同運営していたが赤字に苦しんでいました。
その名も東京ベイ浦安市川市民病院。「東京ベイ」がつくと何となく都会的です。
こちらも民間委託して赤字脱出。救急に力を入れているそうで24時間断らない医療、を目指している、とのこと。
医者は足りているが看護師が足りないのが課題だそうです。


市川市、逆に読んでも市川市、というジャブを打ってくる小室哲也似のイケメンな職員より事業のレクチャーを受けました。

827名市内で1番の生徒数。難聴学級、外国人の為の日本語教室、多様な機能がある。
低所得者層も多く、16%の生徒が経済的保護を受けているとのこと。

3年生だけの校舎、給食室、文化ホール、老人施設、保育園の複合施設
PFIで維持管理している。

コンセプトを最初に統一しておくこと。様々な発生する課題にぶれないで済む。

中学校の老朽化が発端、余裕容積をどう活用するかということで複合施設となった。
市民の要望の高い集会施設、待機児童が多い為、保育所。
老人施設は整備が求められていたが、これまで地価が高い為進まなかった。

PFIは民間資金・民間活力を活用する。10〜15年の事業期間があるので、民間としては長い仕事が取れる

準備に時間がかかる(2年ほどを費やす)アドバイザー・専門部署が必要になってくる。
室長1、2人がスタッフだった。そこに各部署が連携していく。

10億円以上の施設整備、1億円の維持管理であればPFIの効果が出るだろう。
この施設は40億、効果が出ている。

明確な効果計測ができる。モニタリング調査ができる。

アドバイザリーー委託料、大きな契約、15年の債務負担行為が発生。

事業の高機能化を進めているが、それがデメリットに繋がる可能性がある
学校に誰でも入れると危険性がある。保育園児高齢者中学生は弱者。安全確保が課題

しかしメリットが凌駕する。

3世代交流ができる。連携で広がりが出てくる。学校が展示室、公会堂が音楽教育
維持管理、備品・消耗品供給、修繕が一括化されスケールメリットがある。
ただ事前にしっかり責任範囲を事業者と線引きしておくことが必要。

セキュリティはエリアごとにゲートがある。
夜間にも開放してるところがあるが、夜には他の施設には入れない。

PFIは事業者の選定に透明性、公平性が高く求められるので、地元優先発注等が難しい考え方がある。
プランニングに相当な企業力が必要。

15年で大規模修繕が出てくる。15年が償還期間とするのが望ましい。20年、25年償還にすれば修繕費を参入する必要が出てくる

民間の提案に任せる部分が多いほうが、多様なアイディアが出てくる。
収益施設と複合化したほうが良い部分もある。
提案力が求められるので大企業・ゼネコンでないと難しい。
国にもPFIを支援する助成金がある。

市の想定より総事業費が26%削減ができた。

公会堂の設計が不評。
高機能化しようとして、他目的は無目的になってしまった。
帯に短し、襷に流し。思い切りの良さも必要。

不評の公会堂は使用中で見学できず。残念でした。

大村市役所庁舎はもうボロボロ。雨漏り、段差だらけです。
市民の出入りも多いところですし、立て替えが望ましいでしょうね。

様々な民間とのコラボレーションも期待したいところ。
最近では武雄市とTUTAYAが話題になりましたね。
京都には公立中学校、セレクトショップ、レストラン、企業オフィス、老人デイ、保育園、なんていう超ハイブリッドな施設も既にあります。

今後の整備計画の手法として参考になった視察でした。


遠くにスカイツリーが見えていました。
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群馬県渋川市・借上賃貸住宅事業

2012年05月23日 | 視察報告書等

群馬県渋川市 借上賃貸住宅事業

伊香保温泉が全国的に有名なんだそうです(失礼ながら知りませんでした)。
竹下内閣のふるさと創生1億円ってありましたよね。そのおカネで全市町村で温泉を掘ったそう。
懐かしの走り屋マンガ「イニシャルD」に出てくる藤原とうふ店があり、走り屋の観光スポットだったそうです。

面積は240平方キロ 人口は83,000人。
大村より1万人少ない人口が、2倍の面積に住んでいることになりますね。
ただ合併で広がった面積ですから山間部もあり、居住面積は大村と変わらず。
ほぼ似通ったサイズのまちです。

財政力は0.69、大村とそう変わりません。
一般会計341億
経常収支比率94.5%
実質公債費比率10.5%

年に700名ぐらい人口減少。高齢化率26.3%と進んでいます。

生活保護世帯303世帯、大村は1,016世帯
620戸の公営住宅があります。大村は1,500戸ですね。



視察目的・・・借上げ賃貸住宅事業により、住宅供給を充実させることで、中心市街地の定住者を増加させる。

特色・・・本事業は、平成8年度から中心市街地の空洞化に対応するために行われており、民間の賃貸住宅を市が一括で借り上げ、住宅に困窮する中堅所得者世帯(一般借り上げ)及び高齢者・障がい者・母子世帯に家賃の一部(一般借り上げ2割、高齢者等3割)を助成して貸し出しを行っている。所得基準の面では、低所得でも入居可能な高齢者や障がい者に、さらに配慮された住宅施策になっている。

課題・・・建物が老朽化する中、再契約に伴う家賃設定や空き室対策の問題が出てきている為、これらの問題に対しての改善や効率性の検討が必要になっている。


この事業は私が主張してきた
「公営住宅の建設を中止、既存の民間ストック住宅を借り上げて公営住宅とし民間力を活用する」
という政策とは少々毛色が異なります。


事業の目的は二つ。
中心市街地の定住化による活性化、公営住宅の入居条件にもれる中堅所得層の市民に対する住宅のフォロー。
 

この施策が始まったのは平成7年。まずは渋川市借上げ賃貸住宅条例を定めました。
そして民間からの建設の申し込みを受け付け開始。

既存の民間ストック住宅を借り上げて公営住宅とし活用する政策ではなく、まずは10年間借り上げるから、という約束で民間にアパートを建築してもらいます。
いわば市は初期投資なしに公営住宅を手に入れることができる、という訳ですね。

ただし、既存の公営住宅と収入制限が事なり、若干高めの中堅所得者層を対象としています。

公営住宅そのものを作る、という事ではなく、収入が若干高めで公営住宅に入れない層をフォローしている事業という事。市内に49戸が整備されています。

入居者募集、入退去手続き、家賃徴収も市が行います。滞納は1件。

中間層をフォローする政策ならば、民間業者とバッティングするのでは?と尋ねたところ当初はその様な声も出ていたが今は無い、とのこと。

当初の借り上げ期間は10年以内としていましたが、オーナーからの要望もあり、2回目の更新で5年、3回目5年、最長20年までの契約をするそう。

年齢や家庭の状況により通常家賃の2割、3割を公費より助成しています。
20年を超えると家賃補助はなくなりますが、オーナーは市からの助成分を値引きして、市民が支払う家賃は同額とし、引き続き居住してもらう、という方向だそうです。

空室になると家賃の50%を行政が支払います。オーナーは勿論、市にとっても負担になります。

オーナーが駐車場や共益費をサービスしたりする工夫もしているとのこと。
大村のように指定管理者制度はありません。

22年度では3300万が市からオーナーへ支払われ、2100万が入居者からの家賃収入。
実質の歳出は1100万ですが、この2分の1が国の社会整備補助金が入るそうです。
49戸の市営住宅の初期投資なしで年間維持費が600万という事ですね。
年間の公営住宅に係る経費が1戸約12万という事です。

最大のメリットは、

・初期投資なしで公営住宅が整備できる。

デメリットは

・契約の打ち切りの判断が難しい
・空室がでたり、入居して年数が経つと高齢者の家賃となり市の負担が増える

という説明でした。

中心市街地の定住化についてはこの政策の効果が上がっているとは言い難く、空洞化が進んでいるとのこと。

郊外型の店舗が増えて周辺の利便性が上がり、相対的に駅前周辺の生活環境は低下。
そして益々ドーナツ化が進む、という悪循環から抜け出せていないようです。
借り上げ住宅の老朽化、という事もあるようですが、家賃助成がされて安い賃料であるにも関わらず、11戸の空室が出ています。
対象地域は18町内と場所を限定していますが、実質6地域となっています。
そして、すでに新規建設の募集が打ち切られているという事でした。

この事業については、私の主張とは前提条件が異なります。

そもそも低所得者層が対象ではないし、公営住宅供給整備を減らしていくという趣旨ではありません。
中心市街地の活性化という目的とも合致しない。

ただ社会の経済状況によっても住宅困窮者の数は上下する筈です。

現在は生活保護世帯が増加の一途。大村市の公営住宅入居はかなりの高倍率です。
ただこれが景気が良くなればそれも少なくなるでしょう。

というか、そうしなければいけないんですが。

そう考えれば、住宅供給数のコントロールについては柔軟性を重視したほうが無駄が無いのでは。

更新や不足に対応し自前で整備して70年の建物(本町アパートの耐用年数)を抱えるよりも、民間ストックを活用し必要な時は供給数を拡大し、不要な時は絞って行く。

そんな柔軟な契約等に合わせてくれるかどうかは未知数ですが、民間オーナーも空家にしておくよりは良いでしょう。
住宅は人が住まないと痛みますからね。


そう考えれば、初期投資無しで新たな公営住宅を整備できる、という事例のエッセンスは活かすことができると思います。

更に市内に1000以上あると言われる空き家対策として考えれば、十分活用できるかもしれません。


赤城山が雄大でした。登ってみたいぞ。
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東京都武蔵野市・雨水貯留浸透施設設置事業

2012年05月22日 | 視察報告書等

東京都武蔵野市 雨水貯留浸透施設設置事業

人口13.8万人ですが、面先は10.7平方キロメートル。(大村は126k)
人口密度は全国トップクラス。首都圏で住みたい町ランキング1位、吉祥寺なんかが有名ですね。一般会計は572億です。

なんと財政力1.61!相当経済力のある不交付団体ですね(大村は0.62)

武蔵野市は川が無く、下水処理場が無い地域です。
地下水が豊富で200〜250mから揚水、上水道の70%を地下水で賄っています。
残りは東京都水を購入して供給。

昭和30年代からの急激な市街化で雨水が地下に浸透しなくなりました。
当時は50%づつ浸透、流出の計画でしたが、近年浸透は25%、残りは下水に流出しています。

この事業のスタートは平成17年9月4日の大雨による災害がきっかけ。

135ミリ(10分)局地的なゲリラ豪雨にみまわれ下水の処理能力をオーバー、内水型氾濫が発生。床上浸水が多発したそうです。
これが関東大震災以降、初めての天災だったかもということでした。

そして下水道は古くから整備が進んでされていた為、合流式です(大村は分流)
雨水も汚水も一つの管に流れます。下水の処理能力を超えれば市外の河川に放出、不衛生ですね。

武蔵野の雨は武蔵野で処理したい、ともかく雨水の排除を速やかにやらなければならない。
しかし川は無いということで地下に浸透させる、もしくは一時貯めておく、という施策をスタートさせました。

雨水浸透事業、大きく分けると公共施設や道路を活用する事業と、民間活力を活かした事業に大別されます。

大規模な例が学校校庭貯留システム。

校庭を素掘りしてビールケースのようなものを組み合わせて空間を構築。
500t規模の貯留施設を設置します。溜まった雨水は自然浸透させます。再利用はされていません。

先般視察したコンクリート造りの雨水呑流トンネルとは違い、簡易的な印象を受けましたが、プラスチックだからといって劣化したりすることは無いそうです。

校庭なので工事が夏休みしかできない。期間が無いのでコンクリート構造は無理だった。そこで考え出された手法。
ミニチュアのダンジョンみたいですね。費用は1か所5,000万(国の50%補助で残りは起債です)
25mプールを2段がさねするぐらいと言えばイメージできるでしょうか。


民間の活力を活かした事業は、個人宅の敷地内に雨水浸透ますを設置する手法です。

現在市内に25,000戸、1世帯に4個ぐらい。現在住宅の25%カバー
既に集合住宅・マンションには義務づけられており、こちらは70〜80%が設置済み。

それらの根拠条例として雨水利活用条例を24年4月に制定されています。
(千葉県市川市を参考にし、理念をプラス)

民家の住宅建て替え時期に雨水浸透施設の設置を義務付け。
罰則はなしですが建築確認を出す時に排水計画の届け出を義務付けています。
当初は条例ではなく要綱で推進、7割ぐらいは設置して頂いて、それから伸びない、なのでもっと踏み込んだそう。

また建築確認が民間に開放され、市には3割ぐらいしか建築確認があがらず。民間に7割が流れた。なので民間の確認機関にも守らせる為、条例化したとのこと。

一戸あたりの工事費は約30万、8割を市が助成、2割6万が市民負担です。
直接メリットが見えない雨水の浸透工事を6万円手出しして市民が自宅でやるか、といえばなかなか難しい。

そこで考えられたのが市内の管組合の力を借りること。

市内の管組合に工事をしてもらえるように働きかけました。
ここでのポイントですが、企業努力で工事費の値引きにOKをだしたこと。

市民が独自やると手出し6万の工事ですが、業者がその自己負担分を値引きして2割引きでやれば市民には自己負担が発生しません。

業者にとっては2割引きの仕事ですが、公共事業なので取っぱぐれは無いし、まとめて受注・工事をすればスケールメリットが出てきます。

1年目はその仕組みの理解を進ませる段階、2年目からは組合もいわゆる公共工事みたいなものだ、と気付いたよう。

業者が積極的に市民へPRし設置をすすめる、という状況が発生したとのこと。すでに補正を組むような状況だそうです。5年ぐらいのパイロット事業、年間1500個ペースで増えているとのことでした。

民間力を活用しながら水害に強いまちづくり、という公共利益を創出する良い仕組みですね。
担当者の説明も心なしか誇らしげでした。

浸透ます流入前に雨水タンクを取りつける追加工事を行い、雨水をガーデニングなんかに利用する市民もいるとの事です。


memo

・下水道使用料を東京都に11億円払っている。
・大村市は分流式(雨水と汚水は別々に流れます)
・浸透した雨水は浅いところを流れる地下水になる。
・飲料用は市外の山などから浸透した200〜250mの地下水
・雨水をなるべく下水道に入れないようにする
・雨水処理は下水道事業ではなく、一般会計より繰入になる。
・目に見えない事業なので市民の意識も向きにくい。下水道の見える化をしていきたい。
・市内面積の15%が道路。コストは上がるが浸透舗装や道路雨ますを浸透式に


市街化は何処の地域も進んでいますし、雨水大作や地下水の保全を考えれば、色々と活用できそうですね。
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最終同意

2012年05月15日 | 骨髄移植レポート
骨髄ドナーとなる最終同意書にサインしました。

最終の説明には私、コーディネーター、立会人、医師、そして親族が同席。
私が先日受けた説明を私の親族と立会人を交えて再度行い、親族と私が同意書にサイン、押印する、という流れです。

立会人が同席するのは、私や親族にドナーとなることを強要したり、懇願したりする事がなかったか?自らの意思でドナーとなったのか?という事をチェックする為のようです。
説明内容は同じですが親族の同意が必要なので、より丁寧な手順をふんでの説明でした。


ここで私の不安が的中。


同席した親族は母。質問をしまくったのです。

母は医療センターを定年まで勤め上げた看護師。
そして当初から提供には否定的でした。
30万件中4例、それもかなり過去、とはいえ死亡事故があった移植手術。ごく少数の後遺症の事例も報告されています。

人の為とはいえ、自分の息子がそんな手術を受けることをもろ手を上げて賛成するか・・・と考えれば無理もなかったと思います。


医療の現場に居ただけに知識があるから、質問も専門的。
私も知らない専門用語で質問を連発。

「息子さんには何のメリットもない。あるのはリスクだけです」

医師やコーディネーターは、そのリスクについて真摯に丁寧に答えてくれていました。


説明が終わり、母は「私はやっぱり薦めたくない。でも本人の意思、そして妻の了解があるのであれば・・・」としぶしぶサインをしてくれました。


質問を続ける母に少々イライラしてしまいました。
しかし、母親というのはこういうものなのだろう、とも思いました。


骨髄バンクによる移植手術は年間約1,200件。
長崎県内では15件のケースがあります(2011年)
日本造血細胞移植学会

骨髄移植が確定すると患者さんは無菌室で大量の抗がん剤を投与、放射線治療を受けます。血液のガンに侵された白血球をすべて殺してしまう為です。

それはとても体に負担がかかる辛い治療だそうです。

そして移植を受けたとしても必ず治るではありません。

治癒率は50%程度、高いとはいえない数字です。


厳しい治療、治癒率50%の手術。

そんな移植手術を患者が望むのは何故か。

それしか治療方法が無い、という事もあるんだと思います。

しかしその根源には「普通に生きたい」という強い意志があるのだろうと思います。


私はそんな過酷な状況に置かれたことがありません。
私にはそんな強い意志があるのかどうかもわかりません。

ただ、そんな覚悟をした患者さんのお手伝いができるくらいの勇気を持っていたい、と思います。


血液のガン、と言われる白血病の原因は不明とされています。
白血病をはじめ血液難病患者は毎年6,000人が発症。
骨髄バンクの登録者は約40万人。
しかし親族間でドナーが見つからず、2,000人以上が適合するのを待っています。

貴方や、貴方が愛する人が白血病になる可能性はゼロではありません。

※骨髄バンクデータ 2011年7月末現在
移植希望待機患者数2,832人
ドナー登録者数386,927人


私がブロック会長を務めた2008年
N地区会長が九州に広めて回られたあるお子さんの事を思い出しました。



愛してるよ、カズ

小児がんと戦った小さな命と家族の記録。

佐賀ブロック大会でお母様の話を聞きましたっけ。youtubeにも映像があります。
とてもヘビーな内容です。心してご覧ください。


兎も角、これで後戻りは出来なくなりました。


健康にならなきゃな。
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市民と議会の集い・記録メモ

2012年05月12日 | 大村市議会議員の日々
市民と議会のつどいが終了。私は記録を担当しました。
以下メモです。

※オフィシャルな記録ではありませんのでご注意。


5月10日 竹松住民センター

・道路開通のため神社移転、竹松本町第2公民館移転、賛否が別れている、大村家に関する墓所、歴史的な史跡もある

→史跡については担当部局に確認をして適切な対応をする。6月議会で議論したい。

・市営住宅、お風呂のない市営住宅がある。池田住宅。下肢に障害がある方が入居希望。条件が厳しい市営住宅に入れない。見学もさせてくれない。行政の対応に問題があるのでは。

→住宅課に確認をする。行政の態度に問題があるようだ。浴槽の整備については調査をさせる。障がい者手帳を見せていただければ入居優先順位が上がる。

優先順位の助言もしてくれない。希望を断ったら、申し込みペナルティがある。明日が締め切り

→明日までに対応する。

・電動アシスト自転車、住宅リフォームに所得制限はないのか?

→ない。高齢者の外出を促す、という目的もある。リフォーム総工費の10%まで、上限10万円の制限。

・LED防犯灯整備は5カ年というが竹松地区で何箇所進むのか。設備計画が知りたい。

→調査して回答する。

・二年半前に引っ越してきた。ゴミ集積所の整備状態が悪い。回収日には家の前にゴミが置いてある。クリーンボックスを無料にしていただけないか。

→ステーション化をしているところはある。行政としても進めたいが住民の了解が難しい。クリーンボックスの件は議会で取り上げたい。

・学校周辺の道路整備について。富の原小学校の裏の第2通学路、舗装状態が悪く危険度が高い。

→議会で対応する。

・大川田の道路整備について。30年前の都市計画に沿ってやっているという説明だった。乖離があるのではないか。交差点の形が卍型、S型、危険度が高い。在来線との関係が悪い。ただ新しい道路を作れば良いというものではない。

→都市計画道路の乖離はある。大型店舗出店など予想していない。説明も無しに進めているところがあった。行政を質していく。

・副市長の二人制は財政的に考えてどうか?市長から財政が厳しいというはなしばかりが一時あったようだが。議会としてはどうか。

→議会は全会一致。新副市長の企業誘致についての交渉力を期待している。専門分野での事務分掌している。二人制で経費は上がらないように部長職を減員する、という行政からの説明があった。権限移譲で事務量が増えているという側面もある。

・震災の募金についてはどうなったか。説明が少ない。広報が不足している。

→確認しておく。

・新幹線について新駅と外来線との関係はどうなっているのか。乗り換えが増えて不便になる恐れがあるのでは。

→竹松は現状の通りという説明があった。今後も注視していく。

・富の原二丁目、農道が二本走っている。通学路としては危険度が高い。地権者を調べるにしても個人情報として開示されない。長期的な計画がないのでは。竹松町の通学路危険度が高い。川向こう。竹松小学校の裏の線路、道幅が狭い。側溝整備等も要望している。

→問題が多いと思っている。期間もかかると思うが今後も取り上げて行きたい。市道認定が好ましいと思う。

・国保税が高い。何故大村だけ高いのか。納付回数も少ない

→納付回数は12回に増えた。大村市は病院が多く受診率、医師数も他地区より高い。チャレンジデーなどの運動で健康増進を進めたい。

・ガレキ受け入れを進めて欲しい

→最終処分場やクリーンセンターの整備状態を考えると受け入れは難しい。

・副市長の専属スタッフはいるのか

→いない

・メガソーラーはどうなっているのか。雇用は生まれないのか。

→雇用は生まれないと思う。

・水道行政、上下水道の料金が同じというのは理解に苦しむ。雨水活用の政策が必要なのでは。

→雨水活用については京都の先進地を参考にして提案したい。

・防災訓練に関わるが緊急時の燃料確保はどうなっているのか。

→盲点だった。今後取り上げたい。

・町内会長の選挙運動について制限がある。制限を撤廃すべきだ。
・富の原の民生委員の増員をお願いしたい。3名を4名にして欲しい。
・つどいの時間が足りない。

→要望として承る。

議会だよりについて

・議員名があった方が良い。顔が見えない。
・会派で質問調整をして重複しないようにした方が良い。
・変わる前のような構成がよい。

29名(女性6名)の参加

・大村市からの震災寄付金は約3550万 大村市より3000万、議会より100万
・450戸の住宅にお風呂がついていない(入居者整備)
・減員となった理事は福祉保健部理事、新幹線推進対策室理事


5月11日 萱瀬住民センター

・黒木地区に新築される木造住宅の場所は?

→場所は決まっている。黒木小学校の存続対策が種な目的。入居条件については独自の条件が作られる。

・諫早本野には個性的な住宅がある。若い人に人気がある。

→要望をする。

・黒木住宅の入居については地理的なハンデがある。金銭的な部分を含めてフォローが必要。

→まだ入居概要は決まっていない。要望をする。

・黒木は環境が良い。市外からも人が集まるような住宅整備が必要なのではないか?

→松浦などの民泊という好例がある。大村も進める必要があると考える。

・出生率が低い。子育て支援が必要。県内で大村市だけ乳児医療費は委任払いである。遅れている。現物給付にすべき。

→最大の課題だと考える。いざという時病院にかかれない。今後も要望をしていく。

・電動アシスト自転車について。高齢者には危険性が高いのではないか。

→議会でも同様の意見が出た。議会の意見を受けて、安全運転講習会を受講することを条件とした。高齢者の外出支援を目的にしている。
先進地9市の状況を調べたが、事故率は低いというデータがあった。

・高齢化が進んでいる地区の緊急時の退避場所や通報先は定められているのか。周知がされていないのではないか。震災ガレキは全国で考えなければならない問題。現地にボランティアに行ってきたがまだまだ処理が進んでいない。放射性物質を含んだガレキを処理できる処分場整備が必要なのではないか?

→避難場所は学校や住民センターに設定されている。福祉避難所については現在市内介護施設との協定を進めている、と回答を得ている。情報共有が進んでいないのはご指摘のとおり。防災無線事業が策定されたので周知の一助になるのではないか。

・無料の市内巡行バスが必要なのではないか?高齢者は買物が難しい。

→買い物難民という問題もある。民間事業者が来店の為の送迎巡回バスを出している。利用してみては。デマンドタクシーも弾力的な運用ができるとの回答を得ている。コミニティバスについては長らく検討しているが、進んでいない。

・地震が発生しダムが崩壊したらどうなるか想定されているか。

→想定していないと思う。必要だと考える。

・副市長の選任については不要なのではないか。

→新副市長の企業誘致についての交渉力を期待している。雇用創出の必要もある。外向け、内向け、という役割分担を進め、専門分野での事務分掌をしている。権限移譲で事務量が増えているという側面もある。

・久保副市長を残した方が良かった。

→顧問として頑張ってもらう。

・エレベーター工事についてはどうなっているか。

→緊急経済対策として一機2000万、地元発注ができない工事をする必要があるのかどうか。議会としては一度否決した。別館を作った方良いという声もあった。
その後、必要なのかどうか調査をし、別館を作るところもあるし、エレベーター工事になったところもある。

・萱瀬小学校のグランド整備について、水はけの良いものが必要だ。

→教育委員会に要望しておく。

・竹松住民センターにはトイレが二階にある。萱瀬住民センターにも二階に欲しい。

→要望する。

・介護保険料を上げて、利用がなければキャッシュバックしてはどうか。健康へのインセンティブになる。

→国の制度であるから難しいと思うが、面白い提案だと思う。国保でも記念品を贈呈するなど似通ったことをやっていた。

・イノシシが夜でて危険だ。夜歩けない

→萱瀬には耕作放棄地は9万坪、ジャスコ敷地面積と同程度ある。放棄地が減ればイノシシも減るというデータもある。対策を進めなければいけない。

・鳥獣対策の強化が必要。猿が多く危険だ。イノシシが掘り返すので道路崩壊の危険性がある。狩猟、捕獲を強化するべき。

→電気策の資材補助率が23年度までは50%だったが、100%になった。利用を進めては。猟友会の高齢化も問題

・農業委員会→地目の変更を進めている。減反という農業政策の齟齬が原因と考える。五島市は対策として椿の植林をしている。資生堂とタイアップしている。ブロッコリーの栽培で事業を拡大しているケースもあった。農業所得を増やせば参入や後継者が増えるのでは。アライグマや鹿も出没している。県北から移動している。アライグマは民家に住み着くので危険だ。箱罠の推進が必要だ。

・学校の補助員が6名退職したのは何故か

→緊急雇用対策での雇用だった。心の相談員、スクールソーシャルワーカーが全体を見るようになった。1年間やってみて必要性が従来通りあれば市の予算確保を要望したい。

議会だよりについて
・前の方が良かった。議員の質問内容が分かりやすい。
・議会の日程を事前に広報誌やhpで周知して欲しい。
・ケーブルテレビだけでなくインターネットでライブ中継をすべきだ。

18名参加(女性2名)



以上です。地域ごとの課題が浮かび上がってきますね。
若い人はやっぱり少ないです。

ご参加頂きありがとうございました。
次回も宜しくお願いします。
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語ってみゅーか

2012年05月09日 | 大村市議会議員の日々
第9回となりました。市民と議会のつどい「語ってみゅーか」

明日、明後日の二日間で開催されます。
市議会議員が4カ所に分かれて市政の事をお伝えしたり、直接意見交換したり。

私は
10日・竹松住民センター
11日・萱瀬住民センター
を担当します。

開会は全会場19時です。
普段接点のない議員と話したり聞いたりできる良い機会ですよ。
どうぞ皆様ご参加ください。

議員の構成や会場等の詳細は↓ポスターで。



(クリックで拡大)


皆さんの声をお待ちしています。
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政治資金収支報告(平成23年分)

2012年05月08日 | 政治資金収支報告
政治資金収支報告(平成23年分)です。

既に県選管には提出済み。
ただいま1年分の政治活動報告書を作成しているのですが、こちらにアップするのを忘れていました。

収入総額 667,228
・内訳
繰越 17,228
寄付金 150,000
借入金 500,000

支出総額 432,302
・内訳
人件費 12,000
光熱水費 11,760
備品・消耗品費 64,921
事務所費 152,540
組織活動費 72,657
宣伝事業費 95,840
調査研究費 22,584

借入金の総額 3,014,205(と言っても借入先は私なので利息催促ありません。全て自己資金です)


繰り返しになりますが、複数名の方々より浄財を賜りました。
本当にありがとうございます。

付託と信頼が数字にも表れる事に。
その意味を改めて噛みしめています。

心より感謝。


詳細は県選挙管理委員会へ。
インターネットで閲覧できます。
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日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

2012年05月02日 | 本や音楽、講演などなど

日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門
〜もう代案はありません〜

藤沢数希 (著)


月間100万ビューを誇るブログ「金融日記」の著者
ツイッターのフォロワー6万人
外資系投資銀行のトレーダーで言論サイト「アゴラ」のレギュラー執筆陣の一人


私もときどき見てますが面白いです。
くだけた文章で経済的側面から政治経済をシニカルに切り捨てます。
良く知ったアニメや漫画の話も出てきますからたぶん同世代。

象徴的な表現ですが「ホリエモン」や「村上ファンド」側の人間と言っても良いでしょう。一般的に「既得権者層」と言われる方々はときに不愉快になるでしょうね。


日本のムラ社会的意識やメディア&政治リテラシーの低さが「金融」という架け橋によってグローバル化した世界に取り残されていく様に警鐘を鳴らしています。

「勉強してる俺には関係ないし、みんな勝手に貧乏になっちゃえば」的な上から目線スタンスがムカつきますが、これもネタにしてるんでしょうね。
その殆どの考え方がミルトン・フリードマン「資本主義と自由」に代表されるリバタリアズムかと。

私もおおむね賛成できる考えですが、それではこの国は動かない、という事も知っているつもりです。

本の中身はと言うと、グローバル経済と経済学の基礎知識についてかなり噛み砕いて書いてありますので入門書としてはなかなかだと思います。


2点ほどピックアップ。

公共工事等(クラウディング・アウトに繋がるもの)の財政政策がなぜ効かないのか?
「失われた20年」と言われる低成長、借金ばかりが積み上がっているという現実という結果論から考えれば政府財政支出は間違いだらけ、という話は明快ですが、その原因をケインズ批判を中心に解説されているところがとても分かり易かった。


あと資本主義社会で大成功した人たちや莫大な財産を相続した資産家たちが、とうして時に社会主義者になるのか?というくだり。
既得権者たちが巧妙に市場経済競争に敗れた者たちのルサンチマンに忍び込み、自らの権益を守るためにけしかける。そして弱者達は本当の敵を、本当に守らなければいけないものを見失う。

この観点には得心しましたが、それを恣意的なのかどうかが私には分からない。
無意識な愚かさであって欲しい、というのは甘すぎるでしょうか。

代案としてあげられている処方箋はフリードマン的なものが多く、語りつくされた感もありますから割愛。でも「道州制にして日本にシンガポールをたくさんつくる」ってのは面白いかもです。


巻末にはブログや本から感じとれる著者の印象とは正反対の印象。
この本の執筆中に東日本大震災が発災。印税の一部を復興支援に回す、という言葉で締めくくられています。


経済は感情で動くし、論理的、効率的な考えで人が動く事はまれです。
特に政治もそうなので始末が悪い。

しかしグローバリゼーションを注視し、経済学を勉強しておけば、自ずと行動や考え方に落とし込む事ができます。

グローバル化を否定するような声も小さくはありませんが、あなたの服や使っているPCが何処で生産されているかを考えればグローバル化は止まらない、という事は明白です。消費者は合理的に動きますしね。


そんな勉強をしてみよう、と思う方にはお勧めの一冊です。
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仙北市・テンミリオン計画等

2012年04月25日 | 視察報告書等

20日は仙北市へ。テンミリオン計画(観光客一千万人)プロジェクト、定住対策政策について学んできました。
その後は21名の市議団で濱田謹吾少年像建立25周年記念式典へ出席。

仙北市、というか角館、と言ったほうが馴染み深いかもしれません。
大村市と姉妹都市であった角館町、水深日本一の田沢湖がある田沢湖町、西木村が平成17年9月に合併してできた市です。
合併後も角館との関係を引き継ぎ姉妹都市となっています。

人口3万人弱、財政力は0.28(0.62)、実質公債費比率20.4%(10.5%)、自主財源比率21%(50.2%)
( )は大村の数値です。かなり厳しい状況ですね。

新市名「仙北市」はまだ認知度が低いようで、観光協会名も市名は冠さず「田沢湖・角館観光連盟」としています。
現実的な方策かも。

さて何故角館が姉妹都市なのか?そのきっかけとなった濱田少年とは?

時は1868年、戊辰戦争に遡ります。結構知らない方も多いようですが角館に行って「大村から来ました」というと歓待を受けますよ。

「双葉より手くれ水くれ待つ花は君が為にぞ咲けやこの時」

角館には大村人として誇らしく思える歴史が息づいています。


さて行政視察報告、まずはテンミリオン計画プロジェクト。

仙北は観光のまち、武家屋敷や桜並木の角館、水深日本一田沢湖、田園と森林、農業の西木村、が主な観光コンテンツ。
平成21年の門脇市長マニフェストに観光の質の向上を謳い、一千万人にしようというプロジェクト。
(ちなみに大村は現在100万人)

数値的には平成15年658万がピークで減少傾向、昨年は震災で384万、一昨年22年は546万とまだまだ道半ば。
マニフェストの転換も必要なのかもしれない、という話でした。

以下メモ

・二町一村の観光施策を一体的に
・台湾韓国の観光客も震災で途切れた。これまで乳頭温泉を目的に来ていた。有能なエージェントがいるようだ
・羽田、新幹線経由。秋田空港に韓国便がある。
・国内は頭打ち。
・玉川温泉、岩盤浴で雪崩が起きた
・震災の影響はなくなって来たように感じる。
・客室数、角館は200程度、日帰りが多い、田沢湖付近で3000程
・桜での花見観光150万、経済効果は調査はしているが正確な金額は出てこない。
・田沢湖など自然観光が強かったが、近年は施設、イベント系にシフトしている。
・自然歴史をしっかり保全、最後は本物に戻るのでは、と期待している。
・近年クニマスの発見で話題に、今後に繋げたい。


ひとつ気になったのはスポーツ観光。

確実にリピーターがある、と語気も強めでした。
秋田県が担当部署を作ったそうで、連携していきたいとのこと。
その代表格が田沢湖マラソン、その数5,000。
毎年全国からの参加があるようで、リピート率の高さを肌で感じる、という事でした。
100キロマラソン、なんてのもやっているようです。

県内でもトライアスロンや、サイクルフェスタ等、ランニングイベント等、様々なイベントが見られます。
健康にも良いですし、施設を必要としないイベントもあります。

大村でも何かやれないかな。ロサモタ杯を拡大してフルマラソンにする、躍動的な姿が印象的なご当地キャラ、おむらんちゃんを使ってゆるキャラが競争する「おむRUNカップ」とかどうでしょう(笑)


次は定住対策プロジェクト

地方の共通の課題、人口減少。そこになんとか歯止めをかける為の対策です。

市内にある400弱の空き家を活用しようということで「空き家バンク」を設置。
固定資産税の納付書とともに登録を呼びかけました。24年4月現在で12件です。
空き家利用希望34名あるそうで、契約仲介等にはタッチしない、相談助言までをやるとのこと。

気になるのが不動産業者とのすみ分けですが、業者はすぐに入居できる物件のみしか扱いません。市に登録されるのは未整備の状態の家屋。

なので色々とトラブルもあるようです。市は条件や契約については介入しない、としているそうですが、行政の紹介ということでクレームが入ることもあるとか。
借りている住宅の敷地を大家が頻繁に出入りしてプライバシーが守られない等、ローカルならでは、といった所でしょうか。なかなか難しそうですね。


・定住促進奨励金

市外からの定住者呼び込み為に、5年以上の定住が条件で新築やリフォームに3年間固定資産税相当額を交付しています。
これまでに18件交付実績、減免ではなくて交付ということで宣伝効果も考えているようです。

・スローライフモニターツアー
農作業や工芸体験、トレッキング等を体験してもらい参加は3年間で57人、ツアーで定住につながったのは2名という事でした。

・ふるさとサポーター制度(予算ゼロ)

仙北のPRに個人レベルで協力してもらう。
モニターツアーの参加者や、首都圏ふるさと会の方々に桜の時期に観光ポスター郵送、行きつけの居酒屋等、生活圏内に貼っていただく。

口コミPRですが、結構効果がありそうですね。物産展のお手伝いもお願いしたりするそうです。
全国各地を歩かれている方もおり、他の観光地の情報源にもなるとのこと。


しかしどの施策も目覚ましい成果がある、とまでは言えないようです。

そもそも国内人口ピークは2007年、それから減少に転じていますからかなり解決は難しい課題だと言えるでしょう。

その後は式典や祝賀会に参列して歓待を受ける。
大村の志士達が守った角館、名物の桜はまだ咲いていませんでした。
あと10日ほど、という話。

つぼみが膨らんだ桜並木や武家屋敷の桜は壮観でしょうね。
次は桜の季節に訪れたいものです。
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震災ガレキ受入れ、その他

2012年04月23日 | 大村市議会議員の日々
全員協議会が開催、新たな市政70周年記念事業が発表されました。

まずはドリーム・ベースボールが開催。日本プロ野球OBクラブ、元プロ野球選手との親善試合や野球教室が開催、8月11、12日予定。金田正一選手など13名が来訪です。
そして囲碁の7大タイトルの一つ、天元戦が開催されます。井山裕太天元が来訪されます。11月28、29日予定です。

ただ色々と日程がかぶりそう。市民ミュージカル「光る海」ともかぶっているという指摘もありました。調整が必要です。

予算は併せて360万円程度、入場料は無料です。

行政視察の報告がありました。
総務、厚生、経済文教、建設環境、広報委員会、会派それぞれからの報告。
人事評価制度を賞与に反映させている所や、議会のネット配信、ICT化を進めている先進地自治体の報告に関心を持ちました。


さて、災害廃棄物の勉強会、震災ガレキ受け入れの件です。

市の現状として受け入れはかなり難しいようです。

・現在の施設では焼却量に余裕がありません。というのも現在、焼却炉の設備更新を行っているからです。これは26年度まで続きます。

・仮に炉の補修をストップさせても、ガレキの焼却熱量の関係から単独では焼却ができず市内のごみと混ぜて燃やす事になりますが、それではセシウム等が除去できる設備がありません。

・市外から持ち込まれたゴミを焼却した後に出る焼却灰を埋め立てる場所がありません。市内の最終処分場は数年後に一杯になります。既に次の埋め立て地はほぼ確定されていますが、そこは「市内ゴミの焼却灰のみ」という条件となります。

他にも色々と説明がありましたが、現状の市内のみで処理するのは不可能、という事です。

これがトラック一杯分の受け入れならどうなのか?
大村市で焼却した灰を市外に持ち込めるとすればどうなのか?

そもそも、処理が進んでいる現時点で受け入れることが合理的なのか?

結果はでていませんが、近々に大村市としての結論を出す、という事でした。

この国難に何かしら協力したい、という市長の思いには全く異論がありません。
ただ、大村市は震災ガレキ受け入れとは別の方法で被災地支援をする事がベターでしょうね。

ちなみに県内で震災ガレキの焼却処理ができる設備を備えているのは長崎市と佐世保市のみ、ということでした。
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由利本庄市・学力向上の取り組み

2012年04月21日 | 視察報告書等

連携会派の合同行政視察へ秋田県に行って来ました。

初日は由利本荘市の「学力向上の取り組みについて」

人口は8万5千人、ちょっと前の大村市ぐらいですが面積は十倍!、一市七町が合併してできた秋田県一の面積をもつ(神奈川県の半分ぐらい)広大な自治体です。選挙の時が大変そうだなあ。

財政状況はお世辞にも良いとは言えません。
実質公債費比率20.3%(大村市は10.5%)財政力0.36、自主財源比率23.5%(大村市は50.2%)。橋下市長の主張のように自主徴税権を持たされて地方交付税を廃止されたら大変なことになるでしょうね。
まあ、なんとかなるのは日本国内でも東京をはじめ数カ所しかないと思うのですが。

農業と先端技術工業を産業基盤とする地域です。TDKの本社が隣町にあり、関連企業が多いとのこと。
また豪雪地帯でもあり豪雨災害、突風被害など自然災害多い地域だそうです。ビニールハウスなどが損傷することが多いなど厳しい自然環境。東北人の粘り強さはこんなところからきているのかもしれません。

さて、由利本荘市をはじめ秋田県は学力テストが全国トップレベルの地域でもあります。その教育行政について勉強して来ました。

まずあげられたのは少子高齢化がもたらした副産物ともいえる少人数学級制度が学力向上に寄与しているのではないかということ。
先生の目が行き届く、と言ったところでしょうか。

二学期制は混在しているようで、やってはみたがメリットが少ない、という理由から三学期制に回帰しているそう。
大きな理由は節目が多いこと=子どもたちの変化、成長をこまめに見れる、というお話でした。

学力の高さのキモは家庭学習の習慣がしっかり根付いている、ということ。
そして、それを学校の先生がしっかりフォローしている。という事です。
一時間以上の家庭学習が70%以上に定着しているそうで、毎日学校でノートを集め、しっかり添削、コメントをいれて返すとか。

それが原因なのでしょうか、県内には学習塾が少なく私学が一つしかないそうです。

その他に学力対策委員会を設置、各種調査の分析や対策の検討を行ったり、任意の研修会の開催などはすべて手弁当、なんと講師もボランティア。

話を聞けば聞く程、献身的といっても良い教育現場。
秋田県の先生は大変そうだなあ、と思いましたが
「そう言われる事もあるが、これは先輩方が培って来たこと。我々にとっては当たり前のことです」
との言葉に静かな誇りを感じました。素晴らしいと思います。

ただあくまでも平均学力が高い、という事でありトップレベルの学力を持つ生徒の割合はそう高くない、ということ。
厚い中間層を形成しているが有名大学の進学数などは多くない、この辺が課題だということでした。

その他にも特色ある教育行政として、県立矢島高校、市立矢島中学校、が連携しています。体育館やグラウンドは共用、設置者は違うが同じ敷地内で生徒たちが学んでいます。ですが、いわゆるエレベーター方式ではありません。中高双方の生徒に良い影響があるとのこと。中学生アカデミーなるものを開催し、高校の先生が中学生を高校で教えているそうです。

デメリットはないのか?と訪ねましたが、特に見当たらないということでした。
中学生の親族が異性交友について心配されていたが高校生に節度が芽生えたとのことです。

図書行政にも力のいれようが伺えます。司書のほかに図書支援員を二校に一人配置、またネットワークが整備されており本を融通しあっています。
しかし支援員の待遇はあんまり良いとは言えないようで、ここにもボランティア精神が光ります。

中学校給食は全完備、調理は単独が殆どです。センター方式では面積が広いため輸送に難点があるそうです。地勢的コストと割り切るしかないみたいですね。

また教員OBを積極的に活用されているようです。
ただその弊害が若手が育たない、という事。ベテランに頼りすぎている場面もあるのでは、という事でした。

学力テストは業者に頼まず市全体で採点。図書館を本を読む場ではなく、調べ学習の場に等々、とにかく教育について多様な取り組みがなされています。

現場は多忙だが、惜しみなく働く教員がいる。意識の高さに支えられていると思う。これは、受け継がれる秋田の教員文化、誰からかやれと言われてやっているものではない。という事でした。天晴れです。

ここはオフレコで、と話された事もありました。
とにかく意気込みが伝わって来ますね。

待遇、給与うんぬんでは無い、ということで、いわば奉仕の精神だのみの感が。
ラスパイレス指数も類似団体平均を下回っている(定員管理ついては上回っていますが)
それをそのまま続けられるのか?という疑問が沸いてくるかもしれません。

しかし、待遇を良くしたからといって教育の質があがる、ということでもないでしょう。
こんな秋田の教育文化、是非とも受け継いでいってほしいものです。


メモ
県内の学力格差があまりない。
中間層が厚い、20年前の日本の姿だとの評価もある。
運動力調査では体格が良いが走力が劣っている
人口に対して生徒数が少ない、33名の小規模学級。


写真は鳥海山。その姿は雄大、うーむ登ってみたいぞ。


翌日は仙北市へ、角館を有する姉妹都市ですね。
長くなりすぎるので次のエントリーで。
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ドナーになりました

2012年04月18日 | 骨髄移植レポート
骨髄バンクのコーディネーターから電話。

移植を待っている患者さんと骨髄が適合している旨は先日連絡があった。
それから最大5名までのドナーでコーディネートが同時進行。

患者さんやドナーの健康状態、提供についての意思等を鑑みながら最終の選定が行われる。その選定結果だろうという事は想像に易い。この電話は最後通牒。うわーとうとう来たか…と電話をとる。


出ると申し訳なさそうな声(に聞こえた)


「選定結果が出ました」


あれれ?
なんでそんなに申し訳ない感じなの?
もしかして俺、ハズレ?
ここまでブログに書いといて外れたじゃあカッコつかないなあ…
でも他のドナーが選定されたって患者さんが救われる事には変わりはないんだから別にいいよね・・・



「ドナーとして選定されました」

「はい・・・よよよ、宜しくお願いします」


それから最終同意の日程や病院の選定などの打ち合わせ。
なんかボーっとして聞いてました(汗)

正直なところ、もう後には引けねえ、というやせ我慢全開です。
ほとんど薬は飲まないし、病院は苦手。
全身麻酔で眠らされて挿管されてバルーン入れられるなんて考えただけでも・・・ビビりまくってますよ。トホホのホ


でも私が健康でいるだけで、

ちょっと入院するだけで、

少しばかりの痛みをこらえるだけで、患者さんが救われる。


現在、年間1,200程の移植手術が行われています。
ドナー登録者が健康でいるだけで、血液難病に生きるチャンスがもたらされている。

そんな素晴らしい事業をやっている骨髄バンク。
立ち上げたのは血液難病の患者さん自身でした。


3分割、合計24分と長めのビデオですが是非ともご覧ください。


骨髄バンクを作った大谷貴子さん−1


骨髄バンクを作った大谷貴子さん−2


骨髄バンクを作った大谷貴子さん−3




俺もグダグダいってられん。


もちっとマシな体にならんばね。

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ちっごのたから

2012年04月15日 | 所属団体・地域活動など

筑後市のマニフェスト進捗状況報告会にファシリテーターとして参画してきました。

2年前の市長選挙、公開討論会でコーディネーターを務めたのがキッカケ。
任期折り返しなので検証をしたい、ということでお声がかかりました。

近しい皆さんには

「地域の問題は地域の方が一番よく知っている。選挙の際はシガラミ無しの他所者が良いが、検証は地域の方が良い」

というお話をしており、頂いたオファーもお断りを続けていました。
それは私以外のコーディネーターを増やす、と同義でもあります。ひいては公開討論会の永続性に繋がり、最大の目的である有権者の政治リテラシー向上につながる、と確信しているからです。


じゃあ何で筑後だけ?と思われるかもしれません。

筑後の公開討論会はJCのご縁が始まりですが、主催は複数団体が参画する協議会。
そして主体はJCではありません。

JC主導であればあそこの直前、そちらのブロック、地区に誰それ、と外部ネットワークや人材は豊富なのですが、このケースは当てはまらない。
渋ったのは事実ですが、検証のお世話はこれが最後、ということでお引き受けすることに。


一度大村まで足を運んでもらいヒアリング。既に資料や進行は緻密に組み立てられており、協議会ブレーンの性格が垣間見えます(笑)

そして当日、午後に筑後入りしてあちらこちらと御案内を頂きました。
2年と短いようですが、少しずつ街の姿が変わっています。
特に昨年の新幹線開業、船小屋温泉の再興事業は興味深いものでした。


写真は一面に広がる梨畑。

梨の花が満開、生産者の方々は受粉作業に大忙し。
本当に素晴らしい景色だった。これは筑後の宝ですね。
天皇賞も受賞したとかで、他にもイチゴ、ブドウ、お茶も一大産地です。

惜しむらくは、イチゴは博多あまおう、お茶は八女茶、と他所の名前が冠されている事。
ブランドの販売力は絶大、という事ですね。

近隣自治体と広域観光プロジェクトを進められており、筑後は「恋の国」なんだそうです。恋とフルーツ、スイーツなどは親和性が高いような気がします。

温泉、新幹線、フルーツ、恋、広大な公園(福岡県一広い公園が整備中)・・・イロイロやれそうだなあ、とワクワクしますね。組み合わせのイノベーションに期待したいところです。

さて本番、検証大会は人が集まらない、というのが定説なのですが、なかなかの客入り。
聞けば会長(筑後JC直前)が人知れず一人キャラバンをやってきた、とのこと。総勢90名ぐらいだったでしょうか。多いほうだと思います。

市長は県職から副市長そして担ぎ出されて一期目。いわゆる政治畑の人ではなく手堅い行政経営、マニフェストの説明も丁寧な印象でした。

なかでも最重要政策の部分については強い思いがあられたようで、作りこまれた資料の説明に時間を掛けられた。なので最後はバタバタと駆け足に。
私の時間配分に反省が残るところです。アンケートも概ね好評のようでしたし2年後の筑後がどう変わっているか楽しみですね。


公開討論会関係で、他の自治体の事を聞いたり調べたりするのはとっても勉強になります。筑後の決算、予算の説明書などは素晴らしいな、と思いました。大村市でも導入できないかな。

反省会では協議会メンバーが減った話も。
どこも同じだよなあ、何とかせんばですねえ・・・


今回筑後を回らせて頂いて、沢山の宝物に出会いました。

しかし、それを生かすも殺すも人次第。
「筑後の宝は筑後人」、ということでしょうね。


今後が楽しみなメンバーもいるようですし、既に2年後のコーディネートの予約が(これは選挙の討論会ね)


筑後の未来が楽しみです。
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一次合格通知

2012年04月13日 | 骨髄移植レポート
骨髄バンクのコーディネーターから電話。
先日の血液検査の結果報告だということは明白。
「うわーとうとう来たか」とドキドキしながら電話を取る。


「検査結果、適合です。骨髄提供のコーディネートを進めても良いですか?」

「はい、どうぞ進めて下さい」と即答し電話を切る。


結構ビビっているのは事実です。
適合しなかったら、ホッとするだろうな・・・なんて思ったのも事実です。


つーか、止められっか!ここで!男だろが!


と、少々情けない自分を再発見した一次試験の合格通知でありました。


ただ、これでドナー決定ではありません。

先日の記事にも書きましたが、最大5名でコーディネートは同時進行しています。
血液検査の合格者が私だけなのか、それとも複数名いるのかは知らされませんが、確率がぐっと上がった事は確かですね。

まな板の上のコイになって二次試験の通知を待ちたいと思います。

矢でも鉄砲でも持って来やがれぃ!って感じですよ。ホントにもう。


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